おい、何してんだお前ら！

｢あ、××｣

紫波大丈夫か！？

あ、あぁ...

テメェら！オラァァアアアッ

まて！それ以上は...！


バキッ、ゴキッ。




｢昔の夢を見た
これ絶対何かフラグ立った奴｣

『アイツ』はもう
『死んだ』って言うのにさ




ーーーーー教室ーーーーー




｢おはよう｣

｢おはよう｣

｢あれ、紅峰は｣

｢今日は休みかもね｣

｢ふーん｣

｢おっーす｣

｢あれ？来たの？｣

｢えっ酷くない？｣

｢体調でも崩したの？｣

｢ん？ピンピンしてるぜ？｣

｢ま、そういう日もある
って事なのかな｣



席につけよー
最近、凶悪な不良が
街を彷徨いているらしいから
全員気を付けろよ


はーい！


｢不良...ね｣

｢ん？どうかしたの？｣

｢いや｣

｢おい、もしかして...
『アイツ』なんしゃ...｣

｢違う、アイツは死んだ｣

｢あ、悪いな
そうだったな...｣

｢？｣

｢あの、紫波くん？
放課後なんだけど
ちょっと付いて来て
欲しいのだけれど...｣

｢どうしても？｣

｢えぇ、どうしても♪｣

｢がんばれよ、紫波｣

｢頑張ってね｣

｢決まりね♪｣

｢えぇ...｣

｢それじゃね♪｣

｢はぁ...｣

｢紫波、察するよ｣

｢これは、アレだね｣

｢二人とも何か知ってるの？｣

｢｢知らない｣｣

｢はぁ...｣

｢まぁ、悪い話じゃ
ないと思うぞ？オレは｣

｢ボクもそう思うよ｣



ーーーーー食堂ーーーーー



｢ようやくお昼ご飯...｣

｢隣いいかしら？｣

｢えっ｣

｢まぁ、いいんじゃね？｣

｢ボクは構わないよ？｣

｢...ごちそうさま｣

｢｢早いな！？｣｣

｢ほっとけ｣

｢あら？草食なの？｣

｢ほっといて｣

｢あら、ごめんなさい｣




｢二人とも何か変だよね｣

｢ん〜、そうか？｣

｢そうかな？｣

｢まぁ、もういいや
とりあえず、行くよ｣

｢｢また明日！｣｣





｢来てくれて嬉しいわ♪
実は、貴方に話があるの｣

｢話？何？｣

｢私と、付き合って
くれませんか？｣

｢...はい？｣

｢私を貴方の彼女に
是非、してもらいたいの♪
お返事は貰えるかしら？｣

｢...俺とだよね？｣

｢他にいる訳ないじゃない♪｣

｢...俺はSEXとか
めんどくさくてしたくないよ？｣

｢別にいいわよ？
私は貴方の恋人になりたいの♪
シたくないのなら
今はまだそれでいいわ
私が絶対、振り向かせてみせるから♪｣

｢...はぁ｣

｢納得してもらえたかしら？｣

｢とりあえず
もう、俺の日常が
戻ってこないのは理解した｣

｢そう、じゃあ♪帰りましょ？｣

｢道、反対だよね？｣

｢あっ｣

｢じゃあ、また明日｣

｢う〜、仕方が無い...かぁ｣



あの二人が変だったのも、
なんとなくわかった気がする。

■作者メッセージ
とりあえず、主人公に彼女ができました(笑

あとの二人も彼女出来る感じです！
キャラは今後も増やすかもしれません

テキトーに書いて行ってるので、
伏線等張るのは苦手です(笑

読んでくださり、ありがとうございました！