連載小説
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──ある時はゲームセンターで

「この機体は……何して遊べるのかな?」

「なるほどね、早押しクイズ……ふふっ♡それならボクの独壇場になってしまいそうだけど……ホントにいいのかな?」

早押しクイズの機体を前にし、まるでチェスの駒を並べた時のように、得意気な笑みを浮かべていた。
だけど……思った通り、一般常識系や俗っぽい話題には疎いようで、むしろコテンパンにしてやって

「……ねぇ、コレはもうやめて、あっちのエアホッケーでもしないかな?あぁ、アレも面白そうだね、ゾンビを撃ち倒しているのかな?是非ともやってみたいな」

「ねぇ、聞いてるかい?どうしてコインを入れているのかな??」

別のモノへと意識を逸らせようとさせる……ある種、弱気な表情が、あまりに珍しく、面白いものだから、有無を言わさず連続でコインを入れて、何度もからかってしまった。
流石に四回目ともなると、そこそこ覚えてきた上に……隣から溢れる怨念のようなオーラを感じ始め、その笑みに獰猛さを孕み始めたのに気が付き……慌てて近くのアイスクリーム屋に連れて行って誤魔化した。
しかし、それでは収まらなかったようで、その日の晩は

「今日のゲームは極めて簡単、君がマゾ声を上げなければ勝ち……それだけさ」

どことも分からぬホテルの一室……ベッドと小型冷蔵庫のみがある小さな部屋に連れ込まれ、ガチャンと鍵が閉まる音と共に、冷たい声でゲーム開始を宣告された。
あの時の据わった目が、無表情が、脳裏に焼き付いている。もう、本能が逃げ出せと喚いて、前に逃げるもベッドしか無く、後ろから抱きつかれ

「ふぅー……へぇ、君はこんなので感じてしまうんだ、ただ乳首を引っ搔いただけでビクビクと……今にも声をあげてしまいそうだね、耳につく媚び媚びのマゾ声を……」

「腰をくねらせて、一丁前に我慢するつもりかい?ばーか……そんなことしても無駄さ、ほら、あっという間にボクの腰に圧し潰されてしまった……」

「ふふっ、まるで後ろからレイプされてるみたいだ、ただ腰をぎゅーっと押し付けられてるだけだけど……」

「ほら、このまま君のポルチオを圧し潰してあげよう……乳首を弄られて、キュンキュンと疼いているソコを……ぐり、ぐりぃ……って圧し潰して……このままイキ狂わせてあげるよ……」

「あーあ、枕に顔を押し当てて……それで誤魔化そうとするつもりかな?卑怯だなぁ……そんなの許さないよ、君のマゾ声も、表情も、情けない姿も、ぜ〜んぶボクの物……」

「逃げられないよ、もう君はおしまい……一回り大きな身体にすっぽり抑え込まれて、ベッドにペニスを押し付けて、マゾオナニーすることしか許されない……」

「想像つくだろう?君のお尻がボクのお尻にぐりぐりと潰されてる様子が……乳首捏ねられて、疼いたところを、ぎゅっ、ぎゅ〜……あはっ、抑え込まれて惨めにヘコヘコすることしか出来ないね……」

「……ほら、早くイきな、マゾ声あげてボクを満足させろっ……ほら、イけっ、イキ狂えっ……!」

「あはっ、あははっ、あははははっ!!はい、君の負け、まーけ、負けだよ、ばーか……ほら、命令さ、そのままみっともなくイキ続けろっ……壊れてしまえっ……!」

「あーあ、みっともないね、恥ずかしいね……負けたのに、グリグリされ続けて、中イキ止まらないね……♡♡」

薫の体重で全身を抑え込まれてながら、怒りに満ちた声を吹き込まれつつ、ねちっこく乳首を引っ掻かれ続けて、何度もイかされた。

「くくくっ……♡お尻を震わせて精液お漏らしして……ひっどい姿だなぁ……♡おおっと逃げるのは許さないよ、どぅどぅ……君はマゾイキ見せつけてボクを満足させることだけ考えておきな……♡」

快感を逃がそうと身体を捩っても、暴れ馬を乗りこなすが如く、その安産型の腰で器用に押し込まれ……もう、何でイってるのか分からないぐらい、何度も激しいオーガズムを迎えさせられる。
乳首でイってるのか、精液が漏れ出てるのか、はたまた脳イキしてるのか……それすらも分からないまま、憂さ晴らしをするように、容赦なく引っ搔かれて……♡

「命令さ、声の我慢も禁止……さっさとマゾ声あげてしまえ……♡あははっ……」

あのレイプ感が病みつきになってしまう、また、一線を超えるほどイジって……お仕置されたい、なんて破滅的な欲望が膨れてしまうほどに。
24/02/03 09:30更新 / よね、
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