アリス騎士団 %02 c=15d %02 c=15d %02 c=15d %02 c=15d %02 c=15d %02 c=15d %02 c=15d %02 c=15d %02 c=15d %02 c=15d %02 c=15d %02 c=15d %02 c=15d %02 c=15d %02 c=15d %02 c=15d %02 c=15d

かつどう11:にゃ〜!

ここはどこにでもある魔界

その四丁目にある淫夢通りにある一軒のアパート
そこに非公式の騎士団が結成されていた


その団名は…【アリス騎士団】


「わーい、一番です♪」
「潮ちゃん凄いですぅ…」
「ぐぬぬ…勝負はこれからなんだお!」
「はい、まけません!」
「私も負けませんよ〜♪」

新しい拠点でトランプをしているありちゅ団長達
早くも潮ちゃんが一番にあがったようです


コンコン
「黒鳥宅急便で〜す」

「は〜い、今出ます〜」

と、そこに宅急便が来たようです
妖狐お姉さんはトランプを置いて荷物を取りに行きました

「むぅ〜ん、ぬううぅぅ……こっちだお!…ぎゃふん!?」
「にへへ〜♪」
「くぅ…さぁレタスちゃんの番だお!」
「ええっと……じゃあこっち……やった!あがりですぅ♪」
「妖狐お姉さんの番なので当方は待機なのです」

妖狐お姉さんの番になるまでカードを引いていると
どうやらキッドちゃんはババを引いたようです


「だ、だだだ、団長!!!大変大変です!!!!」

そこに妖狐お姉さんが大慌てで荷物を持ってみんなの所に戻ってきました

「はい、どうしましたか?」
「こ、こここれをみてください!」

そういって荷物の送り主の名前を見ると…

アルドラド・T・タイラント

「ふおおおぉぉ!?????」
「ほ、ほえぇ〜……」
「じ、自警団の団長さんですぅ!!!!」
「にゃー!!!!」
「びっくらぽんなのです!!」

そう…自警団の団長であるアルドラド・T・タイラントさんからの荷物なのでした
自警団と言えば町を護ってくれているかっこいい人たち…
騎士団に憧れるありちゅ団長にとっては二番目に憧れる組織です
とうぜん、他の皆からしても憧れの的でもあります…
その自警団の、しかも団長からの荷物となれば夢でも見ているのかと疑いたくなります
あて先を何度も確認しても送り先は【アリス騎士団】…荷物の誤配ではないようです

団長は驚きのあまり猫のような「にゃー」と叫び
レタスちゃんとキッドちゃんはびっくりして目を丸く
潮ちゃんは驚きのあまりに惚け
ポテチちゃんは…あまり変わりませんが驚いているようです

「手紙も添えられているので…読みますね!」

「はい、おねがいします!」

「えーっと」


アリス騎士団団長、以下団員様方へ

犯罪組織の撃退を手伝っていただき、また我が自警団の団員の危機を救って下さった事、誠に感謝申し上げる。

つきましては、感謝の印として記念の「盾」をアリス騎士団様に贈呈致します。
装備してもよし、拠点に飾ってもよし、自由に使ってくれ!

これからも、ますますのご活躍を期待しています。
頑張ってくれよ!



                                自警団団長
                                  アルドラド・T・タイラント

「…とのことです」

「にゃ〜……?」
「団長…凄いことなんだお!」
「にゃにゃ〜?」
「だ、団長…大丈夫ですぅ?」
「にゃ〜!」
「ありちゅ団長?」
「にゃ〜〜」
「団長、大丈夫ですか?」
「にゃ〜〜〜〜〜」

どうやら驚きすぎて言葉を忘れてしまったようです…
他にもにも荷物が幾つか届いたのですが…
今はタイラント団長さんから届いた盾の事で皆は頭の中が一杯になっています

この盾をどうするか、緊急会議が行われた結果、冷蔵庫の上に飾ることに決まりました
「にへへ〜〜んへ〜〜♪」

盾を見る度に妙な(失礼)笑い声を出しながらにやけるありちゅ団長
キッドちゃんやレタスちゃんも盾を見るとにやけています
潮ちゃんはというと…顔を赤くして俯いています
まるで照れているような恥ずかしがっているような仕草はとても愛らしい仕草
それをみていた妖狐お姉さんも顔がにやけます

「当方はポーカーフェイスなのです!」

と、盾を見る度に口走るポテチちゃん、内心は凄く嬉しがっているようです

「さぁ、みんな、お蕎麦茹でたので食べましょうか♪」

「にゃ〜〜!」
「わーい、お蕎麦ですぅ♪」
「ぼく…初めて食べるなぁ」
「わっちも初めてだお!」
「つるつるぺったんなのです♪」

こうして引っ越し祝いに貰った蕎麦とアップルパイを食べてお腹が膨れたみんなは
遊ぶことを中止してお昼ねをして過ごしましたとさ…








コンコン
「私よ」

がちゃり
「お嬢、何かご用でしょうか?」
「はい、これ…お裾分け」
「これは…蕎麦てすかい?」
「ええ、引っ越し祝いに貰ったのよ」
「はぁ…お祝いに…ですか?」
「ええ…そうねぇ…ファンからのプレゼントってとこかしら?」
「なるほど…しかし、俺が食べてもいいんですかい?」
「いいのよ…みんなお腹一杯で食べきれなくて残ったやつなんだけどね
 捨てるのももったいないし…それに、お昼ごはんまだでしょ?」
「え、ええ…では、お言葉に甘えていただきやす!」


                                        ―つつく―







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―おまけコーナー―


美「はぁ〜い、お便りコーナーのお時間ですが、今日はお隣からご紹介させていただきます
  っというのも、ありちゅ団長達が寝ているので…」


美「それでは、いきます〜」

美「今ごろになって思いますが、なんで男子禁制なんだぁぁぁぁぁぁぁ(涙) 紅葉さん より」
美「団長曰く、アリスなので男子禁制だとか…
  男の子が居ても良いなぁとお姉さんは思いますけど
  最終的な決断はやはり団長なので…これからも暖かく見守ってくださいね♪」

美「それでは、次を読みます〜」

美「スゲーアマゾネス達に姐さんと呼ばれてる妖孤さん!さすがだ!! ななしさん より」

美「そんなことないですよ〜、う〜ん…そうですねぇ…
  今はちょっと言えませんけど何時かはお話したいと思いますので…
  それまでの間…私達の事を応援してくださいね?」

美「次で〜す」

美「ありちゅちゃん、可愛いです。キッドちゃんも可愛いです。美孤さんすごい・・・ pさん より」
美「これを聞いたらきっと団長達喜びますよ♪そうそう、実は今日は良いことあったんです
  それで団長の顔と挙動がもう可愛くて……うふふ♪お見せできなかったのは残念ですけどね」

美「次を読みます〜」

美「これからも、ますますのご活躍を期待しています。頑張ってくれよ! アルドラドさん より」
美「ありがとうございます!団長達とてもとても驚いて喜んでいましたよ♪
  自警団のほうがかなり大変なことになっていますけれど…お勤めの方、頑張ってくださいね」

美「それでは次です」

美「食事デートOKキター!どこがいいだろう? 沈黙の天使さん より」
美「そうですねぇ…無難に喫茶店等いかがでしょう?
  あ、でも沈黙の天使さんが決めてリードしてくださいね?楽しみにしていますから♪
  お蕎麦ありがとうございました、みんな喜んでいましたよ♪」

美「次を読みます〜」

美「新しい拠点、おめでとうございます。お祝いにこれをどうぞ。 喫茶店“アーネンエルベ”さん より」
美「ありがとうございます、とても美味しかったですよ♪
  今度アップルパイを買いに行こうかと思いますけど、お勧めの紅茶があったら教えてくださいね♪」

美「次、行きます」

美「サブさん・・・いい人だ。拠点レベルがあがって、遊びの幅も広がった・・・かな?
   でもカクレンボに冷蔵庫を使っちゃダメですよ? 夢見月さん より」
美「ええ、サブは良い人ですよ…ただ、無茶をするのでちょっと心配ですけど…
  あ、団長達には内緒ですからね?言ったら……いえいえ、なんでもないです♪
  拠点は冷蔵庫やベッドがあるので空いているスペースは然程変わりませんね
  かくれんぼするにも隠れる場所がないので冷蔵庫に入ることはないと思いますよ」

美「次です〜」

美「妖狐お姉さんと同じ故郷出身のよしみで失礼しますよっと。
  どうも、セラエノ学園学園長ロウガです。
  何だったらうちから何か提供しようか? セラエノ学園学園長ロウガさん より」
美「お姉さん泣いても良いですか?ジパングは稲荷さんの方ですよ…しくしく…
  なんてね、うふふ♪お父さんがジパング出身なので、どこかで戦っていたかもしれませんね……
  あ…学園長でしたか……し、失礼しました(汗)
  今のところ、部屋には十分揃っているので大丈夫ですよ♪」

美「次が最後ですね」

美「妖狐お姉さん…まさか裏社会の人?いろいろあったけど、引越しお疲れさまです 高機動型ヤドカリさん より」
美「う〜ん、やはり気になります?でも内緒です♪
  女性は秘密が多いほうが魅力的って言いますし♪
  お蕎麦ありがとうございました、美味しかったですよ♪」

美「みなさんお手紙ありがとうございました
  因みにお蕎麦に関しては私達が配る立場なんですけれど(汗)
  今日のお便りコーナーはここまでです、蕎麦のように長くお付き合いください♪
                                        それでは〜」




なぜ感想をくれなかったし!といじけてみたらどうなるんだろう、ニヤニヤ
感想はいつでもお気軽にくださいな〜…最近駄文気味ですけど…(;゜д゜)
本編加工と思ったらお祝いのお話で丁度良い長さになったのは機密事項

11/05/15 21:44 ロッテン

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