エルゼルとスクルの魔界歴史学
前作「リリムと歴史学者見習い」のあらすじ 私、リリムのエルゼルはある本に書かれていたことの真実を調べるために、私の元教師にして友人であるバフォメットのフィームズと一緒に教団のナルカーム神聖大学に潜入し、そこで偶然に歴史学科の学生であるスクルに出会った。 私は魔物に対して警戒心を隠そうとしないスクルを魅了しようとしたが、とあるミスにより無効化されてしまう。 結局協力してもらうことになったが、教団に潜入がばれて襲撃を受け、私とフィームズは魔王城へ帰還を余儀なくされてしまった。 大学に残ったスクルは調査を続けて、ついに私たちが探そうとしたものを見つけ、そのことについて確認するためにたった一人で魔王城にやって来た。 わざわざ会いに来てくれたと勘違いした私はスクルを押し倒して結ばれた。 スクルが見つけ出したものとは私のお父様…魔王の夫にして元勇者の書いた旧友に宛てた手紙だった。 その手紙についてお父様が語る過去と旧友との因縁、そしてスクルにより明らかにされる旧友がお父様に仕掛けた恐るべき罠、そのことを知ったお父様はショックのあまり倒れてしまう。 私の夫になったスクルは魔界の歴史を研究することを決意し、私はそれに協力することになった。 興味をもたれたお方はぜひ「リリムと歴史学者見習い」をお読みください。 |
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