連載小説
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特典SS ステラとDVD鑑賞(お面ライダー龍姫)
ねぇねぇ!
DVD借りてきたから一緒に見よう♪
ん? 何を借りてきたかって?
これ!
じゃ〜ん♪
『お面ライダー龍姫 Vol.2』!
宿利京祐様が書かれている『風雲!セラエノ学園』にもある、ドラゴンのダオラさんが出ている特撮アクション物よ。
本編の『Lost in Blue』では毒が仕込まれた刃を受けてちょっと撤退しているけど・・・でも本人は元気に裏でこうしてDVDの撮影をしたり草野球でホームランを打っていたりしているわね。
というわけで、さっそく見よ見よ♪
え、他に何を借りてきたんだって?
そ、それは・・・あっ、見ちゃダメェ!
う〜・・・そうよ、借りて来たわよ・・・AV!
『ナンパして即ハメ! 堕天使とのパンデモニウムな一夜!』を借りてきたわよぅ・・・
う〜、良いでしょ、別に見ても・・・
とにかく、お面ライダーを見よ?



「お面ライダー龍姫、ダオラはドラゴンである。
夫と娘を奪われた悲しみを誰かを守るための力に変え、今日も彼女は戦い続けるのだ。






だがここまで言っておいて何だけど、
別に、シリアスな話なんかじゃ・・・、ないんだからね!」
そう言うわけで『お面ライダー龍姫』はじまりはじまり〜。

「ねぇそこのシルフたん。ぼくと契約して魔法少女になってよ」
「ちょ、何その文句・・・わけがわからないよ」
悪の組織、サクリスト・・・今度はシルフと契約して何かするみたいね。
「説明しよう、悪の秘密結社サクリストとは!! 元々サクラを御神体として崇めるよくわからない集団である」
ちなみにサクラって言うのは、『Lost in Blue』の主人公の男の娘ね。
「しかし、過剰に行き過ぎた崇拝により、一切の肉欲を絶ち、一切の性行為を否定する、オナニストのオナニストによるオナニストのための世界征服を狙う恐ろしい悪の秘密結社なのだ!!」
毎度、解説のナレーションありがとうだね。
でもこのナレーションでは解説されてないけど、サクリストの人たちって妙にロリコンが多いわよね?
「ぼくと契約すれば好きなだけスカートめくりをさせてあげるよ?」
「よし! 契約するわ!」
ちょ、シルフちゃん、決断早すぎるよ〜。
というか、何その決断に至る理由w
ん・・・?
でも待って、シルフとの契約って・・・
「『好きだから手を出さない。ルールを守って楽しいロリータ!』って言うのがサクリストの心の掟だけど、ここは・・・」
「うん・・・来て♪」
三人いるサクリストの団員の一人が、脚を広げて誘っているロリぃな魅力のシルフに覆いかぶさって・・・
だめぇ〜!!
このDVDは18禁じゃないのに〜><
「ぴんぽんぱんぽ〜ん♪ すまんが、ここから先は大人の者だけが閲覧可能のR指定である。どうしても見たいのならばこのDVDとは別にある『サクリストがまさかのセ(わんわん♪) シルフと契約してみたぉ』を買うがよい」

あ、アメコミ調で胴着袴姿のダオラさんが画面をシャットアウトした♪
ナイス!
そして、DVDがレンタルでごめんなさい>_<


ところ変わってここはセラエノ学園がある街・・・
う〜ん、もう「学園都市セラエノ」になっているのか、それともまだ「名も無き街」なのか・・・
まぁ、それはともかく、なにやら大騒ぎが・・・
「きゃっ!? お姉ちゃんに買ってもらったスカートが!」
ロリリザードマンのガーベラちゃんのスカートがめくれてパンティが露わに。
水色と白の縞パンか・・・
「すかーとはこれがあるから、ふぇんやだぁ!」
ロリワーウルフのフェンちゃんのスカートも捲くられている。
クリーム色のかぼちゃパンツか。
「あっ!? いや〜ん!」
本当の意味でロリ巨乳の、ロリホルスタウロスのアモンちゃん。
なんと紫のレースの縁取りがされた黒のTバック!?
いやいやいや、1○才が穿くにしては大人っぽすぎるんじゃない?
・・・今度あんな下着買おうかな?
Tバックは履き心地があまり好きじゃないけど、レオタードからはみ出ないというメリットもあるし・・・
まぁそれはともかく・・・ロリっ娘のスカートがあちこちでめくられております。
犯人はやっぱり、サクリストとそのうちの一人と契約したシルフ。
風の力を使ってやりたい放題ね。
でもこの状況を看過するダオラじゃありません。
ほら、噂をすると。
「おのれサクリストめ・・・この状況、見過ごしておけぬ・・・! へんっしん! トウ!」
雷陀阿邊瑠徒(らいだあべると)を腰に巻いたダオラが変身のポーズをとって跳ぶ!
う〜ん、かっこいいなぁ・・・
あたしも「妖精の国の騎士」とか言って最近バトル属性がついたけど、もうちょっとかっこいいポーズとか可愛いポーズを考えた方がいいのかなぁ・・・
「天が呼ぶ、地が呼ぶ、人が呼ぶ! 聞け、スカートまくりの変態ども! 我は正義の戦士、お面ライダー龍姫だ!!」
うんうん、こう言う啖呵の切り方も大事よね。
・・・言っておくけど、このDVDは趣味だけで見ているんじゃなくて、あたしがバトル属性でSSに出るときにどんな事をすればいいかの勉強も兼ねているんだからね?
「お、お面ライダーだと!? ええい・・・、いつもは負けているが今回はシルフが味方にいるからそう簡単には行かんぞ!?」
「そうよそうよ! やっておしまい!」
「アッー!らほらさっさ〜♪ って、シルフたん!? 一緒に戦ってくれないの!?」
なんか○面ライダーネタ以外のネタが混ざっている気がするけど、気にしない気にしない♪
「来い、サクリスト! 学園の子どもたちは我が守る!」
さぁ、バトルの始まり始まり!
いや、やっぱり子ども向けの特撮物でも興奮しちゃうよね。
格闘技の実況者の声のトーンが高いのも納得だわ。
おっと、そうしている間にもダオラさんはあっという間に一人の戦闘員に詰め寄って右ロングアッパー!
戦闘員を浮かせたらワンツーパンチ、さらにもう1セットワンツーパンチ!
空中コンボの締めに・・・
「ドラゴン・・・サマァアーッ!」
宙返りをうちながら蹴りとしっぽ叩きつけを叩きこむ!
いや〜、豪快かつ華麗だな〜・・・あたしも、あんな技が欲しいなぁ〜・・・
おっと、そうこうしている間に次の戦闘員に襲いかかっている!
戦闘員のパンチをかわして回転踵落とし!
叩きつけられて浮かび上がった戦闘員にまたワンツーパンチを叩きこんで
「竜○旋風脚!」
いいのかな、この技・・・
まぁ、ダオラさんの元の名前の龍が出ているゲームの会社とこの技を使う格闘家が出ているゲームの会社は同じだからいいか。
それにしても本家と違って、蹴りだけじゃなく尻尾での攻撃もあるから単純に考えてダメージは本家の二倍!
そんなものを食らったらあっという間にKOだよね・・・
そして、残るはシルフと彼女と契約している戦闘員のみ・・・
「おのれ、くらえこのおっぱいドラゴン!」
「精霊の力を甘く見ないでよね!」
二人で風の魔法を放つけど・・・
「ふふふっ・・・それが風の魔法だと? 片腹痛い!」
わわわ・・・ダオラさん、腕を組んだまま翼の一振りで相殺しちゃった。
「風とはこういうものを言うのだ・・・!」
・・・忘れてた。
ダオラさんの名前の由来はモ○ハ○のクシャ△ダオラ・・・その古龍の別名は鋼龍、もしくは・・・
風翔龍
風の鎧を身にまといし龍・・・
「くっ・・・なんてすごい風なんだ!」
「らめぇ・・・踏ん張るのが精いっぱい・・・」
風圧で身動きがとれなくなっている二人に対してダオラさんは跳び上がって空中で体勢を整えて、急降下・・・お決まりのあの技だ♪
「ドラゴン、キィィィィッッック!!」
「アッー!」
「ぎぃにゃあぁぁ!」
ああ、残った戦闘員もシルフたんも吹っ飛んで、途中で大爆発と共に木っ端微塵に・・・
まぁ、飛び散っている破片がどう見ても発泡スチロールだから「死んだわけじゃないよ〜」ってアピールしているけど、派手だね。
その爆発を背に、ダオラさんが勝利の決めポーズ!
カッコいいなぁ・・・
ってあれ?
ダオラさん、蹴りは一発しか放っていないはずなのになんで戦闘員もシルフも同時に吹っ飛んだのかしら?
・・・深く考えたら負けよね、うん♪

そんなわけで恒例のエンディング・・・
「サクラよ、そなたが自分をひたすら追いこんで、性欲を自慰でばかり処理するものだからサクリストはそなたを神体などとあがめて今回のようなふざけたことをするのだ」
お約束、ダオラさんによるサクラくんのお説教・・・
「ふふふ・・・そなたが自慰をする気など起こらないよう、今夜もまた快楽でせめ抜いて進ぜよう。そろそろマイアも『リザードマンマイア』の収録が終わるころであろう」
そ・・・そんなメタ発言っぽい事をやっていいの?
「さ、行こうかサクラ」
「あ、だめダオラさん! 僕っ・・・!」
抵抗むなしくダオラさんにずるずる引きずられていくサクラくん・・・
そして・・・

「アッー!?」

ルーの娼館が映し出されてサクラくんの悲鳴のような嬌声が聞こえるシーンが出ておしまい・・・


ふぅ、面白かったね。
なんかDVDを実況していたらのどが渇いちゃった。
ちょっとジュースとってくるね。
映画とかだったら飲み物はコーラかセブンアップに限るわよね〜♪
ん?
あ!
勝手にAV再生しちゃダメ〜〜ッ!><
11/05/16 22:11更新 / 三鯖アキラ(旧:沈黙の天使)
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■作者メッセージ
まずは仮面ライダーファンの皆様、ヤッターマンファンの皆様、そして宿利京祐様ファンおよびご本人様に全力でジャンピング土下座いたしますw
マジスイマセンデシタora
とくにイラストの方は申し訳ありません。
はい、恥を忍んで描いてみました、私お手製のダオライラストです・・・ちょ、石を投げるのは止めて!


実はこのネタは、前回のピクシー救済作戦6で佐藤敏夫様から出演許可がいただけない場合は、ステラがバトル属性を思いつく理由にしようと考えていたネタでした。
ですが佐藤様からも許可をいただき、そしてこのたび宿利様からも許可をいただいたのでこのように公開いたしました。
・・・ぶっちゃけ、ダオラ様の名前の由来を使った技をやってみたかっただけだったり・・・へぷっ!?
「それはいいんだけどさ、タイトルが『特典SS』ってなっているけど、なんの特典なの?」
あ、ステラ、お疲れ様。
う〜ん、本編はない!
「・・・・」
ちょ、レイピアでの攻撃は止めて!
分かった分かった!
本編作るから!
エロで・・・
「やっぱり挿すわ」
ちょ、漢字がどう考えたっておかしいって・・・ちょ・・・やめ・・・

「アッー!?」

ダオラさんやサクラくんほか、たくさんのキャラが出演している宿利京祐様の『Lost in Blue』シリーズおよび『風雲!セラエノ学園』の方もどうぞよろしくお願いします・・・がくぅ

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