分身薬(改)
この文章中では魔物娘図鑑Tで紹介されている分身薬に、独自設定や解釈を加えています。 ですので、魔物娘図鑑Tで紹介されている分身薬のイメージが崩れるのを読みたくない方や、そもそも独自の設定や独自の解釈が苦手な方はご注意ください。 一応、某検索エンジンで範囲を絞り、分身薬が登場するもしくは分身薬のキーワードでヒットする作品を出来る範囲でチェックして発想が重複していないか、ネタが二番煎じになっていないかどうか調べてからこの話を書き始めましたが、もしアイディアがかぶってしまっていたら申し訳ありません。 ちなみに今回の話には今まで自分が書いた魔物娘たちが登場します。 過去に登場した魔物娘を再登場させる場合には、なるべくその話を読まなくてもいいようなつくりにしていましたが、今回はそれが難しそうなので、簡単ですが各キャラクターの特徴などを書いていこうと思います。未読の方は参考にしていただけると助かります。 今のところこの話で再登場する魔物娘は、『方円の水』『月に唄えば』『素顔の君も愛してる』に登場した白蛇の山田春代、『月に唄えば』に登場したワーウルフの宮本あやめ、『雪螢』に登場したウシオニの銅島葵と彼女たちの夫が登場する予定です。 白蛇の山田春代は、ジパングに住むエキドナを母に持ち、その母の体を張った教育で自身の嫉妬と上手く折り合いをつけながら夫と暮らしています。自分も書きましたが、白蛇が主役の作品は暗めのものが多い気がしたので、それとは正反対の明るくライトな白蛇というコンセプトのキャラクターとして考えました。ただ、決して嫉妬や独占欲が無いわけではありません。ちなみに言葉の訛りは、自分の育ったあたりの方言をベースにしています。 ワーウルフの宮本あやめは、先祖代々続く宮大工の『宮本組』の棟梁で、仕事で養われたしなやかな筋肉がついたがっしりとした体形をしています。性格は男勝りだけど、ふとした瞬間の行動や仕草に女性の可愛らしさが見え隠れするといったコンセプトのキャラクターとして考えました。普段は胸をさらしで覆っていますが、ある時を機に夫の前ではランジェリーを着るようになりました。 ウシオニの銅島葵は、十年間修業した後『銅島花火工房』をたちあげ独立した確かな腕を持った花火師で、人々を笑顔にしたいという幼少からの夢を持ったウシオニにしてはかなり温厚ともいえるキャラクターとなっています。ジパングで開催されているとても有名な花火の競技会で、伝説として語られるほどの花火を披露して有名となりましたが、本人はいつでもマイペースに仕事をこなしています。 このようにそもそもの登場人物からして、各キャラクターのイメージを崩すようなものばかりですので、先にも書きましたが独自設定や介錯が苦手な方はご注意ください。 それでもよろしければ、分身薬(改)にまつわるこの話にお付き合い頂けると嬉しいです!! |
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