連載小説
[TOP][目次]
Takachu?さん 助手・リザードマン
 ほぅ・・・私を指名するというから興味が沸いてきてみたが、お前か・・・
 まぁ良い、座れ

 私だって、修行中の身だ。 修行の時間は一刻だって惜しいのだよ。
 それに手早く済ませた方が互いに得だろう?

 まずは、その用紙に必要事項を記入しろ
 書いたら、寄越せ

 ・・・記入漏れは・・・ない、な
 さて、とりあえず上着を脱いでみろ
 服はそこに畳んで置いておけ

 おや・・・意外と良い体をしているのだな、お前
 戦士と言わずとも、それなりに鍛えている体だ
 もし、お前が戦士ならば手合わせを申し込んでいた所だが・・・
 残念ながら違うのだったな・・・
 ふむ・・・実に惜しいな・・・

 もし、その気があるなら、戦士としての訓練してやるぞ?
 まぁ、その話は後で良いか・・・

 さて、どんな方法でDNAを採取するが良いか訊いておこう。
 一応希望ぐらい聞いておいてやる。

 実際にやるかどうかは、また別問題だからな。
 前回は、確か足コキだったらしいが・・・

 え、なに?

 フトモモコキ!?

 全く・・・また訳の分からないものを思いつくな・・・
 変態かお前は・・・

 仕方ない、付き合ってやる
 しかし、私もやった事ないからな・・・
 上手く出来るか分からんぞ?

 とりあえず下を脱げ、無論、下着もだ
 って・・・既に、臨戦態勢じゃないか・・・

 その方が手早く済むにしても・・・少しは考えろ・・・
 まさか・・・お前、さっきから、そんな目で私の事をみていたのか?

 いや、言わなくて良い・・・聞いたら後悔しそうだ・・・
 だぁかぁら!! それ以上言わなくて良いと言っているだろうがぁ!!!

 本当にお前はもう・・・

 はぁ・・・
 で、お前はいつまでこっちを見ているんだ?
 あっち向いていろ

 いや・・・「何で?」って・・・それは・・・
 脱ぐ、からに・・・決まっている、だろ・・・

 どうせ裸になるんだから、別に構わない?

 あのなぁ! 裸を見られるのと! 着替えを見られるのは別なんだ!
 馬鹿! 私だって恥ずかしいんだよ!

 恥ずかしがるような体でもない、だと?
 おい・・・そいつを剣でブッた切って良いか・・・?

 それが嫌なら、さっさとあっちを向け!!!!
 すぐにだ!!!

 ったく・・・デリカシーのないやつめ・・・

 良いか?
 私が良いと言うまで・・・絶対にこっちを向くなよ?

 見たら・・・酷いからな・・・

・・・

 ・・・い、良いぞ?
 こ、こっちを向いても・・・

 私の体、変、じゃないか?
 え、綺麗!?

 な、ちょ・・・ま・・・

 この・・・たわけぇぇぇえええーーー!!!
 いきなり何を言い出すんだ! ボケナスビ!!!
 馬鹿は死ぬまで直らないというから死んで来い!!!
 死ね! さっさと死ね! 一遍と言わず三度は死んで来い!!! この大馬鹿者!!!
 私の剣の錆にしてくれる!!!

・・・

 はぁ、はぁ・・・
 す、すまない・・・取り乱した・・・

 いつも、男女と言われていたからな・・・
 その・・・裸を褒められたのは・・・初めてでな・・・

 ち、違うぞ!?
 一応言っておくが、裸を見られたのは子供の頃の話だ!
 ば、馬鹿!!! 人を痴女扱いするな!!!
 い、い、い、如何にも童貞のお前が考えそうな事だな!!!

 え、童貞じゃない?
 抱いた事ぐらいある、だと?

 そ、そうか・・・ふ、ふーん

 って、そんな事はどうでも良いから、DNAの採取をするぞ!!!
 とりあえず、太ももで挟めば良いのだろう?
 なら、立ったままで良いな?
 ふん、お前の注文に応じているのだから、それくらいは我慢しろ

 ・・・・・・・・・む
 ・・・・・・あれ?
 おい・・・ど、どうやって挟めば良いんだ?

 尻尾が邪魔で・・・

 ひゃ!
 いきなり尻尾を触るな!!!
 このあたりは敏感なのだぞ!!!

 え、あ・・・そうか、向かい合えば良いのか・・・

 な、なにニヤニヤしているんだ!!
 私だって、気が付かない事ぐらいある!!!

 うるさい、黙れ!!!
 ちょっとぐらい案を出したぐらいで良い気になるな!!

 しまった・・・
 ・・・この体勢・・・胸が、当たるな

 私の股の辺りのモノが・・・元気になった気がするんだが・・・

 胸が当たった位で興奮するなんて・・・
 本当は、お前・・・童貞なんじゃないか?

 まぁ良い・・・動くぞ?

 ん、く・・・ん、あぁ・・・
 どうだ? 少しは気持ち良くなってきたか?
 私のフトモモ、気持ち良いか?
 そうか、なら・・・良かった・・・
 はぁ・・・んぅ・・・
 お前も、随分と・・・倒錯的だよな・・・
 あぅ・・・ふぅ・・・
 挿れたい・・・とか、じゃなくて・・・フトモモ、なんてさ・・・

 ふふふ、もしかして・・・遠慮しているのか?
 それとも・・・恐いのか?

 冗談だ・・・んはぁ・・・そんなに気を悪くするなよ・・・
 んぅ? おい・・・ピクピク言っているぞ? 大丈夫か?

 え、気持ち良いのか?
 もう少し、頑張ってくれよ・・・もっとお前と一緒に・・・

 うわぁ!!!

 おま・・・出すなら出すと言えよ・・・
 お、驚いたじゃないか

 うぅ〜・・・フトモモがお前の子種だらけじゃないか・・・

 確か・・・コレを集めれば良いんだったよな・・・


・・・


 ・・・こんなもので足りるのか?
 うむ・・・大分無駄にしたからな・・・

 も、もう一回ぐらい・・・念のためしておくか?
 いや、その方が良いな!
 万が一足りなかったら困るのは、お前だからな!

 に、二度も三度も来られては私も大変だ!
 大体、お前みたいなフトモモコキを頼むような輩は私以外に相手をさせる訳にはいかないからな!

 仕方ないからやるんだぞ?
 良いな? 勘違いするなよ?
 別に他意はないからな?

 って・・・ま、また固くなってる・・・
 スケベめ・・・

 って、ひゃぅん!?

 な、何をするんだ!
 尻尾は触るなと、さっき言ったではないか!

 やぁ・・・おまぁ・・・くぅん!!!

 気持ち良く・・・された・・・はぅ・・・仕返しぃ?
 弱い・・・所ばっかり・・・りゃめ・・・卑怯ぅ・・・
 騎士道精神は・・・にゃぁん!!!


 尻尾擦るにゃ・・・んくぅ!
 舐めるのは・・・もっとぉ!!! 先っぽぉ・・・だ、駄目ぇ・・・

 やめりょ・・・はふぅ・・・お尻・・・触っちゃ・・・やぁ・・・
 お前・・・がぁ・・・汚れちゃう・・・からぁ・・・

 ばかぁ・・・それ以上・・・したら・・・ぁああん!!!
 お前が、欲しくなっちゃうだろぉ・・・

 はぁ・・・はぁ・・・

 あのなぁ・・・
 お前なら・・・ここに、挿れても・・・良いんだぞ・・・?
 挿れて・・・くれ・・・

 お前のために・・・とっておいたんだ・・・
 あ、いや・・・迷惑か?

 あ、そうだな・・・

 すまない・・・私としたことが・・・
 別にお前を困らせるつもりは、無かったんだ・・・

 お前には別の女が・・・

 え?
 だって、お前、女を抱いた事ある・・・って

 なんだ、そういう事か・・・
 仕方ない、今回に限り・・・許してやろう・・・

 ただし、お前にはしっかりと付き合ってもらうからな?





 ・・・あ
 おい・・・初めてなんだから、優しくしてくれよ?
10/09/16 23:59更新 / 佐藤 敏夫
戻る 次へ

■作者メッセージ
Takachu?さんに感謝のSS一本
ちょっと強気なお尻が弱いリザードマンの上手く書けているかは、ちょい不安・・・
ちゃんと甘くてイチャイチャできてるかなー・・・
ちなみに、ツンデレなのは仕様です

え? ロリコンなお前がお姉さんキャラを書くのは違和感がある!?
余計なお世話だい!

良いもん。 次はアンノウンさんのセイレーンだから

TOP | 感想 | RSS | メール登録

まろやか投稿小説ぐれーと Ver2.33