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蒼と藍の宝玉民も山も川も谷も・・・風だって空だって何だって、この国に在るものは私の宝物。私はこの国の全てを守ると近い、この身の全てを捧げている。 でも・・・何かが、ナニカガ足りない。 薄ぼんやりと霞がかって理解しているその何かを思うと胸が締め付けられるようで、私はうつろう景色の中取り残されたみたいに、寂しくなってしまう。 しかし、今宵は祭り。 移動式のサーカス団も先程城の中庭にテントを張って居た。 きっと今夜は楽しい気分のまま過ごせるに違いない。 おや?中庭から良い香りがしてきた・・・気分が高揚するような、香のかおりが。 途端に楽しくなって、私は待ちきれない子供みたいに城の長い廊下をスキップで歩き出した。 ********* 近親相姦があります。 苦手な方も居ると思うので注意です。 そして、初投稿なのに長いです。 魔物娘が愛しすぎて読んでいるだけでは満足できなくなりました。 2012/05/20 完結ありがとうございます。 |
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まろやか投稿小説ぐれーと Ver2.33 |