連載小説
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水没林レポート
どうも〜、ステラで〜す☆
今回は水没林ってところに来てみました!
文字通り、林が水浸しです。
とってもじめじめしています、気持ち悪い〜〜><
でもじめじめしているので、マタンゴさんがたくさん生息しています。
「これあげる」「これもあげる」「これもどうぞ」
とたくさんキノコをもらっちゃった。
食べられそうなのはごく一部だったけど・・・f^^;


滝からダイブして、その近くにあった洞窟に入ってみたんだけど、ここの水、渓流とはまた違ったきれいな水なの。
そこにいたサハギンさんに聞いてみると(こっちの問いにイエスかノーかでしか答えてくれなかったけど)
なんでも処女のウンディーネさんがこの水没林を管理しているんだとか・・・
以前行った時には会えなかったけど、渓流や孤島にも水を管理しているウンディーネさんがいるんだって。
また行ったときに探してみようっと。


でもこういう水に恵まれた土地はやっぱりたくさんの生き物が住むもの。
少し先に行くと・・・まただよ!
またリザードマンさんたちがたくさんいました。
でもここにいるリザードマンさんはさらにちょっと変わっていて、鱗が赤色です。
そして毒攻撃を仕掛けてきます。
ちょ、毒だなんてちょっと卑怯じゃない!?
戦士の道に反しているわ!
でも最近覚えた閃光魔法で目くらましをして逃げてきました。
ナイス、ステラ!


そんな感じで調子よく探検をして、そろそろ帰ろうかと思って背の高い草原を歩いていたら、なんか嫌な予感がしたの。
前に身体を投げ出したら、何かがあたしのいたところを着地しながら攻撃していた。
「ちっ、バレたか・・・」
ってつぶやいていた魔物娘・・・
そいつはしなやかな身体を持っていて、手足と尻尾は黒い鱗で、お腹や背中は黒い毛皮で覆われていた。
その腕からはすごく硬くて鋭いブレードが生えている。
姿はそれっぽくないけど・・・
え、え、え〜〜〜っ!?
やっぱりドラゴンだ〜〜〜っ!?
・・・でも、耳が猫っぽいのはちょっと可愛いかも・・・///
なんてのんきに言っている場合じゃない!
そいつはそのしなやかな身体を生かしてあっちに跳んだりこっちに跳んだりと身軽に動きながら襲い掛かってくる!
しかも体当たりだけじゃなくて、腕のブレードで切り裂こうとしてきたり、尻尾を伸ばして叩きつけたりしてくるし!
むりむり!
そんなの食らったら死んじゃう!
しかも困ったことに、閃光魔法は効く様子がない。
「悪いな・・・私はあまり目が良くないから目くらましは効かないんだ」
じゃあこうなったら落とし穴に落として・・・って思って仕掛けたんだけど・・・
「その程度の罠、読めないはずがない!」
って言って一撃で壊されちゃった。
ひえ〜っ><
でも、目があまり良くないのにあたしを特定できた・・・なんでだろう?
音かにおいかな?
推理したあたしはモンスターのフンをこねたものを投げつけて、さらに大きな音も出してみました。
大きな音でびっくりしたらしく、ドラゴンさんの動きが止まった!
やった、ざまぁみろ、このジパングのくのいちみたいな淫乱メスドラゴン!
・・・っと思ったら、動きが止まったのはほんの少しの間で
「きっさまぁ!! 黙っていたらいい気になってぇ!!」
ってカチギレしちゃって・・・
怖かったよ〜っ!
目が赤くなって光るんだもん><
尻尾も逆立ってトゲトゲになって・・・あんなの食らったら、まじめな意味で昇天しちゃう!
命からがら逃げてきました。


そんなわけで、湿度と土壌に恵まれた水没林だけど、気をつけなきゃダメだよ。
と、マタンゴさんたちからもらった食べられるキノコをソテーにして食べながら言うレポーターはステラでした☆
10/12/26 21:33更新 / 三鯖アキラ(旧:沈黙の天使)
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■作者メッセージ
毎度読んでくださってありがとうございます。
今回は水没林でした。
いかに渓流や孤島とちょっと差をつけにくく、文字数も苦戦したのですが、文字数はお気に入りのモンスター、ナルガのおかげでだいb・・・ぎゃああ!
ナルガは普段はクールでクレバーだけど、キレると冷静さを失って暑くなるタイプだと思います。
それから・・・今回、ナルガ装備の頭部が猫耳じゃないのに萎えてますorz
でもやっぱりナルガ装備は性能がいいですね・・・多くの人が剣士・ガンナー問わず使っている模様です。
沈黙の天使も使いたいのですが、材料(延髄)がありませんorz


さて、次回は後回しにしていた砂原に行こうと思います。
同じように後回しにされていたあの派手な魔物娘も参戦します!
『ねぇ・・・だからなんであたしが探検するより先に内容を知っているの?』
おとなの情事・・・じゃなかった、おとなの事情だよ、ステラ。

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