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???視点(一人という恐怖)

[あれがメイベルか…、君に良く似ている…]
[…]
[まぁ、焦る事は無い 奴にはノンビリと「覚醒」してもらうつもりだ]
[…]
[なんだ、心配なのか?]
[…いえ、複雑な気持ちです…]
[そうか…、アイツに殺されて以来、神として生きてきたからな……、奴に憑くのは…気が引けるか?]
[…いや、大丈夫です]
[それなら問題無い、計画の実行はアイツがまた「この森に来たら」、だ、分かったな? メイベル…、いや「ネメシス」]
[了解]

___私はアイツに殺されて以来、何もない真っ暗な場所で、神の素質があるという事で先程、話をしていた男、「エファエストス」に引き取られた___
___連れて行かれた所には、「神」としての素質を持った人達が沢山いた___
___私は、アイツに復讐する為だけに、「神」となる為の試練を次々とこなしていった___
___そう…、私には、「アイツに殺された」、という記憶しか無かった…___

[どうした? ネメシス]
[何でも御座いません、エファエストス様]
[アイツの性別は♂、お前の性別は♀だ、性別としての相性は最悪らしいが、シンクロ率は95%以上だ]
[…]
[さぁ、帰るか…]
[はい]

二人は、「オリュンポスゲート」所謂、神の世界とこの世界を繋ぐ門を通り、自分達への世界と戻って行った

[エファエストス様…]
[ん…、何だ?]
[もしも、アイツの世界が壊れてしまったら、私達は…?]
[大丈夫だ、お前が心配する問題ではない]
[ですが…]
[しつこいぞ、我が娘「パンドラ」の箱の中に封印されたいのか?]
[いえ…]
[それでいい]

___私はアイツに復讐を果たすと誓ったものの、アイツを見ると、どこか懐かしい感じがしてならない 時にはアイツの心配をしてしまう時がある___
___僅かに、だが、アイツを性欲の対象と認識してしまう時がある___
___…私の中で何かが、ゆっくりと、しかし確実に変わってきている___
___勿論、私は魔物ではない、人でもない、さらに言うと、まだアレは未体験だし、オ○ニーもした事がない___

[私はどうなってしまうんだろう]
などと、呟きながら、自分の部屋の椅子に座りながら考えていた…

そして計画実行の時が来た…

10/10/24 23:43 Meivel

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神の生活、というものは、意外にも人間達と同じ、という事でした
ゼウスも自分のお仕事はするし、疲れた時は休むし、婚活もしていた、という事です
因みに、ゼウスのお仕事は、世の中の調和、だったような気がします
[エロ魔物娘図鑑・SS投稿所]
まろやか投稿小説ぐれーと Ver2.33