旅の物語。初めての街。
魔王が代替わりする以前のドラゴンへ変身したクレアの背中にアルは乗りながら旅に出て既に数日が経過していた。その間の食事は魔法陣に入れておいた食べ物を出しては食べ、もちろん夜は身体を重ねて愛しあった。互いに疲れて眠った後、日が昇り、朝にはクレアがアルのおちんちんをおっぱいと口で責めては射精させてアルを起こしているのであった。
「クレア…毎日、朝もしてくれて気持ちいいけど…ちゃんと寝てる?」
「ふふ、もちろんだ。自然に眼をさましてからアルの寝顔を堪能して、おちんちんを食べるぐらいには余裕を持っているよ」
(心配してくれるなんて優しいな♡さすが私のアル♡)
「それならいいけど……あっ、やっと街が見えてきたよクレア」
「うむ。あそこが最初の目的地。確か街の名前はフォルトだったかな」
クレアはそう言いながらゆっくりと降下していき、街の入り口より少し離れた場所に降り立つ。アルは慣れた様子でクレアの背中から跳び降りる。
クレアは魔物娘の姿に戻り、辺りを見渡して人がいない事を確認した。手前で降りたのは入り口にいる他の人や門番に警戒されないためである。2人は自然と手を繋げば一緒に街の門は繋がる道に出ると歩いていけば、歩いている2人の横を通るように何台か馬車が通り過ぎていく。
「まずは中に入る手続きをしないとな。簡単な持ち物検査をして通れるからすぐに中へ入れるみたいだ」
「あ、そうなんだね。魔法陣の中身は…見せなくていい?」
「ややこしい事になるだろうからやめておいたほうがいいと私は思うな」
「はーい」
しばらく歩けば2人は街の入り口に到着する。そこには馬車から降りて中を確認されている人や一番前には手荷物を確認されている人が居り、入り口まで短いが列もできていたためアルとクレアも一緒に並ぶ。列の中には魔物娘の姿もありその隣に伴侶と思われる男性も居た。
「やっと私たちの番だな」
「うんうん」
『まず初めに、ここにはどのような目的で?』
「2人で旅をしている。今回は一時滞在だ」
『お二人の関係は?』
「え、えっと…その…恋人同士…です…//」
「夫婦と言ってくれて構わないのだからな?夜には何度も身体を……」
「わっ⁉わっ、あっ、クレア⁉」
『かなり仲のいい、ご夫婦のようですね。これからもお幸せに』
「あ、ありがとうございます…//」
「言われなくても幸せに過ごしていくさ」
『最後に持ち物ですが…何か荷物はお持ちですか?』
門番の人から持ち物を聞かれてはお金が入った袋と軽食の入った袋を渡す。いつもはアルの魔法時に入っているが持ち物検査で何も持っていないのもというクレアからの一言で少し出していたのであった。中を確認したのちに問題がなかったようで通るのを許可されては街の中へと入っていく。
「わぁ…すごい活気」
「露店市場だな。色んなものを広げて売っている店が大半だな」
『いらっしゃい‼綺麗なお姉さん。今なら買ってくれたらサービスしちゃうよ‼』
『どこか宿を探してないかい⁉うちのところは綺麗で安いよ‼』
「あんな風に店ではなく、人通りの多い場所を狙った客引きもあるのさ」
「すごい…あ、持ってきた宝石とか売ってお金に変えないと…こういう時は宝石屋さん?」
「そうだな。確か…露店市場の先にあった気がするな」
先に魔法陣から出しておいた宝石のいくつかを袋に入れておき、持ち歩いていた。2人は露店市場を越えて、少し歩けば街の雰囲気がすこし変わったのを感じる。先ほどの喧騒はまだ少し聞こえるが静かに感じる。並んでいるお店も宝石店や高級そうな洋服店、レストランがあった。2人は宝石店に入ると店内を見渡す。
「わぁ……すごい……」
「なかなか綺麗なものだな。ふむ。綺麗に宝石も磨かれている」
『いらっしゃいませ。どうぞご自由にご覧ください。何か気になるものがございましたら店内の者に何なりとお申し付けください』
「あ、その……ここは宝石の換金もできますか?」
『はい。承っております。奥の部屋で鑑定させていただきます。お手元に鑑定されたい品はございますか?』
「はい。これです」
『ありがとうございます。では、こちらへ……』
スーツ姿の男性が宝石店の奥へ続く扉へとクレアとアルを誘導する。2人は宝石店の奥の部屋へと進めばその部屋には大きなソファーに長方形のテーブルがあり、ソファーはかなり高級そうであった。クレアが先にソファーへと座ると、隣に座ろうとしたアルを抱きしめては自分の膝に座らせては後ろから抱きしめる。
「く、クレア…⁉さすがに…//」
「膝の上は嫌か?」
「そ、そんなことない‼けど……」
「なら、このままだな」
『ふふ、仲睦まじいご夫婦のようですね。今回の鑑定をさせていただくセレン・フォードです。よろしくおねがいします』
「よ、よろしくおねがいします…//」
「よろしく頼む」
2人が入ってきた扉からスーツを着た青年が言って差し支えのない男性が現れては2人に挨拶をし、2人の前にあるソファーに座る。そして、アルは宝石の入った袋をセレンに渡せば、その中身を手袋をした手で取り出し、ルーペを使って確認していく。アルは調べている姿を興味深そうに見ており、クレアはそのアルの様子を眺めながら頭を優しく撫でて愛でていた。
『ありがとうございました。えー……結論から言わせていただきますと、ここにある宝石全てを買い取ることは……出来かねてしまいますね……』
「え…⁉どれもすごく綺麗な宝石なのに…」
「確かにここで売っていたような細工はしていないが、綺麗に手入れをしてきたとは自負しているが……」
『あ、申し訳ございません。誤解を招いてしまいましたね。えー。ここにある宝石、大きさについはほとんど手に入らないもの、それに傷などもほとんどない。最高級品で間違いないでしょう。一番小さいものでもかなりの値段。全てを買い取るにはこの店の金庫を開けてなんとか足りるかでしょう。ですので、旅のためのお金でいい言うことであればこの一番小さなものでも半年は遊んで暮らせるお金になりますね』
「そ、そうなんですか⁉す、すごいねクレア‼」
「私が手に入れた宝石なのだからな。そのぐらいは当然だ。よし、溢れんばかりのお金など邪魔だからな。その宝石1つを換金してもらおう」
『かしこまりました。では、金貨の用意をさせていただきますので少しお待ちください』
「これでお金の心配はなくなったよね?」
「問題ないだろう。ふふ、かなりの額を貰えるみたいだし、良い宿をとろう」
(そして、夜はアルと♡)
(宿ってことは……数日ぶりにベッドでクレアと……//)
アルもクレアとの夜は楽しみにしており、どちらも愛し合っているのがよくわかる。しばらくするとセレンがお盆の上に紙とかなり硬貨が入っていそうな袋を乗せて現れる。
テーブルの上にそれを置くと書類を2人の前に置く。その書類には換金する同意書であり、その金額はアルは見たこともない金額であった。
『では、ここに名前を記載していただきますようお願いします。名前を書かれましたら魔法で契約が成立します。内容を確認していただきサインをおねがいします』
「は、はい‼」
「ふむ、あのサイズで金貨60枚か」
アルとクレアは2人で契約書を確認してはサインをしては、宝石と金貨を交換する。袋を持てばずっしりとした重さであり、中を見ては金貨がまさに溢れんばかりにあった。
そして、2人は宝石店を出るとセレンに呼び止められると一枚の黒いカードを渡される。
『こちらのお店なのですが……紹介専用の宿泊施設でございます。この街の宿は人間用の宿も多いため……その、壁越しに声が響くかもしれません。こちらの宿泊施設は魔物娘と夫婦や恋人達専用なので、よろしければ』
「あ、ありがとうございます」
「ふむ、助かるな。そのような宿を紹介しているということは……」
『ご想像の通りです』
クレアの言葉に頷きながらセレンは2人を見送る。アルとクレアはまた手を繋ぎながら黒いカードに記載された場所に向かう。勧められたことも理由であるが、2人の時間を邪魔されない、知られない設備なのであるのが主な理由だった。
外はまだ明るいが先に宿泊施設を決めようと2人は歩いていくら、黒いカードに記載されたお店、Couple lovey doveyへと向かうのであった。
「クレア…毎日、朝もしてくれて気持ちいいけど…ちゃんと寝てる?」
「ふふ、もちろんだ。自然に眼をさましてからアルの寝顔を堪能して、おちんちんを食べるぐらいには余裕を持っているよ」
(心配してくれるなんて優しいな♡さすが私のアル♡)
「それならいいけど……あっ、やっと街が見えてきたよクレア」
「うむ。あそこが最初の目的地。確か街の名前はフォルトだったかな」
クレアはそう言いながらゆっくりと降下していき、街の入り口より少し離れた場所に降り立つ。アルは慣れた様子でクレアの背中から跳び降りる。
クレアは魔物娘の姿に戻り、辺りを見渡して人がいない事を確認した。手前で降りたのは入り口にいる他の人や門番に警戒されないためである。2人は自然と手を繋げば一緒に街の門は繋がる道に出ると歩いていけば、歩いている2人の横を通るように何台か馬車が通り過ぎていく。
「まずは中に入る手続きをしないとな。簡単な持ち物検査をして通れるからすぐに中へ入れるみたいだ」
「あ、そうなんだね。魔法陣の中身は…見せなくていい?」
「ややこしい事になるだろうからやめておいたほうがいいと私は思うな」
「はーい」
しばらく歩けば2人は街の入り口に到着する。そこには馬車から降りて中を確認されている人や一番前には手荷物を確認されている人が居り、入り口まで短いが列もできていたためアルとクレアも一緒に並ぶ。列の中には魔物娘の姿もありその隣に伴侶と思われる男性も居た。
「やっと私たちの番だな」
「うんうん」
『まず初めに、ここにはどのような目的で?』
「2人で旅をしている。今回は一時滞在だ」
『お二人の関係は?』
「え、えっと…その…恋人同士…です…//」
「夫婦と言ってくれて構わないのだからな?夜には何度も身体を……」
「わっ⁉わっ、あっ、クレア⁉」
『かなり仲のいい、ご夫婦のようですね。これからもお幸せに』
「あ、ありがとうございます…//」
「言われなくても幸せに過ごしていくさ」
『最後に持ち物ですが…何か荷物はお持ちですか?』
門番の人から持ち物を聞かれてはお金が入った袋と軽食の入った袋を渡す。いつもはアルの魔法時に入っているが持ち物検査で何も持っていないのもというクレアからの一言で少し出していたのであった。中を確認したのちに問題がなかったようで通るのを許可されては街の中へと入っていく。
「わぁ…すごい活気」
「露店市場だな。色んなものを広げて売っている店が大半だな」
『いらっしゃい‼綺麗なお姉さん。今なら買ってくれたらサービスしちゃうよ‼』
『どこか宿を探してないかい⁉うちのところは綺麗で安いよ‼』
「あんな風に店ではなく、人通りの多い場所を狙った客引きもあるのさ」
「すごい…あ、持ってきた宝石とか売ってお金に変えないと…こういう時は宝石屋さん?」
「そうだな。確か…露店市場の先にあった気がするな」
先に魔法陣から出しておいた宝石のいくつかを袋に入れておき、持ち歩いていた。2人は露店市場を越えて、少し歩けば街の雰囲気がすこし変わったのを感じる。先ほどの喧騒はまだ少し聞こえるが静かに感じる。並んでいるお店も宝石店や高級そうな洋服店、レストランがあった。2人は宝石店に入ると店内を見渡す。
「わぁ……すごい……」
「なかなか綺麗なものだな。ふむ。綺麗に宝石も磨かれている」
『いらっしゃいませ。どうぞご自由にご覧ください。何か気になるものがございましたら店内の者に何なりとお申し付けください』
「あ、その……ここは宝石の換金もできますか?」
『はい。承っております。奥の部屋で鑑定させていただきます。お手元に鑑定されたい品はございますか?』
「はい。これです」
『ありがとうございます。では、こちらへ……』
スーツ姿の男性が宝石店の奥へ続く扉へとクレアとアルを誘導する。2人は宝石店の奥の部屋へと進めばその部屋には大きなソファーに長方形のテーブルがあり、ソファーはかなり高級そうであった。クレアが先にソファーへと座ると、隣に座ろうとしたアルを抱きしめては自分の膝に座らせては後ろから抱きしめる。
「く、クレア…⁉さすがに…//」
「膝の上は嫌か?」
「そ、そんなことない‼けど……」
「なら、このままだな」
『ふふ、仲睦まじいご夫婦のようですね。今回の鑑定をさせていただくセレン・フォードです。よろしくおねがいします』
「よ、よろしくおねがいします…//」
「よろしく頼む」
2人が入ってきた扉からスーツを着た青年が言って差し支えのない男性が現れては2人に挨拶をし、2人の前にあるソファーに座る。そして、アルは宝石の入った袋をセレンに渡せば、その中身を手袋をした手で取り出し、ルーペを使って確認していく。アルは調べている姿を興味深そうに見ており、クレアはそのアルの様子を眺めながら頭を優しく撫でて愛でていた。
『ありがとうございました。えー……結論から言わせていただきますと、ここにある宝石全てを買い取ることは……出来かねてしまいますね……』
「え…⁉どれもすごく綺麗な宝石なのに…」
「確かにここで売っていたような細工はしていないが、綺麗に手入れをしてきたとは自負しているが……」
『あ、申し訳ございません。誤解を招いてしまいましたね。えー。ここにある宝石、大きさについはほとんど手に入らないもの、それに傷などもほとんどない。最高級品で間違いないでしょう。一番小さいものでもかなりの値段。全てを買い取るにはこの店の金庫を開けてなんとか足りるかでしょう。ですので、旅のためのお金でいい言うことであればこの一番小さなものでも半年は遊んで暮らせるお金になりますね』
「そ、そうなんですか⁉す、すごいねクレア‼」
「私が手に入れた宝石なのだからな。そのぐらいは当然だ。よし、溢れんばかりのお金など邪魔だからな。その宝石1つを換金してもらおう」
『かしこまりました。では、金貨の用意をさせていただきますので少しお待ちください』
「これでお金の心配はなくなったよね?」
「問題ないだろう。ふふ、かなりの額を貰えるみたいだし、良い宿をとろう」
(そして、夜はアルと♡)
(宿ってことは……数日ぶりにベッドでクレアと……//)
アルもクレアとの夜は楽しみにしており、どちらも愛し合っているのがよくわかる。しばらくするとセレンがお盆の上に紙とかなり硬貨が入っていそうな袋を乗せて現れる。
テーブルの上にそれを置くと書類を2人の前に置く。その書類には換金する同意書であり、その金額はアルは見たこともない金額であった。
『では、ここに名前を記載していただきますようお願いします。名前を書かれましたら魔法で契約が成立します。内容を確認していただきサインをおねがいします』
「は、はい‼」
「ふむ、あのサイズで金貨60枚か」
アルとクレアは2人で契約書を確認してはサインをしては、宝石と金貨を交換する。袋を持てばずっしりとした重さであり、中を見ては金貨がまさに溢れんばかりにあった。
そして、2人は宝石店を出るとセレンに呼び止められると一枚の黒いカードを渡される。
『こちらのお店なのですが……紹介専用の宿泊施設でございます。この街の宿は人間用の宿も多いため……その、壁越しに声が響くかもしれません。こちらの宿泊施設は魔物娘と夫婦や恋人達専用なので、よろしければ』
「あ、ありがとうございます」
「ふむ、助かるな。そのような宿を紹介しているということは……」
『ご想像の通りです』
クレアの言葉に頷きながらセレンは2人を見送る。アルとクレアはまた手を繋ぎながら黒いカードに記載された場所に向かう。勧められたことも理由であるが、2人の時間を邪魔されない、知られない設備なのであるのが主な理由だった。
外はまだ明るいが先に宿泊施設を決めようと2人は歩いていくら、黒いカードに記載されたお店、Couple lovey doveyへと向かうのであった。
18/11/11 19:58更新 / かなでゆうき
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