連載小説
[TOP][目次]
第一試合『スライムファイト!』

さぁ、始まりました!
第一回魔物娘無差別格闘技大会!
一体どんなバトルが繰り広げられるのか!?

それでは、第一回戦の選手たちに入場していただきましょう!


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

審判「赤コーナー!

好きなものは白いどろどろミルク!

おバカな天然格闘少女!

『水道寺、きぃぃぃら』ぁぁぁっ!」


『ワァァァァァァッ!』(歓声)


種族はスライム!
都立 魔物研究所所属!?
好きなものは牛乳?

現在小学生レベルのお勉強中!その知能と流動態の身体から繰り出される技は、いったいいかなるものなのかーっ!?



審判「青コーナー!

我は己が身体を持って影を制す!

ちょっと痛めな外国学生!

『ザトー・DARK』ゥゥゥゥゥゥッ!」


『ワァァァァァァッ!』(歓声)


種族はダークスライム!
スペインの某中学2年生!
好きなものは新技開発!

現在中二病進行中!もうここにまできてる時点で色々末期だと思われます!その中二精神で作られた技はいかなるものか!?ちなみに自分は元アサシンだという設定だと書いてあります!


水道寺(以下、S)「え〜と、まずは挨拶ですよね〜。こんにちわ、しね〜・・・だっけ?」

ザトー(以下、Z)「ククク、私の前に立つとはな・・・いいだろう、殺してやる・・・」


さぁ!二人ともが喧嘩売りあいました!

試合ルールは一本勝負!
制限時間なし!
ちなみにリング上の特別魔法により、スライム状の身体でも打撃ダメージを入るようにしてあります!え?ローションバトル?しらねぇよそんなもん!


審判「Get Ready…Fight!!!


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
水道寺HP[■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■]
ザトーHP[■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■]
(前回より体力表示を大きくしました)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

さぁ!始まりました!
水道寺選手が近づく!
おっと!?ザトー選手、動きません!?


Z「我が影に貫かれよ!『インヴァイトヘル』!」

『ギャルルルルッ!』


S「ふぶぇっ!?」


なんとっ!ザトー選手、いつのまにか身体の一部を伸ばし、きら選手の下からドリルに変形させたーっ!?
きら選手、急に攻撃されて転倒!


Z「まだだ!インヴァイトヘル!」

『ギャルルルルッ!』
『びぢゃぢゃぢゃぢゃ!』

S「やぁ〜ん!」


なんか緊張感のない叫びですが、やられてることはエグい!ドリルで倒れたまま腹部をえぐられてるーっ!これスライム以外だったら死ぬんじゃないか!?


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
水道寺HP[■■■■■■■■■■■■■■■■■■□□]
ザトーHP[■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■]
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


Z「ふはははは!ちょっとした挨拶程度だ」

S「ぶぅ〜・・・怒ったもん!」


水道寺選手、高く跳んだ!


Z「ぬっ!?」

S「だ〜いぶ!」


『ムキッ!』


ちょ!?きら選手、自分の身体を野郎の筋肉盛りな上半身に変化させた!?


S「てぇい!」

Z「ぐべっ!?」


あぁっとザトー選手、反応が遅くて押しつぶされた!


S「捕まえた〜♪」

Z「な、なにを!?」


『ガシッ!バッ!』

きら選手、筋肉状に変化した腕でザトー選手を掴み・・・飛び上がった!
こ、これはまさか!?


S「『きら様ドライバー』!」

Z「ぐぺぐしゃぁ!」


あーーーっと!まさかの投げ技だーーーっ!スクリューパイルドライバーで叩きつけられたザトー選手、黒い身体を四散させたーっ!


S「ちがーう!きら様ドライバーだよ!」


あ、すいません。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
水道寺HP[■■■■■■■■■■■■■■■■■■□□]
ザトーHP[■■■■■■■■■■■■■■□□□□□□]
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


Z「ぐぅっ・・・やるじゃない!」
(身体を集めて修復中)

S「えっへん!」


胸を張るきら選手!おっと?ザトー選手が不敵な笑みを浮かべました!


Z「だが!貴女の足元の『私』には気づかないとはね!」

S「・・・ほぇ?」


あっ!きら選手の足元に、黒い粘体が!あれはザトー選手の一部か!


Z「さぁ!動け!私の一部!『小パンチ』!」


『にゅろんっ!バチィッ!』


S「あぅっ!?」


なんと!ザトー選手の一部がきら選手を攻撃!


Z「まだよ!『中段』!」

『にゅろんっ!バチィッ!』

S「あいだっ!?」


続けて腹に突撃ィ!スライムとは思えない威力だと音から推測されます!


Z「『伸びろ』ぉっ!さらに、『回れ』ぇぇぇっ!」


『にゅろんっ!ドカァッ!』


S「あぅっ!!」


『にゅろんっ!ギャリギャリギャリッ!』


S「あばばばばっ!?」


ザトースライムが巨大な腕になり、きら選手に強力なアッパー!さらに落ちてきたきら選手を、まるで丸鋸のように変形したザトースライムが回転して切り刻むっ!


Z「これでラストよっ!

悪魔の顔に恐れ慄くがいい!

『メガリスヘッド』ォォォッ!」


『にゅろんっ!バゴォォォォォン!』


トドメはザトースライムが巨大な顔に変身し、ラストアターーーック!これは効いたでしょう!勝負が大きく傾いたーーーっ!


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
水道寺HP[■■■■■■■■□□□□□□□□□□□□]
ザトーHP[■■■■■■■■■■■■■■□□□□□□]
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


Z「私にこの技を出させたことに敬意を払うわ」

S「うきゅう〜〜〜」


あぁっと、きら選手、激しい連撃にピヨっています!さぁ、ザトー選手、一気に勝負を決めるか!?


Z「なにを言うの。私は正々堂々と勝負して勝つのよ。なぜなら、それが運命だから」


おぉーっと!?ピヨりを攻撃せず、挑発で時間稼ぎだーっ!余裕のザトー選手、大丈夫なのかーっ!?


S「みゅぅ・・・よくもやったなー!」


そうこうしてるうちにきら選手がウェイクアップ!戦闘再開です!


S「もう同じ手は食わないんだから!」


そう言ってきら選手、突撃!


Z「ならもっと足元をご覧なさいな」


え、あぁっ!すでにザトー選手のスライムがきら選手の足元に!?


S「これくらいジャンプで避けれるもん!」


きら選手、フラグにしか聞こえないセリフと共に跳躍!


Z「甘いわ!くらいなさい!『スペシャルドリル』!!!」


『ギャルルルルルルッ!!!』


さっきよりもデカいドリルが出たーーーっ!!!


S「わわわ?!」


間一髪、きら様ガード!しかしこれはザトー選手有利か!?


Z「さぁ!フィニッシュコースよ!」


ザトー選手ダッシュ!行くか!?


S「・・・かかったなーーっ!」

Z「なに!?」


きら選手、着地とともにザトー選手に向かって跳んだ!?なにかあるのか!?


Z「くっ!?」


ザトー選手ガード!間に合うか!?






S「必殺!『猫だまし』!!」






『ぺちん』


・・・へ?


Z「・・・え?」



S「か〜ら〜の〜っ!」



『ガシッ!』



Z「あ、ちょ、しまっ!?」


S「泣いてあやまれーーーっ!」


『バッ!ドガッ!』


すくりゅ・・・きら様ドライバーだ!


S「許さないけどねーーーっ!」


『バッ!ドガァッ!』


え、二回連続!?


S「貴女の死に場所はーーーっ!」


『ぶぅん!』


ザトー選手!喘ぐ暇も与えられず、天高く投げられた!きら選手もそれについていく!?


S「私の!お尻の!下だぁぁぁぁっ!

『ファイナルアルマゲドンなんとかー』ーーーーっ!!!


『ドガァァァァァァァァァンッ!!』


必殺技の名前くらいハッキリ覚えとけ!きら選手、ザトー選手をヒップドロップで押しつぶしたぁぁぁっ!!

ザトー選手、動かない!?どうだ!?どうなったぁっ!?

Z「・・・・・・・・・余裕ぶった結果が・・・これだ、よ・・・」





ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
水道寺HP[■■■■■■■■□□□□□□□□□□□□]
ザトーHP[□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□]K.O
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

決まったぁぁぁぁぁぁっ!!

勝者!水道寺、きら選手!



きら「牛乳をのめー。牛乳をー。」



ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

いやぁ、フラグは立てるものではありませんね!

以上、第一試合を終わります!

次回の第二試合は・・・

二番人気だった試合!

デュラハン vs アヌビス!

この試合は、両者『剣』を持参で行います!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

11/12/16 10:43更新 / ganota_Mk2
戻る 次へ

■作者メッセージ
キャラの解説。

『水道寺 きら』
・元ネタはアルカナハート3、大道寺 きら

・きら様はエーテルなんとか媒体を使って戦う
→見た目スライム
→スライム?スライム!

・ジャンプなしできら様ドライバーとか使えるやつは死ね!もしくはやり方教えろ!(gan.otaは一回転コマンドができません



『ザトー・Dark』
・元ネタはギルティギアAC、エディこと、ザトー・ONE

・黒くていろいろ変形可能、分離可能
→ダークスライムの絵をみると、小さい顔とかあるよね
→よし、ダークスライム

・正直、ブレイブルーのアラクネとどっちにしようかと迷ったけど・・・いやでしょ?ダークスライムの中から蟲が出てくるとか。



実際のゲームじゃ無理なコンボとか書いてるので、信用しないでください。

TOP | 感想 | RSS | メール登録

まろやか投稿小説ぐれーと Ver2.33