連載小説
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104 二人の道と逃げない勇気
ゴルガーが何かをしでかして数分…俺は今現在、ナッカーサーと二人だけでサリィがいる研究施設に移動できるテレポーテーションシステムの前にいたんだ
どうして俺がこんなところにいるのか…そして、他の連中はどうなったのか…

いやさぁ…正直、俺は他の連中も行くもんだと思っていたんだけど…このテレポーテーションシステムは二人しか連れて行けないってケイがいったんだよなぁ…
俺はそう心でぼやくと、その時の事を思い出し始めたんだよ

〜〜〜回想シーン〜〜〜

「こうしてはいられないわ…早くサリィがいるところに案内してよ!!えっと…ナッカーサーだったかしら?」
「あいたたたたっ…け、怪我人を乱暴に扱うなよなぁ…それに…」

それに…なんなんだ?ってか、ナッカーサーも無事だったんだな…
さっきまでどこにいたんだろ…ま、まぁいいや…
俺はそう思いながら、これから先起こる展開を今か今かと待っていたんだ
サリィの事は心配だけど…今回もメリィが頑張ってくれるはずだし…
いやまぁ…今回は手伝ってくれって頼まれたら…逃げずに頑張ってみようとは思うけどさ

「ケイ…確か、サリィって娘がいる研究施設って特別なテレポーテーションシステムを使わないと行く事ができなかったよな…?」
「あぁ…あまり大人数で立ち入るような場所じゃないから、二人までしか送れないんだ…まぁ、送った後少ししたらまた二人転送できるけど…」
「だったら、まずはその転送装置がある場所まで行きましょう…話はそれからね…」
「あ…はい…」

……相変わらず、メリィの行動力は凄いなぁ…
なんていったらいいんだろう?ナッカーサーとケイがあっけに取られているのを見ると…見ている立場からすれば面白いなぁ…
でも、恐らく俺もメリィにあんなふうに言われたら今のあいつらと同じような反応をするんだろうなって思うと…なんだか複雑な気分だよ

それからここにいた全員で転送装置の方に向かうんだけど…ちょっと言いたいことがあるんだよ…
さっきから俺のすぐ真横を歩いているセムちゃんの視線がやけに怖い…
なんでだ…?なんでなんだ?

《それは…どうしてかしらねぇ?ふふっ…》

なっ…!?こ、この声は…!?ジェラシカじゃないのか…!?
ま、まさか…俺をまた支配しようとか…!?くそっ…そうなる前にメリィに伝えないと…

《安心していいですわよ?私は今…非常に無力でか弱い存在なのですから…封印されたくないからってあなたの持っていたその武器に寄生したのだけれど…その武器…変な能力があるでしょう?おかげで私の神になるって夢も消えましたからね…全く、誰がこんな変な武器を作ったのか…まぁ、それもあって、私はこれからこの武器の中で永遠に生きるのでそのつもりで…これからもよろしくお願いしますわ》

…微妙に話し方が変わっているんだけど…これは仕様なのか…?
いや、それ以前に…なんだか、とんでもないものに寄生された気がする…
まぁ、武器だけどさ…それでも、彼女が俺の体を使ってしてきたことを考えると…

《そのことについては謝りますわ?それに、私はあなたの何倍か生きていますから…いや、存在していたといったほうが正しいでしょうか?おかげで、変な雑学なら任せておいてくれてもいいですわよ?簡単に答えてあげますわ》

しかし…俺としてはですね…体を支配されていたし、あんなに痛い思いをしたんだから…なんだかなぁ…
正直に言わせてもらうと、非常に複雑な心境なんだ
体を支配される事はもう無いし、これから先…彼女の魔の手に落ちる人も消えた事は喜ばしいことだよ?でもさぁ…

《男性の方が過ぎたことを何度も愚痴るのは情けないですわよ?これから長い付き合いになるのですから…よろしくお願いしますわ…大丈夫ですわ、ゴミ出しの時に粗大ごみとして出されたら次の貰い手が一生見つからなくなってしまう可能性もあるのですから、一切危害は加えませんし、後のあなたの子供達やその奥さん達にも最高の助言をしてあげますから…ね?あぁ…私ったらなんて優しいのでしょうか?そうだ、親交のしるしにいい事を教えてあげますわ…》

いい事…?いい事ってなんだろうか…?
ダメだ…やっぱり、こういったいい事って台詞を聞かされると、そのいいことが何なのか非常に気になってしまってダメなんだよなぁ…
これが…人間って奴なのか…そうなのかっ!?
と、とにかく…教えて欲しいな…

《世の中には…色々な萌えと呼ばれる概念が存在しますわ…わかります?》

えっ…燃えっ!?なんだよそれ…凄く危険じゃないかっ!!

《……何か、勘違いしているのかも知れませんが、確かにそう…非常にその萌えと言うのが危険なのです…ツンデレやクーデレと呼ばれる属性系のなかで一番危険な属性であるヤンデレと呼ばれる属性…セムちゃんには非常にその属性が付加されている可能性が高いですわ…お金持ちであり、親に頼めば何でもかなえて貰っていた娘ほど、思い通りにならないことに出くわした時って怖いものなのですから…彼女の行動には気をつけたほうがいいですわよ?》

……も、燃えってのはセムちゃんにもあるのか…?
いや、確かに生き物は有機物だから燃えるけど…
なんて、こんなことを考えているとすぐ、転送装置についたんだよ

「ついた…ここが転送装置だ…別名、テレポーテーショ…」
「別名はいいから…早くいきましょ?」
「……わ、わかった…じゃあ、まずは俺と…ケイは残っている皆にテレポーテーションシステムの使い方を教えてあげるとして…誰が行く?」
「そうね…私が行きたいところではあるけど…まぁ、あとから追いつけるのなら別に順番はどうでもいいわね…デメトリオ?行ってくれる?」

へっ…?俺が?俺が行くのかよ!?
いや…べ、別に行けっていわれたら行きますけど…いや、ここでいかないと、俺は逃げていた時と取っている行動が変わらないか…
せめて、昔よりはちょっとでいいから逃げない姿勢を取ってみるかな…
いや、別にかっこつけたわけじゃないぜ?むしろ、心のそこでは非常にビビリまくってる…
こうやって自分を奮い立たせる台詞を言いでもしないと…やってられないんだよな…
恐怖に負けそうでさ?だから…虚勢を張ってみる!!限度はあると思うけど…

「わかった…じゃあ、俺が始めに…」
「……デメさん?別に無理していかなくてもいいんですよ?いや、ここで行ったらデメさんじゃありませんよ、デメさんは私と最後に行きましょう?そのほうが怖い部分とか減ってはるかに安全ですしね?違いますか?違わないはずです…だって、デメさんですからね?ふふっ…うふふふふふっ…私と一緒に残りましょうよ?ね?いいでしょ?」

………えっ…!?
せ、セムちゃんがなんだか…物凄く痛い娘に…なってないか?
いや…もうそんなLVを過ぎているよな…怖い…なんだか今のセムちゃんからは非常に怖いオーラを感じるぞ…!?
……なんだか、セムちゃんの提案に乗ったらダメな気がする…
それに、セムちゃんは今怪我をしているからな…モンスターラグーンのほかのメンバーと一緒に来たほうがはるかにいいに決まってる…
よし、ここは…俺がナッカーサーと初めに行くとするか…

「ナッカーサー…行こうぜ?」
「あぁ…デメトリオが初めか?そういやぁ、お前が逃げようとした時、俺が必死に戦った時…俺の台詞はお前に届いたか?届いたのならうれしいけど…」
「えっ…?いや、だって俺が目を覚ましたらナッカーサー負けてたじゃないか…何を言っているんだ?」
「こいつ…俺の勇姿を見てなかったのかよ…まぁ、いいけどさ?」

そして、俺はナッカーサーと一緒にテレポーテーションシステムを使って移動したのだった…
でも、移動した時にちょっとしたハプニングが起こったんだよ!!

「…よし、移動はこれで終了だな…後は他の連中が来るのを待つだけ…って、あれっ!?おい…ちょっと待てよ…どうしてシステムが落ちているんだ!?」
「どうしたんだ?ナッカーサー?」
「俺達がここに移動してから、システムがダウンしたんだよ…誰かがシステムを馬鹿みたいにいじったからだと思うが…ゴルガーの奴か?とにかく、ケイに連絡しないと…」

そう俺に言いながら、小さい機械を手に持ってナッカーサーはそれに話しかけ始めたんだよ!!すると、その機械越しにケイの声が聞こえてきたんだ…
ど、どうなっているんだろうか?あの機械は…?

「……わかった、じゃあ…俺達が先行して助けに行ってくる…デメトリオ?どうやら、俺達でサリィって娘を助けることになりそうだぜ?」
「…えぇっ!?ほ、他の連中はどうしたんだよ!?」
「こっちには今はまだこれそうに無いな…でも、のんびりしている時間も無いだろ?この研究施設にはここ以外にもう一つ…脱出用のテレポーテーションシステムがあるからな…そこを使って逃げるしかないよなってことで、頑張るとしようぜ?」

〜〜〜回想終了〜〜〜

正直、俺は今…非常に不安な気分なんだよ…
俺に、ゴルガーを止めることが出来るのか、サリィを守ってやることが出来るのかわからないからさ…?
もし、ダメだったらって思うとさぁ…
いや、そんな事を考えているからダメなんだって言われたらそこで終わりかも知れない…けど、やっぱりそんな事を考えてしまうじゃないか
俺も一人の人間だからな…やっぱりそんな事を考えてしまうわけで…
いや…今の状況でサリィを助けることが出来るのは俺とナッカーサーだけ…

俺はそう思いながら、逃げ腰で俺はナッカーサーの後ろをついていっていたんだ…
それにしても、広い建物だな…メガロス城ほどではないけどさ…それでも、大きな建物だとは思うよ?

「えっと、この部屋が緊急脱出用のテレポーテーションシステムがある部屋だ…この部屋は物凄く厳重なつくりになっていて、この施設が全て吹き飛んでも多分ここだけは安全だろうって場所でな?まぁ、シャッターを内側から下ろさないといけないんだが…って、そんな事はいいな、初めに逃走経路を確保しておこうか…」
「そのアイデアには俺も賛成」
「よし…じゃあデメトリオは先にサリィのところに向かってくれ…部屋の番号は203号室だからさ…気をつけていけよ?」
「なっ…!?ナッカーサーっ!?それはどういう…」
「設定がめんどくさいから、俺が先に設定を操作してくる…でも、二人で悠長に設定している時間はないだろ?俺はお前にかっこいいシーンをあげようって言っているんだ、ここは素直に甘えときな?」

……なんだか、面倒を押し付けようとしているようにも聞こえるけど…ここは素直に甘えておこうかな…
かっこいいシーン…かぁ…出来れば、そんなシーンを経験することなく終わりたいよなぁ…
まぁ、とにかく、行ってみるかな…

こうしてナッカーサーと別れてから、俺はすぐにサリィのいる部屋に向かって歩き始めたんだけど…辺りに何かが爆発した痕と血生臭い嫌なにおいがするんだよ…
これは…色々な意味で嫌だな…
……せめて、彼達が苦しまずにあの世に行けるといいけど…
しかし、どうして人の命を奪うようなことをしたんだゴルガーは…?
俺の知っているあいつは…こんな男じゃなかったはずだけど…
ゴルガーはまだこの建物の中にいるんだろうか…?もしもいるのなら、俺は語rがーにあってもう一度話して見たいけど…

だが、俺の希望は即座にかなうことになったんだ…
203って大きく書かれた部屋の前…そこで、俺は大きな鞄を背負っているゴルガーに会ったんだよ!

「ゴルガーっ!!お前…どうしてこんなことを…!?」
「…デメトリオか?お前がここにいるって事は、他のメガロス帝国の人たちも一緒か?」
「いや…ナッカーサーが一緒にいるだけだけど…今、この部屋にいるのは俺だけかな…それより、どうしてこんなことをしたんだ!!メガロス帝国の人たちは仲間だったんじゃないのかよ!?それに…サリィは今、無防備なのにどうして破壊工作なんか…」
「けっ…メガロス帝国の人たち…?あの連中は魔物娘をこうやって丁重に扱って保護してる…それは馬鹿げた行為だってことに気づかなかった当然の報いだろう?それに…サリィ…?あのハーピーの女子か…破壊工作はしていない…しかし、面白いことになるように細工はしたがね?それにしても…こうやって話し合うのは久しぶりだな…えぇ?デメトリオ…相変わらず、色々な事から逃げているのか?」
「……いや、今はちょっとだけ…成長したかな…」
「それもそうか…逃げているなら、俺のいるところにくるはずがねぇからな…で、どうしてこんなところまで来た?ここまできても、デメトリオに利点は無いだろう?まさか…あのハーピーの女性を助けに来たとでも言うのか?」
「……そうだよ、でも、それと同時に俺は…かつて友達だったお前の道を…」
「デメトリオ、お前は甘いな…魔物娘なんて助けても、お前に得は無いだろっ!どうして自分たち人間より能力適にも優れているあいつらの味方をする?お前は人間だろうがっ!!だったら、お前は人間として魔物娘達には屈しない道を歩くべきだろうがよっ!!」

……ゴルガー…変わったな…

「ゴルガー!!お前は昔…差別を人一倍に嫌っていたじゃないか!!それがどうして…その発言や考え方はそれだけで差別なんじゃないのか!?彼女たちだって生きているんだぞっ!?」
「馬鹿が…お前はわかっていないんだよ…世の中には、相容れない存在がいるってことをな…とにかく、俺はメガロス帝国の技術を教会に売る…そして、人間の時代を作る!!デメトリオは…俺と一緒に来るつもりは無いんだよな…だったら、俺はお前に良いプレゼントをあげてここから退散させて貰うとしようか…?」
「プレゼント…?ゴルガー…お前何を?」

プレゼント…?ゴルガーのプレゼントは俺にとっていいものじゃないからな…
一体、ゴルガーは何をするつもりなんだ…?

「右と左…どっちのプレゼントがいいんだ?まぁ、どっちを選んだとしても…両方押すけどなぁっ!!」

カチッ…
ピー…ピー…
起爆装置が起動しました…残り時間40分です…

「どうだ…?気に入ってくれたか?起爆装置…そして、もう一つのボタンはあのハーピーのカプセルを強制開閉させるボタンだ…彼女を助けに来たようだが…逆に彼女に攻撃されればいい!!魔物とは永遠に分かり合えないってことを体験しながら死んでいけ!!じゃあ…俺はそろそろ消えるぜ?」
「待てよっ!!」

俺は慌ててゴルガーの後を追いかけたんだが…ゴルガーが何かよく分からないものを地面に投げると、俺の目の前が物凄い光に包まれたんだ…
くそっ…ゴルガー…

俺はゴルガーがいなくなった後、すぐにサリィがいると思われる203と書かれた扉の部屋を開けたんだよ…
早くサリィを連れて逃げないと…
俺はそう思って部屋の中を見た…次の瞬間だ!!
いきなり機械的な何かに当たられ、俺は後ろの壁まで吹き飛ばされたんだよ!!

「ぐはぁっ…!?な、なんだぁっ!?」

余りにいきなりの出来事だから、頭の中で状況が整理できていないんだが…
どうして俺は吹き飛ばされて、こんな痛い思いをしているんだ…?

俺は顔を上げて203と書かれた部屋の扉を見たんだが…そこになんと、機械的な服を装備しているサリィが虚ろな目でこっちを見ながら立っていたんだよ!
なんだ…?物凄く危険な気がするんだが…

「おーい!!デメトリオって、あれっ!?お前まさか、彼女をケースから出してしまったのかよ!?」
「俺じゃなくてゴルガーが…どうすればいいんだ?」
「そうだな…無理やり彼女を眠らせて今の状態を解くことが出来ればいいんだが…仕方が無い!!俺も手伝うから彼女を…」

だが、ナッカーサーがそう言った次の瞬間だった…いきなりサリィがナッカーサーの方に向かって遠距離攻撃を仕掛けてきたんだよ!!
驚くべきはその攻撃力…サリィが飛ばしてきたのは少量の羽のはずなのに、物凄い威力だったんだよ!!
ナッカーサーはギリギリの所で避けたようにも見えたが…大丈夫なのか?

「ナッカーサー!!大丈夫か!?」
「まだ、彼女がケースから出たばかりでよかったな…もしそうじゃなきゃ、俺は死んでたかもしれない…だが、でも今の状況はうれしい状況じゃないか…デメトリオ!!」
「どうしたんだ?ナッカーサー?」
「瓦礫に足を取られてどうにも出られそうに無い…だから、サリィちゃんとはお前が戦え…いいな?」
「えっ…?えぇっーーー!?冗談だろ?冗談にしては笑えない冗談なんだが」
「冗談なんかじゃねぇよ…彼女を止めるには、彼女の体を覆っているアーマーを止める必要がある…彼女の体のあちこちに赤い丸い箇所があるのが分かるか?そこはアーマーの唯一脆い箇所だ…そこを全て破壊すれば…彼女はショックで気絶するはずだ…それを狙うぞ!!」

……と、とんでも無いことになってしまった…
なんでだ?やらなきゃいけないってのはわかるんだが、物凄く出来る気がしないんだよ!!
自分ひとりで戦わなくちゃいけない時が来るなんて俺は思ってもいなかった…
でも…でも…迷っている時間はない…のんびりしてたら、全員この建物ごと吹き飛んでしまうじゃないかよ!!

「…らむなよ?」
「ん?何だって?デメトリオ、今、なんていったんだ?」
「恨むなよって言ったんだよ!!もし、もしも俺が負けちゃったとしても、恨まないでくれよ?」
「…わかってるよ!それに、俺だってフォローしてやる…お前はこの状況でも一人で戦っていると思うなよ?俺のガトリングでの援護射撃を最大限に利用して…彼女を止めてやろうじゃないか!!正確には、彼女をむりやり動かしているあの機械を止めるんだけどな?」

俺は一人で戦っているわけじゃない…か…
ナッカーサー、お前がここにいてくれてうれしいよ!!

正直に言えば、逃げたい…逃げて布団の中で包まってこの出来事を忘れたい…
戦いなんてしたくないけど…こんなことをいくら言っても状況が変わるわけじゃない…
やるしか、ないんだろう?

「へっ…ヘヘっ…怖くなんて無い…俺は…戦うぞっ!!」

俺は震えた声でそういうと、自分の持っている剣と干し肉バスターソードを手に持ち、サリィと対峙したのだった…
デメトリオ…逃げようなんて思わず、死ぬ気で行くぞ!!
おぉぉぉぉっ!!
12/11/26 20:32更新 / デメトリオン
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■作者メッセージ
どうも!!

次回…ナッカーサーのサポートはありますが、デメトリオ本人の本気のバトルシーンです!!
助けに言ったらこの始末…ですが、次回、デメトリオは人生の中で最もかっこよくなります!!
では、次回を楽しみにしていただけるとうれしいです!!
ありがとうございましたーー!!

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