連載小説
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医師シンティ
今度はシンティさんの相手をさせていただくことになった。
里の中では医師を担当していて、薬学なり魔法なりを用いて皆を癒やす立場だ。

シンティさんの外見を説明すると、巨乳。インパクトのあるおっぱいが俺の目を誘導する。
彼女達の中で間違いなく一番大きい。次に胸が大きいシルヴィアの二割増しは間違いなくある。
膝ほどまである長い桃色の髪と青い目をしたおっとりとしたタレ目の美人という風貌。
胸だけでもなく、全体的に肉感的で、ふくよかな印象だ。太っているというわけではない。

すさまじい母性を感じる。母と呼んでいいですか。貴方の息子に生まれたかった。ごめんお袋。

「はーい。ハヤトちゃん。みんな激しくて疲れたでしょう?今日は休んで大丈夫よー♥ 」

絶倫になったは良いものの、確かに体力は無尽蔵というわけではない。
いや、体力も以前とは比べ物にならないほど活力がみなぎる身体になってはいる。
それでも疲労は溜まっていくのだ。皆の相手をするというのに本調子では無いのは失礼だ。

「すみません、シンティさん。確かに俺、疲れていたかもしれないです。」
俺は体調不良を正直に告白する。シンティの前で無理を貫いても、見破られてしまうからだ。
マイペースでゆっくりおっとりとしたシンティだが、観察力に優れ少しの違和感をも見逃さない。
普段は言動を控えているのだが、理路整然とした言動は皆に有無を言わせることなく押し通す。
本当に、母性の塊のような人だ。シンティには誰も逆らうことが出来ない。

だから正直に話して、今日は休ませて貰おうと思ったのだが、息子はそれを許さなかった。

「あらー。どれだけ疲れていても、エルフの秘薬は欲望を募らせちゃうからー仕方ないわね―。」

「え?実は結構危険なものなんですか?」

「そうでもないわよー。エルフは長い期間を掛けてゆっくり行うものだから。
 皆が激しすぎるのがいけないのよ。ハヤトちゃんが壊れちゃ皆悲しむのにしょうもないわね。」

成程。魔物になったエルフの相手は想定に入ってなかったのだろう。
いつもどおりの方法で良いと思ってた本人たちがいつもどおりでは無かったのだ。


「じゃあ、今日は私の番だし、ハヤトちゃんの性欲解消は私がやっちゃうわねー♥ 」
「え?いや、こんな消耗している俺の相手をさせるのは悪いですよ。」
「いいのいいの。ハヤトちゃんは頑張ってくれてるから、私は甘やかすつもりだったし♥」


そう、あれよあれよと俺は服を脱ぎ取られ、シンティが俺の性欲解消をしてくれることになった。
そうだった。この人に逆らうことは出来ないんだった。


「ハヤトちゃんは動く必要は無いからねー♥ 楽しんでいって♥」


今日はひたすらスローペースなセックスだった。俺は動くことなく、シンティに愛撫に身を任せた。

「はーい。自慢のおっぱいの感触は如何ですか―? お口も使っちゃいますね―♥」

ローションのような媚薬を胸に掛け、その豊かな胸で俺の逸物を挟み込んだ。
これが伝説のパイズリ・・・!男子高校生たる俺はその行為そのものに感動してしまったのだ。
俺の逸物は、暴力的なまでの柔らかさで圧迫され、それを上下に擦り付けられている。
腰が抜けそうな快楽。さらに先端部をシンティは舐め、吸い、咥え、啜った。
射精までに、そう長い時間はかからなかった。

「んー! んふふ、全部飲み込めなかったわぁ♥ 美味しぃ♥ 胸もびちょびちょよぉ♥」

シンティは大量に吐き出した精液で顔も胸も汚していた。恍惚な笑みを浮かべていて満足そうだ。
たっぷりと射精した精液を口に含んでおり、それが口に含まれているところも見せてもらった。
さらに、自分の顔や胸に掛かった精液を丹念に、そして淫靡に舐めとった。

俺は改めて勃起してしまった。この人、わかってやってるだろう・・・!

「あらぁ?んふふ♥ 元気なのねぇ♥ いくらか搾り取らなきゃダメかしら?」

俺は彼女に逆らうことは出来ない、俺の心の弱みを柔らかく握られている・・・!
そう。確信した。


水を浴びてさっぱりしたシンティは俺の上にまたがり、腰を深く落としてきた。

「はーい♥ 改めて言うけど、ハヤトちゃんは動かなくて大丈夫だからね?」

ぷちぷちとした感触を感じた。処女を突き破った事を示す血が滴り落ちている。

「大丈夫よ、痛みは全く感じないから。それよりも私嬉しくて嬉しくてぇ♥
 やっと、愛しの旦那様を甘やかすことが出来るなんてぇ♥ 頑張ってねハヤトちゃん♥」

シンティは俺の上にまたがり、胸をたゆんたゆんとダイナミックに揺らしながら腰を動かした。
ぱちゅんぱちゅんと水気のある音が部屋に広がっていく。
シンティの腰使いは激しいものではなく、常に一定のリズムで行われていた。
締め付けは狭いが、柔らかく温かみを感じ、快楽と安心感を同時に味わっていった。
まるで彼女の中へ取り込まれていくような、そんな錯覚すら覚えた。
いつまでも繋がってられる。そんな気持ちにすらさせたのだ。

「ハヤトちゃん♥ がんばれ♥ がんばれ♥」

シンティは俺が絶頂を迎えそうなときも常に一定のリズムを崩すこと無く、俺を絞りとった。
長い長い、激しさの無いスローペースのセックス。
しかしとても長い時間、快楽を味わい続ける天国のような時間だった。
徐々に徐々に彼女は俺に快楽を与えてくれる。徐々に徐々に絶頂へと導かれていく。

そして、彼女が腰を止めた時、俺は門が開いたダムの用に大量に精液を吐き出していった。

長い長い大量の射精だった。今までで一番長い時間射精していたのだと思う。
全身の神経が俺の逸物に集ったかのような圧倒的な快楽。それをシンティにぶつけているのだ。


どれだけ長い時間、射精していたのかはわからない。ただ、長かった。
シンティはその全てをお腹で受け止め、精液でお腹がぽっこりと膨れ上がっていた。


「ハヤトちゃん頑張ったね♥ ご褒美のキスよ、ハヤトちゃん♥」


シンティのキスを頂き、その後俺たちは繋がったまま過ごした。
お互いに動くこと無く、平和に雑談などもしてしまったのだ。
シンティが下になり、まるで彼女をベッドにしているかのように胸に顔を埋める。
そんな俺を優しく受け止め、シンティは俺の頭をなでてくれた。

気がつけば心地よい最高の眠りの世界へ俺は落ちていった。
15/09/19 10:53更新 / うぃすきー
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■作者メッセージ
がんばれ♥ がんばれ♥  が書きたくて書きました。

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