連載小説
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Alice in secret base
「では、頼んだ」
「かまいませんが、全学合同の文化祭でなぜ高等部のうちが全学のまとめ役になってるんですか? 大学部の先輩方のほうが適任では?」
「うむ、鳴滝の意見はもっともだ……。しかし、大学部には様々な実験棟があるな?」
「ああ、はい。リリム様の魔力任せにこっちに引っ張ってきた、向こうの世界のタワー型ダンジョンを改装して作ったっていうあれですね」
「うむ。……そしてまあ、当然のことながら我々の作った施設である以上はいたる所がまぐわいに適したように設計されているわけだ」
「はあ」
「そして、愛すべき我が守結学園高等部の生徒諸君はとても好奇心が強く、また勉強熱心であり、大学部に出かける生徒も多いのだ」
「つまり?」
「普段大いに施設を利用して迷惑をかけ――もといお世話になっている先輩方に多少とも恩返しをする良い機会だとは思わないか?」
「……まあ、それも生徒会としては大事な仕事ですね」
「物分りが良くて助かる。それでは小等部までひとっ走り頼む」
「分かりました」
「――ああ」
「はい?」
「青田刈りをするのはかまわないが、無理強いは感心しないぞ」
「……会長。ちょっと顧問と妹さんに諌めてもらうよう連絡してもいいですか?」
「あ、先輩を脅すのはよくない! よくないぞぉ!」
涙の出会い18/08/05 11:36
公園の幼精18/08/14 22:14
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まろやか投稿小説ぐれーと Ver2.33