ファーストコークス少年とホルスタウロス
ーーオークション会場の屋敷・1階101号室ーー
ショタ・オークションでは、落札者にはサービスとして屋敷内の一室、通称“味見部屋”が貸し出される。利用するかは自由であるが、使わない者はまずいない。
何故なら落札者である魔物娘達がやることはただ一つ。それは商品である少年、いや“夫”となった男の体を一刻でも早く味わうことであるからだ。
「「………………」」
ファーストコークス少年を破格の1500万ゴールドで落札したホルスタウロスの少女、カナ・マロンフルール。この二人もまた、与えられた一室にて早速二人きりの時間を過ごしていた。
「うふふ。緊張してるの？」
「う、うん……」
少女に話しかけられ、ぎこちなく返事した外ハネ赤茶髪の少年。照れ笑いを浮かべ、顔が赤いが、無理もないことだ。
綺麗な長い黒髪をサイドテールにした目の前の少女。優しそうだが彼よりもちょっと大人びいて、今まで見てきた女性の中でとびっきりに美しく、そして何より胸部がとても豊満であった。
「………」
「うふっ♪」
少年がチラチラとそのとても大きな胸を見やるが、ホルスタウロスは怒るどころか、嬉しそうに笑みを浮かべ、両耳と長い尻尾をピコピコと動かす。
「ね」
「わっ!?」
ベッドに座っていた少年の隣に座るカナ。
「私、貴方のこともっと知りたいの」
「ぼ、ボクのこと……？」
「そ♪」
少女はにっこり微笑む。
「私達はもう夫婦なんだよ？」
「え……ええぇっ!?」
けれども、事態を呑み込めない少年は素っ頓狂な声を上げる。
「ぼ、ボク達まだお互いの名前さえ知らないんだよっ!? キミが誰だって分からないのに!!」
「貴方はファーストコークスくん。私はホルスタウロスのカナ・マロンフルール。
ね、これで知らない人同士じゃなくなったでしょ？」
「あ…」
笑顔でそう言い切られ、少年は言い返せず黙るしかなかった。
「お互いの名前は分かったね。でも、まだまだ知りたいことはいっぱい。だからもっとお話しましょ？」
「う、うん…」
一対の角と長い尻尾、白黒の斑の体毛で覆われた毛深い下半身に両足の蹄。このように少女の容姿は人ではないが、彼を虐待したあのロン毛の男と違い、不思議と信頼に足る存在である気がした。美しいが同時に人懐っこそうなホルスタウロスの見た目は、少年の傷ついた心にも警戒を抱かせなかったのだ。
その後、二人は寄り添いながらお互いの身の上を話し合った。
ファーストコークス少年は炭鉱夫の家の生まれであり、暮らしは貧しい上、両親も既に他界してしまったこと。
他に頼りになる親戚はおらず、他の炭鉱夫達と共にただ黙々と毎日朝から夕方まで働くも、最近はそんな生活に疲れつつあり、段々嫌気が差しつつあったこと。
そして、ある時その貧しく辛い暮らしを奴隷商人達による誘拐によってさらに悪いものへとさせられかけたこと。
一方、カナは牧場に生まれ、やり手の父親の手腕により牧場の経営が軌道に乗り、何不自由なく生活を送ってきたこと。
それだけでなく両親から愛情を受け、友人にも恵まれたが、“夫”だけは今まで見つけることは出来なかったこと。
だが、この度ファーストコークス少年を見つけるにあたり、運命の人だと直感し、高額で落札したことを告げた。
「大変だったのねぇ……」
目を閉じ、しみじみと少年の生涯に想いを馳せるホルスタウロス。
「カナちゃんと違って、ボクは……独りぼっちだった」
「寂しかった？」
「うん」
カナの問いに少々憂いを帯びた笑みを浮かべ、少年は頷く。
「でも、やめたくてもやめられなかった。だって、そういう生き方しか知らなかったから」
「………………」
美しくも神妙な顔で少年の話に耳を傾けるカナ。金銭にも衣食住にも不自由せず、優しく温かい家族に囲まれて育ったカナとはあまりにも対照的な暮らしだった。
「あっ……」
そんな少年の肩にホルスタウロスは微笑みを浮かべて寄りかかる。
「寂しくないよ」
「えっ？」
「貴方は独りぼっちじゃない。だって私がいるもの。ね？」
「………………うぅ」
思いも寄らない言葉だが、それが少年の傷ついた心に届き、彼は涙を流した。くしゃくしゃに顔を歪めて泣く彼を、少女は無言で抱き締めたのだった。
「落ち着いた？」
「……うん」
ひとしきり泣いた後、今度は少年の方が少女の肩にもたれかかっていた。
（良かった♥）
泣いてすっきりしたのか、少年は朗らかに笑った。それがホルスタウロスはたまらなく嬉しくーー
（……可愛い♥♥）
そして魔物娘の本能が疼いた。
（!?）
朗らかに笑っていた少年だが、少女が急に胸を押し付けてきたため驚く。
「ちょっ」
「……モウ♥」
牛っぽい甘い声で鳴くと、少女は少年の驚きにも構いはせずベッドに優しく押し倒す。
「あっ……」
「♥」
純朴でも、そこは年頃の少年。押し倒され、少女の爆乳を押し付けられたせいでズボンの股間は盛り上がっていた。
「……っやめてよっ」
それが大いに恥ずかしくてたまらなかったのか涙目で懇願する少年。しかし、それは発情したホルスタウロスを刺激するだけだった。
「キミが悪いんだよ？」
「えっ」
「あんな優しくてあったかい笑顔見せられたら、私ガマン出来ない♥」
少年と少女の心温まる触れ合い。それが少年の傷ついた心を癒やしたのだが、少女はさらにその先を望んでいた。そう、心だけではなくーー
「ほら♥」
「!?」
肉体の繋がりを。少女は魔物娘の本能に従い、愛する男との性交を望んだ。
その肉体の昂りを示すかのように少女の両乳房は疼き、服の上からでも分かるほどに甘い母乳を滴らせ始めていた。
「おっぱい触ってよ♥」
慈愛に満ちた少女からの悪魔の囁き。先ほどから一転、今の姿は淫魔にしか見えない。
「………！」
自分でも何故だか分からない。分からないが、少年は無意識に少女の胸を服越しに掴み、揉んでいた。
「んっ…♥」
初めて他者に触れられるその敏感な双丘は、手の動きに合わせて形を変える。“夫”に触れられたその快感は大変なもので、ついつい甘い声が漏れてしまう。
（……！ スゴイ……柔らかいや………）
手が止まらない。少女の悩ましい反応を見れば尚更だ。
そんな少女の反応を見る内、少年は興奮し、初めて湧き上がる強烈な衝動に我慢出来なくなった。そして、彼の普段の性格からは考えられない行動に出てしまう。
「あっ♥」
雌牛美少女の下半身の毛と同じ、白黒斑模様のぴっちりと胸に貼り付いたシャツ。彼女に許可もなく、少年はそれを捲くり上げ、そのかなり大きくも美しい乳房を露出させてしまう。そして露わになった片方、左乳房にすぐさま吸い付く。
「う、んうっっ♥」
その途端、ホルスタウロスの脳内には快感の電流が流れ、ビクンと体を反応させる。
「ふーっ…ふーっ………んむむっ……」
「んんっ♥ いいよぉ……もっと強く吸ってぇ♥♥」
豊満な爆乳を乱暴に吸われながら、雌牛美少女は甘い声でそうねだる。未知の快感に息を荒げながらも、つたない愛撫を行う少年を愛おしそうに見つめている。
「ハァッ……ハァッ………!!」
少年の方も興奮のあまり息を荒げ、本能のままに目の前の女体を弄る。
（………っ！）
何故こうなったのか。何故こうしているのか？ しかし、そう思ったのは最初だけ。今やそんなことは最早どうでもよくなっていた。
これが性欲だということすら少年には自覚はなく、そもそもそうだという知識すらない。ただ目の前の乳房を思うがまましゃぶり、滲み出る乳汁を飲むことだけしか考えられなくなっていた。
「ああん♥ 激しいよぉぉ♥♥」
「ジュッ、ジュルルッ、ジュブッ！ ジュルルルル！」
少年は目を大きく見開きながら、乳房を狂ったように激しく吸う。愛撫と呼ぶには乱暴過ぎる、ただ己の性欲に任せた暴走。男性の根源的な欲求の一つに、今少年は支配され、衝き動かされていた。
しかし、ホルスタウロスの少女は痛がるどころか、むしろ快感を感じ、くねくねと体を悩ましげに揺らしている。
「んっんっ……」
快感の高まりによるものか、両乳房の乳首からは止めどなく甘く濃厚な乳汁が滴り落ちる。一滴でも零すのはもったいないとばかりに、少年は喉を鳴らし、それらを飲み続けた。
「あぁ……」
初めは微笑ましく見守っていた雌牛美少女だが、今は少年の為すがまま欲するがまま、ただ乳を舐めしゃぶられ揉みしだかれるばかり。そして向かい合っていたはずの二人だが、いつの間にかホルスタウロスの少女がベッドに押し倒され、覆い被さった少年はただ本能の赴くままにつたない愛撫を繰り返している。
「あっ……」
「♥」
そして、意識せず股間の膨らみをグリグリと少女の股間に擦り付ける形となっていた。
「君も立派な男の人なんだね♥」
とても嬉しそうにカナは呟く。
「………………」
性知識のないと思われた少年。しかし、興味がなかったかと言えば嘘になる。
「知ってるかな？ やり方」
「………………こうかな」
炭鉱夫達の荒々しく下品な会話から得た、とても薄く断片的な知識だが、それらをなんとか頭の中で整理する。
とても恥ずかしかったが、少年は主人となる少女の求めに応じ、ズボンを脱いで分身を露出する。
「わあ♥」
見た瞬間、歓喜の声を上げる少女。小柄ながら筋肉質な少年の体からいきり立つそれは体躯から考えれば大きく、きちんと皮も剥けていた。
「だ、大丈夫？ 小さくないかな？」
「うぅん、大きさなんて気にしないよ♥ 愛しいアナタのものだもの♥」
屈託のない笑顔を見せるホルスタウロスの姿に、少年は安堵する。魔物娘にとって、夫となる男性の基準は顔の美醜や男性器の大きさには左右されない。
今回はたまたま大きかっただけで、別にファーストコークス少年が短小包茎であろうと、カナは別に軽蔑したりしない。
「ね、こっちも脱がして♥」
「う、うん」
全裸になってもらった御礼とばかりに、ホルスタウロスは少年に自身のズボンと下着を脱がせるよう促す。
「………っ」
愛撫と同じく慣れぬつたない手際で少女のズボンと下着を剥ぎ取ると、初めて見る雌の花園が現れた。包むものがなくなったホルスタウロスの汗ばむ股からは、甘ったるい独特の性臭が立ち上ると共に、性を知らぬ少年に衝撃を与える。
「これが女の子の一番大事な所だよ♥」
「………」
そう恥ずかしそうにカナに告げられ、ファーストコークス少年はゴクリと生唾を飲み込む。
白黒の斑の毛に覆われた脚と異なり、彼女のそれは陰毛が生えていなかった。陰唇も薄く、割れ目もぴったりと閉じたものであった。
「ここまで見せたからには、もう責任取ってもらうしかないね♥
さあ、アナタのそれを私のここに…挿れて…♥」
艶っぽく微笑むカナは尻尾で自らの秘部を指し示す。少年のつたない前戯ではあったが、それでもよくほぐれて迎え入れる準備は出来ていた。
「……！ いっ、いくよっ」
つい先ほどまではこうなるなどと微塵も思わなかったが、後悔はない。ファーストコークス少年はホルスタウロスの少女の求めるまま、怒張した自らの分身をその濡れそぼる可憐な秘部へ一気に突き挿れた。
「っ！ ああああっ！」
ブチブチと薄皮を突き破るような感触と共にカナの下腹部に痛みが走る。少女は切なげな悲鳴を上げ、覆いかぶさる少年に手足を絡めた。
「!? だ、大丈夫っ!? 股から血が出てるよっ！」
「これはね、私達が大人になったっていう証なんだよ。今、私達は一人前の大人になれたんだよ」
期せずして大人の階段を駆け上ったファーストコークス少年。しかし、真っ先に感じたのは快楽でなく、少女を心配する労りの心であった。
少女は目尻に涙を浮かべ息を荒くしながらも、逆に破瓜を喜んでいた。その証である痛みに耐えながら、気丈に笑みを浮かべて少年に語りかけた。
「だから私は大丈夫…♥」
「ほ、ホントに？」
「ホントだよ♥」
カナは両手で少年の頬を撫で、そしてキスする。
「んっ、んぷっ、んっ……」
「ん、うふっ、ん…」
ホルスタウロスは温厚だが魔物娘の端くれ。処女であろうと今日性を知ったばかりの少年などよりも余程上手くキスが出来る。
「ぷぁ…」
唇と舌を交え、大人のキスを堪能する両者。しかし少年には刺激が強すぎたようで、両者の口が一旦離れると、とろんとした顔で口端から涎が幾筋も流れている。
「キスはキモチよかった？」
「うん…」
夢見心地な様子で返事する少年。しかし、魔物娘の性交はこんなものでは当然済まない。
「痛みも引いてきたから、いっぱい動いていいよ♥」
牛の両耳をピコピコ動かしながら、ホルスタウロスは艶っぽく微笑む。
「うんっ！」
「アァン♥」
段々と理解してきたのか。少年はカナにリードされるまでもなく、その豊かな乳房を乱暴に鷲掴みし、覆いかぶさったまま腰を動かす。その腰の動きと愛撫は初体験らしい稚拙さの極まったものだったが、同じく性交初体験である少女に鋭敏な快感をもたらした。
「ふあぁ、スゴイよぉお！ もっとおっぱい乱暴にしてぇ♥♥」
同じく、少年も声すら上げられないほどの快感に翻弄されていた。ホルスタウロスの少女の肉付きの良い尻にひたすら腰を打ち込み、鋼鉄のように硬くなった自身の肉竿を抜き差しする。
一突きごとに、中のヌメヌメとした襞に包まれ、ビリビリとした快感の電気信号が少年の脳を駆け巡る。つい先ほどまであった労りの心も今は消え失せ、ただ少女の媚肉を肉竿で蹂躙し、より肉の快楽を貪るだけだった。
「ジュッジュビビッジュルッジュブバッ!!!!」
さらには少女の豊満な乳房も乱暴に揉みしだき、しゃぶり、時に乳首を甘噛みし、下品極まる音を立てながら中の乳汁を吸いつくさんばかりに飲む。その姿はつい先ほどの心優しい少年の姿からは考えられない変貌ぶりだった。
「スゴイよぉお♥ スゴイよぉお♥ こんなエッチな人が私の旦那様なんてぇぇ♥♥」
しかし、カナは乱暴に犯され、荒々しく胸を揉まれ吸われながらも、嫌がるどころか雌穴から淫らな汁を、両乳房から母乳を噴き出し、少年を褒め称える始末であった。
「もっと私のおっぱいもオマンコもいじめてよぉぉ♥ その熱々オチンポで私の子宮口に焼印して、君専用の乳牛にしてぇぇ♥♥」
さらには、お嬢様とはとても思えぬ淫らな隷属宣言までしだす。彼女は夫婦関係の意味を履き違えているのでは思うほどだ。
「………ッッ!!」
けれども、そんな一際淫らな宣言は、猿のように激しく腰を振って肉竿を媚肉に突き刺し、魔物娘との性交の快楽を貪る少年をさらに興奮・発情させる結果に終わった。
そんな容赦ないピストンも、今はすっかりほぐれて柔らかくなった肉穴が受け止め、包み込んだ。人間ではありえないほどに名器であるそれは、初めての性交に悶え喜ぶ肉竿に強烈な快楽を齎す。
「アァァァァん♥♥」
痣が出来そうなほどグリグリと腰を打ち付け続けた少年は、ホルスタウロスのそんな懇願を叶えるかの如く、熱き肉竿の先端を子宮口に埋めーー
「うっ…うぅっ!! もう、でっ出ちゃうぅぅぅぅッッ!!!!」
「アッ!! アッアッ……アァァァァァァァァ♥♥♥♥」
そのまま少年の睾丸から送り込まれた熱き白濁の洪水を少女の子宮の中へ容赦なく流し込む。その勢いは凄まじく、文字通りの子宮の奥に叩きつけられる『放水』であったが、少女は痛みどころか脳が焼き切れそうな快感だけしか感じなかった。
ホルスタウロスはビクビクと体を痙攣させ体を弓なりに反らせ、股間からは愛液と潮を、両乳房から乳汁を噴き出す。そんなあられもない痴態を見せながら嬌声を上げ絶頂した。
「はぁっ、はぁっ……」
深々と突き刺さった肉竿から音が出そうなほどに大量に吐き出された精液は、少女の愛液と混ざり泡立ち、結合部から多量に漏れ出ている。恐るべきは十代前半の若さで、初射精とはいえ数十秒も続いたことだ。
「……♥」
快楽と疲労から、少年はホルスタウロスの体に倒れ込む。しかし、カナはとても愛おしそうに受け止め、少年の頭を撫でる。
「うふふ、ありがとう♥ とってもキモチよかったよ…♥」
「ぼ、ぼくも……」
「もう疲れちゃった？」
「ちょ、ちょっと休ませて…」
息の荒い少年は精根尽き果てたといった様子で、二回戦はすぐには無理なようだ。とはいえ、いくら性欲の有り余る年齢でも、性交初体験なら仕方ないと言えるが。
「じゃ、それならこうしようか♥」
「わっ!?」
ホルスタウロスは急に起き上がるとベッドに正座し、少年の頭を載せて膝枕する。
「これで落ち着けるでしょ♥」
「あ…♥」
柔らかい太ももに寝かされる少年の頭の上にぶら下がる乳房。
「うふふ♥」
甘い乳汁の滴るそれを、口に含むのは当然のことであった。
「んっんっ……」
「さっきより上手になってきたね♥」
艶っぽく笑いかけるカナ。一度膣内射精したことで落ち着いたのか、少年は先ほどと違いがっついて飲まず、恍惚の表情ながらも相手のことを思いやる労りの心が伝わる。
「美味しい？」
「ん♥」
少年はそう問われ、口に右乳房を咥えながら返事する。
「良かった♥」
“夫”にそう言われ、ホルスタウロスの少女はとても悦んでいた。
「落ち着いてきたみたいだね。ね、このまま聞いて」
「？」
「君には私と結婚して、新しく開く牧場を一緒に経営して欲しいんだ♥」
「！」
「夫婦となれ」と言われて戸惑いの気持ちも晴れぬまま交わりにもつれ込んだわけだが、まさか牧場の共同経営者になれと言われるとは思ってもみなかった。
「でも、僕は炭鉱夫だ。牧場のことなんて何も知らないよ…」
「新しく牧場を開くと言っても、正確にはすぐじゃなくて、その予定があるってだけ。
今の私と同じで、しばらくうちの両親の下で従業員として働いて、ある程度経験を積んでからかな？」
「ああ、なるほど…」
いきなり経営のことなど言われても分からない。だから、修業期間があると言われた方がむしろ安心した。
「今の仕事よりはきつくないと思うけど…」
「……よろしくお願いします」
なし崩し的に夫婦になってしまったが、少年は受け入れた。
「うふふ♥ きっと受けてくれると思ってた♥
ふつつか者ですが、これからよろしくお願いしますね。私の旦那様♥」
カナはファーストコークス少年の顔を覗き込み、にっこり笑った。そしてその笑顔を見て、少年は改めて気づいた。
（ああ、そうか。僕はーー）
既にこの子の虜になってしまっていたのだとーー
「ん、なぁに？ どうしたの…」
それを自覚した少年の心、そして下半身は昂ぶった。
「あらぁ♥ そろそろ元気が戻ってきたかな？」
性欲・精力増進の効果のあるホルスタウロスの母乳を飲んだことにより、少年の下半身にまた勢いが戻る。
「ふぅっ、ふぅっ……！」
「まだまだ出来るよね？ じゃ、続きしよっか♥」
ホルスタウロスは興奮した少年に再び押し倒され、その怒張した熱き肉竿を突き挿れられる。性欲に任せた単調だが容赦ないピストンであるが、ホルスタウロスは悦び、ただ夫の獣欲にその身を任せた。
正常位から後背位、騎乗位と体位が変わるが、少年は少女の乳房に吸い付き、その母乳を啜り、揉みしだくことは忘れなかった。
会場を出立したカナとファーストコークスは、カナの生家である牧場へと帰った。
両親はカナが伴侶となる少年を競り落としたことを喜び、ファーストコークス少年を家族として迎え入れてくれた。
「よかった。気に入ってもらえて」
「うんうん」
カナの部屋で、二人は頷き合った。
「疲れちゃったなぁ…」
「え〜、もう寝ちゃうのぉ？」
不満そうなカナであったが、何か思いついたらしくいたずらっぽく微笑む。
「おっぱい吸えば元気になるよね？」
そうして上着を脱ぎ、豊満な乳房を露出する。既に両乳首からは母乳が滴りつつあった。
「……ゴクッ」
それを見た少年は喉を鳴らし、一気に眠気が吹っ飛んでしまった。
「さ、吸ってよ♥」
「……！」
ファーストコークス少年は無言で妻に抱きつき、一心不乱に乳を吸い始めた。そして、下半身にぶら下がる肉竿もまた、すぐさま天高くいきり立った。
「まだまだ元気じゃない♥ じゃ、しよっか♥♥」
ズボンと下着を手際良く脱ぎ捨て、全裸となったカナは濡れそぼった股を開いて見せつける。
「アァン♥♥」
当然、我慢出来るはずがない。少年はホルスタウロスをすぐさま押し倒して鋼鉄の如き肉竿をぶちこむと、正常位で犯し始めたのである。
ショタ・オークションでは、落札者にはサービスとして屋敷内の一室、通称“味見部屋”が貸し出される。利用するかは自由であるが、使わない者はまずいない。
何故なら落札者である魔物娘達がやることはただ一つ。それは商品である少年、いや“夫”となった男の体を一刻でも早く味わうことであるからだ。
「「………………」」
ファーストコークス少年を破格の1500万ゴールドで落札したホルスタウロスの少女、カナ・マロンフルール。この二人もまた、与えられた一室にて早速二人きりの時間を過ごしていた。
「うふふ。緊張してるの？」
「う、うん……」
少女に話しかけられ、ぎこちなく返事した外ハネ赤茶髪の少年。照れ笑いを浮かべ、顔が赤いが、無理もないことだ。
綺麗な長い黒髪をサイドテールにした目の前の少女。優しそうだが彼よりもちょっと大人びいて、今まで見てきた女性の中でとびっきりに美しく、そして何より胸部がとても豊満であった。
「………」
「うふっ♪」
少年がチラチラとそのとても大きな胸を見やるが、ホルスタウロスは怒るどころか、嬉しそうに笑みを浮かべ、両耳と長い尻尾をピコピコと動かす。
「ね」
「わっ!?」
ベッドに座っていた少年の隣に座るカナ。
「私、貴方のこともっと知りたいの」
「ぼ、ボクのこと……？」
「そ♪」
少女はにっこり微笑む。
「私達はもう夫婦なんだよ？」
「え……ええぇっ!?」
けれども、事態を呑み込めない少年は素っ頓狂な声を上げる。
「ぼ、ボク達まだお互いの名前さえ知らないんだよっ!? キミが誰だって分からないのに!!」
「貴方はファーストコークスくん。私はホルスタウロスのカナ・マロンフルール。
ね、これで知らない人同士じゃなくなったでしょ？」
「あ…」
笑顔でそう言い切られ、少年は言い返せず黙るしかなかった。
「お互いの名前は分かったね。でも、まだまだ知りたいことはいっぱい。だからもっとお話しましょ？」
「う、うん…」
一対の角と長い尻尾、白黒の斑の体毛で覆われた毛深い下半身に両足の蹄。このように少女の容姿は人ではないが、彼を虐待したあのロン毛の男と違い、不思議と信頼に足る存在である気がした。美しいが同時に人懐っこそうなホルスタウロスの見た目は、少年の傷ついた心にも警戒を抱かせなかったのだ。
その後、二人は寄り添いながらお互いの身の上を話し合った。
ファーストコークス少年は炭鉱夫の家の生まれであり、暮らしは貧しい上、両親も既に他界してしまったこと。
他に頼りになる親戚はおらず、他の炭鉱夫達と共にただ黙々と毎日朝から夕方まで働くも、最近はそんな生活に疲れつつあり、段々嫌気が差しつつあったこと。
そして、ある時その貧しく辛い暮らしを奴隷商人達による誘拐によってさらに悪いものへとさせられかけたこと。
一方、カナは牧場に生まれ、やり手の父親の手腕により牧場の経営が軌道に乗り、何不自由なく生活を送ってきたこと。
それだけでなく両親から愛情を受け、友人にも恵まれたが、“夫”だけは今まで見つけることは出来なかったこと。
だが、この度ファーストコークス少年を見つけるにあたり、運命の人だと直感し、高額で落札したことを告げた。
「大変だったのねぇ……」
目を閉じ、しみじみと少年の生涯に想いを馳せるホルスタウロス。
「カナちゃんと違って、ボクは……独りぼっちだった」
「寂しかった？」
「うん」
カナの問いに少々憂いを帯びた笑みを浮かべ、少年は頷く。
「でも、やめたくてもやめられなかった。だって、そういう生き方しか知らなかったから」
「………………」
美しくも神妙な顔で少年の話に耳を傾けるカナ。金銭にも衣食住にも不自由せず、優しく温かい家族に囲まれて育ったカナとはあまりにも対照的な暮らしだった。
「あっ……」
そんな少年の肩にホルスタウロスは微笑みを浮かべて寄りかかる。
「寂しくないよ」
「えっ？」
「貴方は独りぼっちじゃない。だって私がいるもの。ね？」
「………………うぅ」
思いも寄らない言葉だが、それが少年の傷ついた心に届き、彼は涙を流した。くしゃくしゃに顔を歪めて泣く彼を、少女は無言で抱き締めたのだった。
「落ち着いた？」
「……うん」
ひとしきり泣いた後、今度は少年の方が少女の肩にもたれかかっていた。
（良かった♥）
泣いてすっきりしたのか、少年は朗らかに笑った。それがホルスタウロスはたまらなく嬉しくーー
（……可愛い♥♥）
そして魔物娘の本能が疼いた。
（!?）
朗らかに笑っていた少年だが、少女が急に胸を押し付けてきたため驚く。
「ちょっ」
「……モウ♥」
牛っぽい甘い声で鳴くと、少女は少年の驚きにも構いはせずベッドに優しく押し倒す。
「あっ……」
「♥」
純朴でも、そこは年頃の少年。押し倒され、少女の爆乳を押し付けられたせいでズボンの股間は盛り上がっていた。
「……っやめてよっ」
それが大いに恥ずかしくてたまらなかったのか涙目で懇願する少年。しかし、それは発情したホルスタウロスを刺激するだけだった。
「キミが悪いんだよ？」
「えっ」
「あんな優しくてあったかい笑顔見せられたら、私ガマン出来ない♥」
少年と少女の心温まる触れ合い。それが少年の傷ついた心を癒やしたのだが、少女はさらにその先を望んでいた。そう、心だけではなくーー
「ほら♥」
「!?」
肉体の繋がりを。少女は魔物娘の本能に従い、愛する男との性交を望んだ。
その肉体の昂りを示すかのように少女の両乳房は疼き、服の上からでも分かるほどに甘い母乳を滴らせ始めていた。
「おっぱい触ってよ♥」
慈愛に満ちた少女からの悪魔の囁き。先ほどから一転、今の姿は淫魔にしか見えない。
「………！」
自分でも何故だか分からない。分からないが、少年は無意識に少女の胸を服越しに掴み、揉んでいた。
「んっ…♥」
初めて他者に触れられるその敏感な双丘は、手の動きに合わせて形を変える。“夫”に触れられたその快感は大変なもので、ついつい甘い声が漏れてしまう。
（……！ スゴイ……柔らかいや………）
手が止まらない。少女の悩ましい反応を見れば尚更だ。
そんな少女の反応を見る内、少年は興奮し、初めて湧き上がる強烈な衝動に我慢出来なくなった。そして、彼の普段の性格からは考えられない行動に出てしまう。
「あっ♥」
雌牛美少女の下半身の毛と同じ、白黒斑模様のぴっちりと胸に貼り付いたシャツ。彼女に許可もなく、少年はそれを捲くり上げ、そのかなり大きくも美しい乳房を露出させてしまう。そして露わになった片方、左乳房にすぐさま吸い付く。
「う、んうっっ♥」
その途端、ホルスタウロスの脳内には快感の電流が流れ、ビクンと体を反応させる。
「ふーっ…ふーっ………んむむっ……」
「んんっ♥ いいよぉ……もっと強く吸ってぇ♥♥」
豊満な爆乳を乱暴に吸われながら、雌牛美少女は甘い声でそうねだる。未知の快感に息を荒げながらも、つたない愛撫を行う少年を愛おしそうに見つめている。
「ハァッ……ハァッ………!!」
少年の方も興奮のあまり息を荒げ、本能のままに目の前の女体を弄る。
（………っ！）
何故こうなったのか。何故こうしているのか？ しかし、そう思ったのは最初だけ。今やそんなことは最早どうでもよくなっていた。
これが性欲だということすら少年には自覚はなく、そもそもそうだという知識すらない。ただ目の前の乳房を思うがまましゃぶり、滲み出る乳汁を飲むことだけしか考えられなくなっていた。
「ああん♥ 激しいよぉぉ♥♥」
「ジュッ、ジュルルッ、ジュブッ！ ジュルルルル！」
少年は目を大きく見開きながら、乳房を狂ったように激しく吸う。愛撫と呼ぶには乱暴過ぎる、ただ己の性欲に任せた暴走。男性の根源的な欲求の一つに、今少年は支配され、衝き動かされていた。
しかし、ホルスタウロスの少女は痛がるどころか、むしろ快感を感じ、くねくねと体を悩ましげに揺らしている。
「んっんっ……」
快感の高まりによるものか、両乳房の乳首からは止めどなく甘く濃厚な乳汁が滴り落ちる。一滴でも零すのはもったいないとばかりに、少年は喉を鳴らし、それらを飲み続けた。
「あぁ……」
初めは微笑ましく見守っていた雌牛美少女だが、今は少年の為すがまま欲するがまま、ただ乳を舐めしゃぶられ揉みしだかれるばかり。そして向かい合っていたはずの二人だが、いつの間にかホルスタウロスの少女がベッドに押し倒され、覆い被さった少年はただ本能の赴くままにつたない愛撫を繰り返している。
「あっ……」
「♥」
そして、意識せず股間の膨らみをグリグリと少女の股間に擦り付ける形となっていた。
「君も立派な男の人なんだね♥」
とても嬉しそうにカナは呟く。
「………………」
性知識のないと思われた少年。しかし、興味がなかったかと言えば嘘になる。
「知ってるかな？ やり方」
「………………こうかな」
炭鉱夫達の荒々しく下品な会話から得た、とても薄く断片的な知識だが、それらをなんとか頭の中で整理する。
とても恥ずかしかったが、少年は主人となる少女の求めに応じ、ズボンを脱いで分身を露出する。
「わあ♥」
見た瞬間、歓喜の声を上げる少女。小柄ながら筋肉質な少年の体からいきり立つそれは体躯から考えれば大きく、きちんと皮も剥けていた。
「だ、大丈夫？ 小さくないかな？」
「うぅん、大きさなんて気にしないよ♥ 愛しいアナタのものだもの♥」
屈託のない笑顔を見せるホルスタウロスの姿に、少年は安堵する。魔物娘にとって、夫となる男性の基準は顔の美醜や男性器の大きさには左右されない。
今回はたまたま大きかっただけで、別にファーストコークス少年が短小包茎であろうと、カナは別に軽蔑したりしない。
「ね、こっちも脱がして♥」
「う、うん」
全裸になってもらった御礼とばかりに、ホルスタウロスは少年に自身のズボンと下着を脱がせるよう促す。
「………っ」
愛撫と同じく慣れぬつたない手際で少女のズボンと下着を剥ぎ取ると、初めて見る雌の花園が現れた。包むものがなくなったホルスタウロスの汗ばむ股からは、甘ったるい独特の性臭が立ち上ると共に、性を知らぬ少年に衝撃を与える。
「これが女の子の一番大事な所だよ♥」
「………」
そう恥ずかしそうにカナに告げられ、ファーストコークス少年はゴクリと生唾を飲み込む。
白黒の斑の毛に覆われた脚と異なり、彼女のそれは陰毛が生えていなかった。陰唇も薄く、割れ目もぴったりと閉じたものであった。
「ここまで見せたからには、もう責任取ってもらうしかないね♥
さあ、アナタのそれを私のここに…挿れて…♥」
艶っぽく微笑むカナは尻尾で自らの秘部を指し示す。少年のつたない前戯ではあったが、それでもよくほぐれて迎え入れる準備は出来ていた。
「……！ いっ、いくよっ」
つい先ほどまではこうなるなどと微塵も思わなかったが、後悔はない。ファーストコークス少年はホルスタウロスの少女の求めるまま、怒張した自らの分身をその濡れそぼる可憐な秘部へ一気に突き挿れた。
「っ！ ああああっ！」
ブチブチと薄皮を突き破るような感触と共にカナの下腹部に痛みが走る。少女は切なげな悲鳴を上げ、覆いかぶさる少年に手足を絡めた。
「!? だ、大丈夫っ!? 股から血が出てるよっ！」
「これはね、私達が大人になったっていう証なんだよ。今、私達は一人前の大人になれたんだよ」
期せずして大人の階段を駆け上ったファーストコークス少年。しかし、真っ先に感じたのは快楽でなく、少女を心配する労りの心であった。
少女は目尻に涙を浮かべ息を荒くしながらも、逆に破瓜を喜んでいた。その証である痛みに耐えながら、気丈に笑みを浮かべて少年に語りかけた。
「だから私は大丈夫…♥」
「ほ、ホントに？」
「ホントだよ♥」
カナは両手で少年の頬を撫で、そしてキスする。
「んっ、んぷっ、んっ……」
「ん、うふっ、ん…」
ホルスタウロスは温厚だが魔物娘の端くれ。処女であろうと今日性を知ったばかりの少年などよりも余程上手くキスが出来る。
「ぷぁ…」
唇と舌を交え、大人のキスを堪能する両者。しかし少年には刺激が強すぎたようで、両者の口が一旦離れると、とろんとした顔で口端から涎が幾筋も流れている。
「キスはキモチよかった？」
「うん…」
夢見心地な様子で返事する少年。しかし、魔物娘の性交はこんなものでは当然済まない。
「痛みも引いてきたから、いっぱい動いていいよ♥」
牛の両耳をピコピコ動かしながら、ホルスタウロスは艶っぽく微笑む。
「うんっ！」
「アァン♥」
段々と理解してきたのか。少年はカナにリードされるまでもなく、その豊かな乳房を乱暴に鷲掴みし、覆いかぶさったまま腰を動かす。その腰の動きと愛撫は初体験らしい稚拙さの極まったものだったが、同じく性交初体験である少女に鋭敏な快感をもたらした。
「ふあぁ、スゴイよぉお！ もっとおっぱい乱暴にしてぇ♥♥」
同じく、少年も声すら上げられないほどの快感に翻弄されていた。ホルスタウロスの少女の肉付きの良い尻にひたすら腰を打ち込み、鋼鉄のように硬くなった自身の肉竿を抜き差しする。
一突きごとに、中のヌメヌメとした襞に包まれ、ビリビリとした快感の電気信号が少年の脳を駆け巡る。つい先ほどまであった労りの心も今は消え失せ、ただ少女の媚肉を肉竿で蹂躙し、より肉の快楽を貪るだけだった。
「ジュッジュビビッジュルッジュブバッ!!!!」
さらには少女の豊満な乳房も乱暴に揉みしだき、しゃぶり、時に乳首を甘噛みし、下品極まる音を立てながら中の乳汁を吸いつくさんばかりに飲む。その姿はつい先ほどの心優しい少年の姿からは考えられない変貌ぶりだった。
「スゴイよぉお♥ スゴイよぉお♥ こんなエッチな人が私の旦那様なんてぇぇ♥♥」
しかし、カナは乱暴に犯され、荒々しく胸を揉まれ吸われながらも、嫌がるどころか雌穴から淫らな汁を、両乳房から母乳を噴き出し、少年を褒め称える始末であった。
「もっと私のおっぱいもオマンコもいじめてよぉぉ♥ その熱々オチンポで私の子宮口に焼印して、君専用の乳牛にしてぇぇ♥♥」
さらには、お嬢様とはとても思えぬ淫らな隷属宣言までしだす。彼女は夫婦関係の意味を履き違えているのでは思うほどだ。
「………ッッ!!」
けれども、そんな一際淫らな宣言は、猿のように激しく腰を振って肉竿を媚肉に突き刺し、魔物娘との性交の快楽を貪る少年をさらに興奮・発情させる結果に終わった。
そんな容赦ないピストンも、今はすっかりほぐれて柔らかくなった肉穴が受け止め、包み込んだ。人間ではありえないほどに名器であるそれは、初めての性交に悶え喜ぶ肉竿に強烈な快楽を齎す。
「アァァァァん♥♥」
痣が出来そうなほどグリグリと腰を打ち付け続けた少年は、ホルスタウロスのそんな懇願を叶えるかの如く、熱き肉竿の先端を子宮口に埋めーー
「うっ…うぅっ!! もう、でっ出ちゃうぅぅぅぅッッ!!!!」
「アッ!! アッアッ……アァァァァァァァァ♥♥♥♥」
そのまま少年の睾丸から送り込まれた熱き白濁の洪水を少女の子宮の中へ容赦なく流し込む。その勢いは凄まじく、文字通りの子宮の奥に叩きつけられる『放水』であったが、少女は痛みどころか脳が焼き切れそうな快感だけしか感じなかった。
ホルスタウロスはビクビクと体を痙攣させ体を弓なりに反らせ、股間からは愛液と潮を、両乳房から乳汁を噴き出す。そんなあられもない痴態を見せながら嬌声を上げ絶頂した。
「はぁっ、はぁっ……」
深々と突き刺さった肉竿から音が出そうなほどに大量に吐き出された精液は、少女の愛液と混ざり泡立ち、結合部から多量に漏れ出ている。恐るべきは十代前半の若さで、初射精とはいえ数十秒も続いたことだ。
「……♥」
快楽と疲労から、少年はホルスタウロスの体に倒れ込む。しかし、カナはとても愛おしそうに受け止め、少年の頭を撫でる。
「うふふ、ありがとう♥ とってもキモチよかったよ…♥」
「ぼ、ぼくも……」
「もう疲れちゃった？」
「ちょ、ちょっと休ませて…」
息の荒い少年は精根尽き果てたといった様子で、二回戦はすぐには無理なようだ。とはいえ、いくら性欲の有り余る年齢でも、性交初体験なら仕方ないと言えるが。
「じゃ、それならこうしようか♥」
「わっ!?」
ホルスタウロスは急に起き上がるとベッドに正座し、少年の頭を載せて膝枕する。
「これで落ち着けるでしょ♥」
「あ…♥」
柔らかい太ももに寝かされる少年の頭の上にぶら下がる乳房。
「うふふ♥」
甘い乳汁の滴るそれを、口に含むのは当然のことであった。
「んっんっ……」
「さっきより上手になってきたね♥」
艶っぽく笑いかけるカナ。一度膣内射精したことで落ち着いたのか、少年は先ほどと違いがっついて飲まず、恍惚の表情ながらも相手のことを思いやる労りの心が伝わる。
「美味しい？」
「ん♥」
少年はそう問われ、口に右乳房を咥えながら返事する。
「良かった♥」
“夫”にそう言われ、ホルスタウロスの少女はとても悦んでいた。
「落ち着いてきたみたいだね。ね、このまま聞いて」
「？」
「君には私と結婚して、新しく開く牧場を一緒に経営して欲しいんだ♥」
「！」
「夫婦となれ」と言われて戸惑いの気持ちも晴れぬまま交わりにもつれ込んだわけだが、まさか牧場の共同経営者になれと言われるとは思ってもみなかった。
「でも、僕は炭鉱夫だ。牧場のことなんて何も知らないよ…」
「新しく牧場を開くと言っても、正確にはすぐじゃなくて、その予定があるってだけ。
今の私と同じで、しばらくうちの両親の下で従業員として働いて、ある程度経験を積んでからかな？」
「ああ、なるほど…」
いきなり経営のことなど言われても分からない。だから、修業期間があると言われた方がむしろ安心した。
「今の仕事よりはきつくないと思うけど…」
「……よろしくお願いします」
なし崩し的に夫婦になってしまったが、少年は受け入れた。
「うふふ♥ きっと受けてくれると思ってた♥
ふつつか者ですが、これからよろしくお願いしますね。私の旦那様♥」
カナはファーストコークス少年の顔を覗き込み、にっこり笑った。そしてその笑顔を見て、少年は改めて気づいた。
（ああ、そうか。僕はーー）
既にこの子の虜になってしまっていたのだとーー
「ん、なぁに？ どうしたの…」
それを自覚した少年の心、そして下半身は昂ぶった。
「あらぁ♥ そろそろ元気が戻ってきたかな？」
性欲・精力増進の効果のあるホルスタウロスの母乳を飲んだことにより、少年の下半身にまた勢いが戻る。
「ふぅっ、ふぅっ……！」
「まだまだ出来るよね？ じゃ、続きしよっか♥」
ホルスタウロスは興奮した少年に再び押し倒され、その怒張した熱き肉竿を突き挿れられる。性欲に任せた単調だが容赦ないピストンであるが、ホルスタウロスは悦び、ただ夫の獣欲にその身を任せた。
正常位から後背位、騎乗位と体位が変わるが、少年は少女の乳房に吸い付き、その母乳を啜り、揉みしだくことは忘れなかった。
会場を出立したカナとファーストコークスは、カナの生家である牧場へと帰った。
両親はカナが伴侶となる少年を競り落としたことを喜び、ファーストコークス少年を家族として迎え入れてくれた。
「よかった。気に入ってもらえて」
「うんうん」
カナの部屋で、二人は頷き合った。
「疲れちゃったなぁ…」
「え〜、もう寝ちゃうのぉ？」
不満そうなカナであったが、何か思いついたらしくいたずらっぽく微笑む。
「おっぱい吸えば元気になるよね？」
そうして上着を脱ぎ、豊満な乳房を露出する。既に両乳首からは母乳が滴りつつあった。
「……ゴクッ」
それを見た少年は喉を鳴らし、一気に眠気が吹っ飛んでしまった。
「さ、吸ってよ♥」
「……！」
ファーストコークス少年は無言で妻に抱きつき、一心不乱に乳を吸い始めた。そして、下半身にぶら下がる肉竿もまた、すぐさま天高くいきり立った。
「まだまだ元気じゃない♥ じゃ、しよっか♥♥」
ズボンと下着を手際良く脱ぎ捨て、全裸となったカナは濡れそぼった股を開いて見せつける。
「アァン♥♥」
当然、我慢出来るはずがない。少年はホルスタウロスをすぐさま押し倒して鋼鉄の如き肉竿をぶちこむと、正常位で犯し始めたのである。
21/07/20 19:43更新 / フルメタル・ミサイル
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