第三試合『ラッシュファイト!』
お待たせしました!会場の修理に時間がかかりました!申し訳ありません!
それでは、第三試合の選手たちの入場です!
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審判「赤コーナー!
ボクサー界の猛牛!
ラッシュパワーは世界一!
『ミーノ・ダッドリー』ィィィッ!」
『ワァァァァァァッ!』(歓声)
種族はミノタウロス!
ボクサー家系の超星児!
好きな花は薔薇!似合わねぇ!?
デビューからあっという間にチャンピオン、防衛戦は二桁の女性プロボクサー!筋肉質なムチムチボディからのラッシュは相手に隙を見せない!
審判「青コーナー!
正体不明の格闘技!
目に見えぬスピードラッシュ!
『ドラキュリーナ・ブランドー』ォォォッ!」
『ワァァァァァァッ!』(歓声)
種族はヴァンパイア!
古い家系に有名な吸血鬼がいるとか!
好きな言葉は『無駄』!浪費家なんでしょうか?
プロに対するは自信満々の無名のレディファイター!繰り出される技のスピードが持ち味だと自称する彼女!一体どれほどの実力を隠しているのか!?
ミーノ(以下、M)「いいファイトにしようじゃないか」
ドラキュ(以下、D)「・・・お手合わせ、願おうか」
さぁ!ゴングが鳴ります!果たして今回の勝負はいかに!?
審判「Get Ready…Fight!!!」
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ミーノHP[■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■]
ドラキュHP[■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■]
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M「『マシンガンブロゥ』!」
D「『ムダムダ』ァッ!」
『ドガガガガガガガガガガガッ!』
うぉぉっ!?いきなりパンチラッシュの押収が炸裂ッ!ミーノ選手のライトブローラッシュとドラキュ選手のパンチラッシュが相殺しました!
D「相殺?違うなッ、しっかり見てみろヘボ実況者がッ!」
M「ぐっ・・・いいのをもらってしまったか・・・」
おぉっと!?ミーノ選手がぐらついた!?あっ!?ミーノ選手の右額あたりが赤い!?一発パンチをもらったのか!?
D「ちがぁう!私のラッシュスピードはこいつより上!しかも私は両手だぞ!?顔面だけでなく身体のあちこちにパンチを叩き込んでやったのだッ!」
な、なんだってェーっ!?
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ミーノHP[■■■■■■■■■■■■■■■■□□□□]
ドラキュHP[■■■■■■■■■■■■■■■■■■■□]
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D「しかし、パワーが負けていることは認めよう・・・相殺のためにぶち当てた拳がビリビリと痛む・・・」
M「・・・ずいぶんと上から目線だねぇ、なら・・・次も当ててみなよ」
むっ!?ミーノ選手、だらりと両腕を垂らして挑発!
D「私のスピードを容易く避けれると思うなッ!」
『ヒュンッ!ドガッ!』
M「うぐっ!」
あぁっと!素早いドラキュ選手のストレートキックがミーノ選手の顔面を弾いたぁっ!ミーノ選手、右回りに大きくのけぞったぁ!
D「挑発なぞするからd」
M「ぬんっ!」
『ゴッ!』
D「げぼっ!?」
うぉっ!?のけぞった状態から身体を回転させ、ミーノ選手がクロスカウンターを決めたぁっ!?
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ミーノHP[■■■■■■■■■■■■■■□□□□□□]
ドラキュHP[■■■■■■■■■■■■■■■□□□□□]
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M「なかなかいいキックだねぇ・・・びっくりしちゃったよ」
D「ぐげっ・・・こ、このドラキュリーナに対してっ、何をしたぁっ!!」
M「むっ!」
ドラキュ選手、突進!ミーノ選手は防御姿勢を・・・えっ!?
D「どこを見ているのだッ!『ムダァッ』!」
M「ごはっ!?」
う、後ろ!?ドラキュ選手、いつの間にかミーノ選手の後ろに回り込んだぁっ!?後ろからのブローにミーノ選手がよろめく!
D「私の『チカラ』を生で感じれることを幸運に思えッ!『The・World!時よ、止まれ』ッ!!!」
は?何言っt
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
・・・ふふふ。『センゾガエリ』というらしいが、
(1秒)
私は、遠い血縁のお爺様が使えた『時止め』、
(2秒)
というものができるらしい・・・ん?誰に言っているか?
(3秒)
今、私を見ている貴様らに言っているのだ。ドアホ。
(4秒)
おっと、9秒しか止められないのだ。さっさと
(5秒)
終わらせよう・・・次は貴様らだ、覚悟しておけ
(6秒)
無ゥ駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ッ、無駄ァッ!!!
『ドガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ、ドゴンッ!』
(8秒)
・・・そして時は動きだす。
(9秒、タイムオーバー)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
eるんでしょうか?
M「ぐぁぁぁぁっ!!?」
へ?え???な、なんだ!?ミーノ選手がステージ端までぶっとばされた!?しかも身体がボロボロだ!?
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ミーノHP[■■□□□□□□□□□□□□□□□□□□]
ドラキュHP[■■■■■■■■■■■■■■■□□□□□]
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M「う、がはっ・・・?」
ミーノ選手も何をされたか分からないのか、表情がわけがわからないという感情を表しています!
D「ふははは!ミノタウロスごとき、下級魔物が粋がるからこうなるのだァッ!」
M(まるで、無数のパンチを一瞬で叩き込まれたようだぜ・・・身体中が痛む・・・これは、一気に勝負を決めないと・・・)
D「フィナーレと行こうか!これで終わりだァッ!」
ドラキュ選手!吹き飛ばしたミーノ選手に急接近!!決めるか!?
D「醜く足掻いて見せろォッ!でぇりゃぁっ!」
M「華麗に決めてやるっ!」
『ドヒュッ!』
D「なっ!?」
うぉぉ!ミーノ選手、ダッキング(ボクシング用語における、上体を前に屈ませて相手の攻撃を躱すこと)でドラキュ選手のキックを避けた!
『ボグゥッ!』
D「ぐぇっ・・・」
『ドゴッ、ボグッ、ドゴッ!』
ミーノ選手のレフトブローが入った!さらにドラキュ選手に連続でボディブローが叩き込まれるッ!
M「ふんっ!!」
『ドガッ!』
D「ぐがっ!?」
『ドガッ!ドガッ!ドガッ!ドガァッ!』
さらにデンプシーロールでドラキュ選手の顔面にラッシュ!これは耐えられない!見ているこっちが痛い!!
M「『ロォーリングッ、サンダァーッ』!!!」
『ボカァーーーン!』
決まったァーーーッ!ミーノ選手のアッパーがモロに入ったァーーーッ!
D「・・・ま、だっ、だぁぁぁぁっ!!!」
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ミーノHP[■■□□□□□□□□□□□□□□□□□□]
ドラキュHP[■■■□□□□□□□□□□□□□□□□□]
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まだ!まだ終わっていない!?ドラキュ選手、落下寸前で受け身を取り、ミーノ選手に反撃だっ!!!
D「『ムダムd」
M「W当ててみなW・・・」
D「a』ァッ!・・・ハッ!?」
『バキッ!』
ドラキュ選手の無数のパンチがミーノ選手に叩きk
D(しまっ・・・あの言葉は・・・っ!)
『ゴッ!!!』
D「が・・・は・・・」
M「アンタの敗因は、パンチ一発一発が軽かったことだ・・・なんとかクロスカウンターを決められる体力を残せたからね・・・」
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ミーノHP[■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□]
ドラキュHP[□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□]K.O
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oまれたぁっ!!・・・あれ?
D「く・・・そ・・・」
『ドサッ』
M「・・・ナイスファイトだったよ・・・レフェリー?ゴングは?」
・・・え、えーと・・・
勝者!ミーノ・ダッドリー!!!
ミーノ「勝利の薔薇は、いつも私の手に」
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・・・えー、今回の勝負は、速すぎて実況が追いつきませんでした。
これにて、第三試合を終わります!
次回の第四試合は・・・
サラマンダー vs ダークエンジェル!
この試合、両者『剣』を持参で行います!
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12/03/03 00:57更新 / ganota_Mk2
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