パンが無ければマンドラゴラの根っこを食べればいいじゃない %02 c=15d %02 c=15d %02 c=15d %02 c=15d %02 c=15d %02 c=15d %02 c=15d

娼婦風マンドラゴラ・ネバゲッティ

 ひとしきり楽しんだ後、ゴルドは起き上がり、上機嫌な大声で大皿の外へと声をかけた。
「素晴らしい!素晴らしいぞ!!料理長!今度の『仕込み』は最高だな!一体、何を使ったんだ!?」
 ゴルドが料理長を呼ぶと大皿の縁からこれまたゴルドに負けず劣らずの意地汚そうな顔が姿を現した。
「ヒヒヒ、ゴルド様。その程度、まだまだ序の口でございます。それにまだ味わって頂いてもいないのにネタばらしなど出来ませぬ。」
「よい!この娘をここまで淫らにさせたその仕込み!どうしても知りたいのだ!それに料理の説明をするのは料理長の勤めであろう?」
 主の言葉に確かにと頷くと淡々と料理長は説明を始めた。
「まず、奥方様にはとろけの野菜で作ったお菓子をいくつか食べて頂きました。
 これにより体外からの魔力に対する抵抗力を下げ、その後、ホルスタウロスミルクとウンディーネの天然水、少量のハーブで作った特製牛乳風呂に入って頂いたのでございます。
 元々、魔力を吸収しやすい植物型の奥様の抵抗力を下げ、さらに天然水によりミルクの吸収を助けることにより、ホルスタウロスの栄養と淫乱な魔力を存分に吸収する事に成功したのでございます。」
 なるほど、部屋に運び込まれた際の甘い香りはホルスタウロスミルクの香りだったのだ。風呂一杯分ものホルスタウロスの魔力。さらに言えば、この料理長が格下のものを出す訳がない。最高級品の牛乳風呂に入れさせたに違いない。それほどの魔力を吸収すればどんな奥手な娘も淫乱になり、身体は剥き出しの性感帯になるというものである。
 そして、料理長はさらに説明を続ける。
「しかし、それだけではまだ足りません。
 折角、魔力を吸収させても体に不釣合な魔力は母乳やおしっこと言った形で溢れ出してしまうのです。
 そこでその粘液の出番だったのでございます。
 それはネバリタケ200本を煮詰めたソースでございます。ネバリタケは煮詰めれば煮詰めるほど余計なものが無くなり、透明度の高い薄紫の粘液になって、精や魔力の残留効果も高くなるのでございます。
 これをウンディーネの天然水で冷やし、奥様にかけることで魔力の流出を抑え、溢れ出た魔力を再び吸収させていたのでございます、ヒヒヒ。」
 一通りの説明を聞いたゴルドは感服した。ここまで手の込んだシチュエーションを作り出せるとは思ってもみなかったからだ。
 美食に生きてきたゴルドの人生。魔界の美食も食べ尽くしたいと伝手を頼って紹介されたこの男を最初はかなり訝しんだものだ。しかし、次々に出される魔界料理の味に信頼を置くようになり、極めつけにこの至高の一品である。ゴルドは、今ほどこの男を雇って良かったと痛感した事はなかった。
 しかし、執事はどうやら別意見の様であった。頭痛がするとアピールするかのように目頭を抑えると眉間にしわを寄せて料理長に訊ねた。
「今度は一体いくらつぎ込んだのだ?貴様のせいで当家の台所は火の車だぞ。」
「ヒヒヒ、心配しなさんな。ミルク以外は領地で採れたもんだ。まぁ、先の魔界豚とミルクは値が張ったがね、ヒヒッ!」
 執事はさらに頭が痛くなったと大きなため息と頭を振る仕草で答えた。
「かまわん。どうせこのレスカティエでは金など大した役には立たん。精々、反魔領から土地を買う時ぐらいだ。むしろ、金で済むなら安いものだ。」
 と、さも自分が偉いかの様に腕組みをしてゴルドは言い放った。
「ヒヒ、代金に使ったのは旦那様の秘蔵ワイン100本だがね。ヒヒヒ!」
 ゴルドはそれを聞いて一気に顔が青くなり、執事は逆に気が晴れたような雰囲気になった。
 この二人はまったく気が合わないが、タイミングだけは合うのである。

「さあさあ!旦那様!お食事はまだ終わってはおりませんよ!しっかりと奥様を味わってあげなければ!ヒヒヒッ!」




「………ん、っぅあ。…あ、ゴルドさ…ま…?」
 男共が話に夢中になっている間に、シャルロットは目が覚めた。シャルロットはそれまでの淫乱な様子とは違い、恥じらうように脚を閉じ、両腕で胸を隠す様にゴルドに背中を向けた。一度イって、理性が戻ってきた彼女は可憐な少女であり、これこそがシャルロット本来の持ち味なのである。
「おお!目が覚めたようだね。随分と派手にイってしまったようだね。雌しべにかけられただけで気を失ってしまうとは。いつもなら二度三度は耐えるじゃないか。」
 ゴルドがシャルロットの肩に手を伸ばすと、シャルロットはその手を避け、手を顔に当てて、泣くような仕草をした。
「ううぅ…。ひどいです。わたしが正気じゃない時にあんなこと…。」
「そんなことを言っても気持ちよかったのだろう?こんなにも雌しべがぷっくりと膨れているじゃないか。」
 そう言いながら精液と粘液で汚れた黄色い雌しべをゆっくり撫でるとシャルロットは体を震わして愛撫を受け入れた。だらしなく開いた口からは漏れ出す様な喘ぎ声を溢し、目は焦点が合わずにおかしな空間を見つめてしまっている。口でどう言おうとも、体は感じてしまうシャルロットにゴルドは嗜虐心を募らせるのだ。
「ひやぁ♥ひゃめぇ♥んあっ♪あたま、はじけりゅ♥っんあ♪ひぃぅ♪」
 そして、更なる辱しめを与える為、ゴルドはシャルロットの足に手を伸ばした。
「んん〜?何かな、この足は?」
 乱暴に足を持ち上げ、まるで犬のように大きく股を開かせる。シャルロットの脚は太ももやふくらはぎは少女らしい、細く、柔らかな脚であったが、その下、足首より先は通常のものと大きく異なっていた。ニンジン程度の長さしかなかった足先の根っこは、今では大根の様に膨れ上がり、立つことさえ不可能ではないかと言うほどの太さと長さを誇っていた。しかも、この足、まるでふやけた様に水々しく、少し振るだけでぷるぷると震えるのだ。
「だらしない足のくせに私のイチモツよりも太く、長いではないか!」
「い、いやぁ。おねがい、言わないで、見ないでぇ。」
 更なる羞恥に耐え切れず、シャルロットは顔を覆い隠してしまう。しかし、ゴルドはそれを許さなかった。覆い隠した手を無理矢理開かせ、その目に根っこを見せつける。その時に強く握りすぎたのであろう、足先の根っこから、白い液が幾つもの線となって吹き出した。
「ふは!見よ!少し握っただけで足先から汁が出てきよったぞ!正直に申せ。本当は、こうやって辱しめられながら、汁を絞られるのを期待していたのだろう?さぁ、言え!」
<ギュッ!   ビューッ!ビューッ!
「い、いぎぃ〜!!でてりゅ!でてりゅぅ〜!!いやぁ!いやぁ〜〜〜!!あ、あああ♪」
「女なのに射精してイっておるわ!この淫乱め!変態め!」
「ひぃ〜!!しゃせい、いい!出すのキモチイイよ!あひいー!!」
 すかさず、シャルロットの根っこに吸い付く。マンドラゴラの根っこ独特の甘さとほろ苦さに加え、実にクリーミーな口当たりが広がる。さらに、ネバリタケの効果で甘さが口から胃にかけて持続し、香り立つ牛乳独特の匂いがまるで牛乳風呂に入っているかの様に錯覚させた。
「んんっ、んくっ、じゅるるる、ぷっは!旨い、なんて旨いんだ。よもやこれほどとは、むむ、じゅちゅー、ごく、ゴク。」
「ふぇあああ、す、すわれてるぅ、だすのきもちいいぃ♥」
 ゴルドが夢中でしゃぶりついていると大皿の外からあの料理長の声が聞こえた。
「ヒヒ、楽しんでおられる様で。旦那様、今が食べごろでございます。そのままガブッとイってください。ヒヒヒッ!」
「うむ!」
 ゴルドは吸い付いていた口を一旦離すと、ワザと前歯を見せるようにシャルロットの根っこに歯を当て、彼女のイキ狂っている目が戻ってくるのを待った。
「ま、待って、待ってくださ、い。ん、はぁ、はぁ、い、今噛まれたら、ほんとにわたし…。」
<ガブッ♪
「い、イキ狂っちゃうからあああああああああああ♥♥ぎいいいいいいいいい♥♥♥♥」
 勢い良く歯を突き立てるとプツッ♪と歯が食い込み、噛み口から乳白色の汁が滝の様に溢れ出した。
 ビチャビチャと顔中に汁がかかり、白く染まっていく事にも構わず、ゴルドは噛む力を強める。そして、とうとうぶちゅ♪という音と共に根っこの先は噛み切られた。
「カッ!カハァッ!ビ、ビリビリ、アタマ…!ア、アシ…!!イグッ!?」
 シャルロットは横向きにされた体を限界まで海老反りにし、根っこを失った快感に耐えたが、限界まで耐えた後、不意にぐでっとなり、体から力みが失われた。見れば、股間からは乳白色の汁が勢い良く噴射されている。意識が朦朧となり、ホルスタウロスの魔力を抑えられなくなった様である。
 息も絶え絶えなシャルロットに対し、ゴルドは自らの体に起きた異常に驚きを隠せないでいた。
「おお、こ、これは体が火照ってくる。」
 体の底から力が湧き上がる。血が沸騰し、今にも体中から吹き出すのではないかと思うほど血管が脈打っているのが自分で解る。何よりも股間の息子が特出して変化していた。処々の血管がミミズの様に浮き上がり、触手の様にウネっている。亀頭の赤黒さはさらに増し、その大きさは腕の太さに匹敵するのでは、と言うくらいに巨大化していた。
「ぐ、うう。だ、めだ。玉が熱すぎて、あ、アタマが…。」
 ゴルドは口元から蒸気が見えるかもしれなほどの荒い呼吸をこぼしながら、持っていたシャルロットの足をさらに高く持ち上げて股を開かせた。
 晒されるぴっちりと閉じた割れ目。少女の証。何度となく激しく犯したことのあるオマンコだが、今だに少女の可憐さが失われたことがない。まさに神秘の秘部である。
 しかし、あろうことか、ゴルドはその痴丘に自身の巨根を押し当て始めたのだ。
 人間の体温を圧倒的に超える肉鏝(ごて)を敏感な部分に押し当てられ、シャルロットは意識を取り戻した。
「ん、んぅう。何?あ、あつい、あついよ。」
「はぁー、ハァー、シ、シャル、しゃるううう。」
「え?え?ご、ゴルドさ…ま?え?そ、それなに?あ、あついよ、ゴルドさま?まさ、か、そ、それでわたしを…?」
「しゃるぅぅぅ。う、ヴヴヴ。」
 押し付ける力がさらに強まる。低く、悍ましい声でシャルロットの名を呼びながら、巨根を埋めようとする。あまりのことにシャルロットは逃げようとするが、運動不足で肥満の貴族とは思えない、万力の様な力で足を掴んで離さない。
「いやっ!ムリ!ムリだよ!そんなの入んない!おねがいです、ゆるしてぇ。また、雌しべ使っていいから、根っこもっと食べていいから!」
 少女の懇願も虚しく、化け物ゴルドは力を緩めようとはしない。醜い凶器を少女の可憐な秘部に埋没させていく。
 ミチミチミチと肉が裂けそうな音が聞こえそうだが、シャルロットのオマンコは少しも傷つく事なく、巨根をくわえ込んで行く。少しづつ入るチンポの大きさに腹は大きくなり、チンポと同じ形に膨れ上がった。しかし、シャルロットが壊れることはない。
 だからといって、シャルロットが平気なわけではないが。
「ガッ!か、ぎいい、おなか、ふくれてく…、なんか、あふれて…がああああ…!!」
 巨根が突き進み、シャルロットの腹をボコ腹にすればするほど、足の噛み口からはミルク汁が溢れ出る。ゴルドの膨大な精に追い出された魔力が唯一の脱出口から逃げ出しているのだ。
 傷口から魔力を噴出させる感覚は射精に近い快感を得る。それもシャルロットの場合は、何日も我慢した特濃精子に近い特濃ミルクである。腹部の圧迫感が強くなる度に射精感も強くなるので、感覚が麻痺し、シャルロットには苦しみが快感にしか感じられなくなっていた。
<ビュル♪びゅりゅるる、ビュッ!ビュクッ!
「ひぎゅぅ、キ、キモチイイのぉぉ〜♥なんれぇ、なんれぇ〜♥くるしいのに、びゅくびゅくキモチイイ♥」
「ふぐうう、ふぐううう、し、しゃるうううう。」
 そう深くないオマンコの奥、子宮口に到達するとゴルドはさらに力を込めてその入口をこじ開ける。
「ふううう、ふううう、………ふっ!!」<グポッ!!
「ぎいいい♥」
<ぐっぽ♪ぐぽっ♥ぐっぽ♪ぐぽっ♥
「はぁぎゅ♥オグッ♥おご♥」
<ビュク!ビュリュウ!ビュクッ!びゅるる!
 シャルロットの体を仰向けにさせ、その上に覆い被さる様に伸し掛る。腹の肉に彼女が埋まるくらい強く抱きしめ、さらに深く、もっと強くチンポで突き上げる。乱暴に突き動かされる子宮は浮き出て見え、ボコボコとその形を変える。
 シャルロットの目は裏返る寸前で口からは言葉らしいものは聞こえなくなっていた。しかし、限界はゴルドも同じであり、膨れ上がった睾丸が収縮を始め、逆に竿はその太さを徐々に増す。
 爆発目前の快楽にゴルドは本能的にラストスパートをかけた。
「ぶふううう!ぐふううううううう!!」
<グブッ!グポッ!グブッ!グポッ!グブッ!グポッ!
「あー♥あー♥うー♥」

 そして、決壊したダムの様に、大砲の砲弾の様に精が放たれた。

<びゅぎゅるるるるるるる!!どぽっ!どっびゅううううう!!
「う、うう、うがああああああ!!!」
「お、ぐあ、ぎいいいいいいい♥♥♥」

 牛や馬ですら出せないであろうほどの大量の精液が少女の小さな子宮を満たす。小さな膨らみ程度しかなかった子宮は、水風船の様にあっという間に膨れ上がり、一抱えもあるスイカ程の大きさになった。もちろん、子宮がそれほどの大きさになるのだから、外から見たシャルロットの腹は酷いものである。溢れ出そうにも、もともと小さかったオマンコはギチギチにチンポを詰められているので逃げ場がない。
 シャルロットは大人しく、自分の腹が裂けない事を祈るほかなかった。





              〜12時間後〜

「んちゅ、ぶちゅる、ちゅるる、シャルぅ〜、しゃりゅぅ〜♥」
「ん♥ちゅりゅ、ちゅりゅ!ズチュ!ん〜、ごりゅどさまぁ〜♥」
<ズコッ!ジュボッ!ボコッ!ジュゴッ!ボキュ!ボキョッ!

<ガチャ
「………やれやれ、まだやっていたのですか?」
 夜のコンデ公邸。窓からは、魔界独特の赤い月明かりが差し込み、ホールに灯された蝋燭の灯りと相まって、蠱惑的な雰囲気を醸し出していた。幻想的な光に包まれる中、貴族と少女はまだ交わっていた。
 大皿の中は既に乳白色の汁で満杯になり、二人が動く度に床に白いシミを作っている。ゴルドのイチモツは、まったく元のサイズに戻る気配を見せず、相変わらずシャルロットの子宮を変形させ続けている。
 シャルロットの方は、度重なる射精で腹の膨れはその大きさを増し、軽く妊婦のそれを上回るほどに肥大していた。
「はぐうううう!!」
「イギ!キタ、キタァ〜♥」
<ドポッ!ドプッ!
 どうやら、また一発イったらしい。精が吐き出されるとシャルロットの食われた足先から同じだけの汁が噴水のごとく溢れ出す。体の魔力はすっかり追い出されていたが、今度は許容できない精が溢れ、噛み口から漏れ出ているのである。しかし、出しているのはそれまでの借り物の魔力ではなく、自分にぴったしの、自分の大好きな、自分専用の男の精である。快楽はミルクの射精の数倍であることは言うまでもない。
「ふあぁ〜あ。なんだ執事の旦那、まだ起きてたのかい?」
 執事が振り返ると寝巻き姿の料理長とその肩にちょこんと座っているリャナンシーが目に入った。アクビをすると料理長の不揃いな歯が目に付く。汚い前歯、大きさの違う両目、ちぢれた髪。この男が花柄の寝巻きにナイトキャップまで被って立っていると不愉快な気分になる。
「(一体、あのリャナンシーはこのブサイクのどこに惚れたのか…。)」
「ああ?なんだい?俺の顔になにか付いてるかい?」
「ふんっ、なんでもない。それより、この惨状はいつまで続くのだ?」
「あ〜、そうだな。魔界豚の肉だけでも三日三晩ヤリ続けられるからなぁ。合わせて、特濃ホルスタウロス・ミルクに、ネバリタケの持続効果、極めつけに秘薬の原料にもなるマンドラゴラの根っこだ。ちょっとやそっとじゃ静まらんだろうね。」
「だから、い つ ま で なのだ?」
「一ヶ月は堅いな。」
 執事は深く溜め息をついた。それに対して料理長はお得意のヒヒヒ笑いで答えた。
「ヒヒ、いいじゃねぇか。俺は新しいレシピに専念できる。あんたはメイド達とイチャイチャできる。損はねぇだろ?」
「損得の問題ではない。貴族としての体面と誇りの問題だ。やれやれ、二週間後の『社根会(しゃこんかい)』にはそのまま出てもらおう。どうせ誰も気にすまい。」
「ヒヒヒ!その調子だぜぇ、執事の旦那ぁ。」
 二人はホールから聞こえる善がり声に背を向けて、自室へと歩き出した。
「それとな、料理長。」
「ああ?なんでい?」
「イチャイチャではない。メイドとしての気品と嗜み、そして、技術と心構えを教えてやっているだけだ。」

戻る / 目次 / 次へ


言えない、勢いで書いてたら一話目が10000字数超えちゃって急遽一話を半分こにしたなんて言えない。
つー分けで、残り半分を投下です。
次回は、社根会でのお話です。どんな会なのかは、ご想像におまかせします。

↓紹介どうぞ↓






〜お料理解説コーナー〜

〇娼婦風マンドラゴラ・ネバゲッティ

 元ネタは娼婦風スパゲッティです。絶対にこの名前はどこかで使おうと考えていました。娼婦風とは、「忙しい娼婦が山菜やらエビやらキノコやらといろんなものをごった混ぜにして作ったら美味かったから付いた名前」と言われていますが、結構諸説あり、「娼婦の様に刺激的だから」という説もあります。
 うちの作品の中では、「マンドラゴラにいろいろ詰め込んで娼婦のように淫らにエキサイティングにするから」という意味です。
 基本的な料理方法と効果は作中にある通りですが、いろいろと応用が効きます。
 作中ではホルスタウロスのミルクでしたが、ウンディーネの天然水だけのさっぱりとした味付けや、アルラウネの蜜をふんだんに吸収させた超甘口、陶酔の果実の汁を吸収させ、マンドラゴラの中で熟成させたワイン味など様々。
 ネバリタケで封をする以外は、何を吸収させるかで大きく味付けが異なるのでご家庭の味を探す楽しさ、うちの娼婦風味付け自慢など話題の内容に事欠かない料理です。
 皆さんも我が家の味を探してみてはいかがですか?

 注意点として、マンドラゴラが他の液体を吸収して味が変わるというのは、「魔界自然紀行」のイラスト書きにあった「植物が水を吸うように、旦那様の唾液をしっかり吸い取り」のコメントを読んで作者が考えた『独自設定』『アレンジ』なので取り扱いには注意しましょう。

12/10/09 17:03 特車2課

目次 / 感想 / 投票 / RSS / DL

top

まろやか投稿小説ぐれーと Ver2.33