連載小説
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zenoさん 助手・アヌビス&コカトリス
おい、DNAの採取だ
予定の時刻を過ぎている
採取の終了時刻まで、後10分も無いぞ?

            ごめんなさい・・・

まったく、お前達は時間にルーズだな
ほら、お前達準備しろ
時間が無いんだ


何をしている、早く脱げ
なに? 「俺も脱ぐのか?」だと?
当然だ。ここで採取するんだ。
ここで脱がないでどこで脱ぐつもりだ?
何をしている、コカトリス・・・ お前もだよ

            え!?
            私もですかぁ!?

そうだ、お前以外にこの部屋にコカトリスが居るんだ?
サッサと脱げ

            なんで私まで付き合わされるんですかぁ・・・
            むりですってぇ・・・
            絶対、一人でやった方が早いですよぉ・・・

良いから、さっきから時間が無いといっているだろ
お前も一緒にDNAを登録するんだよ
大体、コカトリスは臆病で一人だと物音にビクビクして・・・
時間が掛かってしかたないだろ

            で、でも・・・視線がありますし・・・
            ぜ、ぜ、絶対無理ですよぉ
            こんな、ほら・・・
            みて下さい! 絶対見てますよ!
            あれ、その・・・おちん・・・ち・・・股間が膨らんでますって!


あぁ、もう焦れったいな・・・
生理現象だ仕方ないだろ。 イチイチ気に擦るな
どうしても脱ぎたくないって言うなら、少々乱暴になるが許せ

            わ、わ! な、なにやぁ!?
            そ、そんな所いきなり手を突っ込まないで下さい!
            そんな、私のオッパイ小さいです・・・
            やぁ!? そんな汚いところに手を突っ込まないでぇ!

暴れるな!
毛が抜けるぞ!
すぐ終わるからじっとしていろ

            む、無理ですって! 姉さまこそ!
            姉さまこそ止めてくださいよぉ!
            め、目が! 目が恐いです!

く・・・ 強情だな・・・
どうしても予定通りにいかせない気だな・・・
お前には少々地獄を見てもらうぞ・・・
マミー化の呪い!!!

            ひゃぁ!!!
            やめ・・・ね、ねぇさまぁ・・・
            体が、疼く・・・ 熱いのぉ・・・
            お姉さまぁ・・・ っひゃぁ・・・ 止めてぇ
            おっぱい、触んないでぇ・・・
            敏感に、なっちゃぅ・・・

おい、お前が悪いんだぞ・・・
大人しくしてれば、こんなことにならなかったのだから

            だ、だめですてぇ・・・ おねえさまぁ・・・
            くぁ・・・ おまた・・・ ジンジンしてぇ・・・
            っきゅぅ・・・ お姉さまぁ・・・ 寂しいですぅ・・・

なんだ、お前・・・
盛っているのか? ふふ、まぁDNAを登録するには丁度良いな
ほら、こい・・・ リラックスして・・・ そう
恐がらなくて良いぞ?

            お姉さま、手・・・ 優しい・・・
            ふぁ・・・ あ、そこ優しくされるの・・・好き・・・

大分大人しくなってきたな・・・
おい、そろそろDNAの採取をするが・・・
大丈夫か?

            んぅ・・・ 駄目、もっと姉さまの柔らかい手・・・
            感じたい・・・ だから、もうちょっとぉ・・・

これじゃあ、時間が勿体無いだろ?
最初に言ったはずだろ?
DNAの採取するって

            でもぉ・・・ 姉さまの手ぇ・・・
            触っててくれないと・・・ 体が熱くなちゃうぅ・・・
            ねぇ・・・ キスして良い?
            キスしたらぁ・・・ いい子にするからぁ・・・

おいおい・・・ DNAを登録するならキスは必要ないだろ?

            でもぉ・・・ お姉さまの事・・・ 欲しいのぉ・・・
            良いでしょ? ねぇ・・・ 一回で良いからぁ・・・

全く・・・ 仕方ないな
そんな事言われたら・・・ ふふ、一回だけだからな・・・

            えへへ・・・ やったぁ・・・
            姉さま、目・・・ 瞑って?

ん?
こうか?

            うん・・・ じゃ・・・ するね♪
            ちゅ・・・ じゅる・・・ くちゅ・・・ ぺちゃ・・・
            ぐちゃ・・・ ちゅる・・・ ぴちゃ・・・

だ、誰が・・・ 舌を入れて良いって言った・・・!

            駄目ですよぉ・・・ 姉さまぁ・・・
            キスさせてくれるって言ったじゃないですかぁ・・・
            もっと、キスさせて下さいよぉ・・・

ば、馬鹿! い、一回って言っただろ!
だ、大体・・・ そんな大人なキスなど・・・ どこで覚えたんだ!

            それは・・・ お姉さまにも秘密ですぅ〜♪
            ふふ、キスさせてくれたら教えてあげますよぉ♪

黙れ黙れ黙れ!!!
チキンのクセに・・・
こうしてくれる!!!

            きゃぁ!!!

ふふ・・・ こんなにフェロモンを周囲に撒き散らしおって・・・
こんな、イヤラシイ悪戯な小鳥には罰が必要だな・・・

            な、ね・・・姉さま?
            や、やです・・・ そんなぁ

くく、どの口でソレを言っているんだ?
呼吸は荒く
体温は上昇し
異常な発汗
フェロモンを撒き散らし
そして・・・ こんなに下の口は涎を垂らしているのに?
発情していないというつもりなのか?

            そ、それは・・・
            ね、姉さまの・・・ マミー化の呪いのせいで・・・

おや・・・ 私のせいか?
嘆かわしいなぁ・・・ 人のせいにするなんて・・・
知っているか?
アヌビスの役目は
真実のマアトの羽と心臓を天秤にかけて死者を裁く事なんだよ
あぁ・・・ 嘆かわしい・・・ 嘆かわしいぞぉ・・・
こんなに、可愛いお前を・・・
食べなければならないなんて・・・


            ちょと・・・ 姉さま・・・ 待って・・・
            やめ・・・ 耳・・・ 噛まないでぇ・・・
            舐め、中まで・・・ 汚いぃ・・・

はむ・・・ ちゅう・・・
ふふ・・・ 美味しいぞ?
そろそろ・・・ DNA、登録・・・ するか?

            うん・・・ っはぁ・・・ 姉さま・・・
            しよう・・・ DNA登録ぅ・・・

ほら、お前も・・・ 見てないで・・・
もう私も・・・ コイツの・・・ フェロモンで・・・
疼いているんだ・・・

            ねぇ・・・ お願い・・・
            マミーの・・・ 呪い・・・ 解いてよぉ・・・
            体、乾いてるのぉ・・・

頼む・・・
私から・・・
            そんなぁ、姉さま・・・ ずるいぃ
            姉さまが、呪いかけたんだから・・・
            私からぁ・・・

        してくれますよね?

10/12/15 19:48更新 / 佐藤 敏夫
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■作者メッセージ
DNAを登録しようとした結果がこれだよ!

アヌビス×コカトリス
誘うための百合百合

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