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第四十記 -リリム-
…思い出した。

全部。全部、思いだした。
私のこと。村のこと。今までのこと。みんなのこと。

……でも………あの人は、誰…?

「はじめまして、ソラ♥ 御機嫌いかが?」

妖しく艶めかしく、身体のラインを強調した黒い服と、
そこかしこにさらけ出された、対照的なまでに白い肌。
それを彩る、角と、翼と、尻尾。そしてたくさんのハート模様。
どこをどう取っても、色っぽさが隠せない魔性の姿。

魔王の娘、リリム。

「……あぁ…もうっ…♥♥♥」

腰を屈めて、私の首に細い腕が絡まる。

むわっ…と香る……大人の女性の匂い。すごく濃い。ううん…濃すぎる。
ドラちゃんの花の匂いよりも濃い。今まで出会った、どの魔物とも比にならない。
それを一番…私の身体が、証明してる。正直過ぎるほど…なにもできないまま…。

「ソラッ♥♥♥ あぁ、ソラッ♥♥♥ 私の大切な人っ♥♥♥」

不意に、ぎゅうっ…と、やわらかい胸の中に…強く抱きしめられる。

ほほに感じる、ふにゅっとしたあたたかいもの。
もちもちしてて、肌に吸い付いてくるみたいな…。
吸う息は、全部リリムの匂い。あまいにおい。いいにおい。
くんくん…ってしたくなる。くんくん。くんくん。

触覚と嗅覚が…しあわせ……。

……………。

………でちゃい……そう……。

「ふふっ…♥ とろけた顔しちゃって♥ かーわいいっ♥」

……………ぁぅ……っ。

「…? ………あっ♥ ……ふふっ♥ うふふふふっ♥」

「…もう、ソラったら…♥ いくら私が魅力的だからって…♥」

囁き、くすぐる声…。聴覚までしあわせになりそう…。
声って、こんなにきもちよく感じるものなんだ…。

「うわー…。俺、リリムって初めて見たよ」

たくさんの声が、周りから聞こえる…。

「やべっ…。な、おいっ、ちょっとそこの路地入ろうぜ」

「えっ? ダーリン、どうしたの急に? コンサート行くんでしょ?」

「いいから早くっ。今はコンサートよか、お前の歌だ。足コキ付きでなっ」

「きゃっ! もぉ…ダーリン、急に興奮しすぎぃ〜っ♥ このスケベーッ♥」

私達を、見てる…。

「うおぉ〜。オッパイでけぇぇ〜っ」

「………」

「…痛っ!? ちょ、ティスちゃん!? 鎌! 鎌刺さってる!」

「………」

「いや、ティスちゃんの胸もおっきいよ!? でもさ、ほら、アレはさすがに…」

「………」

「痛い痛い痛い痛いッ!!! 違うんだって! 羨ましいとか思ってないってば!」

………そう、だ……。
ここ……外だ…。

私…何して…。こんなところで……知らない人に…。
急に頭が、ぼぅってして………そこから……。

「…ソラ♥」

あ…。

「我慢しないで、もっと出していいから…ね♥」

あっ…♥

「でも、周りにはバレないようにね♥」

あぁっ…♥♥♥

消えていく…。
周りの人達も、恥ずかしさも、何もかも…。
あるのは……目の前の誰かと…きもちよさだけ…。
白い世界。白い世界に、ふたりきり。

………おぼれそうなほど……まっしろ………。

「ソラ様っ!」

…はぅ……ん……♥

「良かったっ…! 御無事で、本当に……本当にっ…!」

…はぁっ……はぁ…♥

「…ソラ様…?」

「ユニコーンちゃんも、ソラのお友達?♥」

「あ、はいっ…。……あの…、貴女は…?」

「私はリム♥ …そっちの、人間の子も?」

「………」

「…? ミーファ様?」

リム…さん……♥ んぅ…っ♥

「…そっか」

「ミーファさ…」

「ソラちゃんから、離れろ」

「えっ?」

「あら♥」

「ソラちゃんから離れろっ!!」

はっ…♥ ………ふとももで……しちゃお…っ♥

「そんなに怒鳴らなくて…んっ♥ …怒鳴らなくても、いいじゃない♥」

「あんたが…教団のお偉いさんと同じ顔が…魔物だった時点でっ!」

「それが、ソラちゃんを狙っている時点でっ!!」

「えっ? えっ?」

「…ユニさん」

「そいつ、敵だ。理由は分からないけれど…」

「ソラちゃんを…悲しませた奴だ」

「ッ!」

…ぅぁ…っ…♥ おっぱい…みたい…♥ ふかふか…♥

「ふふっ…♥ 顔は隠していたつもりだったけれど…残念♥」

「…ちょっと、リム。今の…聞き捨てならないわよ」

「………」

「あらあら…♥ 完全に、四面楚歌♥」

はぁっ…♥ きもちっ…ぃ……♥ んっ……んっ…♥

「貴女達は…?」

「自己紹介は後よ。今は…こいつの尋問が先」

「どうして、ソラちゃんにあんなことをしたのか…」

「約束通り、話してもらう」

…どう…しよ……♥ また……パンツのなかに…でちゃう……っ…♥

「いいわ♥ …教えてあげる♥」

……いい…や…♥ んっ……んっ………んんっ♥♥♥

「…♥ まず、ソラは私の手…」

「ソラちゃんを撫でるな」

「…もう…♥ いきなり話を折るなんて…♥」

「…ソラは、私の手によって意図的に作られた子よ♥」

「ソラ様が…作られた存在…?」

「そう♥ 私の計画の為に…♥」

「産まれた後のソラの身体を作り変えたの?」

「違うわ♥ それだと、何かされたって分かっちゃうじゃない♥」

「だから、この子の父親の精子の方を、書き変えたの♥」

「書き変えた?」

「順に説明させて♥ 私でも、さすがに人の体内を弄ることはできない…」

「だから、セックス後の、汚れを拭ったティッシュに付いた精子を採って…」

「その精子の情報を書き変えて、母親の体内に入れ…受精させたの♥」

「外道ね。せっかく子供を孕んでも、それじゃ嬉しさの欠片も湧かないわ」

「うふふ…♥」

ふぁ…っっ〜〜〜〜〜♥♥♥♥♥♥♥

「っ…♥ ……書き変えた情報は、たくさん…♥」

「ひとつは、ペニスを生やすこと♥ と言っても、形だけのペニスよ♥」

「これは、魔物に精を送るため…、つまり共存のため♥」

「ただ、睾丸はないから、種なしなのが残念なことかしら♥」

…ふっ…♥ ……ふぅ……っ…♥

「…睾丸が無いのに、何故精が出る?」

「簡単な話よ♥ 子宮をその代わりにしたの♥」

「なっ…」

「もちろん、精子を作る機能はないから、種なしに変わりはないけれど…」

「その代わり、箱が大きくなったおかげで、並の男性より多く精を保有できて…」

「どんなに激しい魔物が相手でも、ほぼ満足させてあげられる量が出るわ♥」

……ぬりつけちゃお……♥

「子供を育む大切なところを、そんな風に使うなんて…許せません!」

「安心して♥ 子宮本来の働きも、ちゃあんと残ってるから♥」

「ただ、子供がお腹の中にいる間は、精が極端に落ちるけれど…」

「余程特殊な性癖でない限り、問題ないわよね?♥」

「問題あるのは貴女の頭よ」

「もう♥ 私、Mじゃないのよ?♥ あんまり酷い言い方しないで♥」

…ぬりぬり…♥ ……えへへ…♥

「…魔物化しない理由は?」

「それも順を追う必要があるわ♥」

「新しい人間の女性…つまり、ソラの子供達は…」

「人間としてでも…魔物としてでも、自由に選択して生きていけるの♥」

「でも…一つだけ問題があるの、分かる?♥」

「…どうやって、魔物になるか?」

「そう♥ 自分の意思で、どうやって魔物になるか…♥」

「そこで私は、私の持つ全ての因子を、精子に分け与えたの♥」

「分かりやすく言ってしまえば、全ての魔物の因子を…ね♥」

「これが一番疲れたわ♥ 他とのバランスを取るの、大変だったんだから♥」

「御託はいい」

……んっ…♥ もういっかい…っ♥

「普通、多くの因子を持っていると、特別な魔物になるけれど…」

「持ち前の強い精で、人間の姿を保ち…」

「男性に恋した瞬間…つまり、ペニスが消える瞬間…」

「その時、本人が一番望む姿になることができるの♥」

「ソラ様も…?」

「この子はスペシャル♥ マザーがいなくなったら、困るじゃない♥」

「と言うより…この子はある意味、もう魔物なの♥」

「違う。ソラちゃんは魔物じゃない」

「違わないわ♥ 確かに、今は人間だけれど…」

「それは、きっかけが与えられていないだけ♥ 魔物になるきっかけが♥」

……はふ…♥ んんっ…♥

「…男性への恋、か?」

「惜しいわ♥ ソラは少し違うの♥」

「………でも…」

「そうなってほしかった…」

「…どういうこと?」

「………ふふっ♥」

…リムさん……♥

「ここからは…私と、ソラだけの世界♥」

パチンッ!

……………

………



………あれ?
あっ……え? ここ、どこ…?

さっきまでと違う…。
白い世界でもなければ、人通りの多い道のど真ん中でもない。

一面のお花畑。
ここが天国と言われたら信じちゃいそうなくらい、綺麗な風景。
でも、蝶々も蜜蜂も飛んでいない。生命の気配はまるで無い。
華々しいけれど、変に浮ついたような場所。

「ソラ♥」

振り返る。

…リム、さん。無意識に、一歩後ずさる。
近付いたら、さっきみたいに何も考えられなくなってしまう。
そしてまた…今も足から垂れている…あれを出してしまう。
まだ、何も知らない相手に…。

「…やっと会えた…♥」

どうしよう…。
逃げようにも、どこまでも続いていそうな…花の地平線。
それに、ここはたぶん、リムさんが魔法か何かで作った世界。
逃げきるのは難しそう…。

「………ソラ…」

また、首に絡まろうと…伸びる腕。

…耐えるしか、ない。
意識をしっかり保って、我慢するしか。
自信はないけれど…そうしないと、きっと帰れない…。

皆のところへ、帰れない。

「………」

……………。

「…ごめんね」

………え…?

「ごめんね…。辛かったよね…。虐められて…」

「ごめんねっ……ソラ…。ごめんね…」

…??? どういう…こと…?
何で謝っているの? 何を謝っているの?
どうして…リムさん、泣いているの…?

「…これ……見て……」

リムさんの手が、局部を隠す布地をずらす…。

「………」

…一瞬、意味が分からなかった。
でも、一瞬で、理解した。

男性の、それ。
魔物娘であるはずのリムさんから、男性のソレが生えている。
私と同じ風に……サイズは全然違うけれど…。

「…貴女で、試したの」

リムさんの顔を見る。

「私、生まれつき、こんな身体で…」

「魔法で消すこともできなくて…治せなかったの…」

「男はたくさん寄ってきても、皆、この身体を見たら逃げちゃって…」

「…ずっと……ひとりぼっちだった…」

……………。

「こんな身体、誰にも好かれないんじゃないかって思ったわ…」

「…でも、諦めきれなかった…」

「自分で試す勇気は無くて…貴女に代わりになってもらった…」

「…卑怯よね」

「罵っていいのよ…ソラ。私のこと……卑怯者、って…」

……………。

「…ごめんなさい」

「ソラに、そんなことを言うのは…逆に侮辱よね…」

……………。

「……言い訳だけれど…」

「ソラは、できるだけ誰からも嫌われてほしくなかったから…」

「皆に好かれやすいよう、アリスの因子を濃くしたの」

「年齢より身体が幼いのも、そのせい…」

「…ふふっ。ううん…ソラの場合、元々かも…。好かれやすいのも、幼いのも…」

……………。

「…それでも……ソラも、男性と身体を晒し合う仲まではいかなかった…」

「ソラの村の人達は…貴女を恐れた…」

「訴え状に書かれた、貴女への罵詈雑言…」

「…まるで私が……そう言われているみたいだった…」

……………。

「……もうひとつ…、私は貴女に、意味を持たせているの」

「それは…今そうであるように、結果が残念なものになっても…」

「同じ身体……同じ想い……」

「それを共有できる…仲間ができること」

「傷を、舐め合いたかった」

「そうすることで、満たされようと考えて…」

……………。

「…さっき話した…私の計画も、出まかせじゃないわ」

「私は、人間も魔物も大好き。本当よ」

「だから、その全部が満たせる様にしたの」

「…ソラの御友達からは、そのせいで嫌われちゃったけれど…」

……………。

「………ソラ…」

「お願い…」

「貴女だけは……私を、嫌わないで…」

「どれだけ酷いことをしたのか…分かってる」

「貴女が許してくれるなら、何でもする」

「貴女が喜ぶことは何か、いつも考えて、それをする」

「だから…」

……………。

「………一緒に……」

「一緒にいてくれるだけで……いいから…」

「…別の誰かと愛し合って…」

「私のことは…」

「………」

「……私の……ことは………」

「…っ…………おもちゃで………いいから………っ」

「……おね……が……」

―っ!!

「あっ…」

―………。

「………ソラ…」

「このハグ……許してくれるって、意味なの…?」

「それとも…おもちゃにするって意味…?」

「ごめんね…。分からない…、私……分からないの…」

「こんな風にされるの……はじめてだから……」

―………。

「………」

―…私……。

―この身体になって…よかった。

「え…?」

―そうじゃなきゃ、あの村の中の友達だけで、終わってた。

―魔物が、やさしくて、あたたかくて、仲良くなれるなんて、知らないままだった。

「………」

―グリズリーのお母さん、ふたりの子供を、とっても可愛がってた。

―恋にも仕事にも一生懸命な、サイクロプス。

―アヌビスとスフィンクス、凸凹なようで、ちゃんと仲良し。

―相談上手で、とっても頼りになる白蛇にも会った。

―意地悪に見えるけれど、オークは、根は優しくて。

―魔物なのに、女性が大好きっていうメドゥーサも。

―三姉妹の長女のシー・ビショップは、誰よりも妹思いで。

―落ち込んでいる私を励ましてくれた、ドッペルゲンガー。

―…そして。

―そのきっかけを作ってくれたリリムと、お話できた。

「……ソラ…」

―ありがとう。

「っ…!?」

―ありがとう、リムさん。

―辛いこと、いっぱいあったけれど…。

―その分、嬉しいことがいっぱい増えたんだと思う。

―お釣りがくるくらい、いっぱい。

―だから、リムさん。リムさんが、謝るんじゃなくて…。

―私が、お礼を言う方だよ。

―…ね?

「…………ぅ……」

「…ひっく……、ぐすっ…」

「ソラ…、私…っ……私…」

―………。

―………ね…、リムさん……。

「っ…?」

―…エッチ……しない?

「えっ!!?」

―だめ…?

「えっ、でもっ、あっ、違うのっ! 嬉しいわっ! 嬉しいけれど…!」

―しても……いい…?

「…ぁぅ……」

―…リムさん、はじめて…でしょ?

「ゔ…」

―私、がんばる。やさしく…いっぱいきもちよくするから。リムさんのこと。

「ゔぅぅ……」

―…ね?

「………」

……………

………



…さぁ、どうしよう。
大見得切ったのはいいけれど…どうしよう。本当に。

「…ソラ…♥」

花のベッドに寝転び、私を待つリムさん。

…うん、どうしよう。
改めて考えてみると、私、エッチ全然巧くない。
魔王の娘って呼ばれるくらい、すごい相手を満足させるなんて…。
匂い嗅いだだけで、私、へろへろになっちゃうのに。

…勢いで行き過ぎちゃったかな…。

「ソラ…♥ はやく…♥」

………うん。うんっ。考えていても、しょうがない!
何より、はじめてのリムさんを待たせちゃうのは、もっといけない!
がんばれ私! できる! 絶対できる! えい、えい、おうっ!!

「…あっ…♥」

…とりあえず、リムさんに覆い被さる。

近付く距離。あまいにおい。くらくらする。
いや、くらくらしちゃいけない。がんばれ私。

―……キス、するね…?

「…♥ んっ…♥」

私の言葉に、顎を少し上げるリムさん。かわいい。

……ぁ…、少しだけれど、震えてる…。
やっぱり緊張してるのかな…。もしかして…キスもはじめて?
わっ、いいのかな、ファーストキス…私で…。でも、ここでしないのも変だし…。

……………いただきますっ。

―ちゅっ…♥

「んぅ…っ♥♥♥ ふ…ぅ…♥」

…うわ……すごい幸せそうな顔…。
どうしよう、胸がとてもドキドキする。イケナイことしてるみたい。

「ちゅ……♥ はっ…♥ ソラ…♥」

…リムさん、耳までまっかっか…。
目も潤んで息も荒いし、肌も心なしかピンク色に染まってきた気がする。
とてもエッチ。発情してる女性の身体。淫らで、綺麗で、可愛くて。

「ちゅぅ…、ちゅっ……♥ …んむっ!?♥♥♥ んんっ…!♥ ぅ…♥」

……リムさんの舌、ちょっと長めかな…。
なら、甘噛みして私の方に引き寄せちゃおう。
その方が、気持ち良くしてあげられるはず。

「ふぅっ…♥ ちゅ♥ ぢゅるっ…♥」

うわ…。唾液、すごい。リムさんのだよね…これ。
啜ってはいるけれど、いっぱいこぼれちゃってる。
てかてかして、なんだか余計エッチな表情に…。

「ちゅぅぅ…っ♥ はぁっ♥ ソラッ♥ ソラ…♥」

……ん? あっ。
わ、り、リムさん……オナニーはじめちゃった…。
男の子の方と、女の子の方、両方…。

…どうしよう。
我慢できない…ってこと、だよね?
なら、そっち、してあげなきゃ。

えっと、えっと………。

―……れろっ…♥

「ひゃあんっ!?♥♥♥」

………舐めちゃった…。オチンチン…。

―…ぺろっ…♥ れろ、れろ…♥ ぺろ…♥

「やぁぁっ…♥♥♥ ソラがっ……ソラが、私のペニスッ…♥ ひゃぅぅっ♥」

…ぴくぴくしてる…。

こんな味だったんだ……オチンチンって…。
それとも、おつゆの味なのかな…? 変な味…。何とも例えられない…。
でも、嫌な味ってわけじゃなくて……癖になる、味。
このままずっと、こうしていてもいいって感じる味。

「きゃうっ♥♥ 先端の裏…っ♥ そんなペロペロしちゃっ……私…♥」

味も不思議だけれど…匂いも、不思議。
臭いニオイなんだとは思う。思うんだけれど…嫌じゃない。
辛い食べ物に病みつきになるアレと、似てる気がする。

―…はむっ…♥ ちゅっ……ぢゅっ…♥ ぢゅるっ…♥

「っ!?♥♥♥♥♥ ソラッ…♥♥♥ それ……だめっ…♥♥♥ くわえるのっ…♥♥♥」

触感は、指のお肉と腕のお肉の中間の硬さくらい。
あと、熱い。それと、すっごくぴくぴく…どくどくしてる。
私だと、すごく興奮した時にしか出ない血管も、浮き出てる。

「きとっ…♥♥♥ もぐもぐしちゃっ…ぁ…♥♥♥ はひっ…♥♥♥」

…女の子の方が、きゅんきゅんする。
なんだろう…このきもち…。

「ソラッ……ごめ……なさ………っっ〜〜〜〜〜〜〜〜♥♥♥♥♥♥♥」

―んぶっ!?

どぷんっ。どぷっ。どくっ。どくっ。どくんっ。どくっ…。

―んんっ…!♥♥♥ げほっ……はっ…んぐっ♥ ん………ごくっ……ぢゅるっ…♥

「ソラ…だめっ…♥ 無理しちゃ…♥ ふぁ…ぁっ…♥ やっ…♥ 止まってっ…♥」

―…ごくっ……ごくん…♥ …んく………はっ♥ はぁっ…♥ はっ…♥

「ぁぁ……っ♥」

………にがい…。
みんな、私のこんなの…飲んでくれてたんだ…。

…でも、きもち、わかる…。
リムさん…すごく嬉しそうだもん…。
全部は飲みきれなかったけれど…喜んでくれた…。

…よかった……。

「…やっ…?♥ そ、ソラ……少し休憩した方が…♥」

…リムさんの服を、中央から開いて……ぷるんと、おっぱいを出す。
分かってはいたけれど…改めて、すごくおっきいと感じる。
こんなおっぱいを半分も皆に見せているんだから、リムさんはエッチ。

…右側の先端を……ぱくんっ。

「ひゃんっ♥♥♥」

…もうこりこりだ。なら、舌でころころしちゃおう。
左側は、押し上げるようにもみもみ。もっと大きくなるように。

空いた右手は…女の子の方へ。
茂みをかき分けて……濡れそぼったそこを、いじいじ、くちゅくちゅ。
おしっこの穴と、女の子の穴を、往復するように…くちゅくちゅくちゅ。

「きゃうぅぅんっ♥♥♥♥♥ そ、ソラッ♥♥♥ きゅうけっ♥♥♥ きゅうけいぃっ♥♥♥」

―やだ♥

「いやぁぁっ♥♥♥ いじわるっ♥♥♥ いじわ…きゃひぃんっ♥♥♥」

身体をくねくね、あそこをびしゃびしゃ、尻尾をじたばた。

私が刺激を与えるたびに、過剰なまでに反応するリムさん。
なんてエッチでかわいいんだろう…。もっとしてあげたくなっちゃう。
もっと、エッチでかわいいリムさんを見たくなっちゃう。

「やぁぁっ…♥ ソラッ♥ だめっ♥ まってぇ…っ♥」

「私…むねっ……よわいのぉ…♥ だめぇぇ…♥」

「あうぅぅ…っ♥ おまんこっ♥ ソラのゆび…ぃ…♥」

「ソラ…ッ♥ じょうずっ…♥ すきっ…♥ すきぃ…♥」

……………うん。

我慢できない。

「きゃっ!?♥♥♥」

リムさんの両足を持ち上げて、カエルさんのポーズに。
そして…私のオチンチンを……リムさんのそこに、押し当てる。

くちゅり…と、触れ合う音。

「ぁ…♥♥♥」

……ゆっくり……挿入していく…。

「ぁ……ぁぁ…っ…♥♥♥」

…根元付近で、何かに当たる。

「っ…♥♥♥」

……深呼吸……。

「…♥♥♥」

…………………………破る。

「ひぅっ♥♥♥」

………全部、入った……。

「…っ……♥♥♥♥♥」

……大丈夫……かな…?

「………ソラ…♥」

「…思ってたより……痛くなかった…♥」

「ソラのが小さいから、ってわけじゃなくて…」

「…ソラが…いっぱい優しくしてくれたから……♥」

「………今、私の生きてきた中で…」

「一番…幸せ♥」

……………。

―………リムさん…。

「なに…?♥」

―…最初から……激しくしても…いい?

「…ええ…♥」

「激しくても…ソラは、きっと優しいから…♥」

………腰を動かす。

「ふぁっ♥♥♥」

…ぱんっ……ぱんっ……と響く…おにくがぶつかり合う音。
その中に紛れる、微かな水音。どちらもとてもエッチな音。

「ソラッ♥♥♥ あぁっ♥♥♥ ソラッ♥♥♥ はっ♥♥♥」

…リムさんのナカ……うねりと締まりが、尋常じゃない…。
奥まで吸いこまれそうなうねりと、圧し潰されそうなキツイ締まり…。
今まで体験したことが無いほど強い刺激。腰が砕けそうになる。

「ソラのペニスッ♥♥♥ アツくてっ♥♥♥ カタいっ♥♥♥ やぁっ♥♥♥」

気を抜けば、すぐ出ちゃいそう…。
止まっても駄目。動いて、その強い刺激でマヒさせて、保たせているような状態。
だから、もう、オチンチンに感覚はないはずなのに。きもちよさが止まらない…。
オチンチンを通して、きもちよさが、全身に広がっていく…。

「私の膣内ッ♥♥♥ かきまわしてっ♥♥♥ いっぱいっ♥♥♥ きもちよくっ♥♥♥」

………ぁ……だめだ……。もう、だめ…。
何分保ったかな…。3分くらい…? 10分は頑張りたかったけれど…。
勝手に腰が……出す準備、しちゃってる……。

「ふぁぁっ♥♥♥ ソラッ♥♥♥ すきっ♥♥♥ だいすきっ♥♥♥」

あ、だめ、でる、でるっ。
ごめんなさい、りむさんっ。りむさんは、まだ?
おねがいっ。りむさんもいってっ。いっしょにいってっ。

「ソラッ…♥♥♥♥♥」

いっしょに………っ。

「ぁ…っっっ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥」

「あっ…♥♥♥ でてっ…♥♥♥ いっぱい…♥♥♥ あついの…っ♥♥♥」

「はじめての…セックスで……膣内出し…♥♥♥ んんっ…♥♥♥」

「はっ…♥♥♥ はーっ…♥♥♥ はぁ…っ♥♥♥」

「…はー……♥♥♥ ……はー…っ………♥♥♥」

「………♥♥♥」

「……終わっちゃっ……た…♥♥♥」

……………ちが、う。

「……? ソラ…?」

まだ……。

「えっ…、ま、まさか…♥ ソラ、待ってっ、まだ…!♥♥♥」

こっちのはじめてが……のこってる……。

「待っ……きゃううううぅぅぅっ!♥♥♥♥♥♥♥」

っ…! …いた……い……。

「はっ…♥♥♥ ひ…っ♥♥♥ ソ…ソラ…♥♥♥ 血が…っ♥♥♥」

…すご…っ…ぃ……。
おなか…いっぱいで……いき…しづらい……っ…。
それに……さっきよりも、もっと……ぴくぴく……かんじる…。
ほんとに……あつくて……かたくて………わたしのなか……かえちゃってる…。

……これが………せっくす……。

「はぁっ…はっ……はひっ♥♥♥ ソラッ♥♥♥ うごいちゃっ♥♥♥ ひぐぅっ♥♥♥」

…すごいっ…。おくまでっ……きもちいいっ…。
いっぱいっ…おしひろげられてっ…。おくっ…とんっ…てしてっ…。

「だめっ♥♥♥ いくっ♥♥♥ もういっちゃうっ♥♥♥ ソラッ♥♥♥ ぬいてぇっ♥♥♥」

おちんちんっ…。おちんちんっ…。
もっとっ…。もっとっ…おくまでっ…。

「わたしのっ♥♥♥ せいえきがっ♥♥♥ ソラのっ♥♥♥ スイッチにぃっ♥♥♥」

せいえきっ…。なかっ…。なかでっ…だしてっ…。
おしえてっ…。なかだしっ…。きもちよさっ…。おしえてっ…。

「あっ♥♥♥ いくっ♥♥♥ いくいくいくっ♥♥♥ ソラッ♥♥♥ ソラッ♥♥♥」

リムさんっ…。

「いっ……くぅぅっっっ〜〜〜〜〜〜〜〜♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥」

あっ。

「やあぁぁぁっ…♥♥♥♥♥ しぼり…っ……とられるぅぅ…♥♥♥♥♥」

うあっ…。ああっ…。

「ソラの幼いおまんこがぁ…っ♥♥♥ 私の精液……全部…ぅ…♥♥♥」

あぁぁっ……ぁっ…。

「だめぇっ…♥♥♥ ソラ…ッ♥♥♥ 魔物……に…っ…♥♥♥」

……………ぁ……。

「っ………はぁっ♥ はっ…♥ ……は…ぁ……♥」

……………。

「………ぁ…」

……………。

「……ソラ……」

―…リムさん。

ぢゅぷんっ。

「きゃひぃぃんっ!?♥♥♥」

―まだ…出し足りないよね…?

「も、もうむりぃっ♥♥♥ もうでないぃっ♥♥♥」

―いっぱい……きもちよくするから…♥

ぢゅぷっ、ぢゅぷっ、ぢゅぷっ。

「やああぁぁぅぅぅっ♥♥♥♥♥」

―たくさん…出して……♥

ぢゅぷっ、ぢゅぷっ、ぢゅぷっ、ぢゅぷっ、ぢゅぷっ…。

……………

………

12/04/09 00:17更新 / コジコジ
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