連載小説
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ワームの項
次は地竜、ワームだ。
ワームはドラゴン族の中でも随一の体力と頑強さを持っている。
それ故に彼女達に目をつけられたなら、よっぽどの事が無い限り逃げ切れないだろう。
こんな辺りが、魔物娘図鑑の中に書いてある事である。

ワームの魅力を一言で表すなら、「甘々」だろう。
何せ彼女達はそれはもう、素直すぎる程に素直だ。
他の魔物であったら恥ずかしがって言えない事もスパッと言う。
また、言葉だけではなく行動も素直極まりない。
抱き付きたくなったら抱きつくし、キスしたくなったらする。
その内容も、他の魔物よりも熱く、情熱的だろう。
性行為にしても彼女達ワームはきっと、
「えへへ、セックス、しよ!!」
とか直球で無理矢理にでも押し倒して事に及ぶと思う。

外見において、彼女達の魅力は何と言っても素肌だ。
柔らかいお腹から昇っていくと、
見せつけるように、豊かに実った大きな果実が二つ。
交わりの際や、普段の生活でもここにはきっとお世話になるだろう。
これは何も興奮するというだけではない。
疲れたり、落ち込んだりした時に彼女達の胸に包まれたとしよう。
彼女達自身はとても子供っぽいが、それ故に果てしなく優しくも有れる。
いつもは甘えてくるばかりの彼女達がまるで子供をあやすかのように
ただギュウッと優しく抱き締めてくれるのだ。
「大丈夫だよ、あたしが一緒にいるもん・・ね?」
こんな事を言われながら、抱き締められれば一層愛おしく思えるだろう。

そうそう、他にも尻尾という魅力がある。
ワームの尻尾はドラゴンや、ワイバーンとは違い体から直接繋がっている。
この事による利点は、抱き付いたときに出るだろう。
彼女達にとって抱き付く、撫でられるなど体が接触するのは特に嬉しいことだ。
だから、頭のてっぺんから尻尾の先まで好きな人と触れ合っていたい。
そこで尻尾を巻きつけ、さらに抱き付く事で晒した素肌でも好きな人を感じる。

そして我慢できなくなった彼女達は、自らの尻尾をベッド代わりにして性行為を始めるだろう。
体力に物を言わせて、相手の精を貪る。
一、二回は我慢できたとしても、彼女達の体力の前では無意味。
いつしか意識は薄れ行き、快楽と暗闇に落ちていく事だろう。
それはそれで、Mっ気のある私にはいい事だが、
やはり、彼女達を攻めてしまいたい人もいると思う。
方法が分からない人も結構いると思うし、私もこの事でかなり悩んだ。
だが・・分かってしまえば何という事は無い方法である。
それは単純な事で、彼女達を念入りに愛撫してやればいいのだ。
図鑑には、彼女達の素肌はとても敏感だとある。
そして彼女達は快楽に素直で、気持ち良い事が大好きだ。
背中をなぞったり、腰を撫でてあげたり、舐め回したり。
勿論胸を揉んであげるのも良いだろう。
それらを繰り返しているうちに、彼女達は快楽によっていつもより大人しく
なってくれる筈だ。
とは言っても、それでも一気に持ってかれる事はある。
だが元より、お互いに気持ち良くなるのが目的なのだから問題は無いはずだ。

ではここで、これらを踏まえてワームを書いてみよう。

まずは、返ってきた時の癒し。
  男「ふぅ・・ただいま・・。」
ワーム「お帰り!○○!今日は寂しかったけど、頑張って留守番したよ!」
  男「はは、お疲れ様。良い子にしてたみたいだな==。」
ワーム「うん!えっとね、今日はね・・掃除をしたの!」
  男「そうか・・ああ・・確かに、綺麗になってるな・・はぁ。」
ワーム「ねぇ・・○○、悩みごとでもあるの?
    帰ってきた時もそんな顔してたよ?
    私、何か・・悪い事しちゃった・・?」
  男「あ、ああいや、違う==。
    この頃、ちょっと疲れててな・・。」
ワーム「そっか、だったら・・はいっ!」ムギュっ
  男「==・・?」
ワーム「こうやって、抱き締めてたら疲れも取れる!
    それに・・えへへ、暖かいし・・○○を沢山感じられるよ。」
  男「ありがとうな、==。
    これならまた明日も頑張れそうだ・・。」
ワーム「ううん、違う・・今日から、でしょ・・はむ・・んちゅ・・。」
   

素直な彼女達は、とても可愛いものである。
次に、主導権を握る方だ。

ワーム「ね、セックスしよ!良いでしょ?」
  男「ああ・・その前に一つやりたい事がある。」
ワーム「やだよ、時間がもったいないよぉ・・。」
  男「大丈夫だ、セックスと関係のある事だから。
    まず、仰向けになってくれるか?」
ワーム「うん・・あんまり待たせたらこっちから行っちゃうからね。」
 男「分かった・・じゃあ行くぞ。
    この大きな胸を・・んしょっと・・。」むにゅう。
ワーム「はぅ・・えへへ、キモチイな・・ね、もっとして?」
  男「次は・・そうだな・・よし。
    この先っちょを、舐めるってのはどうだ。」チロッ・・
ワーム「んっ、うん、それも気持ち良い・・。 
    えへへ・・なんかいつもより、積極的だね。」
  男「まぁ、な・・お前だって、大人しいじゃないか。
    いつもはもう挿れてる頃だってのに。」
ワーム「はぁん・・だってぇ、それ、気持ち良いんだもん。
    ずっとされてても良いかなって、思えちゃうよぉ・・。」
  男「はは、ずっとは困るな。
    俺だって気持ち良くなりたいんだし。」
ワーム「じゃぁ、あと一回おっぱいを撫でたら、初めよう・・♥」

書いててにやにやしてしまった・・。
いつもはガンガン行こうぜ、なワームだがこのように
意外と簡単に思うがままに出来てしまうのだ。
とは言っても、体力が続かなければ結局彼女達に搾られてしまうが。
 
では、少々早いがまとめとさせてもらおう。
彼女達と付き合うのならば、間違い無く必要とされる事がある。
それは、「恥ずかしがらないこと」と「愛を素直に示すこと」だ。
最初も言ったが彼女達はドラゴン族の中で一番の素直さを持っている。
そして、子供っぽい故に示された愛情をストレートに受け止めるのだ。
また、彼女達自身も素直に好意、愛、性欲を示してくれる。
同時に彼女達は何よりもそれを欲しがっている。
だからこそ素直に「愛してる」「大好きだ」と言ってあげよう。
恥ずかしがっていても構わないだろうが、より彼女達の笑顔を輝かせたいなら
やはり撫でたり、キスしたりと愛してあげるのが一番だ。
初対面はその迫力に怖じ気づき、一方的な関係を持つ事になるかもしれない。
だがその分、中身を知れば知る程可愛らしく思えるのも彼女達の魅力。
抱き付かれたら、抱き返し、キスされたら、もっと深いキスをしてあげる。
そんな風に素直に接していれば、彼女達もその溢れんばかりの愛を注いでくれる事だろう。




13/11/10 21:06更新 / GARU
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■作者メッセージ
うぅ・・ワームはなんだか難しかったな・・。

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