連載小説
[TOP][目次]
9
思考がまどろんで、彼女の胸に全てを溶かしそうになったところで、鳴り響く無機質な音。

「おっと、着いてしまったようだね」

着く……?どこに……
い、や、そうだ……そうだった。
エレベーターに引き込まれて、そのままこの熱い熱い、熱烈な時間を過ごしていたのだった。どんなラブロマンスよりも濃厚で、甘すぎて、悍ましい、そんなひと時を。
その間、ずぅっと目的地に向かって止まらずにいた、このエレベーターは……一体、どこに着いたのだろうか?

「ふふっ♡この狭い箱の中で一緒に閉じこもってしまう……なんて結末も悪くないけど、ここらで舞台を変えようか」

そんな声と共に、背中を抱き留める腕の力が弱まり、拘束が緩まる。心をも熔かすような熱い拘束が、ふわりと遠のいて、少しだけ寂しさを感じてしまう。

「さぁて、ボクのおっぱいに漬けられた君の顔はどんな風になっているのかなぁ?ほら、ボクに見せてくれよ……♡」

背中を軽くぽん、ぽん、と叩かれ『早く顔を上げてみな』と暗に言われてしまうが

「んっ……」

ぎちぎちに詰まった胸に耳まで挟み込まれ、頑張って引き抜こうとしても、乳肉が逃がすものかとネチネチと吸いついて、引っ張り込んできて……抜け出せない。
頑張って少しずつ頭を引き抜こうとしても、もち、もち、ねち、ねち……と頬と乳が擦り合って、勝手に睦み合って、甘い感触が脳を支配してきてっ……♡

「んんっっ♡」

ただ頭を後ろに引くだけでは抜けない、抜ける前に脳が蕩けてしまう。そう感じた本能が、咄嗟に、頭を挟み込むモノをこじ開けようと手で掴んでしまうが……その『モノ』は蠱惑のおっぱい。
一掴みで心を奪って、脱力させて、みっともなく腰を震わせる存在に堕とされる、そんなモノを手のひらいっぱいに掴んでしまったら

「んぅぅ〜〜っ♡♡」

口に入れた絶品のお菓子を吐き出す人がいないように、その感触を手放したくないと思って、ぎゅぅぅと揉むことしか出来なくなる。
極上の柔らかさと弾力、吸いついてネチネチと引き込もうとする質感。全てがたまらなくて……♡

「あははっ♡♡もしかして、自力じゃ抜け出せないのかな?ボクのおっぱいの圧が強すぎて、みっちり挟み潰されているから、簡単には引き込くことが出来ない……♡それで、何とかこじ開けて無理やり引き抜こうとしたら、おっぱいに手が沈んでしまって、力が入らなくてなってしまう……♡」

「おっぱい奴隷として漬け込まれすぎたから、極上の感触に脳が支配されて、甘えることしか考えられなくなる……♡♡くくくっ♡♡そうか、君はもう、こんな状態にされるだけで詰んでしまうんだね、かわいそうだなぁ……♡♡♡」

じゅわぁと音を立てて溶けそうなほど、ねっとりと湿度の籠った嘲笑を囁かれ、もう、身体を震わして媚びることしか出来ない。
助けて貰わないと、何も出来ないのだから。この乳肉の檻から絶対に抜け出せないのだから。だから、みっともない呻き声を上げて、媚びることしか……♡

「はぁ〜……♡♡♡まったく、仕方ない先輩さんだなぁ……♡ほら、ボクが助けてあげるよ、これは貸しだからね♡」

そんな声が聞こえたかと思うと、背中を抱き留める腕がすぅっと立ち消えてしまう。そして、極上の感触に囚われている両手の甲に温かい手のひらが添えられ、指の間からぎゅぅと握りこまれ、ぐぐぐ……とこじ開けるように引っ張られる。
両頬を圧し潰すモチモチ感触が、ねちねちと名残惜しそうにしつつも、弱まっていって、離れて……解放されて……

「……ぷはぁっ、はぁっ……♡はぁっ……♡♡」

ようやく顔が引き抜ける。
肌に当たる久々の空気がすぅっと熱を奪おうとするものの、熱い熱いフェロモンに長く漬け込まれた顔の熱が練乳のように纏わりついて、離れない。
肺に入るのは新鮮な空気なはずなのに、喉も、肺も、鼻も、おっぱいフェロモンに犯されすぎたせいか、あまーい芳香が離れなくて、解放されたはずなのに、囚われたまま。

「ふふふっ……♡そんなに顔を赤くして、目をとろんと蕩かしてたら、もう頭の中がじくじくと腐りかけてるのがモロ分かりだよ……♡♡熟れすぎた果実のように、甘い蜜でじくじくと……♡♡」

久々に捉えた彼女の顔は、満足そうにやや紅潮していて、嗜虐と愉悦と慈愛が混じった瞳をしていた。

「……さて、そんな状態じゃ、歩くこともままならないんじゃないかな?だから……ほらっ、ボクの首に腕を回して」

甲から握りこまれた手が、彼女の首へと誘導されると、自然な仕草で瞳を合わされニッコリと微笑まれる。
まるで一流のウェイターにそそのかされたように、従うという思考すら挟まず、彼女の首に腕を回してしまい

「うん、そのまま……」

そしてそのまま、流れるように、スッと屈まれて、太ももの裏側と尾骨の辺りに手を添えられ、くすぐったい感覚にピクンと少しだけ動いたところで

「よっ、と」

軽々と持ち上げられた。
身体ごと横にされて抱きかかえられる、いわゆるお姫様抱っこ。
けれども、抱いてる側も、抱かれている側もスーツ姿で、しかもお姫様役の股間からは……

ピクンっ……♡

似つかわしくないモノが、大きくいきり勃っていて
王子様役の胸部には

だぽんっ……♡

似つかわしくない豊満なたわわが実って、揺れて、今にもその股間のモノを圧し潰さんと待ち構えているようで。
もう、倒錯的すぎて、頭がおかしくなってしまう。

「あははっ♡お姫様にされちゃった気分はどうかな?」

「い、や、ちょっと恥ずかしっ」

イタズラっぽく尋ねる言葉はとても爽やかで、率直な言葉を引き出される。
先ほどまでのドロリと濁って曇るようなやり取りが、まるで噓のように、平静に近い会話。遊んでいた時のような。

「くふふっ♡大丈夫、この先も二人きりの空間だから、君の可愛らしい姿もボクだけのモノさ……♡♡」

「ま、それでも気になるようだったら、顔がこっちに向いて隠れるよう、もう少し抱き上げてあげようか?」

その言葉と共に、ぐぐっと更に持ち上げられ、その豊満な胸……スリットを開けっ放しにしている乳袋と、粘液をてらつかせてヒクつくペニスが触れそうになる。

「あっ、いやっ、待っ……て」

「くすくす……♡分かったのなら、ジッとしておくんだね♡」

あの甘すぎる快楽に漬け込まれたハズなのに、制止の声が咄嗟に出てしまう。
そして、上手く宥めた、と言わんばかりにクスクス笑う彼女が、とてもらしくて、らしくない。

そのまま、狭いエレベーターから抜け出し、外界へと歩んだと思った瞬間

みしゃり……

と何かを踏みしめる音が聞こえた。まるで、生い茂る草を踏んだ時のような。
ふと、彼女の顔から視線を外し、辺りを見渡すと、そこには森が広がっていた。
青々と茂る草木が光を遮り、鬱蒼とした森の中。その先は、変わらぬ光景が広がり、見通せない。例えるなら……そう、御伽噺に出てくる迷いの森や不思議の森、それが現実にあればこんな風だろう、と想像した通りの光景。

「ふぅ、久々に戻ってきたけど、やっぱり馴染むなぁ……薄暗くて、ジメジメしてて、絡みつくような空気……」

アルコールと快感で鈍くなった頭は、エレベーターから出たら森の中、という異常事態に対しても……ただ、その事実を受け入れるだけ。
むしろ、もはや懐かしい、とも言いたげな声の方に興味を引かれる。不思議な彼女の秘密を知りたいと思って。

「ここは……?」

「ん?この場所が気になるかい?」

「でーも、教えてあげないし、案内もしてあげないさ……♡だって、君はボクの奴隷だからね……♡♡こうやって何も出来ずに運ばれてしまう、憐れな奴隷くんさ……♡♡」

けれども、そんな疑問も、意地悪と共に頬にキスをされて、封殺されてしまう。

「恋人のように隣り合って手をつないで散歩する、なんてことはしてあげないよ……♡まあ、首輪付けて散歩させてあげるのはいいかもしれないけど……♡♡」

「この首に首輪を付けてあげて、君がワンちゃんのように後ろからボクのお尻を追いかける……♡くくくっ……♡♡そして、頑張ってボクのお尻に追いつけたらご褒美の時間さ……♡♡君の大好きなことをさせてあげようじゃないか……♡♡♡」

「ボクのお尻だって好きなようだしね……♡♡お尻に埋もれてマゾオナニーする癖も、付けてあげようかなぁ……♡♡」

そして、急に恐ろしい妄想を吹き込まれ……ゾクゾクっと興奮が搔き立てられる。
首輪を付けられ、四つん這いで彼女のお尻を追いかける。とても肉付きがよくて、大きなお尻を、下から見上げて追いかける……♡
あぁダメだ……♡人間としての尊厳も踏みにじられる遊びなのに、その光景を想像しただけで、その後のご褒美を考えただけで、這いつくばりたくなってしまう。
そこまで魅了されてる事実が、ひどく恐ろしくて、照れ隠すように顔をすくめてしまうが

「あははっ♡どれだけ取り繕って怖がるフリをしても、ココが君の浅ましい本心をつまびらかにしてしまうね♡♡」

尻尾を振るようにピクピクと反応してしまうペニスをからかわれてしまう。
どうあがいても、掌の上で転がされてしまう感覚、これがとてもたまらない……♡

「はぁ〜……♡ホントに嬉しいよ……♡♡君の全てを掌握できたことが……♡♡まあ、ボクのことも色々とバレてしまったけど、こうして詰ませてしまったら関係ないさ♡♡」

「ボクが、君を、どれだけメチャクチャにしたいか、意地悪して気持ち良く悶える姿をみたいか、奴隷に堕として魂すら捧げるほど蕩けさせたいか……そんなドロドロした想いがバレたところで、君はもう逃れられない……♡♡」

長年連れ添った相手と思い出話をするように語って、ドロドロの想いをあらわにして、くくくっと溢れそうになる笑みを嚙み殺す。
その行為がとても染みてしまう。

一歩、また一歩、みしゃりと地面を踏みしめ、鬱蒼な森を歩んで、歩んで……道なき道を曲がると、突然、ぽわぁっと仄かな明かりが目に入る。

「あぁ、ほら、着いたよ、見て」

そうして視線が導かれた先にあったのは……天蓋付きの純白のベッドだった。

まるで、お城の中のお姫様が眠りにつくような、シンプルでありつつも、豪華で、神聖なベッド。
その四方は薄いレースの帳によって閉ざされていて、その内側は誰も足を踏み入れてはならない聖地とすら感じるほど、特異な空間。淡い光を放つ姿から、その純白の肌心地が極上のモノであると容易に想像がついてしまう。
薄暗い鍾乳洞にて輝く水晶のように、鬱蒼な草木の中で輝くベッドは異様でありつつも、恐ろしく調和が取れてしまっている。だから、疑問も、違和感も、捉えることが出来ない。

「白いレースで囲まれていて、もう逃げ場すら無いし……」

その神聖な空間を区切る帳を、蜘蛛の巣を払うように、手でちょいと押し退け、お行儀悪く足だけで靴を脱ぎ、躊躇いなく中へと運び込まれる。
ふと、俺も靴を……と思ったが、自分の足を見ると、いつの間にか取り払われていた。
そのまま、決して軽くない体重を苦にすることなく、広いベッドの中心へと、膝立ちでずりずりと持ち運んで……ぽすん、と優しく、仰向けで転がされた。

「どう、かな?寝心地は最高だし……何と言っても、この香り」

身体の重みがベッドを沈ませ、揺らし、ふわぁっと香りを立たせる。
ちょっと紅茶のような爽やかさを感じると、その奥に濃厚でクセのある甘さがやってくる。まるで、キノコをバターで炒めた時のような、欲望が搔き立てられてしまう、いい匂い。
ずっと、嗅ぎたいと思ってしまう、あの匂い。

「君が好きで好きでたまらない香りなんじゃないかな……♡♡♡」

「ぅあっ……♡♡」

目を閉じれば、嗅覚が満たされて、彼女に包まれているかのように錯覚してしまう。
そして想起される幸せな記憶……あの手つきに操られ指導された時、肌をくすぐる全ての熱がゾクゾクと感触を塗りつぶしたあの記憶。
甘いミルクを飲まされて容赦なく踏み潰す足の感触に腰を震わせた記憶も、狭い箱の中でドロリと湿気そうなほど濃密に心通わせた記憶も、思い返されてしまい、勝手に幸福が満ちてしまう。

もう、こんな幸せな匂いで満ちたベッドさえあれば、どんなに忙しい日々でも毎日が幸福に……♡

「おや?もしかして……『もうこのベッドさえあれば、毎日が幸福……♡』なんてことを考えたたりしないかなぁ??」

思考に被せるように、言葉を重ねられ、ドキリと心が跳ねてしまう。

「あははっ♡図星だったようだね♡♡でもダメだよ、そんな考えを抱いたらだーめ……♡」

「ボクを除け者にして、勝手に幸せになるなんて絶対に許さないよ……♡♡♡」

「ひぅっ……♡」

そして、わざと吐息がかかるように、耳元で囁かれ、ぞわりと背筋が粟立たされ、嬌声を搾り取られる。

「あははっ♡♡あぁ、ホントに君は愛おしいよ……♡♡」

するりと腰の上に軽く跨られ、息を荒くしたまま、こちらの胸元へと手を伸ばし、ネクタイをしゅるると解かれて捨てられ、ワイシャツのボタンを、ぷちん、ぷちんと外される。
まるで待ちわびたプレゼントのラッピングを解く子供のように、少し急いた雑な手つきで。ちょっと躓いたら、今にも破いてしまいそうな危うい気配を纏って。

「はぁ〜……♡♡あはっ……♡♡くふふっ……♡♡」

ボタンを一つ外す度に、ため息のような感嘆を呟いて、笑って、悦んで。

「ぁっ……♡まっ、やめっ……♡♡」

その声を聞いてしまうと、こちらも悦んでしまって、身体が跳ねて、形だけの抵抗を口にして

「あははっ、恥ずかしがっても無駄さ……♡♡」

それを見て、また満足そうに悦んで、次のボタンをいそいそと外して
また悦んで、悦ばれて、悦んで……♡
こんなやり取りすら、たまらなく満たされて興奮してしまう。

そして、一番下のボタンまで外され、素肌を隠していたワイシャツをぴらりと開かれる。

「くふふっ……♡上はこれでヨシっと……♡次は、下、だね……♡♡」

その流れのまま、いきり勃ったペニスが飛び出したズボンに手をかけられる。
ベルトの金具を容易く外され、ズボンの留め具は片手でピンと弾くように解かれてしまった。
そして、ズルルと引きずるようにズボンを下げられ……パンツからペニスが飛び出た情けない姿にされてしまう。

「おっと、あんなに太ももで叩き潰したのに、まだまだ元気なようだね……♡♡それとも、もう壊れてしまってるのかな……♡♡」

そして、ペニスを優しく手に取られ、もう片方の手をパンツの中に滑り込まされる。怒張したペニスが引っかからないよう丁寧に、パンツの中へとしまわれて……また、ズルルと引きずるようにパンツを下げられる。
そうして、恥部をさらけ出した半裸の体勢にされてしまった。

もう、それを直そうという気力も抵抗も湧かない

「あーあ、服をひん剝かれてしまった……♡♡まるでレイプされた後みたいに、顔を隠して、力無くぐったり倒れて、なすがままで……♡♡くくくっ……♡♡」

だって、どうあがいても、この彼女に、三日月のように口を歪めている妖艶な悪魔に

「あぁっ、予定が狂ってしまったよ♡♡本当は、ホントはここで君を堕とすつもりだったのに……もう、すっかり出来上がってしまってるじゃないか♡♡♡」

食べられてしまうのだから。
嗤い声を高らげ、半月型になった口が、そのまま胸板の方へと落ちて、落ちて、落ちてきて、

「んふっ……♡ちゅぅっ……♡ぢゅぅぅっ……♡♡」

「んぅぅっ……♡♡まっ……♡♡吸うのやめっ……♡♡」

鎖骨のちょうど下らへんに生温かい鼻息が吹きかかり、一瞬くすぐったく感じて、すぐに肌と柔らかい唇が触れ合って、その流れのまま強く吸われる。
ブドウの皮から実を吸い出すように、肌がちゅぅっと口内に誘い込まれ、舌で丹念に舐めまわされる。汗ばんだ肌を味わうために。大きな胸がぐにゅぅと圧し潰れようとも気にすることなく。
それがくすぐったくて、跳ねてしまうほど気持ちいい。思わず制止してしまうほど気持ちいい……♡

「んぅ〜……♡♡ぢゅぽんっ♡♡♡れろー……♡♡」

「ぅあっ……♡♡」

肌肉が彼女に吸われて、吸われて、食われてしまうのでは……と感じるほど激しく吸いつかれてた後に、ようやく下品な音と共に放され、真っ赤に残った痕を舌先で癒すようになぞられる。
ひりひりと敏感になった肌に彼女の唾液が染み込まされ、ぞぞぞ〜っと痺れ流れるような快感で神経を通って全身に広がる。

「くふふっ……♡♡もう君は、ボクに身も心も奪われて奴隷になってしまったのだから、拒否権なんてあるわけないじゃないか……♡♡♡大人しく、ボクのオナペットとしてジッとしておくことだね……♡♡ちゅっ……♡ぢゅるっ……♡♡」

そしてまた、ちゅぅと吸われて、キスマークを残され、そこに唾液を染み込まされて、全身が痺れて

「ぢゅぅっ……♡♡」

また、ちゅぅと吸われて、キスマークを残され、唾液を塗りたくられて、身体が痺れて

「くふっ……♡ちろっ……♡ぢゅぅっ……♡♡」

イタズラっぽい笑みをこちらに向けて、また……唇を、今度は乳首に当てられっ……♡吸われっ……♡♡

「んふっ……♡♡じゅるるるっ……♡♡♡」

「んんぁっ♡♡♡」

舌でちろちろとツンと立った敏感な先端を弄られ、もどかしい刺激に苛まれたところで思い切り吸われて、喘ぎ声を搾り出されてしまう。

「ぷはっ……あははっ♡♡やっぱりココも感じてしまうんだね♡♡ボクのチクニ─も羨ましそうに眺めてたし……ボクとお揃いの乳首狂いだったのかなぁ♡♡」

「ち、ちがっ♡♡こんなのっ、はじめ、てっ……♡♡」

「へぇ……じゃ、乳首狂いになるようレッスンしてあげようか♡♡ボクは乳首弄りが大得意だからね……♡♡すぐに病みつきになると思うよ♡♡」

指の腹ですり、すり、すりと先端をなぞられ、爪で軽くぴーん、ぴーん……と弾かれて、下腹部が勝手にキュンキュンと締まるような、もどかしい快感に苛まれる。
有りもしない子宮を錯覚して、メスとしての快感が疼く……が、そこにあるのは前立腺。ペニスの裏側の前立腺が、気持ち良く締まって、勃起を搔き立てながら固く膨れ上がる。

「くっ……♡」

「ほぉら、気持ち良くなってきただろう?発情したメスみたいにお腹の奥がキュンキュン締まって……」

すりすり、ぴーんぴーん……と何度も繰り返され、お尻の奥の玉に快楽が溜め込まれて、もどかしくて、狂いそうになる感覚から逃げようと腰をくねらせるが……

「ふふふっ……♡♡ここは我慢さ、がーまーん……♡気持ちいいのを逃がしたいけど、胸の奥がおかしくなるまでジッとしておくのがコツさ……♡♡」

彼女の腕や胸、腰つきと脚で優しく押さえつけられ、少しの身動ぎも許されなくなる。
次第に、爪で軽く掻くように、カリカリと先端をこそぎ落とされ、敏感になったところでぎゅぅっと指の腹で摘ままれて……胸の奥もきゅぅと締まるような感覚に支配され始める。
うずうずと、じれったくて仕方ないような。

「くぅっ……♡ふぅー……♡」

深呼吸でもしないと、狂う。だから、頑張って息を整え我慢する。

「あははっ……♡♡もう狂いそうになってきたのかなぁ♡♡君には乳首狂いの才能があるよ……♡♡これを覚えたらオナニーには困らないよ……♡♡」

指の腹で糸を撚るように、コリ、コリ、コリ、コリ、と弄られ、胸の奥が切なくなって、無意識的に息が荒くなっていく。快感から逃れるためにお腹に力を入れると、射精欲が高められ……
彼女の言う通りだ。こんなの覚えてしまったら、オナニーに困らなくなってしまう。どこでもお手軽発情出来てしまうのだから、後は扱けば簡単に……♡

「でーも……ボクに見つかってしまったのは運の尽き、だね♡♡」

「っっ……♡♡」

「だって、このまま乳首をカリカリ弄られるだけでイき狂うメスマゾにされてしまうのだから……♡♡♡」

「くぅっ♡♡あっ……♡♡まっ……♡♡」

そんな甘い考えを見透かすように、囁かれる企み。
一瞬だけ乱れた呼吸の合間に割り込むように、目にも止まらぬ速さでカリカリと掻かれて、恥ずかしい嬌声を搾り出され、ビクンっと胸郭が反りあがる。自ら弱点を差し出すように。

「ふふふっ……♡♡この敏感よわよわ乳首も徹底的に調教してあげようじゃないか……♡♡ボクの指使いで何度も負けさせて、言う事を聞かせるためのマゾ発情スイッチにしてあげるよ……♡♡」

「うっ……♡♡うぅぅ〜……♡♡」

「ちょっとでもイヤイヤしたら、こうしてカリカリ〜ってイジメて、簡単に言いなりさ……♡♡」

「うくぅっ……♡♡」

そしてまた、先端をすり、すり、すりと撫でるように遊ばれて……カリカリと搔かれて……の繰り返し。
だけれども、さっきと違うのは……もう呼吸が乱れ切って、バラバラになりそうな快感が全身に散らばってしまい、勝手に甘えた呻き声が出てしまう。
何とか堪えようと、お腹やお尻をキュンと締めるも……そのせいで快楽をいつまでも溜め込む前立腺が、更に気持ち良く、締まって、思考が次第に性欲に支配されてきてっ……♡

「ボクのスキンシップを近すぎる、だなんて拒否しようとしても、このマゾスイッチをイジメられて発情させられたら……もうお終いなのは分かっているだろう……くくくっ♡♡」

ぞわり、と首筋を撫でるような声色。

「後はちょっとボクが胸を揺らしたり、お尻を振ったりして誘惑するだけで、君は射精のことしか考えられない浅ましいマゾになってしまう……♡♡股間を膨らませて、ボクに抱きついて、お射精おねだりでヘコヘコしてしまうだろうね……♡♡あぁ、楽しみだなぁ……♡♡」

明日には飲めるであろう果実酒に想い馳せるような声が、じんわりと想像を搔き立てる。
こんなに敏感にさせられたら、服なんて関係ない。指先がほんの少し掠めるだけで、容易く、そういう雰囲気を作り出されてしまって……もう、抗えない。
両手を広げられたらハグされに行ってしまうし、その女体を妖艶に揺らされたら抱きついてしまう。甘くオネダリされても、強く命令されても、何でも従うマゾ状態に……

「ひっ……♡♡まっ、やめっ……♡♡それはっ……あぁっ♡♡うぅ〜っ……♡♡」

声を上げようとすると、すぐに乳首をイジメる指先がカリカリと強く掻いて、嬌声を搾られ

「ばーか……♡♡君をメチャクチャにするって何度も宣言しただろ……♡♡やめてやめて〜って媚びたって、ボクには自ら弱点を晒す憐れな獲物にしか見えないなぁ……♡♡♡あははっ……♡♡」

嘲笑を甘く吹き込まれる。

「ま、安心してね、君に興味無い他の娘だったらマゾ乳首を利用されてポイ……だったかもしれないけど、ボクが欲しいのは君だからね……♡♡だから、どれだけ利用されても大丈夫だよ……♡♡♡」

「っ……♡くっ、うぅぅ〜っ……♡♡うぅっ……♡♡うあっ♡♡あっ♡♡」

「ふふふっ……♡効くだろう?こうやって先端をねちっこくカリカリされるの……♡♡これはボクのお気に入りでね、なかなか堕ちない君への苛立ちをぶつけるように、こうやって毎晩カリカリしてたのさ……♡♡」

「君の汗を拭ったハンカチをオカズに『この匂いもボクのモノにしてやるっ……♡』って想いながら、何度も乳首イキを堪能して、おっぱい震わせてミルクをドロドロに煮凝らせて……♡♡」

「あぁっ♡♡ぅあっ……♡♡あっ……♡♡」

そして、歪んだ優しさと独占欲で蓋をされて、心を震わせられる。
感じてはイケない充実感と、胸をジンジンと響かせる快楽が、混ざって、共鳴してしまう。声を抑えることが出来ないほどの快感へと。
もはや、楽器のように。マゾ乳首を弦にして、快楽の波を響かせられ、アンアン喘ぐことしか出来なくされて……

「あはぁ……♡♡もう、制御が効かなくなってしまったね……♡♡逃げ場の無い快楽がお腹の奥で渦巻いて、声も抑えが効かなくなって……♡♡ここで少しだけスリスリと優しくしてあげてから……♡♡またカリカリすると……♡♡」

「あっ♡♡あぁっ♡♡やっ、やめっ♡♡これやめっ♡♡」

「あはははっ♡♡口では嫌がっているけど、君の尻尾は正直にびくびく震えてしまっているね……♡♡あーあ、イヤイヤしているのが浅ましい演技だってバレてしまった……♡♡♡♡もっと、もっと、とオネダリするための演技だって……♡♡♡」

「やぁっ♡♡あっ♡♡やだっ♡♡ぁだぁっ♡♡♡」

カリカリカリと容赦なく責め立てる爪先に抗うことすら出来ず、胸の奥どころか、みぞおちの下も、すぅっと空虚になるような、じくじくと疼いて仕方ないような感覚に襲われ……気が狂いそうになり、みっともない懇願が口から溢れ出る。
もう、喘ぎ声が出てしまうとか、気にする余裕すらない。このままだと未知の感覚を味わされ、壊されてしまう……なんて甘さを纏った破滅に怯えて、逃げたくて仕方なくて
でも奥底にある浅ましさを見透かされ、なじられて、期待してしまって

「だぁめ、抵抗したらダメ、だよ?ボクは君に乳首イキをレクチャーしてるだけさ……友達として、ね♡♡気持ちいいこと仕込んでくれてる友達を振り払うなんて、シてはイケないよ?」

「うっ♡♡うぅ〜っ♡♡うぅぅ……♡♡」

「ほら、ボクの指先だけに意識を集中して……♡♡カリっと掠める度に気持ちいいのが跳ねて、ジンジンとした感覚が胸の奥で溜まって、あぁ、くる、来る、来るっ……♡♡乳首イキくるっ……♡♡」

軽く制止されただけで、従順な犬のようにジッと我慢してしまう。発散できずに溜まった快感が、急かし立てる声に共鳴させられて、また導かれてっ……

「うぁっ♡♡やっ……♡♡まっ、うぅ〜〜〜っ……♡♡♡」

「マゾ乳首いじられて降参させられる……♡♡言いなりにさせられるっ……♡♡♡」

胸の奥も前立腺も締まって、くる、くるっ……♡下腹部のキュンキュンが止まらなくて、全身の筋肉が身体の中心へと集って、自ら小さくまとまろうと内圧が高まる。
全身の筋肉が収縮して、快感に負けないよう持ちこたえるけど……トドメを指すように親指と中指で乳輪をぐっと引き伸ばされて、乳首を的確に爪で強く搔かれてっ……♡♡決壊がくるっ、くるっ、くるっ、もうっ……♡♡

「くすっ……♡♡ほぉら、トドメだ……♡♡」

くりっ……♡♡
カリッ♡カリカリカリッ♡♡♡

そんな声と共に、乳首に走る衝撃。
中指と親指で乳首を抽出するように抓まれ、逃げ場を失った先端が人差し指の爪でほじくるように弄られ、カリカリと削られてっ……♡♡
全身の快感がもう爆発しそうにっ……♡♡くるっ、くるぅっ……♡♡

「ぅっ……♡♡ぁっ♡♡♡ゅっ〜〜♡♡♡〜〜〜っっ♡♡♡♡」

ぎゅぅぅ……♡♡♡
びくっ♡♡♡びくんっっ♡♡♡

限界に達した快楽に屈して、ガクンと折れるように全身が弓なりに反る。
肺が反り返った背筋と肋骨に挟み潰され、呼吸もままならず、かはっと口から呼気が漏れ出て、喉を締め上げた金切り声が微かに漏れ出てっ
右脳の上側がバチバチと弾け、視界が右上から白く弾けて、前立腺が固く固く締め上がって、それでもカリカリと走る刺激が止まらなくて、もうっ……♡♡

「あー……ん♡♡」

なんて千切れそうな意識が、舌を長く出しながら、イきっぱなしの乳首にむしゃぶりつかんとする大口を見つけてしまい

「ぃあっ♡♡♡まぁっっ♡♡♡」

反射的に絶叫するも

「ちゅぷんっっ♡♡」

無慈悲にしゃぶりつかれて、更なる快楽地獄へと叩き落とされる。

「ぢゅぅっ♡♡じゅるるるるっっ♡♡♡」

ぷるんとした唇と乳輪がキスをして、軽く開いた歯が押し当てられ、そこで思い切り吸われてしまい……勃起した乳首だけが無防備に口内へと招かれてしまう。

「ぢゅぅっ♡♡ちゅくっ、ちゅぅっ……♡♡んっ、ぢゅぅぅっ♡♡♡」

そこで待っていたのは、肉厚な舌による盛大なもてなし。乳首で結び目を作ろうとしてるのかと思うぐらい、器用に舐められ、吸われ、ちろちろ絡み合って、歯で根元を押さえつけられて引っ張られ……
もう片方の乳首は変わらずに、爪でカリカリと弄られっ……♡
すでに爆発しそうな絶頂に震えてる身体に追い打ちをかけられ、もっと、もっと深いところまで、イかされてっ……ぇっ……♡♡

「じゅっ♡♡ぢゅぅぅっ♡♡♡じゅるるるるるっっ♡♡♡♡」

「ぃぃっ〜〜〜〜〜〜っっ♡♡♡♡」

意識が途切れそうになったところを、唇を震わせつつ思いっきり啜られ、無理やり叩き起こされる。震えが更に激しく、背骨が折れるのではと思うほど身体を反ってしまい、きゅぅっと締まるような絶頂感。
もう限界っと言わんばかりに全身が殻に閉じこもろうとするも……肝心の乳首だけは口と指先に囚われたまま。片方は爪先で乳腺まで穿るようにコリコリ弄られ、もう片方は舌でねちっこく、ぴんぴんぴん、と舐りながら弾かれてっ、もうっ、逃げ場がないっ……♡♡ないぃっ……♡♡

そんな絶望感たっぷりの快感に苛まれ、全身がガクガクと痙攣して、腹筋もお尻の筋肉も勝手に収縮して、固く膨れ上がった前立腺をぎゅぅぅ〜っと自ら握りつぶして

びくんっっ♡♡♡びくんっ♡♡びくんっ……♡♡♡
ぷく〜……♡♡

固く、固く、ねっとりとした我慢汁がペニスの先端から溢れ出る。
それは解放ではなく、まるで粘度が高すぎるハチミツを容器から搾り出そうと、頑張って、頑張って、押し込んで……ようやくひと雫だけ出せた。そんな感覚。

もう、魂ごと吐き出しそうな絶頂感なのに、終わりを迎えられずに、高いところに置き去りにされてしまう。

「ぷはぁっ……あっははははっ♡♡♡これでボクとお揃いの乳首狂いになってしまったね♡♡乳首をいじるだけでお手軽に脳イキを愉しめる変態になった訳さ……♡♡♡」

「ぅあっ……♡♡ぁっ……♡♡」

すり、すり、と指の腹で緩慢に撫でられるだけで、きゅぅんと前立腺が疼いて、思わず声が出てしまうほど気持ち良くなってしまう。

「あぁ、ひどい顔してるよ……♡♡もう、今にも天に昇りそうなほど蕩けて、くたくたで……」

これでオナニーには困らないさ、なんて声が聞こえた気がした。

「でも……これだけじゃあ、君は満足できない……そうだろう?」

普段よりも一回りも二回りも大きくなったペニスは、もう勃っているだけで気持ちよくて、びくびくと小刻みに痙攣してしまっている。

「ほら、チクニーのせいで凝り固まった前立腺が、君のペニスをこんなにも大きくしてしまった……♡ジンジン疼いて、射精欲のことで頭がいっぱいさ……♡♡」

その怒張に手を添えられて、ゆっくり、ひと擦り、ふた擦りされて、じわぁっと極上の快感が立ち昇る。そのスローペースで扱かれて続けても、確実に最高の絶頂を味わえる……♡なんて確信するほどの、充填さ。
もう、身体はくたくたで、脳もとろとろで、何度も絶頂に達した余韻に精神を犯されて、限界はとうに越えたはずなのに……快感を受け入れる器官は、健やかに快楽を貪ろうとしている。
その異様なギャップは、絶対に辿り着けない最上の快楽へと、導いてしまう。

「ふふふっ……♡♡さて……随分と待たせてしまったけど、いよいよメインディッシュの時間さ♡」

そんな声と共に、ぐぃっと身体を起き上がらせて……だぽんっ♡♡と大きな胸をたっぷり揺らす。
ボタンがいくつか外れたワイシャツ、そのスリットと乳肉が成すパイズリ穴。あの脳が蕩けて狂ってしまう乳香を、練乳のようにへばりつく湿気を、自らの重みと圧でギチッと閉じ込めている乳穴。
顔を挟み潰された感触が、その圧と、大きさと、質感を覚えている。彼女の手助けが無かったら、詰んでいた。挟み込む甘美な圧に閉じ込められ、甘い香りで脳を震わせられ、そのままじわじわと重い乳肉に磨り潰され……♡

もし、あの、ギチギチで極上のパイズリ穴……あそこにいきり立ったペニスを挿しこんだら、どれだけ気持ちいいだろうか……♡
僅かな隙間も埋め潰すもっちり乳肉に挿入して、じっとり籠ったミルクフェロモンに蒸されながら、ズられてしまったら……♡♡

「今日という素敵な日を、このまま幸せに締めてあげようじゃないか……♡♡」

両手でワイシャツのボタンを掴み、ぐぐぐ……と引っ張って、無理やり留めて、ぱつんっと揺れる胸。前面の隙間は閉ざされ、下側の谷間しか見えなくなって……
その行為だけで、これからナニをするのか分かってしまう。圧を高めているのだ、ギッチリと挟み潰せるように。妄想通りの事をしようと……

ふと視線を上げると『ご期待に応えよう』と言わんばかりに、にぃぃと赤い目を細めて、口端を深く歪めていた。

「何をするかは分かっているだろう?ほら、試しに指を入れてみて……」

その声と共に、左手首を掴まれ、パツパツに張ったワイシャツの下側……ぎちりと閉ざした乳穴へと近づけられる。
もう、何も考えずとも、その左手は既に人差し指だけをピンと立てていて、隙間の見えないギチギチの乳穴に

ずっ……にゅ、ぷぷぷ……♡♡

「うあっ……♡やば……♡♡」

指が、挿乳った。
もう、凄いとしか言いようが無い。一ミリも隙間の無い狭間に指を押し当て、軽く弾かれたかと思ったら、乳肉に肌をこそぎ落とされつつ入っていく感触は……天にも昇ってしまう。
もちもちスベスベなのだけど、ねっとりとした質感ゆえに、最高級の絹をも凌ぐ感触を何度も擦り付けられ……もう指だけでもイきそうな感触を覚えてしまう。すぅっと空虚になって白い快楽が詰め込まれような。
しかも、さっきよりもボタンが締められている分、乳圧が物凄い高まっている。

「ねち、ねち、ねち、と貼り付いて、ほんの僅かの隙間も埋められて……引き抜こうとしても、空気の逃げ場が無いから、ぐぐぐ……と引っ張られて……♡♡」

その言葉の通り、引き抜こうとしても……引っ張られる。生きていて、中に入ったエサを逃がさんとするように、ちゅぅちゅぅ吸いついて……引き抜けない。
もう、確実に、確信してしまう。これが、極上のオナホールであると……精液を搾り取るためにあるモノだと。
極上の質感でねちねち張り付いて、精神すら蕩けさせる摩擦を与えて、引き抜こうとしたら中身を根こそぎ奪おうと吸引してくる。

そんなこと無いとは分かっていても、もうこの感触は精液を根こそぎ搾り取るために存在していて。
乳内に捕えた獲物を逃さずに搾りつくすための搾精器官だって、本能で感じてしまって……ズることしか考えられない。

「ふふふっ……♡ココに挿れたらとっても気持ちいいだろうね♡」

もう、声を失って、視線で同意することしか出来ない。
思考も、理性も、あの胸に搦めとられて……♡

「さて、君のご期待通り、今からパイズリをしてあげるよ♡♡」

引き抜けない指を手助けするように、その両手で大きな胸をぐにゅっと掴んで、狭間をこじ開けるように引っ張る。
その手助けで圧が弱まっても尚、ねちねちと名残惜しそうに吸い付く感触は心地良すぎる。籠った温もりに後ろ髪を引かれるものの、次にスることの期待が勝って、にゅぷぷ……とゆっくり引き抜く。
指に残る白い快楽。そしてズリ穴からこぼれる白いモヤ……ほんの僅かな残香が、こちら側まで届いて、くんっと嗅覚を刺激する。
甘い甘い匂い、たっぷり飲まされたロイヤルミルク、脳が蕩けて股間が疼くあのミルクを煮詰めたような、匂い。足で踏まれてポンプにされて、太ももで潰されてどろっどろの精液を搾り取られた時も、たっぷり嗅いでいたあの匂い……♡

ペニスが更にガチガチに張って、ぴゅるっ♡ぴゅるっ♡と我慢汁が溢れ出るが……それでもまだ萎えることを知らずに内圧は高まっていく。
睾丸も全身を巡る血流が栄養を運ぼうとドクドク疼いて、中で精子がぴちぴち暴れているのを錯覚するぐらい元気になって。
腰の奥にある前立腺も大きく膨れて、じく、じく、と滑りを良くする潤滑油を絶えず生産していて、その奥もまだまだ元気に……♡

「奴隷になってくれた君へのご褒美パイズリさ♡♡ずっとこれでズりたくて仕方なかっただろう?」

するりと流れるように、脚の間に正座で座り込み、片腕ででっかいモノを下から抱えて持ち上げ、脚を引っ張りつつずりずりと座り動いて……その動きに協力するように、自ら腰を浮かせてしまう。
あれで思い切りパイズリしてくれるなんて、想像するだけで……もう、我慢なんて出来ない。はやく、あの穴に挿れて、最高の射精をっ……♡

「おっと、やはり待ちきれないみたいだね、目がボクのおっぱいに釘付け♡♡しかも自分から腰を浮かせてしまうなんて……こんなお利口さんにはたっぷりご褒美をあげないと、ね♡♡」

片腕にかかえた胸を見せつけるように上下に揺らしつつ、浮いた腰に膝をするりと滑り込まれて……あっという間に体位が出来上がってしまった。
いわゆる膝上パイズリの体勢。腰を完全に預けて、胸の下にビクついたペニスを捧げる……パイズリ搾精のための体位。
もう、ズリ穴の入口が、天国への入口が、すぐそこにあると考えると……待ちきれない。待ちきれなくて、勝手に息が荒くなる。ドクンっ、ドクンっ、と心臓の音も強くなって

「ボクが保証するよ、君の想像を遥かに超える、極上の快感さ……♡♡♡」

抱きかかえられてた大きな胸。ワイシャツの内側からだぽんっ♡と張り詰めて、乳肌の色すら透けて微かに見えてしまうソレは、もはやバスケットボール程……いや、それより大きい。
そんな巨大なおっぱいを両手で挟むように掴んで、唯一隙間の空いた下側……パイズリホールの入口を、竿の先端へと、じりじり近づけられる。
ぬらぬらとテカって輝くペニスの先端は、もう、待ちきれないと叫ばんばかりにぴゅるぴゅると我慢汁を噴き出していて……♡もう、はやく、はやくっ……♡

「だから、そのまま楽にして、身をゆだねて、ボクからのプレゼントを拒まず受け取ってね……♡♡」

愛おしげな表情で、優しさたっぷりな声で安心感を与えつつ、乳肉ひしめくスリットが、鈴口とキスしそうな距離まで近づく。
もうすぐだ、もうすぐ最高の射精を味わえる……♡♡凝り固まった精液を一気に引き抜いて、腰が抜けてしまうほどの快感を……♡♡

そんな甘い考えが最高潮まで登り詰めて、びくびくと震えて汁を吐き出す亀頭が、そのモチモチの乳肌にむにゅんと触れ合れて

むちっ……♡♡♡
ずっ……♡♡♡

その狭間にほんの少しだけめり込んだ瞬間

「ぃっっっ♡♡♡」

一気に襲い掛かってきたのは、優しさとは程遠い暴力的な快感。
まだ幼い頃、包皮を剥いて亀頭を蛇口の水に当てるだけで、身体がガクガクと崩れて未知の感覚に苛まれた、あの時のような刺激の強さ。本能が忌避してしまう感触。
もう、このまま下までズられたら、あまりの刺激に、身体の内容物全てを精液として吐き出してしまう、脳が弾け切って何も考えられない廃人になる……と、刹那の間に本能が咄嗟に判断して

「あぁ゛っっ♡♡♡♡ゃ、やめっ!!」

腹の底から絶叫が飛び出る。
ガク、ガク、ガク、と震えそうになる腰を何とか押さえつけ、その乳穴に入ってしまわないようお腹の奥をきゅぅっと締めて、何とか耐えて……

ぴたっ……

すんでの所で、動きが止まる。
あと、ほんの数ミリ押し込まれてたら、この乳肉に囚われて、快楽地獄を味わされてしまうところだった。

「ぃ……♡♡ふっ……♡♡ふ〜っ……♡♡♡」

その事実に冷や汗を書きつつ、何とか呼吸を整える。崖から足を踏み外しかけた後のように、心臓がドキドキと破裂しそうで止まらない。

完全に油断していた。
エレベーターを抜け出した時からの、イジメられつつも、どこか甘くて微笑ましいやり取りに吞まれて。
……その少し前までは暴力にも近い愛で首根っこ掴まれてたというのに。
それに加えて、これまでの行為が……おっぱいの匂いをオカズに足で踏まれて搾られるのが、お掃除と称して口で丸吞みされるのが、胸の中に閉じ込められてドロドロとしたイジメを受けるのが、乳首オナニーを指導されて開発されるのが、あまりに気持ち良すぎて。

もう、これ以上の快楽は無いだろう……と心のどこかで油断していた。

コレは、違う。

我慢という概念が無い。亀頭がちょっとめり込んだだけで、その乳圧とモチモチ肌の感触がペニスと相性良すぎて、意志とは全く関係なく身体が絶頂の準備を始めてしまった。
ペニスを手玉に取られるとか、そういう問題じゃない。まるで蛇口を捻るように、強制的に搾り出されてしまう。ペニスが勝手に、そのモチモチおっぱいにガチ恋して、貢ぎ物ですと言わんばかりに精液をびゅるびゅると……出してはイケない魂すらも吐き出してしまいそうなほど……

「はぁー……♡♡ふぅ〜……♡♡」

息を整えようと長い息を吐くも、甘い甘いフェロモンにずっと犯されてきた呼吸器は、深呼吸するだけでトロンと脳が蕩けさせてしまう。
まだ、亀頭とズリ穴から覗く乳肌が触れ合って、勝手に頬を擦り合わせて逢引しているのに、意識は安堵して緩んでいく。そうして、腰を押さえつける筋肉も緩んできたところで

ずっ……♡♡

「ぃっっっ♡♡♡ま゛っっ♡♡ぁぁっ♡♡♡」

ほんの少しだけ乳穴が降りてきて、亀頭が乳肌と擦れ合いながらめり込んで、仙骨から脊髄を通って脳へと直行する快楽信号。
前立腺がきゅぅぅっと絞られ、極上の快感に頭が瞬時に沸騰する。煮えたぎる情欲のせいで全身の筋肉が弓なりに反ろうとして、ズリ穴に全部挿入ってしまいそうなとこを……何とか、脚をピンと伸ばし、更にはベッドのシーツを思い切り握り締めて、持ちこたえる。

はぁ、はぁ、と息を荒く吐いて、もう呼吸を整えることもままならない。

「くくくっ……♡♡♡」

そんな折に、降ってくる嘲笑。心底面白くてたまらない、なんていう愉悦を嚙み殺した声が落ちてくる。
その俯いた表情は巨大な双球に隠されて見えないが、にんまりと歪んだ口端だけは垣間見えて、ゾクゾクとした感覚が背筋を駆け巡る。

「ぷくくくっ……♡♡ふふふっ♡♡♡♡あははは♡♡♡」

次第に、その笑みは、溜め込んだ愉悦を抑えきれずに、息となって吐き出て、辺りに響き渡る笑い声となって昇華して。
少し上がった顔から覗いた赤い瞳は、狂気色に染まった瞳孔を見開いて、こちらを真っ直ぐ射抜いていて。

その光景を見ただけで、心臓がドクン、ドクンっ、ドクンっっ、と高鳴って、止まない。
吐く息はいつの間にか震えていて、期待と恐怖が最高潮にまで昇り詰める。

「あっははははっ♡♡♡♡あーあ、気づいちゃったかぁ♡♡♡このおっぱいが君のペニスを優しく包み込んで甘やかすベッドじゃなくて、無残に磨り潰して壊してしまう残酷な処刑具なことに……♡♡♡」

ネタバラシする残酷な裏切り者のように、嗤って、嗜虐の籠った視線で見下ろして、自慢の胸をぎゅぅぅと更に抱き潰す姿は……もう、どんな女神よりも悪魔よりも、美しくて恐ろしくて、心奪われてしまう。
もう、無意識的に「あぁぁぁっ……!」なんて恐れ慄く声を上げて、自ら壇上に上がってしまうほどに。クライマックスを飾る舞台へと。
これから起こることを、本能が察知して、キュンキュンと、興奮が高まって、止まない。

「さて、改めて宣言してあげるよ、今から、このズリ穴で、君の大事な大事なペニスを壊してやる……ってね♡♡♡」

そう宣言しながら、その豊満なプレス機を更に強く抱きしめて、すでに涙を流して震えている亀頭の……わずか一ミリほどを擦り潰される。
襲い来る焼けるような快感。パンツの上から先端だけをカリカリ弄ったのを、何十倍も濃くしたような快楽に苛まれ、腰が跳ねそうになり……また、食いしばって、何とかこらえる。

そんな憐れな様子も、ハートが浮かび上がりそうなほど愛おしげで、その血肉を貪り食おうと画策してるように残酷な、瞳に見下ろされ、じっくりと観察されてしまう。
それが、ひどく興奮を搔き立てる。
情けなさを見られてる羞恥、それを受け入れられる嬉しさ、更には……ご馳走のように堪能される悦びが混じって。

「くくくっ……♡♡♡断言するよ、君はたった一ズリで、腰の奥に隠し持ってる精液をぜーんぶ吐き出す羽目になるって……♡♡♡魂すら搾り出すほどに、腰を突き上げて、絶叫しながら……♡♡♡」

するりと吹き込まれる処刑宣告。
その言葉は、恐怖と期待の渦に巻き込むには十分すぎて、あっという間に矛盾した感情に囚われてしまう。

ヤだ、嫌だ、嫌だ、壊されたくない。こんなの味わったら、壊れてしまう。嫌だ、怖い、怖いっ。
でも、壊されたいっ……♡彼女のおっぱいで擦り潰されて、脳が沸騰しながらイき狂えるならっ……♡♡例え死んでしまっても……♡♡

なんていう気持ちがグルグル渦巻いて……べー、と舌を出して挑発されるだけで、思わず腰が跳ねそうになる。

狂気に囚われないよう、何とか息を整えようとする。

「ほら、思い返してみなよ、さっき、指を入れた感触を……」

けれども、整わない。
言葉一つで、操られる。

「ギチギチに閉じてた入り口に、少し力を入れて差し込んだだけで、にゅぷん……と丸吞みされて、もっちもちに咀嚼されて、引き抜くことすら覚束なくなった。何なら、ボクの温もりに包まれて、蕩けて、イキそうな快感まで覚えた」

「……普通のおっぱいじゃ、そんなことにはならないだろう?」

比較できる経験なんて無いが、それでも、アレが異常なのは分かってしまう。
もし、あの行為だけでお金を取られても、病みつきになって破産するまで何度も頼んでしまうぐらいには……

「くくくっ……♡それほど、君のことを待ちわびているのさ……♡♡この中に入ってきたら、もっちもちな感触で嬲り殺しにしてやる……って息巻いて待っているから、指を入れただけで虜にされてしまった……♡♡」

「それにほらっ、顔を埋められた時だって……あっという間に脳が溶けて、太ももでグリグリと擦り潰されるのすらご褒美に感じて、もう一人では抜け出せなくなってしまったじゃないか……♡♡」

そうだ、その通りだ。
この大きな乳房に顔を埋められ、一度は完全に詰まされたというのに、その恐ろしさをマジマジと味わったのに

「そんな凶器じみたおっぱいに、一番弱いところを捧げたら……どうなってしまうか容易に想像つくだろうに……♡♡♡」

また、こんな状況に陥ってしまっている。

「いくらボクが優しそうに見えたからって、手を引かれるがままにギロチン台に首をはめ込んでしまうなんて……♡♡♡あぁ、君のことが心配だなぁ♡♡♡♡ボクみたいな悪い奴に騙されないか心配だよっ♡♡♡♡」

ぎゅぅっと、自らの腕でその張り詰めた双球を抱きしめて、ワイシャツごとぐにゅんと変形させて、今にも達しそうなほど昂る様子は……どんな絵画よりも美しく、どんな悪魔よりも恐ろしく感じた。

「はぁー……♡♡くくくっ……♡そんな乳肉を、調教されきったマゾちんぽでこじ開けてしまったら……もう、何が起こるかは分かるだろう……♡♡」

「ぷっくり膨れた亀頭が、ぐぐって軽く押し当たったかと思ったら、にゅぷんっ♡♡と抵抗する暇もなく突然飲み込まれて、やわっこくて貪欲なおっぱいが、君のペニスを……真っ赤に膨れた亀頭も、その陰に隠れようとするカリ首も、太くなった竿も、ずりりりっ……♡♡と極上の乳肌で埋め尽くし磨り下ろしながら、一気に根元まで……」

「ぱちゅんっっ……♡♡♡」

強調するような声と共に、両手で乳房を挟んで……ギュっと押し下げられる。その反動で、ほんの少しだけ、亀頭が弾力のある入り口に圧し潰され、ゾワッとした快楽が脊髄を駆け巡る。
恐怖にほど近い、途轍もない快楽。
廃人、処刑、ギロチン台、なんて言葉が噓では無いと思い込まされてしまうような。

「そうなったら、君の意志は関係ないさ……♡♡おっぱいに快楽神経を全部愛撫されたペニスは、のたうち回って精液を全て吐き出そうとしてしまう……♡♡♡全身をくすぐられた人間が声を抑えられないように、ガクガクガクと腰を思い切り震わして、今にも絶叫しそうなほど……♡♡」

「そんな最中に、思い切り上に引き抜いてあげると……どうなるか分かるかな?君のペニスが埋めてた空間がからっぽになって、おっぱいの中に精液を貪る真空の子宮が出来る訳さ……♡♡溢れ出る奔流の出口が出来上がってしまう……♡♡♡」

恐ろしさを吹き込む言葉だけで、鮮明に想像出来てしまう。
ワイシャツの中にみっちみちに詰め込まれたパツパツおっぱいに、四方を圧し潰される快感。あっという間に腰を突き上げて射精が始まったところで、四方をギチギチに絞られながら引き抜かれて……味わう吸引感。

「ほぉら、想像してごらん……シリンダーで吸い出すみたいに、真空の孔に精液が引っ張り出されて、びゅるるるっ♡♡っておっぱいおまんこに渦巻いた精液が吐き出される様子を……♡♡♡金玉からどろっどろのやつを勢いよく吸い出されて、全身の力が勝手に射精の為に使われてしまう快感を……くふふっ♡♡♡」

淫らな漫画によくある、子宮に精液が注ぎ込まれる描写。現実で考えたら異常な量の精液が注ぎ込み、射精の達成感に打ち震える様子。
それを、強制的に引き起こされてしまう。このパイズリホールで……極上と分かりきってる感触で、無理やり。限界を超えて。

もう、その想像だけで何十回もオカズに出来てしまいそうなほど、興奮してしまう。

「そんなことになったら、たった一往復で君の精液は根こそぎ奪われてしまうね……♡♡からっからに干乾びてしまいそうなほど、思い切り、びゅーって腰を突き出して射精してしまうのさ……♡♡♡」

「だけど、勿論、それだけでは終わらせないよ……♡♡♡」

その妄想に同調され、身を焦がす期待を搔き立てられたところで……また、心をコテンと転がされる。

「びゅっ、びゅーってひとしきり精液を吸い出したら、こうやっておっぱいをこねくり回して、亀頭と一緒に搾り取った精子を一匹残らず潰して、直ぐにぱちゅんっと二回目のズリを開始してやるさ……♡♡♡君がガクガクと腰を震わせてるところに、ずしんっ♡と叩き付けて、ぎゅ〜♡っと抱き締めながら引き上げて、またおっぱいおまんこに種付け強制……♡♡」

サディスティックな眼光を輝かせ、掌底でパツパツの乳房を互い違いにズり合わせ、間にあるモノを全て磨り潰さんとする様子は、もはや猟奇的で。
そして、その勢いのまま、ギュっと強く押し下げられ、鈴口だけがずにゅっと巻き込まれてしまい……

「ぅ゛っ……♡♡♡」

焼けるような快感が襲い掛かる。呻き声が思わず漏れ出て、腰がガクガクと震えるほどの。
これの本番がどれほどの快感か分からされ、恐怖がじくじくと脳を焼いて、心臓がパンパンに張り詰めた所に

「ふふっ……半狂乱になって泣き叫んでも無駄さ、そのまま絶え間なく三回目も四回目も……♡♡♡何度でも……♡♡♡」

「ぱちゅんっ……♡♡ぱちゅんっ……♡♡って……♡♡♡」

言葉を重ねられる。
あぁ、そんなことしたら、されたら、確実に

「あぁっ♡♡♡そんなことしたら、君は壊れてしまうねっ……♡♡♡♡」

壊されてしまう。
彼女に、麗しい後輩に、処刑を想像しては心を震わせる……『衣笠薫』に。

それが、怖くて仕方ない。
怖くて怖くて、その狂喜に全てを捧げてしまいそうなほど。

喉奥から、吹きそこなった笛のような音が漏れ出る。

「でも、ボクはもう我慢できそうにないな……♡♡♡君をすり潰すのを待ちわびている……♡♡♡♡」

「ボクを無下にした先輩さんを、大好きな君を、おっぱい廃人にできるなんて想像しただけで、力無く倒れてる姿を想像しただけでっ……あぁぁっ、胸が張り裂けてしまいそうだよっっ♡♡♡♡」

全てを灼き尽くさん程の情欲が、辺りをむわぁっと熱気立たせて、ぐぐぐっ……と乳口に亀頭が押し当てられる。
脳につんざく快楽信号。全身がガクンと折れそうなほど、制御不能の快感。

崖から、ずるりと足を踏み外した、恐怖感。

「あっ、あああっっ……♡♡♡や、やめっ、やめてっ!待ってっ!!」

咄嗟に飛び出た声は、自分でも驚くぐらい張り出て、断末魔のような叫び声に成る。
その声が届いたのか、亀頭が乳穴に軽くめり込んだままピタリと止まり、じく、じく、じく、と洪水のような射精感が腰の奥で渦巻いて、止まる。
一瞬の安堵。けれども、すぐに……なぜ止まった?という疑問が湧いて、恐る恐る彼女の顔を確認すると

「くすっ……♡そんなにやめてほしいかい……?」

そこには、端麗な顔を優しげに微笑ませて、口端に少しのお茶目を含ませている、イケメンな後輩の顔があった。
軽く尋ねてくる姿はとても平静で、余裕たっぷりで落ち着いていて、何でも聞いてくれそうで。

「な、なんでもするからぁっ……♡♡♡」

ぜぃぜぃと息切れしそうな疲労感もあり、思わず、甘ったるい声を漏らして、オネダリしてしまう。

──心の底では止めてくれる訳無いと分かっていても、彼女の用意する寸劇の行く先に、胸が張り裂けそうなほど期待して、演じてしまう。

「うーん、そうだね……それなら、まず、ボクのことを『薫』って呼んでくれないかな?」

「えっ……」

そこでされたのは、予想外のお願い。
まさか、こんな場面で、名前で呼んで欲しい、なんてお願いをされるとは……思っても無かった。
でも、まだ、呼んでいなかった。

……いや、名前で呼ぶことができなかった。

名前呼びしただけで確実に勘違いしてしまう。
なんて怯えが、出会ってからずっと有ったせいで

思考が一瞬止まってしまう。

「おや、呼んでくれないのかなぁ?あぁっ、とっても残念だなぁ。ボクは親しい友達だと思っていたのに、君はそう思っていなかっただなんて……♡♡こんな酷い奴は磨り潰」

けれども、その一瞬すら許されない。
ヒステリックを起こさんとばかりに、ワナワナと身体を震わしながら、早口でまくし立てて、ワイシャツに詰め込まれたプレス機で潰そうとしてくるのを見て

「まっ、か、薫っ!」

慌てて、言葉が飛び出る。
『薫』という名前。
ずっと、呼べなかった名前。

あぁ、やはり思った通りだ。
その名前を口にしただけで、目の前の彼女が愛おしく感じ過ぎて

「ま、待ってぇ……♡」

口から出る言葉が勝手に甘く蕩けてしまう。

「くふふっ……♡♡そうそう、そうやって、ボクの名前をちゃーんと呼んで……♡♡ほら、恋人の名前を呼ぶようにあまーく……♡」

もはや首にナイフを当てられているような状況なのに、そのやり取りは付き合いたての男女のように甘く

「か、薫、薫ぅ……♡」

せがまれるがままに、何度も名前を呼んでしまう。

「くふふっ、そんな甘ったるい声で呼ばれたら、ボクもなんだか嬉しくなっちゃうなぁ……♡♡」

おおよそ男らしい、という言葉からはかけ離れた行為を、慈愛の籠った表情で見守られ、心が温まってしまう。
弱さを受け入れて、甘えるのを微笑ましく思って、喜んでくれる。そんなパートナーと一緒に過ごせたら……

「でーも、次は、媚びないといけないね……♡♡ボクは君を磨り潰そうとしているのだから、潰さないでぇ……♡♡っていう意志をちゃんと伝えないと……♡」

けれども、口がにぃ……と意地悪に歪み始める。
甘いやり取りの中で、忘れそうになっていた現状……凶悪なズリ穴で全部を搾り取られる寸前ということを、思い出させられてしまい

「薫……♡まっ、ヤだ、潰さないでぇ……♡♡」

導かれるがままに、ヤダ、嫌だ、と駄々をこねてしまう。
しかし、その言葉とは裏腹に、じくじくと、破滅を求めるマゾ心が搔き立てられて

「ふふっ♡♡イヤイヤしてるだけじゃぁ、ボクの心は靡かないなぁ♡♡♡むしろ、嗜虐心が搔き立てられてしまうよ……♡♡♡このまま君をすり潰したら、どんなことになってしまうのか……♡♡もっと可愛く溺れる姿を見れるんじゃないかって……♡♡」

「ひっ……♡」

ぺろりと舌なめずりをしながら、ワイシャツに詰め込まれたモノをぎっちりと両手で押し込んで、脅されるだけで、達しそうなほど心が震えてしまう。
恐怖と期待のせめぎ合い。けれども、どちらの願いも叶えるためには

「やっ、やめっ……♡まっ、て……♡♡」

拒否することでしか表せない。

「ふふっ♡怖がって可愛いなぁ……♡♡ま、可哀想だからヒントを上げようかな?こういう時は、ボクに素直な好意をぶつければいいのさ……♡♡」

そんな袋小路から助け出そうと、すっと差し伸べられる救いの言葉。

「ほら、言ってみな……♡ボクのこと、好きなんだろう……?」

もう今更、恥ずかしがることでもない。そのはずなのに。
それでも、ずっとひた隠しにしようとした好意を、喉奥にへばりついて離れない言葉を、言おうとするだけで、脳みそが沸騰しそうなほど高揚して

「か、薫っ」

名前を呼んだら、もっと膨らんで

「ずっと前からっ、好きでっ……♡♡好きっ、すきぃっ……♡♡」

情けない愛の告白が飛び出てしまう。
好き、という言葉で済ませたくない程の想いは
この舞台の上では、好きという拙い言葉でしか表せられられなくなる。

「おおっと……♡これは効くね……♡♡可愛らしく好意をぶつけられて、ちょっと困ってしまうよ……♡」

片目を軽くつむって、困ったように眉ををひそめて微笑む表情は『ときめいてしまったなぁ♡』と呟いてるように見えてしまう。

「君を壊したい、けど、こんなに想ってくれてる奴隷くんを簡単に処刑しちゃっていいのか、迷っちゃうなぁ……♡♡」

『壊したい』なんていう欲望を耳にして、ドキッと心が跳ね、亀頭がビクンと震えるのを……乳肌で優しくスリスリと撫でられ、こぷこぷと鈴口から濃い我慢汁が溢れ出す。
処刑されたい、壊されたい。
けれども……愛も受けたい、好きを返して欲しい。
そんな相反したワガママな想いが、心を引っ張り合って、ギチギチと軋み始めた所で。

「う〜ん……どうしようかなぁ……♡ここで、熱いプロポーズでもされてしまったら、思いとどまってしまうかも……♡♡」

地獄への手引きをされてしまう。
プロポーズ。こんな状況でさせられるプロポーズなんて、どうなるか分かってる筈なのに。
それでも、愛おしさが溢れて、彼女と……『薫』とずっとに一緒に居たい欲望が押しとどめられなくて

「け、結婚してぇ……♡♡♡」

拙くて、魅力も、何もない、懇願のようなプロポーズを口にしてしまう。
1%にも満たない望みに賭けて。

「おやおや……♡♡随分と可愛らしいプロポーズだね……♡♡もしかして、初めてのプロポーズだったり……♡♡」

くすくすと軽く笑われながら、プロポーズを受け取られてしまう。からかいの言葉も添えられて。
それに対し、言葉を詰まらせることでしか返事が出来ない。

「あははっ、やっぱりそうなんだ♡初めてのプロポーズを捧げてしまうぐらい、ボクと結婚したいんだ……♡♡嬉しいけど、困っちゃうなぁ……♡♡♡」

「うーん……どうしよっかな〜……♡♡」

わざとらしく困った声を上げて、宙を眺めてから、甘く蕩けた視線で見下ろしてきて。
どう返したら喜んでくれるかな?なんて悩んでいるように見えて、脳が勝手に期待を始めてしまう。
もしかしたら、もしかしたら、ホントに受け入れてくれてっ……♡こんなプロポーズでも、何でも許してくれる彼女ならっ……️♡

なんて期待が高まったところで

「くすっ……♡」

暗い愉悦が垣間見え、その視線がぞわりと背筋を撫でた瞬間
その瞳孔が大きく開いて、親愛も、怒気も、慈愛も、愛憎も、苛立ちも、友愛も、全部の欲を孕んだ色に染まって

「誰がするかっ♡♡♡ばーかっ♡♡♡」

ずにゅぷっっ♡♡♡

ドロリと狂気に満ちた嘲笑と、無慈悲な乳圧によって、呑み潰された。

「っっ!!〜〜〜っ♡♡♡」

拒絶の言葉に打ちひしがれ、凍えそうなほど感情に苛まれるものの……その絶望が、すぐさま置き換えられる。全てを白く塗り潰す快感によって。
ギッチギチに詰め込まれた乳肉が、まるでチーズをふんだんに使ったカルボナーラのソースのように、膨れ上がった亀頭にねっとりと絡み付き、みっちりと貼り付く密着感。
細胞の一つ一つにまで張り付いた乳肌は、天女の羽衣のようにキメ細やかで……その感触がペニスの表面を滑り落ち、一気に擦り下ろされる。

あまりに強い快感。ローションガーゼ、なんてプレイを聞いたことあるが、アレを何倍も濃密に、そしてハチミツをぶっかけたように甘く甘くコーティングしたような……
そんな極悪な快感から、逃れようと本能が腰をくねらせるも……脅威的な重量感が逃避を許してくれない。
ピンと真っ直ぐ上向いた状態でホールドされつつ、先端の割れ目にも、カリ首の裏側にも、乳肉の濁流が勢いよく流れ込んでは、表面をこそぎ落として
その勢いのまま、竿の根元まで一気に……

どっちゅんっっ♡♡♡♡

と思いっ切り叩き付けられ、乳肉が腰の奥まで波打つ。股間も、仙骨も、前立腺も、精嚢も、ミルクの塊をどぽんっと落としたような甘い波動によって、揉みほぐされる。
じく、じく、じくじく……と、奥で凝り固まっていた精液がほぐれてしまい、射精感が込み上げるも……そこは四方も八方もモッチリと圧迫される乳圧天獄。

根元まで挿入っても、まだ乳穴から抜け出せる気配すら無くて……けれども、乳の質感があまりに良すぎて、強制的に幸せを流し込まれっ……♡

出口が無いのに、ぐつ、ぐつ、ぐつ、と凝り固まった精液が、一気に出口を求めて、最高のパイズリホールでズリ殺されるために溢れてきてっ……ぇ……♡♡
プロポーズを踏みにじられた最悪のトラウマが、最高のパイズリ射精で塗り潰されそうでっ……♡

「あ゛っっ、ぅあああ゛っっ♡♡♡♡」

射精前の予兆が、ドクンっ、ドクンっ、ドクンっ、と化け物に変体してしまいそうなほどの鼓動。
出そうとした捌け口が乳肉に埋められてても、無理やり捻り出そうと全身が雄叫びを上げたところで

「君なんかっ!!こうしてっ!!ズリ殺されるのがお似合いだよっ♡♡♡」

ぎゅぷぷぷぷっっ♡♡♡

ギッチギチに絞られながら引き抜かれ、決壊と同時に、真空のパイズリ子宮に出せ出せと恐喝され

ぶびゅっっ♡♡♡♡
びゅーっ♡♡♡どびゅるるるるるっ♡♡♡
びゅるるるるるっ♡♡

「ぃ゛っ〜〜〜〜っっ♡♡♡♡」

詰まった中身がでるっ、でるっ、吸い出されるぅっ……♡♡
爆発しそうなほどの射精感だったのに、貪欲な乳膣にその何倍もの精液を無理矢理せがまれ、腰の奥から……精巣から、直接ぶっこ抜かれてしまってるような感覚。
あの言葉が冗談でも、何でもなく、ホントに渦巻いた精液が無理やり捻り出されてるのが容易に想像ついて、バチバチと脳内で火花が散って……ぇ……♡
射精が止まらないっ……♡求婚を断られて嘲笑されてっ……♡♡残酷なまでにモッチリ圧し潰して精液を搾り取るパイズリオナホに、魂ごと引き抜かれるのが、酷くて、酷すぎてっ……♡♡

「あはははっ!!いっいねぇ♡♡♡その表情さいっこうだね♡♡♡」

「な、んでぇっ……♡♡ぅ゛ぅっ♡♡♡」

心底愉しくてたまらないと言わんばかりにケタケタケタと高笑いする顔が、脳裏に焼き付いて離れない。

に゛ぢゅっ♡♡♡
ずちゅっ♡♡♡ぶっちゅっ♡♡♡

「や゛、めっ♡♡♡お゛かっし、く♡♡♡」

その問いかけに返事するように、上まで引き抜いて亀頭と精液だけ閉じ込めたおっぱいで、互い違いにズり合わされて、グチャグチャにかき混ぜられてしまう。
上下に擦り合わせる度に空気と粘液が混じり合う下品な音が響き、亀頭が焼けるような快感で磨り潰され、ペニスが根元から引っこ抜けそうな感覚に陥る。ぐっ、ぐっ、と前立腺ごと引っこ抜けそうな……♡
そんなのを、何度も繰り返されてっ……もうっ、脳ごと濃厚ミルクと共にミキサーにかけられてるかのような快楽でっ……頭がおかしくっ……♡

「やめる訳ないだろう??これは処刑なんだから♡♡君の脳みそをグチャグチャにして、ボクだけしか見えない奴隷にするのが目的なんだからっ♡♡♡」

「ほぉら、君の初プロポーズをゴミのように踏み潰した相手に、無理やり搾り取られる気分はどうかな??とっても悔しいのに、哀しいのに……ギッチギチのおっぱいで雑にこねくり回されるだけで、簡単に気持ち良くなって、のたうち回ってしまう……♡♡♡」

散り散りに弾けそうな意識が何とか捉えた言葉は……とてもサディスティックで、心を踏み潰そうとしてるのがたまらなく伝わって

「何なら、こうやってなじられるのが幸せでたまらないだろう♡♡♡ボクの愛憎が、これ以上になく伝わって、脳が震えるほど気持ちいいんじゃないかなぁ♡♡♡」

理性も何もかもバラバラにされて残った本性を、見透かされているのが

「ぅぅっ……♡♡」

幸せでたまらない。
もう、感極まって、呻くことしか出来ないほど。

「あはぁ……♡♡もうその表情だけで何が言いたいか分かってしまうよ……♡♡君はホントに奴隷だね、ボクに何されても全部捧げたいって思ってしまう従順な奴隷くん……♡♡ボクの感情もぜーんぶ受け止めて壊れてくれる理想の奴隷くんだね……♡♡♡」

ぱちゅんっっ♡♡♡

「う゛ぅぅっ……♡♡」

またっ、叩き付けられてっ、射精のトリガーを簡単に引かれて、出るっ、出てしまっ……♡ギッチギチの乳まんこに種付けしようと本能が搔き立てられる。精液の残渣で滑り良くなった感覚も相まって、本物の子宮があると誤認してっ……♡
もう一度引き抜かれたら、またあの全部を塗り潰す射精感がっ、亀頭こねくりが始まってしまうなんて考えたらっ……♡♡イヤだっ、ヤだっ、酷いことされても、こんな幸せで塗り潰されたらっ、もう戻れなく

「だから、そのプロポーズは受け取れないなぁ♡♡ボクは、こうやって、君を虐め尽くしたいのさ♡♡♡嘲笑しても、喧嘩しても、罵倒しても、意地悪しても、決して離れることの無い関係に陥りたいのさ♡♡♡♡」

「やっ、や゛めっ♡♡ぇ゛っ♡♡♡」

ぎぢっ……♡♡ぎゅぷぷぷっ♡♡♡
びゅーっっ♡♡びゅるるるるっ♡♡

出るっ、出るっ、出てしまうっ……♡♡
搾精のために特化した生物に捕まってしまい、精液タンクにされてしまってるかのような、強制的な射精感。ギッチギチに絞められ、暴力的な弾力で潰されてるのに、モッチリで柔らかな感触に甘えさせられる……という相反した感覚のせいで、抵抗の概念すら持たせてくれない。
自分だけの力では絶対に出せないほど粘っこい精液を、無理やり汲み上げられて、精嚢も、前立腺も、輸精管も、内側から気持ち良く擦り上げられ、至高の快感に脳が支配されて……猟奇的な、その表情が焼き付く。

「あははははっ♡♡♡口では嫌がっても、君のマゾちんぽはボクのおっぱいとラブラブ交尾してしまったね♡♡おっきな乳肉に隙間を全部埋め尽くされ、乳圧で組み伏せられて、密着ラブラブ種搾りプレスであっという間に子作り射精♡♡♡これは同意ってことでいいのかなぁ♡♡」

「そ、んなっ、ぃ〜〜〜〜っっ♡♡♡」

にっぢゅっ♡♡ぐぢゅっ♡♡
ぐじゅっ♡♡♡ぐぢゅっ♡♡

また、精液と共に亀頭がぐじゅぐじゅとおっぱいミキサーにかけられて、腰がぎゅっ、ぎゅっ、と勝手に引き絞られて、全身がピンと張りつめてっ……

「でーも、君が注ぎ込んだ大事な精子はこうやって一匹残らず磨り潰されて、ボクのおっぱいの養分になってしまう……♡♡ニセモノの子宮に閉じ込められて、出して出して〜♡ってぴちぴち泳いでるところを、モチモチおっぱいに無理やり着床させれて、エサにされてしまう……♡♡あぁ、これじゃあセックスじゃなくて、一方的な捕食行為だね♡♡♡」

「や゛っ♡♡まっ♡♡ぬ、ぬい゛てぇっ♡♡♡」

「だぁめ♡♡ボクのおっぱいが君のペニスを気に入ってしまったみたいだからね♡♡互い違いにねちっこくズリ合わせた時の膨れ方が、擦れ方が、跳ね方が、とっても興奮するから、パイズリオナニー専用ディルドとして貰いたいのだってさ♡♡♡」

にっぢゅ♡♡ぐっぢゅ♡♡

「う゛っ、うぅぅ゛っ♡♡♡」

射精後敏感な亀頭を、とっても優しい絹肌で乱暴にゴシゴシと磨かれて、もどかしくて、もどかしくて、気が狂いそうなほど気持ち良くてっ……♡
この天獄から抜け出したいと思いつつも、浅ましく射精をねだるように腰をクネクネと揺らしてしまい

「あぁごめんよ、そんな顔をして……先っぽばかりイジメられて出せなくてツラかったのだろう?思いっ切り叩き付けてあげるから、ぜーんぶ吐き出してね♡♡」

ぱっちゅんっっ♡♡♡

「い゛っっ♡♡♡」

その欲望も見透かされ、慈愛の籠った笑顔で容赦なく叩き付けられ、おっもい乳肉に腰も金玉を潰されてしまい、腰の奥がこじ開けられてしまう。もっちもちの感触で、じわ、じわ、じわと射精感を引き立てられて……

「ほら、お尻の奥にも力を入れて、どろっどろの精液捻り出せっ……♡♡プロポーズ断られた相手に、足も腰もピーンと反らしながら最高のマゾ射精キメてしまえっ♡♡ばーか♡♡♡」

とっても愛おしくて愛くるしい茶目っ気溢れる笑顔と、低い声で乱暴に嘲笑するような言葉の温度差で、頭がグチャグチャにかき回されてっ……イくっ、イっ……♡♡

「〜〜〜っ♡♡♡」

ぎゅぷぷぷぷっ♡♡♡
びゅーっっ♡♡びゅるるるるるっ♡♡♡♡

出るっ、出るっ♡ギッチギチの乳圧に引っこ抜かれるように、ドロドロの精液が渦巻きながら絶え間なく放出される。
もう何度目か分からない射精なのに勢いは止まるどころか増す一方で、だけれども肝心の精神と脳が、長い長い射精感に耐え切れず、脳の血管が千切れそうなほどバチっバチっとショートを起こしてっ……
止まらなくて、止め方が分からなくてっ……♡無尽蔵に湧き出る精液が引き抜かれ続けっ……ぇ……♡

「あ゛ぁぁっ♡♡とまらな゛っ♡♡や゛、だ、たすけ、ぇっ〜〜〜〜っっ♡♡♡」

「あはははっ♡♡命乞いの割には、随分と気持ち良さそうな顔をしているなぁ♡♡これは、もっとして〜♡ってオネダリされてるのかな??君はそういう所があるよね、ボクはぜ〜んぶ分かっているから、何したって止めてあげないさっ♡♡♡」

本能が危機を感じた絶叫すらも、カップにおかわりを注いであげよう、と言ってるかの如く平然と受け流されては、また圧し潰す手に力が込められ、苛烈で魂すら蕩ける質感に埋められる。

ぎゅぢっ♡♡♡
ぶっちゅっ♡♡ぐじゅっ♡♡♡

そしてまた、流れ作業をするかのように、磨り潰されて

「や゛っ♡♡♡あ゛っ♡♡♡」

悲鳴をひとしきり搾り取られた後に

ぱっちゅんっ♡♡♡

乱暴に叩き付けられ

「ぃ゛っ♡♡♡」

ぎゅぷぷぷっ♡♡♡
びゅるるるるるっ♡♡びゅーっっ♡♡

「〜〜〜〜っっ♡♡♡」

出た出た、と言わんばかりに、いとも容易く乳肉で搾り取られて、トラウマ級の快感を送り込まれる。
金玉がぎゅんぎゅんと脈動して、生クリームを搾り出すように、粘っこい精液が溢れて、溢れて、止まらなくて……じわぁと、ぱっつぱつに張ったワイシャツに染み出し始める。

「あーあ、まーた搾り取られてしまったね♡♡ボクのおっぱいに圧し潰されて、降参こうさ〜ん♡ってびゅるびゅると白旗吐き出して……ほら、見てよ、ワイシャツからも染み出てしまったよ♡♡」

「分かるかな?このふっか〜い谷間を全部精液で埋め尽くしてしまったんだよ??たった数回こねくり回されただけで、魂ごと吐き出しそうなほど……♡♡」

ナカで響くえげつない音。微かに漂う栗の花の香りと、それを塗り潰す甘ったるいミルクのような匂いが……乳肉に蹂躙されてる事実を、これ以上になく告げていて、更に想像と興奮を搔き立てられる。

「……くくくっ♡♡とぉっても情けないなぁ♡♡情けなさ過ぎて、ボクも蕩けてしまいそうだよっ……♡♡君の嬌声と精液で、胸の奥まで温かく満たされて……はぁ〜……♡病みつきになってしまったら、どうしてくれるのかな?これは責任取って貰うしかないなぁ……♡♡♡」

その事実を愛おしく嘲笑いながら告げる、彼女の……薫の表情と声が、頭の中でジンジンと響き渡る。
陰った愉悦で歪んだ笑顔、耳が孕みそうなほどドロリと籠った声色。
そのどちらもが、あまりに魅力的で、惹かれてしまって

「と、取るっ……♡♡せ、きにん取るからぁっ……♡♡」

浅ましく、欲望を吐いてしまう。
さっきの最悪で最高のプロポーズを味わったばかりだと言うのに、それを都合よく忘れて、期待して。

「あぁ、何かな?あんな踏みにじり方をしたのに、またプロポーズしてくれるのかな??ダメだよ、そんなことしたら」

その声が届いた途端、彼女の表情がスッと抜け落ちて、作ったような笑みだけが残る。
琴線をびぃんと切ってしまったような、やってしまった感。

「鞭打たれて虐げられても、まだ愛を囁く奴隷だなんてバレてしまったら、ずっと利用されてひどい事されてしまうよ……?」

狂気で渦巻く瞳が、じぃっとこちらの顔を捉えて放さない。
その声は、まるで何かをひた隠しにするように、異常なほど淡々としていたが
大きな胸を掴んでいた右手が持ち場を離れて、するり……と、こちらの左手の甲に添えられ、互いの指の間を埋めるように重ねられる。

「もう、奴隷として首輪をがっちり巻き付けられて、ただ赦しを乞うことしか出来ないその手に指輪なんか嵌められたら、もう君は抵抗する由すら奪われてしまう……ぜ〜んぶ、夫婦間の睦事として正当化されて、永遠に虐められてしまう……♡分かってるかい?」

まるで脅すかのように、雁字搦めにされる素晴らしい結末を囁かれ、薬指をスリスリと撫でられ……胸奥から愛おしさが溢れて、溢れて、止まらなくて

「あ、あぁっ……♡す、好きっ、結婚してぇっ♡♡」

喉奥から勝手に、情けないプロポーズの言葉が溢れ落ちてしまい

「あははははっ♡♡♡またプロポーズされちゃったなぁ♡♡」

待ってましたと言わんばかりに、ケタケタと嘲笑いながら、左手に添えられてた右手が振り払うように遠のき

「でも、だぁめ♡♡♡」

ぐちゅんっっ♡♡

胸元に戻った勢いそのままに、竿を根っこまで飲み込んでる双球を、思いっ切り重ねズらした。
横からの圧力で断層が縦にズレるように、ぎっちり詰まった乳肉同士が衝突し、傾いた8の字になるまで大きく変形して……

「だめっ♡♡」

ぐじゅんっっ♡♡♡

そのズレを直そうと反対方向にズり重ねられ、勢い余って、逆方向に傾いた8の字になって

ぐじゅっ♡♡ぐじゅっ♡♡ぐじゅんっ♡♡♡ぐりゅんっ♡♡♡

何度も、何度も、乱暴にズレを直そうと、上下の乳肉が互い違いに入れ替わってっ……
谷間に飲み込まれていたペニスは、当然のように、柔肉の奔流に飲み込まれて、右に、左に、淫魔すら魅了される乳肌の感触で擦られて、竿も、カリ首も、亀頭も、擦られて我慢できる訳っ……♡♡ぇっ……♡♡

「ぁ゛っ♡♡あぁぁ゛っっ♡♡♡」

びゅーっっ♡♡びゅるるるるるっ♡♡

「あはははっ♡♡だめっ♡だめっ♡♡だぁ〜めっ♡♡だめだよ、そんなプロポーズなんて絶対に受け取ってあげないよぉ♡♡」

でる、でるっ、出てしまうっ……♡
もう、何度目か分からない絶頂。水を出し過ぎたホースがびちびちと暴れるように、尋常じゃないほど射精しているペニスが乳の中でのたうち回り、それを無理やり押さえつけるように……ぐりゅんっ、ぐりゅん。
異常なほど雄々しく勃ったペニスを容易に挟み潰して密閉できるデカ乳が、スポンジで擦り洗いするように、ぐりゅん、ぐりゅん、とされ続けて……
だめだめ、と甘ったるい声で否定されるのが、ジンジンと脳に響いてっ……♡

びゅるるるっ♡♡どぷっ♡♡びゅーっっ♡♡

射精が止まらないっ……♡
精液と甘い汗のブレンドローションを仕込んだもっちり乳オナホの相性が良すぎて、ごしごしごし、と乱雑に扱かれるのが最高に気持ちいい。いつまでも絶頂を味わえてしまう、と錯覚するほど。

「ぅぅっ……♡なん、でっ……♡♡もっ、と……♡♡」

「なんでって?あははっ、そんなの決まっているだろう?今のボクは君をイジメたい気分なのさっ♡♡君がそうやって、好き好き〜♡くぅんくぅん♡って仔犬のように甘える様を見て、悦に浸りたい気分なんだぁ♡♡♡」

「ひ、ひどっ……♡♡♡」

「ひどい??酷いかなぁ??君だってボクの好意から逃げて悦に浸ってたじゃないかぁ♡♡♡」

もう、狂ったやり取りも、支離滅裂したやり取りも、この場の雰囲気に吞まれて、興奮を搔き立て魅了を深める芳香になってしまい

「ほぉら、もっと好き好き言ってみなよ♡♡♡プロポーズしてよ♡♡全部ぐちゃぐちゃに磨り潰してあげるよ♡♡♡」

「ひ、ぃ、いやっ……♡♡う゛ぅぅああぁっ♡♡♡♡」

ぐじゅんっ♡♡
にゅぷぷぷっ♡♡ぱっちゅんっ♡♡♡

籠りすぎてヌルヌルになった乳内で、捏ねられ、引き抜かれ、叩き付けられて

「違うだろう?君が言うべきなのは、ボクへの好意じゃないかなぁ??調教が足りなかったかなぁ??じゃあ、もう一度引っこ抜いてあげようか♡♡思いっ切り抱きしめて、君のペニスをおっぱいの袋小路に追いやって……」

ぎちちちっ……♡♡

音が鳴るほど圧を高められ、脳に刻まれたトラウマ快感で脅されて、思うが儘に操られ

「ぁ゛っ♡♡やっ、すきっ♡♡♡しゅきぃっ♡♡♡け、けっこんしてっ♡♡♡」

「あははははっっ♡♡♡してあげないよ〜♡♡♡ばーか♡♡♡君みたいな奴隷くんはボクのおっぱいにレイプされてるのがお似合いさっ♡♡♡」

ぎちゅぷぷぷっ……♡♡♡
びゅーっっ♡♡びゅーっっ♡♡♡びゅるるるるるっ♡♡♡

「や゛っ♡♡♡ぁ〜〜っっ♡♡♡」

何度も好意を踏みにじられて、倒錯した愛情をこれ以上無いぐらい分からされてしまう。
怒りが籠ったギチギチの乳圧で強制的に愛を搾り取られるのが、信じられないほど気持ち良くて、酩酊した脳が綻びを生んでしまう。イジメられてるのに、表情が緩く蕩けてしまって……

「ほーら、そんな風にとろ〜んと惚けてていいのかな??おっぱいに種搾りプレスされて種無しにされてしまうよ〜♡♡無理やりぎゅぽぎゅぽ吸い出されて、大事な子作り精子がズリ殺されてしまう……♡♡」

「君が持ち上げられないぐらい重っもいおっぱいに、たんたんたんっ、って打ち付けられて、金玉の奥に隠し持ってる精液を強制的に締め出されてしまう……♡君の細い腰が悲鳴を上げてしまうよっ……♡♡早く抵抗しないと♡♡♡」

にぢゅんっ♡♡ぐじゅっ♡♡♡
たぽっ♡♡たぽっ♡♡
だぽんっ♡♡だぽんっ♡♡だぽんっ♡♡

「ぅぅぅ゛っ……♡♡♡やぁだっ、やめっ♡♡♡」

射精がひとしきり終わるとすぐに、ゴム毬のような弾力感で擦り洗いされて、尿道に残った精液を残さず吐き出させられる。
そして、乳圧を緩め、持ち上げて、落として、持ち上げて、落として……の繰り返しによって、その重さをこれ以上なく感じさせられて、じわじわじわ、と昇ってくる射精感。
真綿で絞め殺すように、重量感ある柔肉で優しく揉み潰しながら、着実に絶頂へと追い立てられて

「ほーら、出せ、出せっ♡はやく出せっ♡♡せーえきコキ出せっ♡♡ボクのために必死に作ったガチ恋精液全部吐き出してしまえっ♡♡」

ぱちゅんっっ♡♡ぱちゅんっ♡♡
ぱっちゅんっ♡♡♡

ぺちゃんこに圧し潰さんと腰の上で跳ねる乳肉が、あまりに重量感たっぷりに揺れて……もう、視覚でも乳内交尾してるのだと錯覚してっ……♡

「っぅ〜〜〜♡♡♡」

どびゅっ♡♡びゅるるるるるっ♡♡

でるっ、でるっ……♡金玉の底にこびりついてた精液すら搾り取られるっ……♡
もう、人が吐き出して良い量をとっくに超えていて、脳は極度の快楽漬けにされて、あへあへと喘ぐことしか出来なくなってるのは一目瞭然なはずのに

「あぁ、君の愛情籠った精液はとっても美味しいなぁ♡♡君の悶える姿も相まって、ついつい進んでしまうよっ♡♡もう一杯いただこうかな♡♡」

たぽったぽったぽっ♡♡ぐりゅんっ♡♡ぐりゅんっ♡♡
ぱちゅんっ♡♡ぎゅちっ……♡♡

「ぃっ♡♡ひっ、ゃっ♡♡またでてっ♡♡」

その痴態を無視されて、容赦なく次の一杯を求められてしまう。
また、粘っこい乳肉を波打つように揺らされ、腰の奥から溢れる精液を汲み上げられたところで……ぐりゅんっ、と大きく捏ね回されて、ハチミツのように固い我慢汁をコキ捨てられてから、蓋をするように……ぱちゅんっ。
そしてまた、圧を高められて、子種の捌き捨て口を用意されて、ぶっとい線がこみ上げっ……♡
口では制止の声を上げるものの、習慣付けられたアレが来ると、脳が期待して……またっ、あれが来るっ、くるっ♡くるっ、くっ

ぎゅぷぷぷっ……♡♡♡

「〜〜〜〜っっ♡♡♡」

ぶびゅーっ♡♡びゅるるるるるっ♡♡
びゅっ、びゅっーー♡♡

でる、でるっ、まだでっ……♡
せまっ苦しくて蒸れっ蒸れな乳肉の檻に閉じ込められながら、根っこからぶっこ抜かれて、乳膣を渦巻いた精液で埋め尽くす感覚が、生殖欲をこれ以上なく満たして、狂ってしまう。
尿道と前立腺を擦り焼くぶっとい精液の放出感と、下半身を熔かし尽くす乳オナホの快感のせいで、大事な脳細胞が弾けて、次第にズリ抜かれることしかっ……♡♡

「も゛、う、おかしくっ……♡♡や、や゛めっ♡♡」

狂った脳は、全てを彼女に捧げようと、呼吸すら覚束なくなるほど全身を痙攣させ、ただひたすらに精液を吐き出してしまう。
そんな中で、何とか悲鳴を上げようと、喉奥から声を搾り出そうとするも……

「おぉっと?ボクの愛情籠ったパイズリセックスが嫌だっていうのかな??あぁ、酷いなぁ、ボクはこんなに君を愛してるのにっ……君はまた逃げようとするんだねっ……それなら、いっそ壊して……」

ぎゅちちちっ……♡♡

今度はヒステリックを起こさんとばかりに脅され、怒気と哀しみが混じった癇癪を乳圧に籠められ、ペニスが破裂しそうなぐらい圧し潰されて
もう、その圧迫感だけで暴発しそうなのに、圧迫されてるが故に出口が無くて、大きな波が渦巻く。これを引き抜かれたらっ、ダメだっ、おかしくっ……♡

「やっ、ちがっっ♡♡すきっ、す、きだからぁっ♡♡♡」

「あはははっ♡♡そんなに好きなんだね♡♡結婚したいぐらい好きなのかなぁ??」

そんな表向きの恐れと、裏側の浅ましい期待から、慌てて好意を絞り出して
そしたら、また、手を引いてリードするように、プロポーズへといざなわれて
それを応えたら、どうなるか分かっているのに、ドクンドクンと心臓が高鳴って

「してっ♡♡けっこんしてぇっ♡♡♡」

「だぁめ♡♡そんなプロポーズじゃ許してあげないよ〜♡♡♡もっと、ボクが絶対に断れないようなプロポーズをしないとっ♡♡♡あはははっ♡♡」

ぎにゅぷぷぷっ……♡♡♡
びゅーっっ♡♡びゅるるるるるっ♡♡

「〜〜〜〜っっ♡♡♡」

恥も外聞も無い必死のプロポーズを、心底嬉しそうに丁寧に踏み潰され、また無理矢理搾り取られる。
その行為の繰り返しに詰まった感情を一身に感じて、もう、これ以上なく心が満たされてしまう。
はち切れそうになって、軋んでしまうほど。

「も゛、ぅ、いや、ぁっ……♡♡♡」

そんな軋みから、甘い悲鳴が溢れてしまう。
もっと、もっと、と……浅ましい欲望を秘めて、媚びるように。

「はぁ〜……♡そうだよね、嫌だよね?」

けれども、カラメルソースのように粘っこい溜め息と共に、同調されてしまう。こちらの欲望とは裏腹に。
生まれる軋轢。バケツに墨汁を一滴垂らしたかのように、広がる不穏な空気。

「今はパイズリセックスでボクの虜にしてるけど……この狂気から醒めてしまったら、嫌気が差して、ボクのことなんか捨ててしまうかもしれないね……?」

とろんと据わった目で見下ろしながら、歪んだ口が吐き出したのは……恐れ。

こちらの想いを酷く無視した、有り得ない恐れ。

赤い糸で雁字搦めにして、こんなに狂わせた張本人なのに、恋が報われない悲劇のヒロインを気取っては、諦念すら表情に浮かべる姿が、あまりに身勝手で。
それでいて、その恐れはひどく同調しやすくて。故に、捨てられる恐怖が込み上げてきて。それを癒したい庇護欲が湧き上がって。

「ち、ちがっ」

思わず、言葉を振り絞ろうとしたら

ぱっちゅんっ♡♡♡

「あ゛ぁぁっ……♡♡」

どろっどろのミルクが詰まった乳肉で、思いっ切り叩き付けられ、封殺されてしまう。まるで『まだ君の出番じゃないさ、黙っててくれないかなぁ?』なんて暗に言われてるかのように。
不満と恐怖と優しさを、快楽で躙り潰されて、頭の中がごちゃ混ぜになって、背中がじとぉっと冷や汗で濡れる。

「傲慢で、意地悪で、嘲笑ばっかして、身勝手に振る舞うボクのことなんか捨てて、どこかに行ってしまうかもしれない……」

その間も独壇場は進んで行く。いつも自信に満ちていた瞳はグラッと揺らぎ、蕩けていた顔は、徐々に、懸念を自覚して……凶気を纏う面立ちになって

「あぁ、そんなの嫌だなぁ絶対に嫌だよっ……」

震えた声が紡いだ暗い感情に、心が縛り付けられ、凍えそうになるも……ナニが閉じ込められた胸奥はジメジメと蒸れて、熱くなって

「だからここでメチャクチャにしないとっ……!!」

歯ぎしりすら聞こえそうな必死の形相で、ギッチリと抑え込まれ

「君の中身を全部搾り出してっ!ボクの愛で埋め尽くさないとっっ!!酷いことしたぐらいじゃ冷めない愛情でっ!!!永遠に醒めない狂気でっ!!!」

ぱっちゅんっ♡♡ぐっちゅんっ♡♡♡
ぐじゅっ、ぐじゅんっ♡♡もっぢゅんっ♡♡♡

そのまま、上体を跳ねさせるように、ギッチギチに締まったワイシャツ乳穴で乱暴に扱かれる。
もはや捕食を彷彿とさせる弾力ある咀嚼音が乳肉の中で響き渡り、その内容物を出せ出せと恐喝するように、裏筋も含めた竿全体を圧し潰しつつ根っこから扱き上げ、更にはカリ首や鈴口の窪みにも乳肉がなだれ込んでっ……♡
弾力と柔っこさを両立してる上に、おっもい重量感による圧のせいで、どんな隙間にも入り込んで汚れをこそぎ落とす極悪乳肉ブラシと化していて、これでゴシゴシ乱雑に扱かれたらっ、精液も引きっ、ぃ〜〜〜

「っっっ〜〜〜♡♡♡」

ぶびゅっ♡♡♡
びゅるるるるるっ♡♡びゅーっっ♡♡

でるっ、でるっ♡♡
意志とは関係なく無理やりぶっこ抜かれてしまう。金玉にこびりついた汚れも、もっと奥に繋がっている人格の部分も、出しているのでは……と恐怖してしまうほど、射精が止まらない。
何より、絶頂しても尚、本気で中身を全部搾り出さんと、必死に乳肉を叩き付けて、こちらの死すら看取らん程の狂気を纏った、薫の姿が

「ぅっ〜〜♡♡♡」

心をキュンキュンと搔き立てて、どうしようもなく悦んでしまう。

「あは、あははははっっ!!あぁ、君はこんな理不尽な暴力にすら歓ぶぐらいボクに狂い切っているのに、一度だけじゃなく、何度も誘う手を振り払ったなんて……ホントに狂ってるよ、ボクはもう、君のせいで気が触れてしまいそうだよっ♡♡♡」

ぐじゅんっ♡♡
ぱっちゅんっ♡♡ぱちゅっ♡♡もぢゅんっっ♡♡

ぶびゅーっっ♡♡♡
ぶびゅるるるるっ♡♡♡

そんな悦びすら読み取られ、殺さんばかりの勢いで乱暴に扱き続けられ、『死』すら脳裏に浮かんでしまうほどの射精感を送り込まれる。命を代償に吐き出してる、なんて発想が脳裏をよぎるほどに。
けれども、その懸念すら……狂った頭は『薫に食べられている』という陶酔しそうな事柄に置き換えてしまい、背中を冷たす燃やすような興奮が沸き上がり
それでも、死にたくないという本能が、彼女ともっと過ごしたいという欲望が、何とか抵抗しようと

「や゛っ♡♡♡しっ、死ぬっ♡♡♡しんじゃっ♡♡♡」

必死の嬌声となって出てくるも

「死ぬ?死んじゃう?あはは、死んで逃げられるとでも思ったかな???絶対に死なせてあげないよばーかっ♡♡♡♡」

狂気に染まった瞳でずいっと覗き込まれ、全てを狂った嘲笑で粉々に打ち砕かれてしまう。
死なせてあげない、という言葉が持つ意味が

「むしろ逆さ、出せば出すほどボクに死ぬ権利すら剝奪されて、もう逃れられなくなるのだから……♡♡♡」

どれほど重くて、甘美で、猛毒なのか。
執着と愛憎が籠った表情が、これ以上なく伝えていて、ゾクゾクっと背筋を震わす。

「実際に感じているだろう??異常なほど精液を吐き出して、もうとっくに身体が壊れててもおかしくないのに……君はまだまだ元気に泣き叫べてしまう……♡♡どれだけ搾られて、イジメられても、まだまだ元気に……♡♡」

「くくくっ……ボクを狂わせた君には相応しい結末だね……♡♡生殺与奪もぜ〜んぶ握られて終身刑……♡♡そこに人権なんて無いさ、あるのはボクの玩具として弄ばれる永遠だけ……♡♡♡♡」

ああもう、そうだ、永遠が……死よりも恐ろしくて、逃げ場も終わりも何もない、永遠に引き込まれて

「終わらない舞台上で、永遠に嬲り尽くしてあげるよ……♡♡♡」

快感で嬲られ、震えた魂をしゃぶられ続けるのが、ひどく恐ろしい。
全身が身震いするほど、心臓がドクドクと鳴り止まないほど。

「ひっ……♡♡い、いやっ……♡あ、あぁっ……♡♡」

なんて声を上げるも、体重を乗せるように押し付けられたもっちり乳圧のせいで、ペニスの痙攣が止まらなくて、歯磨き粉のチューブを絞り出すように……びゅるるるっと精液が溢れ出てしまう。

「あははっ、君のイヤイヤはホントに嫌なのか分からなくて困ってしまうなぁ♡♡もっと搾ってもいいのかと誤解してしまいそうだよっ……♡♡」

「や、やめっ……♡♡」

そしてまた、腕で抱きしめるように乳圧を高められ、無限ループに陥ってしまいそうで、そんな恐怖から逃避を言葉にしてしまう。本心とは、間反対の想いを。
しかし、膨らんだ期待にそぐわず

「おや?ホントに嫌なのかな?じゃあ、可哀想だから解放してあげようか」

「えっ……」

瞬時に狂気が収まり、デカい乳肉を押さえ込んでいた両腕をパッと放され、更にはワイシャツのボタンを一つ、プチンと外されてしまう。
その行為に、一瞬、肩透かしを喰らったような気持ちになるが

「ほら、締め付けるの止めてあげたから、自分で抜いていいよ」

「っ……♡まっ、か、薫っ♡これダメっ……♡♡」

磨り潰すような弾力から一転、ふかふかと優しく包み込んで、固く張ったペニスを融解させるような熱をじわじわと送り込まれ……徐々に白い一線が込み上げてきて、思わず甘ったるい制止の声を上げてしまう。
まさしく、お漏らししてしまいそうな感覚。ペニス専用の乳布団のせいで、心が緩んで、尿道の栓も緩んで、粘っこいお漏らしが始まりかける。先程まで圧を掛けられ続けてたのも相まって。
力を籠めようにも、その優しすぎる感覚に絆され、まったく力が入らなくて、自分で抜くとかいう問題じゃっ……♡

「おやぁ?どうしたのかな?ボクは何もしていないけど……そんな風にとろ〜んと顔を蕩けさせてしまって、何かあったのかな?早く抜かなくていいのかい?」

全て分かってるクセに、心底不思議そうに首を傾げてとぼける様子が、心をカリカリと掻き上げる。
なにこのっ、という反骨心を生むも……力を込めることすら出来ない。
その間も、一定量の快感を静かに注がれ続け、水面がじわじわとこみあげて、臨界点に向かっていって……含んだ笑みに浮かぶ意地悪さが、マゾ心を搔き立てて、射精感が強まって……♡

「ぅ……♡♡くぅっ……♡♡と、とめっ……♡♡」

「ふふふっ……♡ボクのおっぱい、スゴイだろう?さっきまでは弾力たっぷりに搾り取ってたのに、こうやってジッとしてると、優しいフカフカ感触に変わっていくのさ。あまりの心地良さに、本能が二度と出たくないとワガママ言って、力が入らなくなるほど……♡♡」

そこでまた一転して、自慢げな笑みで自身のファッションの趣向を説明するかのように、柔らかいフカフカおっぱいの魅力を刷り込まれる。
腰の上でぐに……と僅かに平たく形を変えて、ゆったりとくつろいでいるワイシャツの膨らみは、その優しい柔らかさを十二分に表していて

「そしてそのまま、あまりの心地良さにびゅるびゅる夢精しながらペニスが寝入ってしまうのさ……♡♡ガチガチに張り詰めたまま、おっぱい布団に挟まれて、幸せ射精を味わいながらまどろんで……♡♡持ち主の君も、夢見心地に……♡♡」

その言葉は、確かに感じてる快感と恐ろしいほど同調して、とろんとした緩やかな心持ちへといざなわれる。
目の前のふかふかのおっぱい布団に挟まれて、幸せなまま射精するのが、楽しみになってしまい……♡

「ふふっ……♡その顔を見るに……あと三秒、と言ったところかな?そのままボクのおっぱい布団にたくさんお漏らししていいよ……♡♡」

欲望も、状態も、全て見透かした上での提案は、あまりに理想的すぎて命令とほぼ変わらなくなり
慈愛でいっぱいの表情に絆されて

「ほぉら、さん、にぃ、いち……」

「まっ、ぅっ……♡ぅぁっ……♡♡」

軽くカウントダウンされるだけで、理性とは裏腹に、白い一線がじわ、じわ、じわと込み上げられ……

「ゼロ……♡」

「ぁっ……♡ぅぁっ……♡♡っ……♡♡♡」

びゅー……♡♡
びゅるるるっ……♡♡
どぷっ、びゅるるるっ……♡♡♡

そのまま射精が始まってしまう。
今まで体験したことのない緩やかな射精。けれども吐き出す量は尋常でなく、ペニスを包む温かい感触も相まって、まさにお漏らししているような感覚に陥り……倒錯的な甘さに身も心もほぐれてしまう。
我慢が出来ない赤ちゃんに戻ってしまったかのように、身体をもじもじと揺らして、たぽたぽと包み込む重い乳肉の感触に甘えて……また、びゅるるる。

「あーあ、漏らしてしまったね……♡♡おっぱい布団の中で粘っこいのをびゅるびゅる……♡♡お射精止まらないね……♡♡」

どぷっ、びゅるるるっ……♡♡♡
びゅーっ……♡♡びゅるるる……♡♡

激しい脈動を伴わない射精は、緩やかな斜面を水が流れるように、止めどなく流れて、溢れて、常に一定の快感を送り込まれて、じーんとした波が広がってしまう。全身が弛緩させる穏やかなオーガズム。
穏やかだけれども、味わう射精感はどんな自慰よりも濃厚で、心地よい放出感が止まらなくて、力が抜けていって、更に栓が緩んで……の繰り返しで、思考も人格も全て流れ出そうになり

「まっ、ちからがっ……♡とまらなっ……♡♡」

「止めようとしても無駄だよ」

忌避感を口にするも、冷たさを纏った言葉を被せられる。

「君はもうボクの虜……残念ながら、こうやって優しくおっぱいに触れられるだけで体が弛緩しきって抵抗出来なくなっちゃうのさ……♡」

「そう、まるで毒蜘蛛に捕らわれた獲物が、麻酔性の毒で全身を痺れさせられて、蕩ける意識の中でじっくりじっくりと中身を啜り出されるように……」

そのまま、ドキュメンタリーの語り部のように淡々と結末を囁かれ

「ほぉら、びゅるびゅる……どぷどぷ……射精が止まらない……♡ボクは全く動いていないのに、勝手に精液が吐き出てしまう……♡♡」

びゅるるる……♡♡
どぷっ……びゅーっ……♡びゅるるるっ……♡♡

「固く強張ってた前立腺も、睾丸も、ゆるーくほぐれてしまって……びゅるるる……♡どろっどろに煮詰めて溜め込んだ精液を押しとどめることが出来ずに……フカフカおっぱいにお漏らししてしまう……♡♡」

「くくくっ……♡君は、もう、どうやっても逃れられない……♡♡ボクに激しくイジメられても、優しく甘やかされても、どちらにしろチェックメイトさ……♡♡」

「ほら、また、びゅー……♡びゅるるる……♡くすくす……♡♡ボクのおっぱい布団にお漏らしするの気持ちいいね……♡♡後輩のおっぱいにあやされて、マゾ赤ちゃんにされるの最高だね……♡♡」

優しく、優しく、その緩やかな射精が収まらないよう、漏れ出るような射精感を囁かれ、甘いシロップ漬けにするかのような嘲笑を吹き込まれる。

「ぅぁっ……♡♡ぁー……♡♡」

びゅるるるっ……♡♡
どぷっ、びゅぷっ……♡びゅーっ……びゅるるる……♡♡

その声に抗うことが出来ず、そのまま子種を延々と吐き出してしまう。濃い塊が尿道に引っかかっても、奥から込み上げる緩い精液に押し出され、また吐精が続く。
まるで締め忘れた蛇口から流れる水のように溢れ出る精液は、ぱっつりと詰まったワイシャツの中身を満たして、染みとなって表面に表れていき……

ごぷ……♡

しまいには、ペニスを根元まで飲み込んでいる乳穴から、ごぷりと溢れてしまう。

「おおっと、ズリ穴からも溢れてしまった……️♡♡ボクのワイシャツの中は君の子種で満たされてしまったらしい……️♡️♡」

その事実を、嬉しいなぁ、と言わんばかりに口端を歪めて、意地悪い笑みを浮かべる薫の表情が、愛おしくてたまらない。
それが永遠に魂をしゃぶらんとする悪魔であっても、自ら足の甲にキスをして、従属を誓ってしまいたいぐらい。

「頭の中が空っぽになって……ほら、手が、足が、脳が、ドロドロに溶けて……まともに動かないだろ?天にも昇る心地に包まれて、まったく力が入らないし、何も考えられない……♡」

「とぉっても無防備な状態……♡」

もう、薫の言う通りだ。
ただ快楽を享受することしか出来ず、言葉を吹き込まれるだけで、その通りに歪められる無防備な状態。何も知らない無垢な少女よりも、何よりも、無防備な……

「あははっ……もう、何されてもいいや……って感じだね……♡」

「じゃあ、ボクの好きなようにしてしまうね……♡君の中身をぜ〜んぶ、この胸の中にコキ捨てて、ボク好みに洗脳してあげよう……♡♡」

そんな、たゆんとまどろみそうな意識が、僅かに悪意を捉えてしまった。

「ぁ……まっ……て……♡そ、れは……♡」

その言葉に心が揺さぶられ、ザワザワとざわめいてしまう。

「くふふっ……♡そう、今から洗脳してしまうのさ……♡♡ボクの好意を無碍にした君の人格なんか、精液と一緒に全部お漏らしさせて、好き好き洗脳……♡♡」

気が付いたら、慈愛に満ちていたはずの含み笑いに、一つの色が差していた。
それは、愛情を煮詰めてすぎて、深く濁りきって、ドロドロとへばりついてしまうようになった……ドス黒い色。
可愛さ余って憎さ百倍、そんな愛情たっぷりの憎悪が詰まって、凶行に走ってしまいそうな恐ろしい色。

「あはぁ……♡どうしたのかな?怯えたような顔をして……ボクのことが好きで好きでたまらなくなるんだよ??嬉しいことじゃないのかな??」

違、う。
違う、違う。
今のこの想いが塗り潰されるのが怖い。快楽も関係なしに恋狂わされたこの想いが上書きされるのが。
怖いけど……それを踏み潰されることで、薫の気が済むなら、お気に入りの玩具になれるならっ……あぁ、そうなったら、もう何も……♡
なんていう相反した思いがグルグルと駆け巡り、じくじくと脳を焼いたトラウマが疼き始める。

「くくくっ……♡あぁ、やっぱりそうなんだね……♡♡じゃ、ぜーんぶ、ボクが奪ってあげるよ……♡♡」

自分がどんな表情をしていたのか分からなかったが、そんな風に納得したように呟かれ

「ほぉら、夢見心地のまま、全部吐き出してしまいな……♡♡♡」

放されていた手が、また胸の方へと添えられる。
その手は、ワイシャツを張り詰めさす双球を優しく挟み込み、たぷたぷと軽く揺らす。上下に、たぷたぷ、ふわふわ……と揺れる乳肉。柔らかいけど確かに質量の詰まった乳肉は、ペニス全体を揉みほぐしていき……また、じわりと白いのがやってくる。
思考も、記憶も、全部塗り潰してしまいそうな、白い快楽が。

「ゃっ……♡ま、ってぇ……♡か、薫のこと、す、好きだからっ……♡♡」

それに怯えて、まるで命乞いをするかのように、好意を告げてしまう。
ちゃんと心酔してることを伝えたくて、両想いであることを知らせたくて。

「ん〜?そんな口先だけの好意なんて、信じられる訳ないだろう?」

けれども、唾棄されてしまう。『そんなペテン師の甘い言葉になんか惑わされないよ』と言わんばかりに、取り付く島もなく。
エレベーター内で、互いのドロリとした想いを交ぜ合わしたのに。暴力にほど近いパイズリで弄んで、根っこから感情を引きずり出したというのに。
全て分かっているはずなのに。

もう演技なのか、本心なのか、何なのか分からなかったが……心臓がきゅぅと締まって、切なさでたまらなくて、気持ち良くなってしまう。
じくじくと、脳に刻まれた被虐のトラウマが疼く。

「君はとっても魅力的だからね。堅物そうな態度のクセして、ナンパ男のように褒め言葉を吐いては、そのギャップで容易く勘違いさせてくる、とっても悪い人さ」

「どうせ、ボク以外にも同じ事しているんだろう?囁いているのだろう?色んな人を甘い言葉で狂わせては、こうやって迫られるのを愉しんで……」

その口から紡がれたのは、こちらを持ち上げて、あまつさえ悪者に仕立て上げるような、途轍もなく酷い勘違い。
俺が、薫に対して抱いていた忌避感とそっくりの酷い思い込み。

だからこそ、心が同調してしまう。その思い込みの楔がどれほど根深く、暗い狂気を膨れ上がらせるか、それを知っているから。
その楔を解くためには、想いを伝えなければいけないことも。

「い、や、違っ、薫いがいには、あぁっ……️♡️♡」

だから、快感に何とか耐えつつ、懸命に言葉を紡ごうとするも

ずにゅぅ……♡
だぽんっ……♡♡

重い乳を軽く持ち上げられ、そのままパッと放されて、腰の上に落とされる。
たったそれだけの行為で、喉からは呻き声しか出せなくなり……

びゅくっ、びゅっ、びゅるるるっ……♡♡
びゅーっ……びゅるるるっ……♡♡

「ぁっ……♡ぅぅっ……♡♡」

腰から精液がびゅるびゅると吐き出て、快感で脳が白く塗り潰されていく。

「どうかなぁ?ボクは、そんな言葉は信じられないや……それなら、こうやって無理やり洗脳した方が確実じゃないかなぁ……♡♡♡」

不信と嗜虐で顔を歪ませて、射精で打ち震えるペニスをあやすように、たぽたぽと軽く揺らして……更なる吐精を促されてしまう。
中身を全て乳肉に溶かし込んで、早く空っぽにしてしまおう、と急かさんばかりに。

「くくくっ……♡君が大好きなコレで手早く搾り取ってあげるよ……♡♡今度は優しく抱きしめて……みちみちと、甘えん坊マゾなちんぽをおっぱいマットレスで優しく挟み潰してあげて……♡♡このまま、ゆっくり引き抜いてあげてよう……♡♡」

「ほぉら、ゆっくり、ゆ〜っくり……♡♡」

そして、腕で膨らみごと軽く抱きしめられ、ふかふかとした乳肉がぴったりと貼りつき、全ての隙間を埋められる。
まだ吐精の余韻でいきり立ちながら震えるペニスも、やわっこいおっぱいマットレスに優しく挟み潰され、ゆっくり、ゆっくりと持ち上げられてっ……♡甘い射精感が込み上げると同時に、理想のコキ捨て乳内子宮が用意されてっ、吸われ……♡♡ぇっ……♡♡

「ひっ……♡かおる、まっ……♡♡ゃっ……〜〜〜♡♡♡」

にゅぷぷぷ……♡♡

びゅるっ♡♡びゅるるるっ……♡♡
びゅーっ……♡♡びゅるるるっ……♡♡

脳ごと蕩けて、吐き出てしまいそうなほど、緩やかに、でるっ……♡止めどなく、吐き出るっ……♡♡
もう、腰周りは……おっぱいの感触と、絶え間なく流し込まれる快感のせいで、境界線も曖昧になって、我慢も、何も、無くなってしまった。ただただ、幸せな感覚が奥の奥まで染み込んで、吐精が止まらない。

「はい、びゅーっ……びゅるるるるるっ……♡とっても幸せな乳内射精でボクにガチ恋してしまうね……♡♡」

「ラブラブ種付けセックスしてるんだ、って脳が誤解しちゃって、ボクをお嫁さんだと誤認してしまう……とっても意地悪で嫌な奴なのに運命の人だと思い込んで……もうボク以外には恋慕すら抱けない……️♡♡」

緩やかな吐精でトロトロに蕩けた意識の奥深くに、その声が染み込んでいく。
縛り付けるような言葉の数々は、心を悦びに震わせ……すでに抱いていた本心が上塗りされかけて……

「あはは、さっきまでは怖がっていたのに……もう、寝入ってしまいそうなほど蕩けた顔をしてるね……♡いいよ、そのまま寝てしまおうか……♡おっぱいの中で幸せを感じながら、ぜーんぶ忘れて、一緒に抱き合って寝てしまおう……♡♡」

その射精感があまりにも気持ちよく、心が満たされてしまう。まるで理想のパートナーと抱き合って愛し交わってるような充足した幸せ。

だからこそ、酷く怖い。

あまりにも気持ち良くて、天にも昇る心地で、
何故好きだったのか、何が好きだったのかも、上書きされて分からなくなりそうで。膨れ上がって気が狂いそうだった恋慕もすり替えられてしまいそうで。

「凝り固まった考えも、思考も、何もかも吐き出して、リセットしてしまおうか……♡♡とろとろに蕩けて、何も考えなくていいよ……♡♡ほら、びゅー、びゅるるる……♡」

その声に従って、精を吐き出す度に、狂気じみた想いが薄らいで、穏やかな幸せで埋め尽くされてしまう。喪失すら、幸せに塗り潰されるのが、恐ろしい。
そんな恐れも、すでに壊された脳は『薫にグチャグチャにされてる』ことに悦んで、背徳的な被虐心を膨らませて、また、ドプドプと精を吐き出してしまって。
そのループから抜け出そうと、最後の意思が試みるも

「ふふふっ……まだ、素直じゃない君が中にいるのかな……?ほら、大好きなおっぱいの中にお引越ししないと……♡♡優しく磨り潰してあげるよ……♡♡ほぉら、ぎゅっと抱きしめて……」

乳肉ごとぎゅぅと抱きしめられるだけで、全身が弛緩して、溶ける。まるで火に炙られた綿菓子のように、じゅわり、と溶けて無くなる。
あぁ、このままじゃ、ホントに、洗脳されてしまう。消えて無くなってしまう。心の芯から絆されて、おかしくなってしまう……♡
けれども、この膨れ上がった恋慕が塗り潰されるのが、恐ろしい。あぁでも、この大好きな胸に溶かし込まれるのなら、もうっ……

「このまま引き抜いてあげるから、全部おっぱいおまんこに種付けしてしまおっか……♡♡頑固で浅ましい君の魂も、この乳内にラブラブ着床してしまおう……♡♡」

本能的に、これが最後だと理解してしまう。このまま吐き出したら、意識も全部胸の中に……
その死よりも恐ろしい『忘却』を与えられることに酷く興奮して、もう頭の中がグチャグチャになって、あぁそれでもこの想いだけは消したくなくて、怖くて、でも踏みにじられたくて
怖くて

たまらなくて

「か、かおるっ」

喉から絞り出た言葉は

「ご、ごめっ、ホントにすきでっ、好きでっ、たまらなくて」

酷く拙くて

「ひ、ひと目見た時から惚れて、顔を合わせる度に恋しくなって……でも、俺は何もできなくてっ……」

伝えたかったはずの恋慕は一ミリも表せられなくて

「どうしたらいいか分からなくてっ、でも一緒にいたくて、イジメられたくてっ、追いかけられたくてっ」

もう、何を言いたいのかも分からなくなって、嫌になって、酷く嫌になって

「だ、だから、ご、ごめっ……こわ、壊してっ、壊してぇっ……♡♡♡」

そんな自己嫌悪も、腰から溢れる甘い快楽によって白く塗り潰されて、それが酷く気持ち良くて、その被虐で甘えることしか分からなくなって

「も、もう、全部こ、ころ……♡♡♡」

もういっそ、身を捧げて供物になれるなら、このまま……♡

「っ……♡♡♡」

感極まって絞られた喉が、声を断ち切ってしまう。訪れた沈黙の中、ギロチンが落とされるのを……ただ甘え悶えて待つことしか出来ない。

「……」

そんな永遠に感じる一瞬に、瞼を閉じて耐える。ただ、その時を待っていたら……

「……あ、あぁ、あぁ〜〜……ほ、んとに、君はっ!!ボクをっ♡♡♡こんなに狂わせてどうするつもりなのさっ♡♡♡♡」

ぎゅちぃっっ♡♡♡
ずちゅっっ♡♡ばっちゅんっっ♡♡♡

「〜〜〜っっ♡♡♡」

突如、ぺちゃんこにプレス加工するかのように、重量感たっぷりの乳肉で、思いっきり叩き付けられて、そのままギッチリ押さえ込まれてっ

「い゛ぁっ♡♡ゃっ♡♡出せなっ♡♡♡」

射精したいのに、乳圧でギチギチに押さえ込まれて腰の奥で渦巻く精液がだせなっ♡♡

ずにゅぷぷぷっ♡♡♡
ぶびゅーっっ♡♡♡びゅるるるるるっ♡♡♡♡

「〜〜〜〜ぃぃっっ♡♡♡」

搾られるっ……♡♡
射精のタイミングすらコントロールされて、ぶっとい精液が吐き出て、意識がドロドロに溶けそうになるが……狂喜に満ちた笑顔が、ソレを許してくれない。

「あはっ、あはははっ、あははははっ♡♡♡あぁもう、ホントに君が先輩で良かったよ♡♡♡君と出会えて良かったよ♡♡♡」

ケタケタと高笑いしながら、誰かに問いかけることもなく、そんな独白を高らかに唄う姿が、どんな告白よりも求婚よりも心打たれてしまう。

「あぁ、君はボクと出会うために生まれてきたんだねっ♡♡♡ボクは君を捕まえるために存在していたんだ……♡♡♡そうだとしか思えないよっ♡♡♡」

そんな『運命』で絡め取らんと、ギラリと瞳孔を開かせながら、その両手でこちらの両手を捕らえて、恋人繋ぎを作り上げられる。
そのまま、腕で軽く寄せつつ全身を跳ねさせるようにして、たっぽん♡たっぽん♡とおっもい乳肉で揺らされてっ……♡で、るぅ……♡

びゅくっ♡♡びゅーっっ♡♡
びゅるるるるるっ♡♡

「あぁっ♡♡またこんなに出してっ……♡♡君は、君はボクをどうしたいのかな??もっと恋狂いになって欲しいのかい??いいけど、ボクは手加減なんて出来ないからね??どうなっても知らないよ??」

腰から吐き出る魂の代わりに、眼前いっぱいに広がる脅迫じみた愛情表現が染み入って、心の奥底まで支配されてしまうかのような……♡そんな多幸感に身を包まれてっ……♡♡

「あはぁ……♡あぁホントに、こんなに満たされることがこの世にあるなんて思って無かったよっ♡♡この燃え上がる感情を何と言ったらいいのか分からないよっ♡♡♡」

だぽっ♡♡だぽっ♡♡だっぽんっ♡♡

もう、ダメだ、粉々に砕けるっ……♡♡愛情を詰め込まれ過ぎて、散り散りになりそうでっ……♡
どろっどろの感情で張り詰めた乳肉が腰の上で揺れ踊る度に、気が狂いそうな快感で磨り潰されてっ、こんなの癖になったらっ♡♡もう戻れなくっ♡♡

「ぅ゛うっ……♡♡や゛めっ♡♡♡」

「はぁ??やめてあげる訳ないだろ、ば〜か♡♡♡もうこの鳥かごの中から絶対に出してあげないよっ♡♡♡」

ずちゅんっ♡♡♡
ずりゅっ♡♡ずりゅっ♡♡

「〜〜〜〜っっ♡♡♡」

びゅーっっ♡♡びゅーっっ♡♡
びゅるるるるるっ♡♡

出る、出る、吐き出るっ……♡♡
視界いっぱいに広がる独占欲に満ちた笑みが前立腺をキュンキュンと疼かせて、全身から溢れ出る甘ったるいフェロモンが鼻腔を伝って脳を染め上げっ……♡♡

「あははっ♡♡あぁ君はボクの物だ、ボクだけの物だ、もう誰にも渡さないよ、絶対にボクが独占してやる、神にも死神にも女王にも渡さない、ボクだけの物だ」

「グチャグチャに壊して、引きちぎって、閉じ込めて、這いつくばっても尚、ボクに恋して媚び続ける奴隷にしてあげるよ」

こんな狂った感情を流し込まれたら、満ちてしまうっ……♡♡
狂おしいほど膨れ上がった恋慕が、甘ったるくてドス黒い感情に流し固められっ……♡♡ぇっ……♡♡

びゅくっ♡♡びゅるるるるるっ♡♡
びゅーっっ♡♡びゅーっっ♡♡

もう、意識が……♡♡
熔けた鉄のように熱い感情を被せられ、ひび割れた心から、精液も、意識も、感情も、全部漏れ出てしまってっ……♡♡
このおっきな胸に溶かし込まれて、ぷちぷちと磨り潰されるのが……♡♡

「ぁっ……♡♡ぅぁっ……♡♡♡」

「あぁ……もう、トんじゃいそうかい??いいよっ♡♡♡そのまま壊れてしまえっ♡♡♡」

ずっちゅっ♡♡
ずちゅっ♡♡ずちゅっ♡♡ずちゅっ♡♡
ぱっちゅんっ♡♡♡

「ぃ〜〜〜っっっ♡♡♡」

びゅるるるるるっ♡♡
びゅーっっ♡♡

出る、出る、出るぅっ……♡♡
手足の感覚すらも徐々におぼろげになって、ただただ腰の上で跳ねる柔らか重い胸の重みと、狂気的な笑みを浮かべる表情と、脳をも蕩かす甘ったるくてクセになる匂いだけが取り巻いて

「何度でも壊してあげるよっ♡♡♡何度意識が落ちても、戻っても、何度でも壊してあげるさ♡♡♡調教してあげるさ♡♡♡甘やかしてやるさ♡♡♡イジメてやるさ♡♡♡愛してやるさ♡♡♡殺してやるさ♡♡♡」

その言葉が、心に何度も突き刺さって……♡♡
でるっ、出る……♡

「全部、ボクに捧げてしまえっっ♡♡♡」

「〜〜〜〜っっ♡♡♡」

ぱちゅんっっ♡♡♡

びゅーっっ♡♡どびゅるるるるるっ♡♡
びゅるるっ♡♡びゅーっ、びゅーっ♡♡♡

びゅるるるるるっ♡♡

ぱちゅんっっ♡♡ぱちゅんっっ♡♡
ぎゅぷぷっ……♡♡♡

びゅーっ♡♡びゅるるるるるっ♡♡

……♡♡♡

……♡♡

…♡
24/02/03 00:11更新 / よね、
戻る 次へ

TOP | 感想 | RSS | メール登録

まろやか投稿小説ぐれーと Ver2.33