11日目(下)
どうにかなだめて勉強させる事に成功した。
相変わらず、言った事は割と守ってくれる。
…そろそろ一時間経つので、集中力が切れ始める頃だろうが。
とりあえず、多少の間を置けて良かった。
とにかくもう、色々とヤバかった。
とろんとして焦点の合ってない瞳に、上気した頬。痴態を見られたという恥じらいと何をされるのかという期待が籠った表情…
ギリギリ我慢できたが、襲う寸前まで行ってしまっていた。
いやまぁ、実際襲ったところで問題は無いだろうが…
とにかく、そんな簡単にヤってしまっては、どうも負けた気がして面白くない。
どうせなら、懇願するまで焦らしてから…
「いやいや…何考えてんだ」
「何か言ったか?」
口から洩れてしまっていたのか、小首を傾げて尋ねてくる。
「何でもねーよ」
「なんだよ〜、さっきみたいに構えよ〜」
「うっせ。完全に集中力切らしたな」
「でも、ちゃんと進んでるぜ?少なくともケントよりは」
「は?」
「いや、お前途中からペン動いて無かったぜ」
…そう言われてみると、少しばかりハルの事を考え込んでいたかもしれない。
「もしかしてさぁ…」
四つん這いになりながら、ゆっくりと寄ってくる。
ぺろりと舌を舐める様子が艶めかしい。
「オレの事、考えてたんじゃねーの?」
「…悪かったな」
「お?あっさり認めるんだな」
視線を少し下げると、重力に引っ張られた服の隙間から、薄い水色のブラが見える。
そして、その中に微妙に桃色の突起が…
「鼻の下伸びてんぞ」
「…」
「な〜あ〜?どこ見てたんだよ〜?」
パタパタと胸元を揺らし、挑発してくる。
何も言えずにただ顔を背けると、すぐ傍まで来たハルが体を預けてくる。
その感触に愚息がテントを張りそうになるのを必死に堪えるが、だんだんと体温が上がっていくのが分かる。
「ちょっと頑張ったんだしさ…『ご褒美』、ちょっとぐらいくれても良いだろ?」
「おい、ハル…」
注意しようとした瞬間、手を股に押し付けられる。
ほんのりした温かみと、ねっとりとした湿り気が指先に伝わってくる。
「なぁ…もう本当に、ガマン出来ないんだって…♡」
そのまま淫らに腰を動かし、俺の手で自慰を始める。
「おまっ」
「も…我慢とか、♡無理っ♡」
ぐっと顔を引き寄せられ、唇を重ねられる。
「っ、はっ…♡ぁっ…ちゅっ…ぁん♡」
「んぐ…」
「ケントのっ、ベロ、おいひっ♡」
小さい舌が口腔に滑り込み、舌の表面を擦り合わせて快楽を貪ろうとする。
腰は動かしながらも俺の腕を使い強引にショートパンツをずり下ろし、下着の中に手を導いていく。
生温くぬめったそこは、とろとろとした愛液を分泌し続けている。
指を少し動かすと簡単に指が滑り込み、きゅうきゅうと肉壁が締め付けてくる。
堪えきれなくなり、その場で押し倒す。
唇が離れ、息を荒げたハルと見つめあう形になる。
「ケント…」
子供が抱っこを求めるように手を伸ばしてくる。
「抱いてくれ…」
「っ、ハルっ!」
乱暴に服を脱がし、自分も全裸になろうとした…
その瞬間。
「ケントー。ごめんね昨日帰れなく…て…」
ドアが開き、我が家の魔王が現れた。
「だ、大丈夫か?」
ようやく意識を取り戻して体を起こしたケントに声をかけてみる。
「…何か脳がシェイクされた気がする」
どうもケントのお母さんは無理矢理しているように見えたようで、物凄い勢いでビンタをしていた。
何度か会った事があるので事情を(といっても魔物になったという事だけ)説明すると、男なんてヤる事しか考えてないケダモノだから気を付けなさいとだけ言って出ていった。
しばらく気絶していたぐらいだから、余程の衝撃だったのだろう。
「じゃあ、今日はもう休んどけよ。一応」
「ん〜…そうした方がいいか。悪いな」
わしゃわしゃと頭を撫でまわされる。
こいつは俺の事をペットか何かとでも思っているんじゃないだろうか。
体が女子になったのだから、もう少しこう、別な対応があってもいいんじゃないかと思う。
「あぁ、そうだ」
何を思ったのかゴソゴソと服を脱ぎだす。
しかもあろうことかそれを手渡してきた。
「…何、これ」
「これで夜オナっていいぞ」
「は、はぁ!?」
「まぁ、それは冗談とし…」
無意識に匂いを嗅いでしまい、何やってんだとでも言うようなケントと目が合う。
「…まぁ、使うならご自由に」
「つ、使うか!」
多分無理だ、絶対使ってしまう。
「あ、それとだ」
「…なんだよ」
今度はなんだろうか。どうせろくでもない…
「明日から、色々荷物持って来とけ」
「…?なんで」
「お前、明日から俺の家に泊れ」
「はい!?」
相変わらず、言った事は割と守ってくれる。
…そろそろ一時間経つので、集中力が切れ始める頃だろうが。
とりあえず、多少の間を置けて良かった。
とにかくもう、色々とヤバかった。
とろんとして焦点の合ってない瞳に、上気した頬。痴態を見られたという恥じらいと何をされるのかという期待が籠った表情…
ギリギリ我慢できたが、襲う寸前まで行ってしまっていた。
いやまぁ、実際襲ったところで問題は無いだろうが…
とにかく、そんな簡単にヤってしまっては、どうも負けた気がして面白くない。
どうせなら、懇願するまで焦らしてから…
「いやいや…何考えてんだ」
「何か言ったか?」
口から洩れてしまっていたのか、小首を傾げて尋ねてくる。
「何でもねーよ」
「なんだよ〜、さっきみたいに構えよ〜」
「うっせ。完全に集中力切らしたな」
「でも、ちゃんと進んでるぜ?少なくともケントよりは」
「は?」
「いや、お前途中からペン動いて無かったぜ」
…そう言われてみると、少しばかりハルの事を考え込んでいたかもしれない。
「もしかしてさぁ…」
四つん這いになりながら、ゆっくりと寄ってくる。
ぺろりと舌を舐める様子が艶めかしい。
「オレの事、考えてたんじゃねーの?」
「…悪かったな」
「お?あっさり認めるんだな」
視線を少し下げると、重力に引っ張られた服の隙間から、薄い水色のブラが見える。
そして、その中に微妙に桃色の突起が…
「鼻の下伸びてんぞ」
「…」
「な〜あ〜?どこ見てたんだよ〜?」
パタパタと胸元を揺らし、挑発してくる。
何も言えずにただ顔を背けると、すぐ傍まで来たハルが体を預けてくる。
その感触に愚息がテントを張りそうになるのを必死に堪えるが、だんだんと体温が上がっていくのが分かる。
「ちょっと頑張ったんだしさ…『ご褒美』、ちょっとぐらいくれても良いだろ?」
「おい、ハル…」
注意しようとした瞬間、手を股に押し付けられる。
ほんのりした温かみと、ねっとりとした湿り気が指先に伝わってくる。
「なぁ…もう本当に、ガマン出来ないんだって…♡」
そのまま淫らに腰を動かし、俺の手で自慰を始める。
「おまっ」
「も…我慢とか、♡無理っ♡」
ぐっと顔を引き寄せられ、唇を重ねられる。
「っ、はっ…♡ぁっ…ちゅっ…ぁん♡」
「んぐ…」
「ケントのっ、ベロ、おいひっ♡」
小さい舌が口腔に滑り込み、舌の表面を擦り合わせて快楽を貪ろうとする。
腰は動かしながらも俺の腕を使い強引にショートパンツをずり下ろし、下着の中に手を導いていく。
生温くぬめったそこは、とろとろとした愛液を分泌し続けている。
指を少し動かすと簡単に指が滑り込み、きゅうきゅうと肉壁が締め付けてくる。
堪えきれなくなり、その場で押し倒す。
唇が離れ、息を荒げたハルと見つめあう形になる。
「ケント…」
子供が抱っこを求めるように手を伸ばしてくる。
「抱いてくれ…」
「っ、ハルっ!」
乱暴に服を脱がし、自分も全裸になろうとした…
その瞬間。
「ケントー。ごめんね昨日帰れなく…て…」
ドアが開き、我が家の魔王が現れた。
「だ、大丈夫か?」
ようやく意識を取り戻して体を起こしたケントに声をかけてみる。
「…何か脳がシェイクされた気がする」
どうもケントのお母さんは無理矢理しているように見えたようで、物凄い勢いでビンタをしていた。
何度か会った事があるので事情を(といっても魔物になったという事だけ)説明すると、男なんてヤる事しか考えてないケダモノだから気を付けなさいとだけ言って出ていった。
しばらく気絶していたぐらいだから、余程の衝撃だったのだろう。
「じゃあ、今日はもう休んどけよ。一応」
「ん〜…そうした方がいいか。悪いな」
わしゃわしゃと頭を撫でまわされる。
こいつは俺の事をペットか何かとでも思っているんじゃないだろうか。
体が女子になったのだから、もう少しこう、別な対応があってもいいんじゃないかと思う。
「あぁ、そうだ」
何を思ったのかゴソゴソと服を脱ぎだす。
しかもあろうことかそれを手渡してきた。
「…何、これ」
「これで夜オナっていいぞ」
「は、はぁ!?」
「まぁ、それは冗談とし…」
無意識に匂いを嗅いでしまい、何やってんだとでも言うようなケントと目が合う。
「…まぁ、使うならご自由に」
「つ、使うか!」
多分無理だ、絶対使ってしまう。
「あ、それとだ」
「…なんだよ」
今度はなんだろうか。どうせろくでもない…
「明日から、色々荷物持って来とけ」
「…?なんで」
「お前、明日から俺の家に泊れ」
「はい!?」
14/01/08 00:51更新 / ポレポレ
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