連載小説
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とある男の一日(番外編)
いつものとはちょっと違う作風です。まあ番外編ということで、とある男の紹介を。
※作者ではありませんwww

※何気にサバトグリモワールの内容が含まれてます。









 わたしの朝は早い、まずバフォ様(自作のぬいぐるみ)をぎゅっとして〇〇して××してから

朝のばふぉい体操をする


1.まずロリコン体操の歌を大声で歌う

新しい地平線に輝くロリ 希望のバフォさま
喜びに無い乳を反らし バッフォイ
バフォさまのありがたいお言葉に
平らな胸に
すべすべなきめ細やかな肌に  
一切無駄な毛がない丘に登り
バッフォーーーーイ!!

それ 幼女 少女 ロリ万歳!!!

ちなみに3番まであるが、それは3月3日と5月5日にしか歌わない。


 さて、バフォイ体操で幼女の素晴らしさを改めて噛みしめてから、『サバトのチラシ』を配りに駅前に行く。当然、チラシは一般ピープルにも受け取りやすいように、擬装してある。

 学生には、進研〇ミの漫画っぽい内容。

 サラリーマンには、疲れた心と体を癒すリラクゼーション施設の案内。

 ご高齢の方には、健康関連の商品の紹介や高齢者施設の案内

 もちろん魔女候補の女性達にも配る。
内容はダイエット、健康食品、スーパーの特売情報、かわいいアクセサリー(サバト製)


 後程その内容は変化して、次回の黒ミサへの招待券となる。

 世知辛い世の中なので、受け取る人間は意外と多い。
 ちなみに一緒にティッシュ(バフォさまの香り付き)を配ると貰ってくれる率が多い。



 その後は会社へと行く。
 毎日ぎゅうぎゅう詰めの電車に揺られながらも、必死に冥想し自分の中の幼女信仰を高める。そんなことをやって山〇線を2周して上司にすごく怒られたのは、仕方ない。


「なぜ、今日は大事な会議に遅刻した!!」
 わたしは答える。
「困っていた少女が居たので助けました」
 上司は110を押そうしたが、残念。繋がる先はわたしの所属するサバトだ。
「そ、そうか、どうやら本当のようだ。疑ってすまない」

「いえ、紳士として当然です」


 その後も定時に終わることは無いのでサービス残業だ。
 バッフォンでサバトにそれを伝える。

 ほうれんそうは大事だ。

「バフォさまから、一言、まあ、がんばれ」
 という一言が聞けて思わず会社に居ることを忘れ。


ばっふぉーーーーい!


と叫びそう(実際10回くらいやらかしてしまった)なのを我慢する。


 タイムカードなんてものはとっくに上司が押してるので、わたしが最後にセキュリティをして、守衛さんにあいさつをして会社を去る。

「いつも大変ですね」
「いえ、これも仕事ですから……」



「いえ、これも幼女ですから……」
と言ってしまったことが50回はあるが、守衛さんは耳が遠いので、気が付かなかったようだ。


 そして、当然のようにサバトへとそのまま出社する。というかこれからが本業だ。
 サバトのチラシを魔女から受け取ったり、最近できた〇チューバー戦略室にて、新しい幼女モデルの作成等をやる。本日も生放送が何本か入っているが、ここでの収入(投げ銭)は半端ない。バフォさまがはりきってこの戦略室も大きくなった。
 それはさて置いて、ようやく、バフォさまと面会できる。


「バフォさま、今日も素晴らしいロリです。バフォさま!!」
「お主……、頭は大丈夫か? そろそろ誰かのおにいちゃんになって欲しいのだが」
 バフォさまは大変お優しい幼女だ。いつもわたしなんかの為にお声を掛けて下さる。
「残念ですが、わたしはバフォさま一筋です」
「そうか……、残念じゃが、お主ではわしのお兄様には相応しくないのじゃ……」
「それでいいんです。バフォさまにはもっともっと素晴らしいお方が現れます」
「……全く、それでチラシやVチュー〇ー計画はどうじゃ?」

「駅前のチラシ配りは順調です。次回の黒ミサの参加者は100人は超える予想です。あと昨年の〇月にデビューさせた彼女の人気は上々ですね……この再生回数をご覧ください」
「ふむ……良い数字じゃな」


「あの……よろしいですか」
「なんじゃ、ほれいいぞ」

「あ、ありがとうございます!!」
 わたしはこの為に生きているといっても過言ではない。

 バフォさまの頭を撫でることができるのだ。角には決して触れない。




 ほんの5秒だけ。



「ありがとうございます。バフォさま!!」
「む、単純と言うか、なんというか、お主ほんとに頭は大丈夫か?」
「大丈夫じゃないです!! バフォさま、大好きですっ!!」

「はぁぁぁ………、まったく、もう下がれ……頭が痛くなってきたのじゃ」
「も、申し訳ございません」
 わたしはあわてて退室する。
 お付きの魔女がわたしの顔を見て、さっと目を反らす。
 まあ慣れた。……バフォさま以外サバトにはわたしのような酔狂な人間を相手にする魔物はいない。
 ああ、バフォさま……、あの美しい顔、シミ一つないきめこまやかなぷにぷにお肌、決して触れることは許されないが、5秒だけ頭を撫でることを許された。

 それ以上はいけない。

 バフォさまはみんなのバフォさまなのだ。


 帰宅してから、酒を飲んでネットを徘徊する。例のVチ〇ーバーの新作動画の再生数を見て思わずにやける……、まさか、中身が幼女とは誰も気が付かないだろう。

 バフォさまを中心とした。サバトのすべてのバフォメット様へと祈りをささげ、自作のバフォ抱き枕を抱いて今日を終える。


 これがわたしの一日の行動パターンだ。
 サバトの活動中、何度もK−さつに職質されたが、問題ない。
 とっくにブラックリスト入りしているので、書類を書いてすぐに解放される。K−さつもこんなわたしを取り締まる暇があるのなら、もっと別のを……と思うのだが、まあ、仕事なのだろう。
 すっかり顔なじみになった受付のけーかんに苦笑いでハンコを渡す。




 さて、ルーニャ・ルーニャ様の数え歌で今日も安眠だ。









一方サバトでは
「あのバフォメット様、あの人間大丈夫なんですか?」

「あやつが何かしたか?」

「いえ、なんかすごくかわいそうなんで見てられません」

「うむ、気持ちはわかる。だがあやつ、どんなにかわいい少女を紹介しても、わし以外の少女はダメだと言う。まったく困った人間じゃ……」

「はぁ……もう無理やり、押し倒しておにいちゃんになってもらうしかないですね」

「それはダメじゃ……。一応あやつも役に立ってないことはない。魔女やその他の魔物娘にも徹底させているが、あやつのことはそっとしておいてやってほしい」

「そうですか……、あーあ、わたしだったら喜んでえっちなこととか色々教えてあげたいのになー、早くおにいちゃんが欲しいです」

「まあ、いつかあやつも考えが変わるやもしれないのじゃ。いいか絶対こちらからは手を出すな」

「はい……、みんなにもそう伝えます」




「ふう、あやつに好かれているのは決して嫌ではない。でもなんというか、そんな目ではみられないのじゃ。まあ、他のサバトのバフォメットにも相談してみるか……」

 バフォメットもそうして目を閉じた。


 人間の寿命は短い。
 まあ、生き生きとして活動を続けられるのもそんなには長くないじゃろう。
 その時が来れば、また良い魔女を紹介して無理やりお兄様にしてしまえばいい。

 すまないな……バフォさまは一人しかおらんのじゃ


 ばかな人間じゃ……。


 ん、バッフォンの着信か?

「どうした、何か緊急の件か!? 何、おやすみなさいの言葉だと、むむ、………お、おやすみなのじゃ!」

がちゃ!

 仕方ない明日は

「おはようじょ! と言ってあやつを起こしてやろう……くくっ」


 なんだかんだ、友達みたいな関係のびみょーな雰囲気が楽しいのじゃ!!
 あやつも本当はわかっているのじゃろう。まあ、それがいい。



 今度のサバト内の魔女達のハロウィンパーティとか無理やり誘ってやるのじゃ!!

 くくく、どんどん魔力を浴びさせて堕落
 うむむ、でも無理やりはよくないし……うーむ、まあいいのじゃ。



 楽しければな、くくっ
18/08/27 01:02更新 / ロボット4頭身
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■作者メッセージ
バッフォイ!!!
バフォさま大好きだーーーーーーーーーーーーー!!!

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