先輩と一年
・イントロダクション これはサテュロスの先輩とどっかの馬の骨が部室とか廊下とかでいちゃつくだけの、一話だいたい三千字程度のショートショートです。 それっぽい雰囲気を出すだけでストーリーはありません。さっくりインスタントに楽しめる日常系SS、と捉えていただけると幸いです。 この特性上、一話ごとの関連性は全くありませんので、どこからでもお読みいただけます。 前作「先輩と一日」を連載版にしただけですが、別に前作を読んでいなくても楽しめます。気に入っていただけたら、前作も読むことをお勧めします。 ・登場人物や関連事項の紹介 ●サテュロスの先輩:料理部部長。 文武両道才色兼備のキザな魔物娘。 お酒とナンパとセクハラが大好き。後輩を愛してるが本人は隠してるつもりだった。 思いがバレた(と知った)日からは隠しもしなくなった。 カールしたショートボブのブラウンヘア。スカート丈は短めに、ワイシャツの胸元は大胆に開いている。 後輩がインポなんじゃないか、というのが最近の悩み。 一人暮らしの特権を活かして、冷蔵庫にワインとおつまみばかり詰め込んでいる。部屋はけっこうファンシー。後輩が訪れる予定は未定。 ◆人間の後輩:料理部部員。 料理が上手い。さばさばした性格。 先輩の好意を知っていた。先輩の料理が好き。 将来はどこかの高級レストランに勤めながら先輩と結婚生活を過ごしたいな、と思っている。 先輩より少し背が大きい。着るならブレザーより学ランの方が好きだけど、校則はしょうがないので崩さずきちんと着ている。 ◎料理部:部員数11名の部活動。割り当てられた部室は調理室と調理準備室。 男性は後輩一人で、あとは全員魔物娘。後輩と部長以外は全員恋人持ち。 部員全員が部長の「後輩への恋心」に気づいてるので、邪魔しないように配慮している。 たまにアドバイスとか気づいたことを二人ともにリークしたりする。優しい世界。 ■深谷が淵高校:先輩と後輩が通う高校。生徒の五割が魔物娘で、魔物娘親善を主目的としている。 偏差値はそこそこ。教員たちも魔物娘多め。魔物娘は思ったより仕事に真面目と評判。(仕事終わらなかったら夫といちゃつけないし) 進路のサポートが手厚く、恋路のサポートもお任せ。むしろお節介焼いてくる。 校長はリリムとの噂。あんまり学校にいない。学校全体に"特殊な環境魔法"をかけているらしい。 男子生徒も女子生徒も制服はブレザー。スカートとズボンの選択は生徒の自由。(アルプに変化した生徒が出た場合への措置) |
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