連載小説
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かつどう9:乗っ取ったお!
ここはどこにでもある魔界

その三丁目にある三毛猫通りにある物置小屋
そこに非公式のサバトが結成されていた


その名は…【キッドサバト】




「はーっはっはっは!だお!」

拠点にで高笑いをしながら妖狐お姉さんの膝に座るキッド様
片手には紙コップを持ち、足を組みながら踏ん反りかえって
目の前には頭を深く下げているレタスちゃんと潮ちゃん、そしてポテチちゃんがいる

「ふ〜はははは!だお!」

「キッド様、今日はどんな活動を行われますか?」

「う〜む…そうだお!お姉さんと一緒に寝るだお!用意するんだお!」

「はいですぅ!毛布の用意をしてくるです」

「当方は絵本もってくるのです!」

「あ、えっと…ぼ、ぼくはどうすれば?」

レタスちゃんは毛布を取りに、ポテチちゃんは絵本を取りに行きましたが
やることがない潮ちゃんはどうすれば良いのかオロオロしています

「お片づけをすれば良いんだお!」

「は、はいです!」

キッド様がに言われ、散らかした玩具を片付け始めた潮ちゃん
その光景をみてキッド様はニヤニヤしています

「キッド様、毛布の用意ができたですぅ!」

「当方選抜の絵本も持ってきたのです♪」

そういって持ってきたのは…夢食という成人漫画でした
っというかどこから持ってきたのかしら…それ…と妖狐お姉さんは疑問に思います

「うむ!では妖狐お姉さん、胸枕をしながら絵本を読むだお!」

「え、ええっと…はい…畏まりました」

妖狐お姉さんは仰向けになるとキッド様は胸に顔を埋めました

「んむ〜プニプニして気持ち良いんだお〜♪」

胸の感触が心地よいらしく、胸の間に顔を挟んで顔をこすり付けています

「あ、あの…キッド様?そろそろ絵本等は…」

「むむぅ〜もうちょっとだお〜」

「は、はい…」

それを見ている三人はとても羨ましそうに見ていますが
キッド様はそれに気づかずに胸を堪能していました

「よ〜し!そろそろ絵本読んでもらうんだお!」

「はい、分かりました」

そういって妖狐お姉さんが絵本を広げると…


「ちょっとまったああああぁぁぁ!」

どこからともなく声が聞こえてきます

「むむ!?なにものだお!?」


\じゃーん/  \じゃーん/

「す〜ぱ〜えくせれんとふぁいなるだいなみっくでらっくすえれきてるうるとらはいぱ〜さんだ〜ふれいむ〜ごーじゃすでりしゃすでかるちゃ〜ふぁんとむごーるでんうぉ〜る〜ぶらっくしるば〜いえろ〜び〜むれ〜ざ〜まじかるしょじょ〜ありちゅです!」

そこに現れたのは憎き強敵、マジカル少女ありちゅでした!
はずれと書かれたアイスの棒を誇らしげに掲げてポーズを決めています

「ええい!またきたのかお!ものども、やってしまえだお!」

「はいですぅ!」
「は…はいです」
「ポテチ!いっきま〜す!」

キッド様の号令と共にペーパーソードを手にありちゅに襲い掛かる3人の手下

「やあああ!!」
「え、えいいぃぃ!」
「わっはーーー!!!」

「まじかるす〜ぱ〜えれきてっくはいぱ〜ぼりゅ〜むわんだふぉ〜みさいるさんだ〜!びびびびび!」


「きゃーー!」
「はううぅぅ!」
「むねんなりいいいぃぃなのです♪」

アイスの棒から放たれた雷に撃たれてあっという間に三人の手下が負けてしまいました
残るはキッド様と妖狐お姉さんだけです

「ええい!妖狐お姉さん、行くんだお!」

「はい!任せてください!」

ありちゅと対峙する妖狐お姉さん、二人はペーパーソードを持ち今まさに戦いが始まろうとしています

「てやああああ!!!」

ペーパーソードを高く上げ妖狐お姉さんが突撃を仕掛けました
その攻撃を軽々と避けるありちゅ

「えいやー!」

ポコン♪

「ぎいやぁ〜、や ら れ た〜 バタン」

ありちゅのペーパーソードが頭に命中し苦しみながら倒れていく妖狐お姉さん
残るはキッド様ただ一人になりました…

「ふっふっふ…どうやらわっちが戦わないといけないようだお!」

「せいぎはかつのであくはほろんでください!」

「ふ〜っはっはっはっは!そんな時代を終わらせてやるんだお!」


「えいや〜!」
「くらえだお!」

ベシンパシン!ベシベシ!パシッ!
パチン!バシッバシ!

キッド様とありちゅの激しい戦いは長く続き正午になっても決着がつきません

「ええっと、団長とキッドちゃん…そろそろお昼にしたいんだけど?」

「も〜ちょっと!」
「いま勝負つけるから待ってて欲しいんだお!」

そういって戦いをやめない二人…流石に倒れたままに飽きた皆なそれぞれ絵本を読んで時間を潰していました


結局…勝負がつかないままお昼ご飯を食べ
二人は一日中、ペーパーソードで戦いをし続けましたが決着はつきませんでした
他の皆は妖狐お姉さんの胸枕を順番に楽しみながら一日を過ごしました



                                        ―つつく―






11/05/15 18:28更新 / ロッテン
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■作者メッセージ
―おまけコーナー―


美「はーい、お便りコーナーのお時間です」
あ「えいや〜」
キ「あたらないだお!」
ペシパシバシ!
美「…まだやってる…」
レ「わたしたちでやるですぅ」
潮「う、うん…そうだね…」
ポ「当方も頑張るのです♪」
美「それじゃあ4人で始めましょう♪」

美「全員もふもふさせてくださいっ!! フラット さんより」
レ「わたし毛ないですぅ…」
潮「ぼくは……髪の毛になるのかな?」
ポ「アフロかぶれば解決なのです!」
美「あ、アフロはちょっと……」

美「次読みますね〜」

美「“クリ”を剥くになってるのは仕様なんだろうか・・・おせーて美狐姉さん! ain さんより」
美「え?あ…本当だ…なんででしょう?」
ポ「当方が読みにくいと思ってカタカナにしておいたのです♪」
美「だ、だめですよ、栗をカナにしちゃ(汗)」
ポ「何故なのです?」
レ「わたしも気になるですぅ」
潮「ぼ、ぼくも……なんでです?」
美「え……いや…あの……その〜……」

美「次行きます!!!!」

美「妖孤お姉さんを九尾にしても良いですか? ななし さんより」
美「ん〜♪それは嬉しいです…あっ!お父様の事わすれてた…
  お父様を倒したらになりますが、それでよければ9尾にしてください♪」
潮「お、お父さん強いんです?」
美「ええ…自警団の方に匹敵するので……ちょっと心配かも…」
ポ「愛は必ず勝つのです!」
レ「9尾のお姉さん見てみたいですぅ…ほわ〜♪」
美「ななしさん…頑張ってくださいね?」

美「次、読みますね〜」

美「それにしても潮ちゃん……良かったねぇ、友達は大事ですよね〜(しみじみ
  早くも我らが故郷では初雪が降り注ぎました。
  雪は綺麗です……レタスちゃんには辛いか 夢見月 さんより」
潮「あ、ありがとうです!ぼく…本当に楽しかったです…また皆とどこか行きたいです♪」
美「そうですねぇ、また今度どこか行きましょうね」
潮「はいです♪」
レ「あ、あわ〜……雪は見てみたいけど…寒いのは想像するだけで…ブルブル」
美「そうですねぇ…お姉さんも寒いのは苦手ですが雪原は見てみたいですねぇ」
ポ「体を動かせば暖かくなるのですよ!スポーツと言えば(自主規制)!皆でするのです」
美「い、いや…ポテチちゃん…それスポーツじゃないから…」
ポ「な、なんだってーー!なのです」

美「次、行きます」

美「ありちゅ団長も可愛いけど、僕はやっぱキッドちゃんですね。
  後は、これ、食べます? 紅葉 さんより」
レ「ありがとうですぅ♪」
潮「おいしそうです…♪」
ポ「当方、これ好き!やっはー!!!」
美「ふふ、ポテチちゃんはしゃぎすぎですよ…
  というお姉さんもジパング菓子が好きなのでありがたく頂きますね♪」

美「それじゃあ、次いきます〜♪」

美「お詫びはデート?お任せください(^^>☆酒もそこそこ飲めるので、酒場にもお付き合いします。 沈黙の天使 さんより」
美「はい、デートで♪お酒がダメなら食事でも構いませんよ?(ダメと言っても着いてくるお友達なので…無視して楽しみましょう♪)」
レ「デート…いいなぁ…ですぅ」
ポ「オールナイトなのです!」
潮「妖狐お姉さん…羨ましい…」
美「ふふ♪あ、外泊は禁止されてるので…その…自宅でよければ…
  …怖がらないでくださいね?お友達は皆良い人…なので」

美「次で〜す」

美「妖弧お姉さん・・・・何者なんだ
  あ、これ粗品ですが つ ホルスタウロスのミルク くびなし さんより」
美「子供が大好きな何処にでも居るお姉さんですよ♪
  …まぁ、ちょっとだけ…いえなんでもないです」
レ「わーい!ホルミルクですぅ♪」
潮「…大きくなるといいです…じぃ…」
ポ「目標はロリ巨乳なのです!」
美「後で頂きますね…団長達の決闘が終わるといいんですけど…」

パシーン!ベシバシベシーン!

美「まだ続いてます…(汗)」
レ「何時間もやってるですぅ…」
ポ「パワフルなのです」
潮「ホルミルク……」
美「う〜ん…先に頂いちゃいましょうか?」
レ「団長には悪いけど…そうするですぅ」
ポ「( ゚∀゚)o彡°おっぱい!おっぱい!なのです!」
潮「う、うん……」

美「それでは、今日のお便りコーナーはここまでです、お疲れ様でした」
レ「ありがとうございましたですぅ♪」
潮「また、お手紙くださいです」
ポ「当方の感想も待ってるのです!」
美「それでは、また〜」



今回はサバトごっこでした!
キッドちゃんも大人になったらいつかは…
そして、そろそろ妖狐お姉さんの事を書いたほうが良いんですかね?
まぁ、そんなことよりおっぱいだ!



最近寒くなってきました冬は俺の季節なので大はしゃぎします
こっちで雪がふったら靴下+ネクタイで外を走ってみようかと思いませんが
今年は冬の海に行こうと思います…ええ、肉まんと暖かいお茶をかって……

冬の星空は一段と綺麗ですから…他意はないですよ?

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