連載小説
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奇跡と共に・・・・・・・・・・
{(あ〜あ.....捕虜になるチャンスだったのに・・・・・)
    抵抗しなければ良い偵察活動の拠点を敵から提供されたのに・・・}
            
                     ザバサの迷言(WWU時)


蛇とはただ噛みつくだけではない…何かしらの毒を残す……

毒を持つ蛇は全体の約25%、しかし毒蛇の数は多い

(最後のあれは…エキドナの毒か何かだな……)

そう思ったのが私のこの世での最後の思考・・のはずだった、


(んん? 死か・・思ったより楽だったかな?)

そう意識が戻り頭の中でそう思う私が居た

(気絶させられて起きるときはイキナリ起きずに周りを探る、まあ、あの世
 では意味は無いが……一応な)

そう感傷に浸りながら私は周りの様子を探った、

(・・・・上半身裸、下半身は無事、顔面にはガスマスク、どこかに転がされ ている模様、そして、今のところ無音......)
           
私は自分の状況が分かった上で感じたことがあった

(どうやら私は丁重な扱いを受けている気がする…)

私の転がされている所は柔らかく裸の上半身には戻ってきた感覚と共に何か布

の様なもので怪我を治療した感じがあった、

(地獄に行くと思ったが・・・天国に来ちゃったのか?)

そう思いながら私は考えた

(・・・・と言うか、死んでたら怪我とか関係ないのでは?)

そう考えた私は目を少し開いて辺りを見わたした、

すると目の前に・・・・・・

「くう.....くう..........zzzzzzzzzzzzzzzz................」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

声を出す間もなく、驚きによる沈黙が私を支配した、

(・・・・・・エキドナ? 私を殺した後力尽きたのか?)

どうやら私は私を殺したはず(私の思い込み)のエキドナと共にベッドで寝て

いた、

(まあ、それはないか…エキドナは魔物だからな)

用は魔物は簡単には死なない、そう思うと私は生きていた事を確信して直ちに

逃げようとベッドからそっと起きようとした

(生きていたのもそうだが、コイツが寝ていたのも幸いだな)

そう思いながら私はベットから起き上がろうとしたのだが・・・・・・

(んん!? 手が動かない…あれ? 体も動かないぞ? ああん? 何で?)

そう不思議に思った私は目を見開いて自分の体を見た

(ああ…これではな……)

そう思った私が見たものとは、私の体に巻きつきながら眠るエキドナの姿で

あった、どうやら柔らかいと思ったものはエキドナの蛇腹であった

(・・・・・これでは手も足も出ないな、)

そう私は思った、武器が無い上にエキドナに巻きつかれている状態

いくらエキドナの魔力を削ったとしても巻きつきの威力に影響はないだろう

私はとりあえずエキドナが目覚めるまで何もしない方が良いと踏みそのまま

じっとしていた

(蛇腹って・・以外に心地よいものだな、)
                
                   ……その様なことも思いながら


私の意識が戻って一時間位・・・・・・

「んん・・ん〜......」

エキドナが目を覚まし始めた

「おい 起きろ! 二度寝するんじゃない!」

そう言って私は起きかけのエキドナを起こした、私は熟睡している最中のエキ

ドナを起こすのは避けた、理由は熟睡から起こされて極度に機嫌を悪くして、

絞殺される可能性があったからである

(今の状態では到底勝ち目はないからな)

「んん〜うるさいのう…」

(あ〜あ〜・・意外にも寝起きはだらしがないのだな)

「おら! 寝るな! 早く私の体から離れてくれ!」

そう思いながら私はエキドナをたたき起した

「んもう! 五月蠅いやつじゃな…このまま絞殺してやろうか!?」

「お前のその柔らかい蛇腹では無理だろう?」

そう言った私に対してエキドナは

「なら我の腹部で窒息させてやろうかのう?」

と言い返したエキドナに対し私は

「勘弁してくれ、今の私には抵抗する力はない……」

・・・と、私はとりあえず戦いの意思がないことを伝えた

そう言うとエキドナは

「まあ抵抗しないのなら我はこのまま喰ってしまいたいのじゃが、そう言うわ けにいかん」

そう言うとエキドナはシュルシュルと私の体から離れた、

(どうやら…私は死なずに済んだようだな、あと純潔も死守出来たようだ)

そう思うと私は奥のキッチンに向かうエキドナに尋ねた

「エキドナ・・私を殺さなかったのか?」

あの状態に陥った戦い・・ある意味正当な勝敗が一番重要だった、

お互いある意味殺すつもりで戦っていた、私がエキドナを殺さなかったのは

自分の意志がそうしたことだ……

「我は一度お主に殺さるはずだった所を見逃された、そんな事をされた我がお 主を殺しては我の面目が立たぬであろう」

その様なことを言ったエキドナに対し私は

「だが…最後に私が倒れたのはお前が私に火の玉を直撃させた時に
 仕組んだ毒か何かのせいだろう?」

私は推測していたことを確かめるためにエキドナを揺らしてみた

「なっ……」

エキドナは驚いた顔で私を見た・・そしてそこに私は追い打ちをかけた

「誰にだって分かるさ・・私は立ち上がれないお前を立たせたのだぞ?その
 私があのタイミングで倒れるわけない、たかが刀を一振りしただけだぞ?」

私はそう推測していた、確かに刀一振り程度では体力もそこまで消費しない

そして毒をか何かを帯びさせるタイミングは・・・唯一直撃したあの攻撃以外

にあり得ない

「我はお主を殺そうとしていたのじゃ、その様な事をしても良いだろう!」

そう言うエキドナの顔は何とも言いきれなさそうな顔をしていた

(やっぱり…エキドナの仕業か)

そう思いつつも私は言った

「私は別に気にしてはいない・・戦いでは良くあることだ、
  最後のあの決闘も私から提案したものだ…自業自得だ……」

自業自得・・戦うものにとって一番いけないことである

毒か何かを注入されたのに気づかずに決闘を挑んで相手の毒か何かにやられる

完全に私の作戦負けだった

「自業自得ではない! あれは、我の…我の……」

そう言い返してきたエキドナの顔は今にも泣きそうだ、正当な戦いを行えな

かった自分が許せなかったのだろう・・

実際エキドナは自分が殺されることを前提に戦っていたはず

しかし、私が殺さずに刀を突き付けた瞬間に私が倒れ、

そしてエキドナが勝った・・はたから見れば完全に卑怯である

「お前は俺を殺そうとしたのだろう? だがお前は怪我した私の治療をしてくれた挙句私が冷えないように私の体を自分自身の体で温めてくれていた殺す気だったら私をあのままほっとけば良かったはずだ」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

そう言う私にエキドナは潤んだ目をしながら黙った

「初めはお前から逃げる戦いだった…だが互いの強さを確かめ合う戦いになっ た」

そう…私は初めエキドナ求婚されそこから逃げる・・・と言う理由で

私はエキドナと戦っていた、しかし互いに戦うたびに互いの強さを認め合い競

い合った、

「お互い、不器用じゃな」

そう言うエキドナはキッチンから紅茶を持ってきた

「カチャ......」

机に置かれるティーカップの音が響く

「とりあえず飲むがよい」

そうエキドナに言われた私だが、

「・・・・あ、ああ」

未曾有の恐怖に襲われた・・・・・・

私はエキドナと出会ったときにミランダさんの紅茶の秘密を暴露された…

この時私は魔物は紅茶などに砂糖代わりに媚薬を入れるものだと思っていた

私には媚薬は効かないらしいが・・・・今の疲労状態なら聞いてしまうかも

しれなかった、その様な恐怖に襲われていたのだが

「大丈夫じゃ、変な物なぞ入っていないぞ」

そうエキドナに言われて私は安心して紅茶に口を付けた

(さすがに嘘はつかないだろう、あれだけの事で泣いてたし)

そう思いながら私は紅茶を飲んだ

※ガスマスクには飲料を飲むためのストローが付いています(本当)


少し紅茶を飲んだ後・・・・・・

「エキドナ…」

「何じゃ? ザバサ?」

私は意識が戻ってから気になっていた事を聞いた

「これから私をどうするのだ?」

そう聞いた私にエキドナは
         
「お主があのまま刀で切っておれば毒があったとしても勝てなかった、
 お主の勝ちじゃ…ミランダの村帰って良いぞ」

そうエキドナは言ってきた

「そうか、分かった」

そう言うと私はおもむろにガスマスクを顔面から外した、

エキドナとは、あの様な結果だったが、互いに死力を尽くして戦った相手だ

(最後に顔くらいは見せておくのが礼儀だろう)            

                     ……そう私は思った

「ふふふ・、ずいぶんと老けた顔じゃのう?」

そうエキドナに言われた

「ふっ、仕方ないさ…昔からこのような顔つきだ」

そう私は言い返した・・・・・・・・

実は私はこの世界に来たときからガスマスクを付けていて、村に居た時もずっ

と付けていた、正直この世界で私の素顔をまともに見たのはエキドナが初めて

であろう

(ふう・・久しぶりの爽快感)

                 ・・・・・・そう私は感じた

「しかしお主・・治療した時に見たのじゃが・・・顔も老けているが体も少し たるんでいるのう?」

「・・・まあ、見かけはたいして関係ない・・と言うことだ」

実際、私の体はお世辞にもスマートとは言いずらかった、それどころか腹すら

割れてはいなかった

「で・・お主、帰るなら早く帰った方が良いぞ」

そうエキドナに急かされた

(……実際に私の帰る場所は村では無いがな)

そう思っていた私はある事を思った

(……エキドナって…魔力……凄いよな)

そしてそう考えた私はエキドナに聞いた

「エキドナ、帰り際に1つ聞きたいことが」

「何でも聞くがよい」

そう・・少し名残惜しそうにエキドナは言った

「お前…次元移動の魔法は使えるか?」

そう・・私はエキドナの魔力ならもしかしたら・・・と思っていた

そして、私の問いにエキドナは少し考えてから言った

「・・・出来ぬ事はない・・じゃが・・・・・・」

私はエキドナの言葉を聞いて少しの間意識が飛んだ・・だが

「今の状態では魔力が足りなくてのう」

「魔力が足りない?」

私は疑問に思ってエキドナに問い返した

「そうじゃ、回復はするはずじゃが」

「じゃあ回復するまで待てばよいか」

そうボソッ言った私にエキドナが

「ちと・・それは無理ではないかのう?」

「どういうことだ?」

「実はのう・・・・・・(説明中)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・..................」

「そう言うことか」

エキドナの話はこうだ・・・・・・

魔力は極少量でも残っていれば自動的に回復するが、完全に使い切ると中々回

復しないらしい、また次元魔法を使うには完全に魔力が回復しないと難しいら

しく、魔力が完全に回復するまで今の状態では数十年・・・下手したら数百年

掛ってしまうと言われた、

(・・・・・・自業自得だ....)

私は落胆していた・・・・・・

奇跡的にも見つけた次元魔法の使える者を自分自身でその魔法を長期間使えな

いようにしてしまった・・その時私は後悔に後悔を重ねていた

しかし捨てる神あれば拾う魔物もあり、落胆する私にエキドナが

「じゃがのう・・一つだけ魔力を早く回復させる方法があるぞ」

そう私に言ってきた

「どんな方法だ?」

私はエキドナの言ったことに喰い付いた

「精液・・じゃのう」

そうエキドナは言った

「・・・・精液か....」

(さすが魔物だな…)

        ……そう私は思った

「ちなみに、我はお主の精液しか受け付けぬぞ!」

そして、そうエキドナは言ってきた

(・・・・何か・・はめられている気がする)

そう思った私だが、元居た世界に帰りたい、だが・・純潔を維持したい

「なあ? それって、やらないとダメなのか?」

「もちろんじゃ」

そうすかさずエキドナにそう言い返された

(・・・・エキドナの事はとても好いている・・・だがな)

私は何故貞操観念が強いのかと言うと・・私は戦いのにおいて性欲は戦闘の妨

げになる事を悟っていた、なので一度女性の体を味わうとますます性欲が強く

なる・・・と恐れていた、なのに・・・魔物とやるなんて下手したら性欲ビン

ビンとインキュバスになってしまい戦闘がまともに行えなくなってしまう可能

性がある・・そしてもう1つは

「エキドナ・・その、何というか・・純潔か?」

「もちろんじゃ」

そう聞く私にエキドナは即答した

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

(・・・・駄目だこりゃ・・)

純潔をいただいたら責任を取らなくてはならない・・だが帰る為には・・・・

その時私はその様に悩んでいた


悩み始めて約10分・・・・・・

「早いとこ決めぬか?」

私はエキドナに決断を迫られていた

「エキドナ、お前とやったら私は、その…インキュバスになるのか?」

そう聞いた私にエキドナは

「インキュバスにはなりはせん、あれはサキュバスとやった場合じゃ」

(勘違いだったか、分かって良かった)

そう私は思ったが、念のためエキドナに聞いた

「ではお前とやっても性欲ビンビンになったりはしないのか?」

「それはお主次第じゃな」

「そうか……」

(用は欲(性欲)に支配されなければ……と言うことか)

「どうじゃ? 我とする気にはなったかのう♪」

嬉しそうにエキドナは聞いてきた

もうひとつの問題がある、責任をとると言うこと……用は結婚する羽目になる

しかし帰れたとしたら私の居る部隊では多数の女性部隊員が・・・

訳は省略するが、私のいる部隊の女性隊員達とは夫婦以上の関係を持っており

結婚などの愛の独占行為を私は避けていた

(まあ、結婚を否定するわけではないが)

無論その隊員達を全身全霊をもって私は愛した

隊員達も分かってくれた、自分以外にもその様な者がいようとも、愛は独占

するものではないと分かっていてくれていた

(それがエキドナは理解してくれるだろうか?)

その思いが唯一エキドナとの壁であった

そして私はエキドナをあっちの世界につれて行き部隊員にしようと考えていた

(・・・・聞かなくては始まらないか)

そう思った私はエキドナに尋ねた

「エキドナ…1つ分かってほしいことが……」

「どんな事じゃ?」

そう言うエキドナに

私は…極限状態まで心を落ち着かせ話した、意思が打ち勝つように……

「エキドナ・・私がこの世界にの者ではない、経緯はミランダさんから聞いて いるはずだ、省略するぞ」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

エキドナは黙りながら私の話を聞いていた

「あっちの世界には私と夫婦以上の仲の女性が沢山いる、無論私は全員を全身
 全霊で愛している…そして、向こうもそれを分かってくれている」

そう私が話すと

「用はお主は愛の独占するものではない……と申したいのじゃろう?」

そうエキドナがいきなり言ってきた

「・・・あっ、ああそうだ」

私は驚いてそれしか言えなかった

「我は少し他の魔物とは違うが一応これでも魔物じゃ、性欲が強く沢山の男性 と交わる種族、まあ中には夫婦になる者もおるが我らにとって他に女子がお るのは問題ない重要なのは愛じゃ」

そう言いきってくれた

(・・・・問題ないな・・)

そう私は心の中で静かに歓喜した

「分かってくれるのか?」

そう聞く私にエキドナは

「今言った通りじゃ」

そう強く言ってくれた

「そうか…それは良かった……」

そう言う私にエキドナが

「それで…どうするのじゃ?」

そう分りきった顔でエキドナは言った

私は決心した・・だが

「そうだな・・エキドナ・・・私の・・・・・・・・・・・・・・

私としたことが若干恥ずかしくなってしまい言葉が詰まってしまった

そう私が言い終わらない内に

「我が生涯お主の傍におる」

エキドナが先に言ってしまった

「……感謝する」

実は私は言うのが恥ずかしくなり傍に居てくれと言う勇気が無くなっていた

そんな私の状態を分かってくれたのかエキドナから言ってくれた

(奇跡的だな…このエキドナとの遭遇は……)

そう私は思った・・・・・・



そう思って10秒後・・・・・・

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

二人の間に沈黙が走る…先ほど話していたのがウソのようだ

「善は急げって知っているか?」

そう聞いた私に

「知らないぬが…意味は理解できるぞ?」

そうエキドナが答えた

「私は童貞だ……そう言うことには詳しくないのだ、お前にすべて任せる」

「我だってそんなに詳しくないぞ? まあ、お主よりは詳しいと思うがのう」

そう言うとエキドナは私の腕を引っ張って地底湖へ続く道へ歩いて行った

「・・・ベットではないのか?」

いくら無知な私でもこう言うことは良くベットでやる……と言うことは位は

知っていた

「お互い初めての経験じゃ……感慨深いものにしたいじゃろう?」

「まあ…そうではあるが……」

そうエキドナに聞かれて私はそう答えるしかなかった

(しかし…何処へ行くのだろう?)

そう私は思いながらも私はエキドナに引っ張られて行くことにした


しばらくエキドナに引っ張られて行くと・・・・・・

案の定エキドナと戦った地底湖に着いた

(ずいぶんと荒らしたな)

私はM72やグレネード等の攻撃の後を見ながらそう思った

「エキドナ…何処まで行くつもりだ?」

「もう少しじゃ…」

そう聞いた私にエキドナはそう言った、そうやってエキドナに引っ張られてい

く内に地底湖の中心・・用は水がわき出ている所に着いた

「ここか?」

そう私が聞くとエキドナは

「そうじゃ」

そう答えた

「そうか・・・」

そう言いながら私は水に手を入れてみた

「んん! 温かい」

お風呂よりはぬるいが30度くらいはある

「そうじゃろう、ここから温泉がわき出ているのじゃ」

そこからは確かにそこの方から温泉がわき出ていた

出てきた温泉は地底湖の冷水と混ざり若干ぬるい温泉と化していた

(蛇は水場を好むと聞くが)

「ここでやると?」

そう聞いた私に

「そうじゃ、ここは我のお気に入りでのう」

そうエキドナは言ってきた

確かに地底湖の中心で見渡しも良いしちょうど温かい所が岩で囲まれて

少し大きめの風呂になっていた

「・・・そうか」

実はその時私にはいくつか不安になっていた事があった・・が

「何じゃ? いきなり静かになりおって、かわいい奴じゃのう? ふふふ..」

そう言うとエキドナはいきなり私に襲いかかってきた

「おわ!? 少し落ち着け!」

そう言う私の意向も無視してエキドナは私に絡みついてきた

(魔物の…本性が現れたな……)

そう思う私に

「我は長い間この時の為に我慢しておったのじゃ! 落ち着いておれるか!」

そう言いながらエキドナは私を温泉の中に押し倒した

(やはり…はめられたかな?)

「ゴッ…ゴフッ......」

私はエキドナの胸の中でもがきながら必死で息を吸っていた

「恐がらなくても大丈夫じゃ…すぐに良くなるからのう」

そう言うとエキドナは口に何かを含み

「ん・・・ジュルル〜・・・ジュ・・・ジュ・・・・パッ・・・・・・・・」

私がこの世に生を受けて初めてのディープキスと共にエキドナが含んだ物も

一緒に流し込まれた・・・私は吐き出そうとしたが、エキドナの長い舌で、

強制的に飲まされてしまった

「ゲフッ・・エキドナ・・・何を飲ませた?」

「これじゃ」

そう聞く私にエキドナが小さな小箱を出した

「それは!」

私の中で物凄い悪寒が走った・・その小箱はミランダさんがくれた

{大変な時に使ってください}、と物凄く嫌なことを企んだ顔で渡されたものだ

(・・・・媚薬だな)

私はそう思った、そして的中してしまった

「これはのう…
 ミランダ特製の媚薬にアルラウネの上質な蜜を混ぜて作った・・・・・・

「用は超強力な媚薬」

私は{毒を食らわば皿までの}精神で先に言った

「そう言うことじゃ♪」

エキドナは嬉しそうに言い、そして怪しくほほ笑んだ

(さて…効くのか効かないか……)

私は心の中でそう思いながら媚薬の効果を疑っていた


媚薬投与3分後・・・・・・

「まったく、このような物を飲ませなくとも」

「まあ良いじゃろう?」

私はエキドナに温泉の中で絡まれながらその様な事を話していた

「まだ媚薬の効果は現れないが?」

そう言う私は体が少し熱を持ってきた物の

体が疼く様な事にはなっていなかった

「おかしいのう? アルラウネの蜜だけでも大変なことになるのじゃが」

そうエキドナは不思議がっていた

「やはり私には媚薬が効かないのかもな」

そう私が言うとエキドナは

「ならば少し薬の回りを良くしてみるかのう?」

                 ・・・・・・と言い

私の履いていた戦闘服のズボンを下ろし私の股間をさらけ出した

「・・・・エキドナ? 少し早くないか?……」

そう聞く私に対して

「このままでは時間の無駄じゃ」

そうエキドナは答えると

尻尾で私以外に触れたことのない股間に絡みつき、上下にしごいてきた

「ちょっと待て! まだ……」

「うるさい!」

そう言う私に対してエキドナが一喝すると

「ん・・ジュル・・ジュジュ〜・・・・ジュ.........」

ディープキスで口をふさがれた、私の股間をしごく音が洞窟内に響く・・・・

(・・・・ん・・何か体が軽く疼いてきた)

そう思った私だがエキドナは段々エスカレートしている

私の息子をしごく淫らな音が・・速さが・・・増している

(正直…辛抱たまらん)

私の中でも性欲と言う快感に飲み込まれようとしていた

「ふふふ♪ ほほほ♪ そうじゃ! その顔じゃ!我はお主その、あわれも
 ない姿を我は見たかったのじゃ!」
                            
(私が・・・あわれもない姿に?)

私は初めての体験とあってかあわれもない姿になっているらしい、どうやら

媚薬は肉体よりも精神的に効く物だったらしい、私の貞操観念は今の状態では

完全に保てて居なかった

(・・・あ・・・・kか・・・・・・・やめ・・・・・・・・・)

私の思考は快感によって制御できなくなっていた

「ふふふ…もうすぐ気持ち良くなるぞ」

そうエキドナが言うと…しごくスピードが一層早くなった

(・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・)

私には快感しか感じる物は無かった

(・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・く・・・る・・・・・)

そう私が思った瞬間

「・・・あ・・あ・・・・・ぁぁぁぁ......」

                 ・・・・・・射精してしまった

「ほう、これがお主の精液・・・ふむ、極上の物じゃ」

そう射精させた本人は私の体から離れ、尻尾の先端に着いた私の精液を舐めて

いた

「はあっはあっ...」

媚薬+エキドナのテクニックで搾り取られ、私は若干だが疲れを見せた

(・・・射精したおかげか? 意識は正常になったな)

どうやらあの様なことをしなければ意識を制御できるらしい

「ふふふ、さてと…良い感じになってきたのう♪」

その様な事をエキドナ言っている

「少し…待ってくれ……」

私は心を落ち着ける時間が欲しかった

たぶん次の段階で私は童貞を捨てているだろう

その為の覚悟はできているが…少し時間が欲しかった

何故なら・・たぶん普通の性交では済まないと思ったからだ

「良し、大丈夫だ」

そう私が言うとエキドナは

「そうか…では始めるとしようかのう?……」

と言いながら私の体に再度巻きついてきた

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

私はこれから起こることの為、心を落ち着けた

「なんじゃ? まだ緊張しておるのか? あれだけ乱れさせたのじゃが」

エキドナは若干呆れた感じで言った

「すまないな、立ち直るのは…早いのでね」

そう言う私にエキドナは

「そうか、なら・・・こちらの立ち直りも早いと良いのじゃが?」

そう言いながら私の股間を指差してきた

「どうやらそっちの方は立ち直りが悪いらしい」

私の股間は先ほどの件で半立ち状態に陥っていた

「そうか、それは残念じゃのう」

そう残念そうにほほ笑むエキドナを見た

(・・・・美しい)

私は自分に絡みつくエキドナの姿が先ほどに比べ美しさに磨きがかかっていた

水にぬれて、少し幸薄そうに笑い、自分の体に巻きつく・・・・・・

私のストライクゾーン・・・無論、私の股間はMAX状態になった

「ふふふ、口ではあの様な事を言っておるが、こっちの方も立ち直りが早いの う?」

そう笑うエキドナに私は言った

「ふっ、お前が美しく見えた、それが要因さ」

「ふふふ、うれしいことを言うのう♪」

そう言うとエキドナは奮起状態の私の股間を持つと自分の膣の入り口に掛けた

「入れるが…本当に良いか?……」

「聞く立場が逆だろ?」

そう言うと私は

「入れてよいか?」

そう聞きなおした

「ふふっ、入れても良いぞ♪」

「意地悪な奴だ」

そう解答を受けると

「いくぞ…」

「こい…」

私はエキドナの膣に息子を差し込んだ

「あ…ああ……」

その様な声と共に私の息子がエキドナの膣に入り込む・・・・・・

「くっ・・・あっ・・ああぁぁ・・・・・・・・・・・」

エキドナは破瓜と共にうめき声を上げた

エキドナの膣からはそれを象徴するように真っ赤な血が垂れてきた

「エキドナ、大丈夫か?」

私はこう言うことになると知ってはいたが

エキドナが痛そうにするのを見て不安になった

「ふふふ、お主は意外と怖がりじゃのう? 我の事は心配するな、我はずっと この瞬間を待ちわびていたからのう」

私はそうエキドナに言われ安心と同時に快感が襲ってきた

「エキドナ、もう少しゆっくりやってくれ」

そう言う私に絡みつきながらエキドナは腰を激しく振っていた

「ほほほ、一度痛さを克服すれば後は大丈夫じゃ、さてと・・・・・・
 今まで我慢していた分…この場で消化させてもらうぞ!」

エキドナはそう言いながら腰の振りをさらに激しくした

(まずい! 思考…精神が……)

私はエキドナのあまりに激しい性交によってもたらされる快感によって

またもや思考の制御ができなくなっていた

「ふふふ、お主、またあどけない顔をしておるぞ♪」

どうやらエキドナは私を屈服させている感覚に喜んでいるらしい

(・・・で、出る)

私はエキドナの超絶性交で早くも二度目が出そうだった

「ん? どうした? もう出してしまうのか?」

そう言うとエキドナは先ほどまで激しく振っていた腰を止め、

自分の膣で私の息子を根元まで飲み込むと、その状態で制止した

(・・・が・・・・・・・・・・・な・・・・・・・・・・・・・・・・)

射精の瞬間だった私はこれまでに無い快楽に飲み込まれていた・・だが、

射精したくともエキドナの膣がきつく私の息子を締め付け…射精させなかった

(・・ん・・・・・・お・・・・・・が・・・・・・・な・・・あ・・・・)

私は射精の瞬間の快楽を強制的に味あわされながらエキドナに言われた

「我はこの程度では満足せぬぞ! イク時は・・一緒じゃ・・・・・・」

(・・・・・・・・・・・・・・・・し・・・・・・・・・・・n・・・・)

そうエキドナに言われて私の思考は途切れ、エキドナと共に快楽に飲み込まれ

て行った・・・・・・


繋がってから1時間経過・・・・・・

「んん〜、お主の物は最高じゃのう〜」

そう言いながらエキドナはゆっくりと腰を動かしている

(・・・・・・m・・・・・・・・・・・・・・r・・・i・・・・・・・)

繋がってから5時間経過・・・・・・

「ほ〜、お主はこの辺りが良いのじゃな」

エキドナは絶えずに探りながら腰を振る

(・・・・・・h・・・・・・・・・・・・d・・・s・・・・・・A・・)

繋がってから12時間経過・・・・・・

「んっ・・・・・ああ・・・・・・・・・・・・・・」

エキドナは軽く喘ぎながら腰を・・・(以下略)


繋がってから1日・・・2日・・・3日・・・4日・・・・・・

蛇は何日もかかって交尾すると言う、それはラミア種のエキドナとて例外では

なかった、私は何日も射精時の快感のままエキドナに犯され続けた


繋がってから約5日・・・・・・

「ああっ! ああああぁぁぁぁぁぁ・・・くっ・・来る!・・・・・・」

そうエキドナが言うと今まで私の息子を締め付けていた膣が痙攣し、

私の息子に最後の刺激と射精の許可を与えた

「へ・・・へあ・・あっ・・ああっ・・・・・・・・・・・」

(・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・z・・)

とてつもなく長く続いたエキドナとの初体験は長さの割にあっけなく終わった

そう、私の思考と共に・・・・・・


終了から約5分・・・・・・

地底湖に静けさがが走る

「これ! ザバサ! 早く起きぬか!」

(・・・ん? ああ、生きた)

そう私を起こすエキドナと初体験で死の淵を体験した私が居た

(どうやら…思考は元に戻った)

そう思いながら私は横で若干腰のあたりが痙攣しているエキドナを見た

「・・・大丈夫か?」

普通先ほどの状態から推測すると聞く役が逆である

「初めての体験じゃ、腰が…抜けたような感じじゃ」

「私も同じような状況だがな」

約5日間、私達二人は交わった・・・二人の初体験として

まあ、完全に私はエキドナの思うがままに犯されてしまったが

「どうだ? 立てるか? エキドナ」

そう言うと本来なら間違いなく立てないはずの私がエキドナに肩を貸している

「お主は大丈夫なのか?」

そう不思議そうに聞くエキドナに

「私は撃たれ強いんでね」

そう私は答えた

「そうか、お主は絶倫じゃのう♪」

(まあ、犯されて間は思考が働かなかったがな)

そう思いながら私はエキドナの肩を貸しながら

エキドナの家へと向かって行った

「ほれ、とりあえず横になっていろ」

「すまんのう」

私は腰の抜けかけているエキドナをベットに横たえながらキッチンに行った

「エキドナ、腹は空いているか?」

私はとりあえず5日分の食事・・・とは行かない物の

腹がすいたので作って何か食べようと思った

「少しな・・・しかし、お主は料理が出来るのか?」

そう不思議そうに聞いたエキドナに対して

「多少はな・・少なくとも一通りの事は出来る」

そう答えた

「ならたのむぞ」

「了解した」

私はキッチンで適当な材料を見つけ調理しようとした

「なあ…エキドナ……」

「何じゃ? どうかしたのか?」

私は気になっていたことがあった

「エキドナ・・最後私は・・その、お前の中に・・・・・・」

「そうじゃが・・どうかしたのか?」

私の心配事は・・・・・・

「エキドナ、妊娠・・するのか?」

そう聞く私にエキドナは

「たぶん今回だけでは妊娠せんじゃろ」

「・・・!? と言うと?・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


「コンッコンッコン.........」

包丁の音が響く

「エキドナ、火はどうすればよい?」

私の居た村のキッチンでは下に薪を使うタイプだったが、ここのキッチンには

薪をくべる穴が存在しない

(もちろんこの世界にはガスコンロは存在しないはずだが)

「そこの引き出しに紅色の結晶体があるじゃろ? そう、それじゃ」

「これか?」

私はその結晶体をコンロらしき穴に入れた

「ボッ...」

火がついた・・・・・・


「ジュ〜ジュ〜....ジュ.................」

炒め物の調理音が響く

「エキドナ、どれくらいで使えそうだ?」

「そうじゃのう・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


「カンッカンッ...」

さらに料理を盛る音が響く

「エキドナ〜出来たぞ〜」

そう言うと私はエキドナのいるベットに運んだ

「まあ・・あり合わせだが、食えないことはないはずだ」

「ふむ・・いい香りじゃ」

そう言うと二人は料理を食べ始めた、私は食べながら今後の事を考えた

先ほどエキドナから聞いたが、妊娠の件については安心した

どうやらエキドナは強い男(精子)を求めて体の機能が進化して

人間の女性にも付いている精子の選別器官の判断基準が相当厳しいらしい

しかも最低でも同じ精子を三回入れてデータを取らせないといけないらしい

また簡単な射精でとれる貧弱な精子では駄目らしく、先ほど行った

とてつもなく長い性交で、良く熟成させた物でないとパス出来ないらしい

(用は最低でもあの様な性交をあと3回行わないといけないらしいな)

「ん〜、お主の料理・・中々いけるのう」

そうエキドナは感激してくれていた

「そうか、ありがとう」

私は少し恥ずかしくなった

次元魔法についてだがどうやら予想外の射精量と精子の質だったらしく

あとは抜けかけた腰が治れば出来ると言われた

「ごちそうさま」

私は言いながら食器を片づけていた

「エキドナ、腰の具合は?」

「ん〜・・もう大丈夫じゃ」

「そうか、それは良かった」

私は心の中で安心と喜びを覚えた

これであっちの世界にエキドナと共に帰れる

(・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あ・・・・)

私は物凄〜く重大なことに気がついた、

エキドナの名前を知らなかった・・今の今までエキドナと種族名で呼んでいた

私は今後傍に居る者の名前を知らないと言うのはあまりにも酷過ぎると思った

「エキドナ…そう言えばお前の名前聞かされていないのだが……」

そう私がと申し訳なさそうに聞くと

「我は名前を持っておらぬ…
 我のパートナーとなった人物ににつけて貰おうと思っていてのう」

そうエキドナは言ってきた・・・・・・

「・・・私がつけるのか?」

「そうじゃ」

私はそう言われて若干困った、どのような名前を付ければよいか?

私には皆目見当もつかなかった

「エキドナ・・・希望とかある?」

そう聞いた私に

「お主のつけた名に意見はせぬ…じゃが……なるべく可愛い名をたのむぞ」

そうエキドナは顔を赤くしながら言ってきた

(・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・)

私は悩んだ挙句・・・・・・

「エキドナ、向こうの世界に着いたら良い名を考える」

取りあえず私は保留した

「分かった、良い名を頼むぞ」

「任せてくれ」

そう言って私はエキドナの名付け親?・・・と言う大役を回された

(・・・出来たら早いとこ帰りたいのだが)

その様に思っていた事が顔に出ていたのか

「ふふふ、お主・・早く帰りたいようじゃな?」

そうエキドナに言われた

「ん・・・まあ、本音はな・・だが、お前の準備が出来てからで良い、
 帰してくれるのならばな」

そう言う私にエキドナは

「何をいまさら言うのじゃ? 我とお主…生涯傍に居ると誓ったじゃろ」

                  ・・・・・・そう言ってくれた

「すまない、そうだったな」

私は安堵した

「さて…ではそろそろ行くかのう?」

いきなりエキドナが言った

「え? もう行くのか?」

私はいきなり言われたので驚いた

「そうじゃ、お主が早く帰りたそうだったからのう……」

「しかし、ミランダさん達に挨拶くらいしなくては」

そう言う私にエキドナは

「我が何時でも連れてこれるはずじゃ…取りあえずは先に帰る事の方が良いと 思うがのう?」

私はエキドナに言われて思った

(そうか。戻ろうと思えばいつでも・・・しかし、あっちの世界の隊員は何も 知らないしな)

そう私は結論づけ

「エキドナ、お前は良いのか?」

そう私が尋ねると

「我はお主さえ居ればよい」

そう言ってくれた

「ん…照れるな……」

そう言うと私はお礼代わりとしてエキドナに抱きついた・・・・

「ふふふ、お主・・・出会えてよかったぞ」

(・・・・やはり・・奇跡的な遭遇だ)

そう思いながら私はあっちの世界に戻る準備を開始した

私は戦闘服を着て防弾ベスト&防弾ヘルメット、そして武器一式

「エキドナ、さすがにコレは無理か?」

私は来た時から一緒の装甲車をさすった、

「大丈夫じゃ、我だったら村ごと移動させることもできるぞ」

その様なとんでもないことを軽く言ってきた

「そうか…格納完了!」

私はエキドナの元に行った

「準備は出来たぞ、エキドナ」

「そうか・・では行くぞ」

そう言うとエキドナは魔術の詠唱を始めた

(お・・おお・・・・エキドナの目が光って怖い)

そう思いながら私は詠唱中のエキドナただじっと見守った


5分位詠唱した頃だろうか・・・・・・

「ザバサ、お主が初めてこの世界に来た位置はミランダの村から少し離れたと
 ころか?」

「そうだ」

私はエキドナの言う通りに答えた

「確かに次元移動の後らしきものはあるのじゃが…少し違うのう」

そう言うエキドナに私は少し不安になった

「問題あるか?」

そう私が聞くと

「問題ない、移動先の世界は・・・ジパング? かのう?」

そう不思議そうにしているエキドナに

「一部がジパング見たいだったら間違いは無いだろう」

そう私は言った

「分かった・・でお主、どこら辺に移動すれば良いか?」

移動場所の選択を迫られた

(元居た場所はマズイ・・・・となると)

私は考えた結果

「エキドナ、私のコレの上についている棒が巨大化したものを載せている
 白い大きな船は見えるか? 海にあるはずだが」

そう私装甲車の上の自動てき弾銃を指差しながらが聞くと

「んん〜、少し大きくて、一本ではなく二本付いているいる物ならあるぞ、
 白い大きな船じゃが、」

そうエキドナが言ってきた

「それだ! そこに送ってくれ」

私は確信した・・・隊員達が乗っていると・・・・・・

「分かった、すぐに着くからのう」

そうエキドナが言うとエキドナは詠唱を早くして

その瞬間白い光に包まれて・・・・・・


「バンッ.........................」←装甲車

「おおっと・・・・・・・・・・・・」←私

「ふっ・・・・成功じゃ・・・・・・」←エキドナ

          ・・・・・・一瞬でこんな感じで目的地についていた


(わぁお・・感無量!)

「・・・・・・隊長?....」

船に居た特殊部隊員の様な恰好をした隊員に言われた、

どうやら着いた場所はヘリ甲盤らしい

「ん! 今帰ったぞ」

「・・・・・・ご無事の用で・・・なによりです」

「ん・・まあ・・・・大体無事かな?」

この船に居る者達はイマイチ現状がつかめないようだ、皆あぜんとしている

「おい! 今帰還した、結果報告は?」

そう私が言って放心状態から解放されたのか

「はっ! 隊長! 作戦は大成功でした! 以上っ!」

「やけに短いな」

そう私が思っていると

「た・・隊長・・・・こちらの方は?」

必死で平常心を保とうとしているのか、エキドナの事を聞いてきた

「ああ・・彼女は・・・我々の新しい隊員だ」

「は? 新入りですか?」

そう聞く隊員に

「違う! スカウト隊員としてだ!」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

隊員たちは全員何かが吹っ飛んだように黙りこくった

そんな中・・・・・・

「うふふふふふ、隊長も面白い隊員を連れてきたわね?」

「おう! 久しぶりだな副隊長殿!」

そう副隊長と呼ばれる人物がその様なことを言いながら

エキドナに近づいてきた

「エキドナさんでしたっけ? これからよろしくお願いしますね?」

「ふふふ、よろしくのう」

そう二人だけの世界を作っていた

「ほら! お前たちも副隊長を見習え!」

「はっ!」

そう言うと隊員達はエキドナの元へゆきこれからの共鳴する同士として

あいさつに行った

(・・・・・・奇跡的な遭遇・・・この能力も悪くないな)

そう私は思いながら船に搭載されている35mm連装機関砲に登り

この先の未来のことを考えた・・隊員達とエキドナの声を聞きながら・・・・




{私は・・・・戦いにおいて正しき意志からなる主眼を持たぬものから・・・
  殲滅する・・・・それはただの殺人鬼だからだ・・・・・・・・・・・}
      
                    ザバサの迷言(WWU時)

10/09/02 15:10更新 / クロニカル
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■作者メッセージ
色ごとの話をしてしまった理由・・・・・・

「・・・・でそんな感じでだ・・・・・・・・・・・」

「ほ〜・・・・・・・・・」

「で・・・・この後は・・・・その・・・・・色の話・・・・
  だから・・・な・・・・・・・・・・」

そうザバサはヘレーナに忠告している・・・・・・・・・・

「艦長!続けてください!・・・・・・・・・」

「いやいや・・・・お前にはちと刺激が強すぎる・・・・・・・」

「大丈夫です!・・・・続けてください!・・・・・・・・・」

ヘレーナは身を乗り出して来た・・・・・・・

「分かった分かった・・・・・・・どうなっても知らないぞ・・・・・・・」

「ありがとうございます!・・・艦長・・・・・・」

「で・・・・・え〜・・・あれは・・・・・・・・・・・」

(・・・・他の者に初体験を話す羽目になるとは・・・・・・・・・・・)

食堂にザバサの初体験の話が響く・・・・・・・・

ザバサが話した後ヘレーナは顔を赤くして黙り・・・・・・

ザバサは精神的に追い詰められたとか・・・・・・・・・

無論エルナとフレイヤは酔いつぶれて寝ています・・・・・・・・・・・・

***********************************
やっと終わった・・・すみません・・・私Hなこと書くの苦手なんです

(Hな事は無しを前提に考えていました・・・・・・・・)

次はだれの回想にしようかな・・・・・・

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