連載小説
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ワールドガップが始まった
人間界には4年に一度、

サッカーの祭典がある

それを人は「ワールドカップ」という。



まさか、ここでも見れるとはね。

ワンセグ携帯でただ今観戦中。


実は俺達の世界と魔物たちの世界は

表裏一体の関係だそうだ。

そういうこともあって、携帯は繋がるわ

ワンセグも繋がるわ・・・で

向こうの情報もうまく仕入れてきてる。



「ま、あたしは、あんたの玉を転がすのがいいけどね」

オークではない、が、豊満な肉体のミノタウルス。

熟女の香りぷんぷん漂わせている。

彼女の名はミツコ

この森では「オトコ食らいのミツコ」と呼ばれてる。

強い男と交わることに生きがいを感じているそうだ

で、俺が品定めされたわけで、

彼女がここにいるのは、俺が彼女に認められたってこと。

大体のオトコはこいつの迫力に圧倒されるんだろな

力勝負じゃ勝てなそうだから、

あご狙ってダウンさせただけだど

そしたら色目つかって、俺の家に連れて行けと。


・・・日本の戦いは韓国のやり方は参考になるよな。

・・ていうかギリシャ弱すぎね??

たぶん今の日本でも勝てる気がする・・・

「・・・この子かわいいわね、

おばさんが気持ちいいこと教えてあげたいわ☆」

・・・・・って、メッシじゃねぇかよ。

オバサン、世界を敵に回そうとしてるぞ(汗)

「ねぇねぇ・・・くまぁ・・・」

おねだり声ですりよるおばさん・・・・

って、せなかにおっぱいおしあてるんじゃねぇ!!

「あたしも・・・くまの世界に行きたいな」

・・・・だめ・・・あんた極めて危険。

「え〜、ケチぃ」

けちじゃない・・あんた自分の性欲おさえれない。

新宿辺りで暴れて

夕刊紙のネタにされること間違いない。

しかも南アフリカなんぞ行ったら

確実の害獣あつかいになる。



そろそろ、アルゼンチンとナイジェリアの試合が

始まる。

が、オバサンガマンの限界に来たようだ

ちから任せに俺を抱き寄せると

ズボン、パンツ脱がして、あそこを握った

「やっぱり、あたしはこのボールが好みよね☆」

・・・もうどうにでもなれ・・・・


キックオフの笛と同時に、

おれとおばさんの夜の営みもキックオフとなった。



腰痛てぇ・・


(犬山熊二郎)



10/06/13 09:03更新 / Gすと・くま
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■作者メッセージ
最近書いた「みのさんず」の
おばさんミノタウルスのミツコ
こっちでも登場です。
いじりやすいキャラなんで
次回も使おうかな。

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