■ ペンネーム | : | 十二屋月蝕 |
: | twelveth.moon@gmail.com | |
■ URL | : | http://12moon.x.fc2.com/ |
■ 作品数 | : | 59 |
■ 総票数 | : | 1795 |
■ コメント | : | 「この辺りの住人が何を考えて小説を書いてるか、知っているかね?ここの住人は毎日文章を書いては貼り付け、『向こう』に行けるよう祈りを捧げてるって話だ!こちらの世界の祈りが向こうに届けば、偉大なる第四皇女が迎えに来るんだとさ!そしてその日に備え、連中はクロビネガ三つの誓いを立てているんだ。俺も一つ目と二つ目の誓いだけは立てたが、三つ目だけはどうしても拒んだんだ。だって三つ目は…」 男はそこまで言うと表情をこわばらせ、私の背後を見た。彼の視線を追って振り返ろうとした瞬間、彼の口が開いた。 「イ・ヤアアアアアア!?イヤアアアアアア!!!」 頓狂な叫び声とともに、彼は私の胸ぐらをつかんで揺さぶった。 「見られた!アンタ、早くここから離れるんだ!アンタ、クノイチの噂を聞いたことはあるか?連中はそこかしこに居て、俺達を…ああもう時間が無い!離れろ、ここを離れるんだ!さもないと連中が!連中が!」 顔面蒼白となった彼は私の顔を見据え、唇を震わせながら言葉を連ねた。 「ァイーヤ!ァイーヤ!デルエラ・−ツグン!フヌルイ・ムグルナフー・デルエラ・レスカテーイエ・アン=ソロ・ジー!」 男は青ざめた様子でそうまくしたてると、襟を手放して、私のすぐそばを駆け抜けていった。 後に残された私はようやく振り返った。 そこにあったのは倒れ伏す十二屋月蝕だった。彼は死んでいた。 しかしその顔を御覧なさい。 あなたは今、そんな顔をして死ねますか? オワリ |
■ 十二屋月蝕さんの作品一覧 |
アルとマティのWAY 第一話「先に寝てはならぬ」 [ゴースト/エロあり/いろいろと未定/図鑑世界(中世)]
5495view 34vote 読切 [09/12/21 09:13] 感想(1) |
アルとマティのWAY 第二話「いつも人に頼っているからこういうことになるのだ」 仕事管理者に謎の三人組の噂を聞いたアルは遺跡探査に乗り出し、落とし穴の底の枯れたローパーに囚われてしまう。 一方マティはいつも道理に任務をこなすが、自分の歌が下手だということにまだ気がつかないのであった。 めでたからず、めでたからず [ゴーレム/エロあり/いろいろと未定/グダグダ?/図鑑世界(中世)]
3984view 26vote 読切 [09/12/28 10:58] 感想(0) |
アルとマティのWAY 第三話「そういえば、いつ隊商を辞めたことになるんだろう」 十数年前実際に起きたゾンビ発生事件。 その時回収されたゾンビの一体を封じたタンクが、とある町のとある倉庫に間違って運び込まれた。 そしてタンクの封印が破れ、充満していたガスが漏れ出し、倉庫にあった解剖用死体が動き出したのだ。 動き出した死体を何とか切り刻み、焼却炉で灰にする。 しかし死体を焼いて出た煙は、町の上空に広がる雨雲に吸われ、雨と共に降り注いだのだ。 死体が眠る墓地に向けて―― [ゾンビ/エロあり/暴力表現/いろいろと未定/図鑑世界(中世)]
7589view 23vote 読切 [10/01/04 09:47] 感想(0) |
アルとマティの Who Are You 第四話「もう気がついている人はいるとは思うけどあらすじは関係ない」 森によって隔絶されたその村には奇妙な掟があった。 ・森に入ってはいけない。 ・忌まわしい色は土に埋めなければならない。 ・家に置いてある小箱を開けてはならない。 ・森に住む者を招いてはならない。 ある日、森を抜けたて町へ行きたいとある若者が村の年長者達に申し出た。 そしてその日を境に、村の掟が犯され始めたのだ。 『森に住む者』によって―― [魔物娘いろいろ/ギャグ/いろいろと未定/グダグダ?/エロあり?/いろいろ/図鑑世界(中世)]
2993view 23vote 読切 [10/01/12 09:40] 感想(3) |
アルとマティのWAY 第五話「蜘蛛と蜥蜴は這い回る」 いずことも知れぬ洞窟で、蜘蛛は巣を張っていた 洞窟は広く、蜘蛛は小さい。 蜘蛛が洞窟の端に行く間に、生まれた赤子が村一番の老いて死ぬ。 蜘蛛が糸を一本渡す間に、生まれた赤子の曾孫が村一番の年寄りとなる。 それほどの時間をかけながら、蜘蛛は巣を張っていた。 蜘蛛の巣が出来上がるのはいつなのか。 蜘蛛の巣が出来た時何が起こるのか。 それは誰にも、蜘蛛にさえも分からない。 いずことも知れぬ洞窟で蜘蛛は巣を張っていた。 [ジョロウグモ/エロあり/いろいろと未定/グダグダ?/ほのぼの?/いろいろ/図鑑世界(中世)]
6989view 24vote 読切 [10/01/20 19:02] 感想(1) |
アルとマティのWAY 第六話「次は真剣にやります」 考古学のフィールドワークで訪れた村には、奇妙な風習が幾つも残されていた。 その全てが村に古くから伝わる土着信仰に繋がっているが、村人は意味深な笑みを浮かべるばかりで何も教えてくれない。 ただ知ることが出来たのは、『骨神』『土の祭壇』『旧家の四女』『赤い狐』『十五夜お月様』のキーワードだけ。 「もうすぐ来るよ」 山頂の社に囚われた少女は、奇妙な笑みを浮かべながらそう言った。 そして満月が夜空に上ったとき、村人達は手に手に武器を携えて山の頂の社を目指していく。 満月が明々と照らす、山道を辿りながら。 [魔物娘いろいろ/超微エロ/ギャグ/いろいろと未定/グダグダ?/エロあり?/図鑑世界(中世)]
1984view 19vote 読切 [10/02/04 19:26] 感想(5) |
西行紀行『一角獣を見た話』 僕はほんの少しだけ背伸びをしながら、身をかがめた彼女の肩に両腕を回し、眼前の角を口に含んだ。 根元を唇で緩く締め、皮一枚隔てた角の芯の感触を舌で探る。 「あ、あ・・・」 僕の顔の下から、彼女の上ずった声が響く。 口を開き、顔を赤らめながら、潤んだ瞳を細かく震わせる彼女の表情が、見ずとも僕の脳裏に浮かんだ。 皮一枚とはいえ、ちゃんと僕の口中の感触や温もりを感じているのだろう。 そして、自身の正常な魔力を蓄積している場所を舐られるという体験が、彼女に倒錯的で背徳的な興奮をもたらしているのだ。 僕はそんな彼女の興奮を煽ってやるべく、唇を締め舌を口中の角に絡み付けた。 「あひゃいっ!?」 腕の中で彼女の体がびくんと跳ね、僅かな間をおいてじょろろ、と水音があたりに響いた。 どうやら軽く絶頂に達し、思わず失禁してしまったらしい。 「あ、あ・・・あぁ・・・」 迸る小水の音に、彼女は呆けた声をただ漏らしながら、僕の腕の中で小さく震えていた。 僕は口中の角を軽く舌で撫でると、唇を窄めながら顔を引いて、軽く扱いてやった。 やがて角の先端が、僕の唇から糸を引きながら離れた。 「・・・どうしたの?」 「おもらし・・・しちゃった・・・」 顔を紅潮させながらも呆然とする彼女に尋ねると、彼女は震えながら答えた。 「分かった。綺麗にしてあげる」 そう言って、僕は彼女の後ろに回りこみ、軽く身をかがめた。 そして、眼前の尿の残滓とそれ以外のもので濡れている彼女の秘書に顔を寄せ、舌を這わせた。 「やっ・・・あぁ・・・!」 敏感な箇所を這い回る舌の感触に、彼女は声を上げながらへなへなと前足を崩し、体を支えようと木の幹にしがみついた。 いい反応だ。この調子なら日の出までには・・・ 僕は彼女の秘所に舌を這わせながら、内心笑みを浮かべた。 [ユニコーン/エロなし/いろいろと未定/ネタ/図鑑世界(中世)]
4877view 27vote 読切 [10/02/13 21:10] 感想(5) |
アルとマティのWAY 第七話「エルンデルストの表と裏」 【完結】 『豆腐の味わい三十選』の前日譚、『東狂キルドーザーズ』がついに映画化! メガホンを取るのは、『生きる』のリメイク『ブランコを漕ぐ死人』で知られるジョン・A・ドイッツィン。 『豆腐の味わい三十選』で登場した殺人鬼ガン球スプーンが、殺人鬼になるまでを描くバイオレンスアクション。 西の犯罪都市、博田を舞台に犯罪組織『東狂キルドーザーズ』が牙をむく。 銃弾と刃物と血と爆発。最上級の最低X級バイオレンスが炸裂! 博田を舞台に、切る、斬る、KILL! 乞うご期待! [魔物娘いろいろ/エロあり/エロなし/ギャグ/ダーク/グダグダ?/図鑑世界(中世)]
2470view 20vote 連載 [10/02/20 08:36] 感想(1) |
アルとマティのWAY 第八話「顔面打撲により全治一週間」 あらすじで遊ぶな。 そのコメントに意外とダメージを受けていた十二屋は、真面目にあらすじを書こうと決心する。 しかし彼の前に立ちはだかるのは、どこまであらすじに書くかという程度の問題と、もう少し遊ぼうぜという受け狙いの心であった。 果たして十二屋は正しいあらすじを書くことが出来るのだろうか。 自称小説屋のひたすら微妙コメディここに推参! [サイクロプス/エロあり/ラブコメ?/グダグダ?/いろいろ/図鑑世界(中世)]
4176view 21vote 読切 [10/03/03 18:30] 感想(1) |
エルンデルストの住人ども 子供は山にむやみやたらに入ってはいけない、と大人達は言う。 魔物がすんでいて危ないからだそうだ。 だけど、大人たちは時々山に入っていくし、最近エルンデルストにやって来たお兄さんも毎日山に入っている。 きっと山に魔物が住んでいるというのは、僕たちのような子供を山に入れない言い訳なんだと思う。 だけど僕たちは、時々度胸試しだといって山に入っていた。 いつもは村が見える辺りで引き返すんだけれど、今日は森のかなり奥まで入り込んだ。 そして、気が付いたときには皆とはぐれてしまっていた。 [魔物娘いろいろ/エロあり/エロなし/ギャグ/いろいろと未定/いろいろ/図鑑世界(中世)]
5648view 29vote 連載 [10/04/22 12:23] 感想(3) |
『狩猟者の一族と一ツ目巨人の頭骨』 魔王の交代により魔物が姿を変え、人と魔物の戦い方は様変わりした。 とは言うものの、人間同士の争いに大きな変化はなかった。 今日も辺境の国同士がぶつかり合いで、一方がもう一方の都市を攻め落とした。 そして俺は攻め落とされた都市の端っこで、お供を引き連れて見回りをしていた。 俺の側にいるのはサイクロプスだ。 だが、魔王の交代により姿を変えた、可愛らしいサイクロプスではない。 見上げるほどの巨躯を備えた、魔王の交代以前の旧種のサイクロプスだ。 その首には金属製の首輪が巻きついており、首輪に繋がれた鎖が俺の手に伸びている。 詳しい理屈は知らないが、コイツは何でも古いサイクロプスの骨から再生した、一種のゾンビらしい。 そしてその技術により生まれた無数の旧種オークや旧種サイクロプスが、わが国は快進撃をもたらしている、というわけだ。 だが、いくら賞賛されたところで、コイツの口から漂う胸の悪くなるような臭いが消えるわけではない。 俺は臭いを堪えながら、お供を引きつれつつ廃墟の間を歩いていた。 「ぅが・・・」 不意に、旧種サイクロプスが喉が潰れたような低い声を漏らし、足を止めた。 「どうした?」 「が ぅが」 旧種サイクロプスは白い濁りがかかった目玉で廃墟の一つを見据えながら、声を上げた。 どうやら壁にあいた穴の向こうに、何かいるらしい。 俺は旧種サイクロプスを引きつれて穴に歩み寄り、中を覗いてみた。 「ひっ・・・」 闇の中にうずくまる人影が目に入ると同時に、小さな声が俺の耳に届く。 どうやら生き残りのようだが、ここは今日攻め落とされた都市だ。別に生き残りなど珍しくもない。 だが問題なのは、俺に向けられる恐怖の宿った瞳が、一つしかないということだった。 「お前・・・サイクロプスか・・・」 建物に開いた穴から差し込む月光の中、青みがかった肌に包まれた単眼の少女が、俺から少しでも距離を取ろうとするかのように後ずさり、壁に背中を押し付けていた。 「なんでこんなところに・・・」 サイクロプスの住処は山のはず、と自問するが、すぐに俺は答えに行き着いた。 この都市には、兵士達のための武器を打っていた大きな鍛冶場があった。 恐らくコイツは、武器を打つために山奥から連れ出されたのだろう。 そしてこの辺りが戦火に包まれた際、足を怪我して逃げ遅れた、といったところだろう。 最近は国同士の取り決めのせいで、戦場で軍関係者以外に手を出すと罰せられる。 だが、敵国軍の鍛冶場で働いていた彼女なら、問題は無いだろう。 「へへへ、丁度いい・・・おい、捕まえろ」 俺は下卑た笑みを浮かべると、お供の旧種サイクロプスに短く命じた。 ヤツは難なく廃墟の壁を引き裂くと、サイクロプスの少女に腕を伸ばした。 「ひ・・・!」 恐怖のためか、彼女は身を縮こまらせ、ろくな抵抗もせず捕らえられた。 「よしよし、いいコだ・・・」 声も上げないサイクロプスの少女に、俺は笑みを浮かべた。 繰り返しになるが、戦場といえども軍関係者以外に手を出すと、後々罰せられる。 その代わり、基地には常に兵士達の世話係の女が居て、俺たちの相手をしてくれるのだ。 ただ、ろくにその恩恵を受けられない連中も居る。 新入りの兵士だとか、捕虜だとか、俺のお供のような旧種の魔物がそうだ。 旧種の魔物もゾンビのようなものとは言え、いっちょ前に性欲があるのだ。 一応旧種の魔物にも世話係の女は宛がわれているが、ごく少ない人数しか居ない。 そのため彼女らの多くは過労か、全身を使っての世話中に死んでしまうことが多い。 軍関係者の、魔物の女ならばコイツらの世話係に丁度いいだろう。 「よーし、一旦戻るぞ」 俺は鎖を引き、旧種サイクロプスと共に道を戻ろうとした。 だがヤツは俺の命令に従わず、その場に立ち尽くしたままだった。 その理由は、振り返ると同時に分かった。 ヤツが腰に巻きつけた布の下から、それはそれは立派なものがそそり立っていたからだ。 そういえば思い返してみればコイツの世話係の女は、数日前に別の旧種サイクロプスに無理矢理ぶち込まれて死んだんだったな。 「戻るまで我慢できないか?」 「ぅが」 溜まっているところに同族のメスが現れたのだ。我慢できるわけがない。 俺は駄目もとでの問いへの返答に苦笑いを浮かべると、短く命じた。 「分かった分かった・・・いいぞ」 旧種サイクロプスは、手の中のサイクロプスの少女を両脚を広げるように握りなおした。 彼女も手足を縮こまらせてはいたが、旧種の力には叶わなかったようだ。 「ひ・・・!や、やだ・・・やだ・・・!」 彼女がヤツの屹立を目にするや否や、声を上げて暴れ始める。 太さも長さも俺の太腿ほどはあろうかという逸物だの上、張り出したカリ首の下には黄緑がかったカスが大量にこびりついているのだ。無理もない。 「やぁ!やだぁ!!」 必死に逃れようとする彼女をものともせず、旧種サイクロプスは亀頭の先端を彼女の両足の付け根に当てた。 そこでヤツは動きを止めると、許可を求めるように俺に濁った目玉を向けてきた。 人間の世話係が、ヤツのそれにほぼ抱きつくようにしながら扱いていたのを見たことがある。 だが、彼女にそんな技術があるとは思えず、ヤツも彼女で扱くぐらいで満足するとは思えない。 まあ、サイクロプス同士だし問題は無いだろう。 そう判断すると、俺はヤツに許可を出した。 「よし」 サイクロプスの少女の身体が、一気に下がった。 [サイクロプス/エロなし/ネタ/図鑑世界(中世)]
4909view 20vote 読切 [10/04/07 18:36] 感想(5) |
旧種魔物使いのとある夜 王都で象に踏まれて怪我をした。 友人が執り行った、骨格からの生物復元術の実験に巻き込まれたせいだ。 もう骨はつながり、象に踏まれた怪我のほとんども快復しているのだが、長らくベッドで寝ていたせいで足が上手く動かないのだ。 それで、歩行訓練を毎日繰り返し、前の通りに歩けるようになるまで退院できないという訳である。 まあ、退院までの治療費を国が補償してくれたのが、唯一の救いだろうか。 しかし、それにしても暇だ。 「はぁ・・・」 病室で、見慣れた天井を見上げながら僕は溜息をついた。 と、そのとき、病室のドアがガチャリと音を立てた。 「先生?」 「ああ、やっと来てくれたか」 ドアの隙間から顔を覗かせた二十歳前後ほどの褐色の肌の女性を、僕は迎えた。 「この間持ってきてくれた分が昨日で終わってね・・・歩行訓練以外やることがなくて暇で暇で・・・」 「折角の休みなんですから、暇を満喫できていいじゃないですか、先生」 昨日からの暇さ加減を訴える僕に、いささか困ったような顔をしながらも彼女は笑みを浮かべ、ベッドの傍らに歩み寄った。 「それでは、今回の分の『西行紀行』の写しです」 「ありがとう」 彼女がカバンから取り出した紙束を、僕は笑顔で受け取った。 彼女がこうして持ってきてくれる『西行紀行』の未解読部分の写しが、入院中の唯一の娯楽なのだ。 「じゃ、こっちが解読した分ね」 「はい、保管しておきます」 変わりに差し出したノートを受け取ると、彼女はカバンに仕舞いこんだ。 「それで先生、今回解読した分に何か面白い記事がありましたか?」 「ん?ああ、あったよ『歩き回るニンゲンタケ』に『氷上の飛べぬ鳥』に『魚人の村での一夜』とか。退院したら、ぜひ行ってみたいね」 「それは楽しみですね・・・ところで先生」 僕の返答に応じたで、彼女がふと表情を陰らせた。 「何か思い出せました?」 「・・・いいや、特に何も」 軽く頭を振って、僕は答えた。 象に踏まれたせいか、僕は踏まれるまでの一ヶ月の間の記憶を失ってしまったのだ。 おまけに、その期間の日誌や覚え書きも紛失したせいで、手がかりはほとんどないに等しい。 それでも、魔物の骨を手に入れる依頼を受けたことは思い出せたし、少しずつ記憶は戻ってきているのだ。 依頼を受けた直後から雇ったという、助手の彼女のおかげである。 「早く記憶が全部戻るといいですね」 「ああ、それもそうだけど・・・ヒントとか、何か・・・」 「駄目ですよ、先生。そんなことしてたらウソの記憶を吹き込まれてしまいますよ」 失った記憶を取り戻すため、ヒントを求める僕を彼女は軽くたしなめた。 「では、今日はもう帰ります」 その後、雑談をある程度楽しんだところで、彼女は椅子から立ち上がった。 「ああ、本当にいつもありがとう」 「いえ、助手として当たり前の仕事ですから」 僕の言葉に謙遜で返すと、彼女は病室のドアノブに手をかけた。 「それではまた今度。さようなら先生」 「さようならユーシカ」 そう挨拶を交わすと、彼女は病室から出て行った。 [魔物娘いろいろ/エロあり/ダーク/図鑑世界(中世)]
6867view 21vote 読切 [10/04/28 14:02] 感想(1) |
とある小さな料理店 皆様おはこんにちばんわ。十二屋でございます。 突然ですが、しばらく新作のアップを止めます。 リアルの多忙化と、執筆に専念するためです。 七月ごろには復帰できると思いますので、どうかお待ちください。 あと、これだけではちょっとアレなので、料理店も用意しておきました。 ご注文は感想欄からどうぞ。 もしかしたら作品にするかもしれません。 [魔物娘いろいろ/エロあり/ほのぼの/百合/超微エロ/甘口/いろいろ/その他]
5466view 15vote 読切 [10/05/06 12:00] 感想(8) |
大陸東部風料理店のスープと揚げ物とフルーツポンチ 「アハハハハ!元とはいえ王都の宮廷料理人も、こんなもんか!」 鍋に頭を突っ込み、満たされたスープを啜る男を見降ろしながら、彼女は笑った。 男も女も調理師の着る白衣を身につけており、二人がいる場所もかなり広い調理場であった。 調理台の上に並ぶ肉や野菜の切れ端や、かまどの上に置かれた鍋から、二人が料理を作っていたことはうかがえる。 だが、男が顔を突っ込んでいるのは、つい先ほどまで女がかき混ぜていた鍋で、男の鍋には本人さえも触れていなかった。 「あぁ〜〜〜美味い、美味いよぉ〜…ただの肉と野菜を適当に煮込んでいただけだったのに、何でこんなに美味いんだよ〜」 男は鍋のスープをすすりながら、時折声を漏らしていた。 だが、女は男の問いに答えることもなく、ただ笑っているだけだった。 「さて!気もすんだし、そろそろ帰らせてもらうよ!」 一通り男の醜態を眺めながら笑ったところで、女はくるりと向きを変え、厨房の出入り口へ向かっていった。 「あぁ、ま、ま、うまぁい…!」 待て、と呼びとめるより先に唇がスープに沈み、男は思い通りの言葉が出せなかった。 鍋の縁に手を掛け、必死にスープの吸引力に抵抗しようとするが、男は心中ではもう自分がスープから逃れられないことを悟っていた。 このスープがなくなるまで、鍋から離れることはできず、スープがなくなれば子の味を再現するのに残りの生涯を賭けるであろうことを、彼は悟っていた。 「じゃあな、元宮廷料理人!達者でな!」 調理場の出口で彼女はそう言う。 そしてそのまま、髪の間から折れ曲がった耳を晒すふくよかな体形の魔物の料理人は、外へ出て行った。 [魔物娘いろいろ/微エロ/いろいろ/不明]
3608view 22vote 読切 [10/09/08 17:29] 感想(8) |
染み入る粘体 【完結】 人間可愛い 人間の何が可愛いってほんのちょっと撫でまわしてあげるだけでいろいろ漏らすところが可愛い。 私で包んで、私を挿しこんで、体の表から裏から撫でてもんであげるだけで、体震わせながらアンアン鳴くところが可愛い。 それでどんどん搾り出してやって、口に私を突っ込むと素直に飲み込んでくれるの。 私から切り離されても私は私なのに、出された分だけ体に取り込もうとするの。 表向き怖がってたのに、こんなに私を欲しがってくれるところが可愛い。 食べたくなっちゃうぐらい可愛いけど、食べない。 食べるといなくなるから。 人間可愛い。 [スライム/エロあり/百合/寄生/図鑑世界(中世)]
24217view 44vote 読切 [10/09/14 17:31] 感想(4) |
小さき者のささやかなる願い 「ひまだな」 「ひまだね」 「ヨーガンとアルベルトが出かけているからな」 「本編で出番がない僕達はここで何かしないといけないらしいけれど」 「何も思いつかねえよな」 「うん」 「ならアレでもやるか?」 「アレって?」 「あらすじ名物、『途中でぶち切れるエロ小説』」 「今回本編中にもエロ要素あるらしいからいらないって」 「畜生」 「だったら、僕達による『あらすじ超短編 エルンデルスト料理列伝』とか」 「料理小説は『オークの料理人』でやる、だってよ」 「なんてこった」 「ちなみに、『魔物娘サイコシリアルキラー小説』もネタを揃えてるらしいな」 「『浄罪士のお仕事』も書くつもりなんでしょ?書けるの?」 「知らん。でもこうやって書いて置けば、書かざるを得なくなるから丁度いいらしいぜ」 「後で自分の首絞めることになるのに、良くやるよね」 「実は馬鹿なんじゃねえの?」 「ま、とにかく今回はこれで行数も稼げたし、そろそろあらすじも終わりにしようか」 「そうだな」 「というわけで、ズイチューと」 「ソクセンの」 「「『あらすじ超短編 次はこんなの書こうとしてます』でした」」 オワリ [ヒ・ミ・ツ/エロあり/バトル/魔物化/憑依/ホラー/ややシリアス/いろいろ/図鑑世界(中世)]
5136view 17vote 読切 [10/10/06 15:31] 感想(5) |
『クロビネガの娘たち』 【完結】 お客さん帰ったわね」 「やっぱり刺激が強すぎるのよ」 「・・・・・・・・・・・・」 「でも、ボクたち見て回れ右って言うのは繊細すぎると思うよ?」 「・・・・・・・・・・・・ふーっ、ふーっ・・・・・・・・・・・・」 「このままだと転職するしかないわねー」 「アンタは他に行ける所があるからいいじゃない。あたしらみたいなマニア向けはどうすればいいのよ」 「・・・・・・・・・・・・」 「少なくともボクよりはましだと思うよ」 「・・・・・・・・・・・・ふーっ、ふーっ・・・・・・・・・・・・」 [魔物娘いろいろ/微エロ/ダーク/図鑑世界(中世)]
11998view 13vote 読切 [10/10/07 12:21] 感想(34) |
西行紀行『密林に潜む小さき首を持つ狩猟者の一族』 どんが どんが どんが どんが 力強く、リズミカルに太鼓が辺りで鳴っている。 腹の奥に響き、頭の中を揺さぶる太鼓の音は、俺たちの本能を呼び起こす音だ。 戦いのときに鳴らせば、力が沸き起こり、痛みが和らぎ、恐怖が薄れる。 そして、祭りのときに鳴らせば、疲れが引き、思考が鈍り、己に正直になる。 そう、今の俺の様にだ。 「んぁ、あぁ…!」 腰を突きだすと、俺の下で地面に仰向けに横たわった女が、甘い声をあげた。 褐色の肌に銀色の髪の、傷と入れ墨を身体に刻んだアマゾネスの女だ。 数年前、俺が護衛として付き添っていた商隊を襲撃し、俺を含む男数人を連れ去った集団の一人である。 あの日から俺は、この女の夫としてアマゾネスの集落に囚われ、部族の未来を担う子を作るため、毎夜組み伏せられながら契りを交わすことを強要されていた。 傭兵としてそこそこ力に自信があったのに、魔物とはいえ女に組み伏せられ、犯されるのは実に屈辱的だった。 だが、年に数度の祭りのときだけは、俺たちの立場は逆転した。 「ぁん…ん、あ…」 いつも俺の上に跨る彼女を地面に組み伏せ、いつも挿れさせられているペニスを自分の意思で突き込む。 肉棒に絡み、俺を快感で苛む膣肉を掻き回し、突き上げれば、彼女は蕩けたような表情を浮かべながら嬌声を漏らした。 太鼓の音で脳髄が痺れているのも相まって、実に気分がいい。 「どうした…いつもの調子はどうした…?」 「はひ、ひゃい…!」 俺の問いに、身体を跳ねさせながらもどうにか彼女は応える。 このままろれつの回らない返答を楽しんでもいいのだが、今日は調子を変えるとしよう。 俺は腰を引いて膣内から肉棒をほとんど引き抜くと、そのまま動きを止めた。 「は、は…はへぇ…?」 腹の奥を幾度となく貫く肉棒の感触がとまり、彼女は声を漏らした。 「どうした?」 「やめないれぇ…うごひてぇ…」 快感を求めようと、彼女が甘い懇願の声を紡いだ。 いつも俺に高圧的な態度で臨む彼女がだ。 「いつもの調子はどうした?命令してみろ」 「う、うごけ…へぅ!?」 言葉の途中で腰を軽く回し、膣口を掻き回すと、彼女の声が跳ね上がった。 「ん?なんて言ったかよくわかんねえな」 「らから、うご…へぅ!」 どうにか命令しようとする彼女をいたぶるように、肉棒を小さく動かす。 甘い快感に彼女の口調は乱れ、言葉から意味が消失する。 「ほら、いつもみたいに命令してみろ…」 「うぅ、うぇ…えぇ…」 膣口を小突きながらの俺の言葉に、ついに彼女はむずがり始めた。 涙どころか、大怪我しても泣き言一つ洩らさない彼女が、だ。 実に気分がいいが、これ以上いたぶるのは、俺の方が限界に近いためやめにすることにした。 「どうだ…突っ込んでほしいか?」 その言葉に、涙をにじませた彼女が小さく頷いた。 「だったら、今までのことを謝って、ちゃんと『お願い』しろ」 「い、いままでめいれいばかりひて、ごめんなひゃい…」 快感と太鼓の音に意識が蕩けているためか、何の抵抗もなく彼女は言葉を紡ぎ出した。 「だから、おひんぽ、おもいきりいれて…!」 「…よくできました」 俺は、予想以上の彼女の『お願い』に笑みを浮かべると、角度を調整して一息に肉棒を突き込んでやった。 [アマゾネス/微エロ/シリアス/バトル/暴力表現/図鑑世界(中世)]
8314view 21vote 読切 [10/10/13 17:03] 感想(1) |
残され女王の復讐前夜 砂漠の遺跡に盗掘に入った俺は、砂に飲まれて気を失ってしまう。 目を覚ましてみれば、目の前にいたのはマミーの女。 「我が居城を、あやつの手から取り返したいんじゃ!」 彼女の頼みを受け、俺は今『王の冠』を戴く。 砂漠の遺跡を舞台に広げられる、マミーとアヌビスの権力争奪戦! 恐らく次で終り! [マミー/エロなし/ギャグ/いろいろ/図鑑世界(中世)]
4095view 13vote 読切 [10/10/21 13:32] 感想(0) |
「無表情、いいよね…」「いい…」 【完結】 スク水!仏頂面!ぬるぬる魚人! 十二屋の琴線を甚く刺激するサハギンの姿に、彼は仕事も他の作品も投げ出して、勢いだけでキーボードを叩いた。 九割方勢いで書いたが後悔はしていない。 見るがいい、これが勢いだけの妄想だ。 うぉぉぉ!サハギン!一番乗りじゃー!!!11 [サハギン/微エロ/ほのぼの/甘口/ショタ/図鑑世界(中世)]
8428view 32vote 読切 [10/11/02 12:43] 感想(10) |
残され女王の復讐 〜これで勘弁してください〜 【完結】 百合注意?違うさ、レズ地獄さ。 以上 [魔物娘いろいろ/エロあり/百合/図鑑世界(中世)]
7292view 19vote 読切 [10/11/06 20:53] 感想(1) |
ボツネタ供養祭地獄変 「アルベルト、暇だな」 「暇だな、ヨーガン」 「この間長編に出た反動のおかげで、今回は本編に出番がないらしいからな」 「全く、何すりゃいいんだか・・・」 「アルベルト」 「何だ?」 「実は、私に妻子がいたとしたら、どうする?」 「どうする・・・って、いるのか!?」 「ああ、と言っても妻とはとっくの昔に死別したし、娘も家出したまま行方知れずだ」 「え、ええと・・・その・・・」 「ちなみに、ソクセンの本名はナパル・ナパル・ポスメンドラで実家は人口八千万に及ぶ国の王家だ。そしてズイチューは元々女だったが、ジパングで工事して男になったのだ」 「・・・・・・嘘だよな?」 「うむ」 「何でまたそんな・・・しょうもない嘘を・・・」 「本編中で嘘炸裂だそうだからな。嘘同盟としてはやり過ごせない」 「はいはい、それじゃあ嘘ぐらいいくらでも聞いてやりますから、どうぞ」 「よし、お墨付きが出たから吐きまくろう。 『マティアータの正体はお前の前世』 『村の地下深くで我々は密かにロボットを作っている』 『エルンデルストに帰った辺りで料理対決モノにジャンル変更予定』 『エルフで一本新作を製作中』 『地雷原に行ってきたよ』 『来月までにサイト作ります。詳細は追って報告しますので、お楽しみに』 『作者は実は東南アジアの某国出身』 さあどうだ」 「どうだ、ってよくもまあ、んな嘘を幾つも幾つも・・・」 「意外と簡単なものだぞ。それに真実もいくつか混ぜてるし」 「・・・え?」 「と言うわけで、ヨーガンとアルベルトのあらすじ劇場はここまで」 「本編をお楽しみ下さい・・・って、真実?え?どれ!?」 「ちなみに、『作者入院の為、来年の春ごろまで新作出せません』だそうだ」 [魔物娘いろいろ/エロあり/ギャグ/ロリ/ネタ/いろいろ/図鑑世界(中世)]
3522view 16vote 読切 [10/11/22 12:01] 感想(3) |
竜騎兵隊はいかにして解隊されたか 大陸北部、商業都市ダーツェニカの南部に位置する砦に、竜に乗り空を駆け巡る部隊があった。 部隊の名は、竜騎兵隊。 竜に命を預け、共に空を飛ぶ彼らにとって、竜は己の半身ともいうべき存在であった。 だがある日、竜たちの身に異変が起こる。 ※オリ要素があるため、生暖かい目で見逃してやってください。 [ドラゴン/エロあり/ほのぼの/甘口/図鑑世界(中世)]
15091view 39vote 読切 [10/12/09 00:24] 感想(9) |
殻の中の小鳥 ダーツェニカ ダーツェニカ 素晴らしきダーツェニカ 南に聖都 東にダッハラト 北に極北 西に大密林 三番目の世界の中心 我らがダーツェニカ ああ ダーツェニカよ永遠なれ ああ 素晴らしきダーツェニカ 小鳥はさえずり 空に舞う 素晴らしき昼の ダーツェニカ [エルフ/エロあり/暴力表現/ダーク/サイコ/図鑑世界(中世)]
8608view 46vote 読切 [10/12/28 16:28] 感想(7) |
明日から仕事始めか。(中略)SSでも書こうかしら 【完結】 正式タイトル 「明日から仕事始めか。『三日は月曜だが、三が日ということで休みにしてあげよう。ありがとうございますと言いたまえ』 とかいう社長がスライム姦から全身性感帯開発されて、会社の入り口でM字開脚しめ飾りされて公開露出熟アクメ顔晒すSSでも書こうかしら」 注意!注意!注意! この作品は非常に特殊な性癖を抱え込んでいます。 熟女、女性化レズ、尿道拡張、アヘ顔公開露出などが苦手な方は避けた方がいいと思われます。 また、読み進めるうちに気分が悪くなった方も、急いでブラウザを閉じて青空か何かを見て気分を和らげてください。 なお、この作品は実在する個人、団体とはほぼ関係ありません。 [スライム/エロあり/百合/性転換/魔物化/凌辱/ネタ/現代]
10632view 40vote 読切 [11/01/06 23:12] 感想(28) |
「一人でおトイレ行けるかな?」「無理じゃ!(きっぱり)」 【完結】 「我らがサバトのバフォメット様に弱点があるという!」 「それは!」 「それは!?」 「それは!!」 「「「お漏らし癖である!」」」 「だが我ら魔女にとってはご褒美なので、問題はなかった」 「しかしバフォメット様には重大な謎があるという」 ┓┓┓ そそそ れれれ ははは !?!! ┗┗┗ 「「「寝る前によく何か飲まれているが、トイレに行かれる様子がないことである!」」」 「だがおおむね我々は事情を察しているので、そこまで謎ではないのである」 「そしてバフォメット様には重大な秘密があるという」 「そ れ は !」 「それは!?」 そ┓ れ は ┗!! 「「「毎夜おねしょをしていることである!」」」 「だが我々はとっくの昔から知っていることなので、別に秘密でも何でもないのであった」 「「「めでたしめでたし!」」」 「めでたくない!」 「うわーいバフォ様だー」 「逃げろー」 こうして、彼女らの一日は過ぎて行くのであった。 [バフォメット/エロあり/悪堕ち/ロリ/ネタ/いろいろ/図鑑世界(中世)]
10982view 41vote 読切 [11/01/24 17:45] 感想(8) |
鬼が来たりて太巻きを食う 【完結】 ハワイ時間ではまだ節分だからセーフ! [アカオニ/微エロ/ギャグ/ネタ/不明]
3462view 19vote 読切 [11/02/04 16:25] 感想(2) |
反実の稀滴 【完結】 これはエイプリルフール用のオリジナルSSです。 結婚をテーマに書かれていますが、実のところあまり結婚はしていません。 毟ろうその方に重きが置かれています。 何が嘘だったのか、答えは本作を読み終えた皆さんの心の中にあるはずです。 どうか、お楽しみください。 [魔物娘いろいろ/エロなし/バトル/ややシリアス/ネタ/パロディ/現代]
3552view 16vote 読切 [11/04/01 01:31] 感想(0) |
挫折の証 【完結】 あるところに馬鹿が居ました。 その馬鹿は無謀にも、「魔物娘100体すべてにエロSS書く!」などと愚かな目標を掲げました。 馬鹿はそれなりに努力して、40体目ぐらいまでのプロットは書きましたが、20体目で執筆を中断しましたとさ。 メデタシメデタシ [魔物娘いろいろ/エロあり/図鑑世界(中世)]
23849view 56vote 連載 [12/08/17 16:39] 感想(20) |
バフォメットは悪に堕ちル 【完結】 サバトは家族、バフォメットは母、魔女は娘。 しかしここに、家族を裏切り己の欲望のため全てを捧げた外道がいた。 母なるバフォメットよ、お前の得たものは、娘達を捧げるに値する物だったのか― [バフォメット/微エロ/悪堕ち/図鑑世界(中世)]
5789view 35vote 読切 [11/08/14 21:18] 感想(6) |
ダーツェニカより 【完結】 あの光が見えるか? あそこがダーツェニカだ。 旧時代の、眩い残り火さ。 [魔物娘いろいろ/エロあり/シリアス/バトル/暴力表現/甘口/ダーク/ホラー/ショタ/寄生/図鑑世界(中世)]
8749view 31vote 連載 [12/04/28 16:14] 感想(26) |
帰宅 【完結】 リリムのルーシャは、婿探しの旅の合間、久々に魔王城へ戻った。 旅の疲れを癒し、明日への英気を養うためだ。 だが、彼女には休養の他に、もう一つ目的があった。 それは… [リリム/エロなし/甘口/図鑑世界(中世)]
6279view 42vote 読切 [12/04/05 23:32] 感想(22) |
デルエラさんについての一考察 【完結】 「ママ、デルエラさんってどんな人なの?」 「デルエラさんはね、ママとパパを出会わせてくれた、とても優しくて親切な方なのよ」 「うっそだー。だってあのおばさん怖いもん」 「ふふふ、ママも最初に出会ったときはそう思ったわ。でもね…」 デルエラさん。 『仲人をしてもらいたいあの人』ランキング一位の、謎多き正体に迫る! [リリム/微エロ/ほのぼの/ラブコメ/甘口/図鑑世界(中世)/レスカティエ教国]
10771view 64vote 読切 [12/04/10 19:11] 感想(18) |
眠りの鍵 アイザック・メイスンが眠りの世界への鍵を失ったのはいつの頃だったか。 ワーシープの羊毛で作った枕さえも、彼を安らかなる眠りの世界へ誘うことは出来ず、眠れぬ夜を重ねるうち、彼の心は擦り減っていった。 そしてある日、彼の下に一人のワーシープが現れる。 彼女こそ、メイスンの用いる枕の『製造者』であった。 [ワーシープ/エロなし/ほのぼの/サイコ/図鑑世界(中世)]
3289view 18vote 読切 [12/05/04 11:17] 感想(1) |
「亀頭がクリトリスで、金玉が卵巣。じゃあ子宮は?」「多分前立腺?」 領主の別荘には開かずの扉があり、その先は一本の尖塔に続いていた。 誰もいないはずの尖塔の窓から、時折夜空を見上げるのは、波打つ金髪のあの人の顔。 青年は塔から覗くその人に、いつしか想いを寄せていた。 しかし、その人には秘密があった。 一方その頃、リリムのルーシャ(おかっぱ)は婿探しの旅を続けていた。 いくら実年齢が若くても精神がアラサーではどうしようもないぞ! 頑張れルーシャ!負けるなルーシャ!理想の旦那様と出会うため、明日に向かって走れ! [ヴァンパイア/エロあり/性転換/図鑑世界(中世)]
11194view 39vote 読切 [12/05/16 21:48] 感想(21) |
眠りの鍵の門を越えたい アイザック・メイスンが眠りの門の彼方に消えて数年が経過した。 残された者たちは、メイスンが死んだものとして資産を処理すべしという者と、彼はまだ生きておりいつか帰ってくると信じている者に分かれた。 二者は協議の場を設け、メイスンの資産をどうするか話し合うことにした。 そしてその場に、一人のザゼン・マスターが現れたのであった。 [ワーシープ/微エロ/ほのぼの/図鑑世界(中世)]
3337view 20vote 読切 [12/05/19 09:48] 感想(1) |
どこにでもある、メデューサと青年の話 2011年4月23日 この日が最終更新日のテキストファイルを発見した。 中身はSSだったが、途中で止まっており、なおかつプロットも書いてなかった。 もはやどんなねただったか思い出すこともできなかったので手っ取り早く書き上げました。 すまんご めんなさいね [ドッペルゲンガー/エロなし/憑依/甘口/ロリ/図鑑世界(中世)]
3324view 26vote 読切 [12/06/17 00:07] 感想(15) |
大いなるレッドドラゴンと日をまとう女 【完結】 本作品を読む前に、タイトルでイメググってください。 そして広い心で読んであげてください。 [サキュバス/エロあり/魔物化/サイコ/ショタ/堕落/パロディ/図鑑世界(中世)]
10612view 39vote 読切 [12/08/14 09:56] 感想(9) |
そして化け物は放たれず 【完結】 そして 化け物の肉体に化け物の精神を宿らせることなく 聖騎士ウィルバーは 死んだ [魔物娘いろいろ/エロなし/シリアス/バトル/暴力表現/ダーク/サイコ/図鑑世界(中世)/レスカティエ教国]
7982view 18vote 連載 [12/08/23 16:18] 感想(33) |
挫折の証リターンズ 【完結】 「またやるのかね」 「イエスまたやりますサー」 「どうせすぐ飽きるんだろう」 「ノーすぐに飽きませんサー」 「目標は?」 「イけるとこまでですサー」 「そう言ってたのに終わったぞおい」 「イエス諸般の都合でありますサー」 [魔物娘いろいろ/エロあり]
12886view 49vote 連載 [12/09/03 09:32] 感想(27) |
挫折の証 フォーエヴァー 【完結】 ついに!あの挫折の証が帰ってきた! 程よくストックが溜まったとか言う理由で、挫折の証がいけしゃあしゃあと! 恥も臆面もなく!のうのうと!デカい顔して!やっと!ようやく!帰ってきた! 今度は百体まで完走できるのか!?やっぱり無理だった!また十体で投げ出したから、半笑いで見逃して下さい! [魔物娘いろいろ/エロあり]
13151view 46vote 連載 [12/09/17 10:49] 感想(20) |
挫折の証&ロリ Ms.ブルースクリーンの逆襲 【完結】 (40)ケンタウロスから数日、新たなストックを十本抱えて挫折の証がまたまた帰って来た! 今度は(41)ラージマウス〜(50)バフォメットまで! [魔物娘いろいろ/エロあり]
12319view 50vote 連載 [12/10/01 11:47] 感想(30) |
落日の暗殺団 暗殺団グリーカ・ルファベトは、存続の危機に瀕していた。 たった一人のターゲットの暗殺に、六度にわたり失敗し、二十人に及ぶ犠牲者を出していた。 この異常なまでの失敗続きに、師範のイム・ジファーは暗殺技術に欠点があるのではないかと推測し、外部の組織に教えを乞うことにした。 ジファーが選んだのは、ジパングの暗殺組織ニンジャ集団であった。 [クノイチ/微エロ/バトル/ややシリアス/パロディ/図鑑世界(中世)]
4768view 33vote 読切 [12/10/04 17:50] 感想(12) |
The折の証 【完結】 バフォ様SS執筆の際の「何で現実に魔物娘いないの?」症候群を発症し、目眩、吐き気、食欲不振、発熱、寒気などの症状により倒れた私。 高速回転する天井と戦いながら、脳内執筆した作品を文章にするのは、割と楽な作業でした。 みんなも現実から逃げようぜ。 逃げた先に楽園はない?なあに、住めば都だよ! [魔物娘いろいろ/エロあり]
14738view 50vote 連載 [12/10/19 21:05] 感想(10) |
電光石火 挫折の証 【完結】 2012年12月22日に人類の歴史は終わる。 この日までに百本のSSを用意できれば、図鑑世界とのゲートが開く。 そんなお告げを受けた気がするため、頑張ります。 [魔物娘いろいろ/エロあり]
13610view 51vote 連載 [12/11/02 23:09] 感想(15) |
挫折の証 LOVE&HOLD 【完結】 十二屋月蝕は亨アした。 「チアノーゼドッグス」がいつの間にか連載終了していたからだ。 それだけではない。いくつもの連載が大急ぎで畳まれ、西原理恵子の表紙イラストも消えた。 そう、編集長交代に伴う雑誌リニューアルが行われたのだ。 だというのに十二屋のアホは気が付かず、「今月も休みかー」とページをめくっていたのだ。 おもしろ期間は終了してしまったのだった。 そして十二屋は、このやるせなさと連載小説の打ち切りエンドにむけた怒涛の展開への戸惑いを、SS執筆にぶつけるのであった。 手始めに長編気取りのSSを打ち切る。 [魔物娘いろいろ/エロあり]
14789view 47vote 連載 [12/11/18 18:05] 感想(15) |
挫折の証 MAD LOVE 【完結】 狂へ 愛に狂へ 狂へるやうに愛せ 身を焦がせ 愛に焦がせ 狂へるやうに愛に身を焦がせ 老いた者も若き者も 賢なる者も愚なる者も 男も 女も 狂へ [魔物娘いろいろ/エロあり]
16195view 43vote 連載 [12/12/02 17:31] 感想(12) |
Jackryさんおめでたう はっぴバースデーふぉーじゃーさん はっぴバースデーふぉーじゃーさん はっぴバースデーふぉーディアJackryさん はっぴバースデーふぉーじゃーさん 誕生日おめでとう。 今年一年、今日この日まで健やかに過ごせたことにおめでとう。 はっぴバースデーふぉーじゃーさん 登録種族を稲荷から妖狐に修正。ゴメンネ [妖狐(ヨウコ)/エロなし/甘口/いろいろ/その他]
3080view 15vote 読切 [12/11/24 00:16] 感想(2) |
挫折の証 WEDDING CAKE 【完結】 悪い…昔聞いたジョークを思い出しちまった。 ある結婚式で、カップルが長い結婚生活の第一歩、初めての共同作業として、大きな大きなケーキにナイフを入れたんだ。 招待客の拍手が鳴り響き、新郎新婦はニッコリ。 そしてケーキが会場から運び出される時、招待客のガキが母親に尋ねたんだ。 「ねえママ、なんでケーキを持っていっちゃうの?」 「向こうで切り分けるためよ」 「何でここで切り分けないの?」 そしたら母親は答えたんだ。 「あのケーキはナイフの入るところ以外、全部作り物だからよ」 ってな。 [魔物娘いろいろ/エロあり]
15375view 52vote 連載 [12/12/21 20:12] 感想(20) |
Good Bye My Wrestling 【完結】 このお話は『挫折の証 MAD LOVE (83)ドラゴン』の続きです。 上の作品を読んだ上で読まれると、まあ楽しいかもしれません。 [ドラゴン/エロなし/暴力表現/不明]
3994view 24vote 読切 [12/12/27 10:57] 感想(6) |
挫折の証 ホェン・イン・ジパング 【完結】 恥丘を救え! H・ERO5キャンペーン実施中! キャンペーン対象の5つのSSを読み、作中に仕込まれている暗号を解読! 解読されたURLにアクセスすると素敵なプレゼントがもらえる! そしてすべてのSSのURLにアクセスすると、豪華景品がもらえる! 今すぐ、解読&アクセス! 恥丘を救え! H・ERO5! [魔物娘いろいろ/エロあり/ジパング]
13437view 46vote 連載 [13/02/02 22:15] 感想(13) |
Z for Zasetu no Akashi 【完結】 「私のことはVと呼ぶがいい」 そうエルフの男は言った。彼の名はメガトロン。仮想現実の秩序を守るエージェントである。 漆黒のスーツに身を包み、ガイフォークスのお面を付けて羊を追う牧羊犬の仕事をしているのだ。 [魔物娘いろいろ/エロあり]
10048view 47vote 連載 [13/05/29 21:09] 感想(14) |
Fallen From Flying Foundation -Teaser- 諸君らに一つ聞きたい。 魔物と人は共生できないのか? 「然り」と教団の者は言う。「魔物は邪悪で滅ぼすべきモノ。共存など必要ない」 「然り」と魔界の者は言う。「人と魔物はいずれ一つになる。いずれ共存の必要などなくなる」 「然り」と極東の者は言う。「人と妖怪は既に共存している。今更共生する必要はない」 だが私は選んだ。第四の選択肢を。 私は作り上げた。第四の選択肢を。 ナムーフを。 [魔物娘いろいろ/エロなし/パロディ/その他]
3154view 6vote 読切 [13/05/19 23:10] 感想(4) |
ぬれぬれガーゴイル手かせ足かせ地獄〜油相撲編〜 男と!ガーゴイルが!FAXる! ただそれだけ! [ガーゴイル/エロあり]
6354view 9vote 読切 [13/06/23 16:53] 感想(16) |
毎年7月21日はオナニーの日! オナニーSSです。 カウントしたら、おそらく今までで一番チンポって書いた気がします。 [サキュバス/微エロ/ギャグ/ネタ]
5805view 15vote 読切 [13/07/21 15:32] 感想(9) |
魔物のための秘密の経典 もし、魔物が独り身なら、人間に迫られても拒む必要はない。 もし、魔物が相手を傷つけない方法があるのなら、人間に迫られるのを防ぐ必要はない。 もし、魔物が美しくないのならば、人間に迫られる心配をする必要はない。 もし、人間が夫を持つ魔物を見ても欲情しないほどに強い心を持っているのならば、魔物は何も隠す必要はない。 だが人間は弱い。ゆえに、魔物は隠さねばならない。 [妖狐(ヨウコ)/エロあり/甘口/図鑑世界(中世)]
9956view 20vote 読切 [13/09/23 23:12] 感想(2) |
Fallen From Flying Foundation -Empty Glass- 【完結】 「とうとう、私達だけになったわね」 「ああ、二人だけだ」 This story is not canon. [魔物娘いろいろ/エロなし/ショタ/ややシリアス/図鑑世界(中世)/不明/その他]
5930view 12vote 連載 [13/12/11 21:17] 感想(8) |
Zasetsu-Land 2 【完結】 またアッシの話を聞きたいってんですかい? 全宇宙の運命を左右する、挫折の地の話を? ま、聞きたくないっつっても、話しやすがね。 [魔物娘いろいろ/エロあり/いろいろ]
9035view 25vote 連載 [14/04/09 21:55] 感想(4) |
夜道は提灯明るくして 佐藤敏夫さんからリクエストがあったので書きました [提灯おばけ/エロあり/ロリ/ジパング]
3713view 13vote 読切 [14/07/06 01:33] 感想(2) |