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第二回リクラストラジオ『キャスト:ファ先生、ミミル先生』

・・・本番、いきまーす。

3・・・
2・・・
1・・・


『教えて!ファ先生ーーーっ!』


ファ・イープァ(以降、F)
「はーい!みんなのアイドル、破壊魔法学科担当、ファ先生ですよーっ♥」

ミミル・ミミルミー(以降、M)
「フェアリーだってバカじゃない!賢者学科担当、ミミル先生でーす♥」

F「今回は堅物リーフ先生ではなく、みんなのオナ(ピーッ!)のミミル先生が来てくれました!」

M「いきなり何恥ずかしいこと言うんですか!?」

F「そう言いながらぁ、ホントは好きなんでしょう?みんなに変態じみた視線を送られるのが」

M「わ、私はそんな変態じゃ・・・」

F「ほらほら、今きっと、色んな人がミミル先生の声や姿を妄想して、ぐちゃぐちゃに犯してるんですよ!」

M「は、恥ずかしい・・・でもぉ!(ビクンビクン」



リーフ・ライアー(以降、L)
「初っ端からなにカオスなことにしているのですか。急遽、統制者として投入された、リーフだ」



F「えー?ミミル先生の恥ずかしい内面をさらけ出させただけですよー?」

L「そんなことしなくていいでしょうが。ミミル先生も、そこで涎たらしてハァハァしてないで、さっさと進行してください」

M「ハァハァ・・・ごめんなさい、ちょっと妄想しながらオナ」

L「黙りなさい。天の声は毎回ミスチョイスしかしないのか?」

F「毎回ってなんですか!!私はちゃんとしてますよ!!」

L「どの面下げて言ってるんですか。いいからさっさと進行させてください」

F「はーい・・・さて、今回はこの世界における『魔法、魔力』の説明でーす!」

L「・・・私が最初呼ばれなかったのは、これのせいか」

F「リーフ先生は、魔力才能がないんでしたよね」

L「魔力値はだ」

F「ふふ〜ん♪この三人の中で最も魔法に長けてるのは私ですね♪」

L「・・・まぁ」
M「・・・そうですね」


F「なら!私がまず、魔力について話しましょう!

そもそも私たちが使う魔力とは身体から勝手に作り出されるものではなく空気中にある魔力を身体が取り込みそれを魔法に還元して使われるのです。では魔法才能や魔力限界がいかにして決まるのかと言うと私たちの身体には魔力を貯める機関がありまして」


L(・・・始まってしまったな。ファ先生の講義が)
M(長く、速く、ずっとしゃべり続け、板書はせず、そして周りは気にしない)
L(しばらく、聞くだけになるな)


F「この機関の魔力貯蓄量は元々個体によって決まっており、これの大きさが魔力限界に直結していまして、これは簡単に増幅したりできません。防具や装飾品に魔力限界引き上げの装備品がありますがこれは個体の魔力貯蓄限界を強化するものではなく装備品そのものが魔力貯蓄機関となっているのです。話を戻してこの機関から魔力を取り出し魔法に還元して使うのですがここで魔力から魔法に変換する過程があるのありますがこれを行うのが魔術詠唱であったり魔物に備わってる機関だったりします。魔物に備わってる機関の具体例を出すとメドゥーサの目だったりジャイアントアントのフェロモンであったりするのですがそれは置いといてでは魔法才能とはなんなのかと言いますとこの魔力を魔法に変換する魔術詠唱にもランクがありましてこのランクと才能ランクがリンクしなければ詠唱することは叶わず」


M(・・・よく息が切れませんねぇ)
L(そろそろ止めるか、纏めてやらんと理解できんぞ)
M(そうですねぇ・・・)


F「さらにランク外の詠唱をすると弊害として体力の減少や精神の疲労が起こることもあります。さて魔法才能の話は一旦これくらいにして魔力の温存や貯蓄について話しましょう。魔法を使うと体内の魔力を消費してしまうわけですがではどうしたら魔力が回復できるのかと言いますと日常生活で普通に回復できるのですが主に魔力は睡眠時に体外から吸収されて貯蓄されます。また薬品や特殊な食物から緊急補給することも可能であり、現在であれば人間は魔物との成功により回復・増強が(うんたらかんたらちんぷんかんぷん)」


M「要するにですねー。

・魔力の量によって魔法の使えるランクが決まり、最初は決まってますよ
・回復は一晩寝るか、薬品や薬草などで回復できますよ
・人間のみ、魔物とのせっくちゅで回復に加えて魔力が増強されますよ、魔物は回復のみですよ

ってことなんですよー」

L「まとめりゃ数行で終わることを、ファ先生はまだ説明を続けているな」

M「90分くらいしゃべりつづけるんじゃないですか?」


F「(魔力についてべらべら説明中)」


M「どうします?もう終わっちゃいますか?」

L「いや、もう少し説明することがある」

M「なんですか?」

L「ひとつは一部の感想の返答。これは後にするが・・・もうひとつ、来週からの話の進め方について、天の声から質問があるそうだ」

M「進め方?」

L「あぁ。天の声曰く・・・

『ぶっちゃけ全授業の様子書くのしんどい』

・・・だそうだ」

M「学園ものの醍醐味を否定してませんか?」

L「5日で最短10話(月〜金の午前・午後)ってすると、天の声の頭がパンクするそうだ。ネタ出し的に」

M「うわ、貧弱脳ですね」

L「言ってやるな。で、これからは授業の描写はなしで、ステータス状態だけ表示、要は『とき○モ』みたいにするそうだ」

M「またレトロなものを具体例に出しますね・・・」

L「天の声はゲーマーかつ微妙にレゲー好きだからな。初代ファミコンとかドリキャス、PCエンジンやサターンを持ってる変人だから」

M「リーフ先生、話を戻しましょう」

L「うむ。月曜日はその書き方を実践するらしいが、『前みたいにちゃんと授業風景書けks』という意見が多数寄せられた場合は、書き方を戻すつもりらしいので、月曜日の感想に書いて欲しい。ま、次は日曜の話だから、次の次の話だな」

M「今回に続き、次回はちょこっと短くなるかもしんないらしいです」

L「よし、それじゃあ、ファ先生の話をBGMに、次のコーナーだ」

M「まだ話してたんですか!?」


F「・・・このシステムにより人間の精が魔物の魔力となりそれが身体を巡ることによりその魔物は交わった人間と強い魔力リンクを形成しそれが脳内の神経等に作用することで魔物はさらにその人間に対する好意を強め、さらに魔物の魔力変換スペックを底上げ・・・うんぬんかんぬん・・・」


L「感想返信のコーナー。い、えーい

M「・・・リーフ先生?」

L「天の声に『ちょっとテンション上げて』って言われたからやった。もうやらん」

M「ははは・・・では行きましょう。まずは・・・とある名無しさんからの感想」



『大百足様の逆レイプマダァー?
(・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン』
(感想を脚色してあります)



L「天の声曰く・・・

『マジごめんなさい。逆レイプはないかもしんないです

・・・だ」

M「ちょ!?」

L「天の声が言うには、捕食された時点でバッドエンド確定だからやりにくい、だそうだ」

M「ガメオベラ(GAME OVER)の後リトライしたらいいじゃないですか」

L「それもそうだが、もうひとつ。冒険の舞台にジパングを選択するのが難しい、だそうだ」

M「・・・う〜ん、確かに、ジパングは一回生の冒険の場所には適さないですねぇ・・・安全な場所は安全、危険な場所はマジヤバいなんてとこですからね」

L「冒険場所に『クシロ』なんか選んでみろ。凍死者・グリズリーに襲われた・積雪で迷子になったで、3日以内に帰れるやつがいるかどうかが怪しい」

M「・・・でも、キャラとしては出すんですよね?」

L「らしいな。名無しさん、ご希望には添えないが、登場はするし、イベントもあるようだから、少しは期待してやってくれ」

M「次ですー。ワサビさんからの感想」



『堕落って治せんの?』



L「天の声曰く・・・

『種族によって治療の可不可が変わります』

・・・だそうだ」

M「エルフやエンジェルなんかは、種族が変わってしまうため、治療不可ですが、たとえば、人間の男の堕落とは、ぶっちゃけ『セックス中毒』ですので、とある荒療治で治ります」

L「具体的には、一週間セックス禁止とかだな」

M「次ですー。天月さんや羊羽さんからの感想」



『ラトラ嬢に危険物取扱検定受けさせて!爆弾魔になっちゃうよ!』



L「天の声曰く・・・

『なるほど!そんなキャラ付けがあったか!採用!』

・・・だそうだ」

M「ちょっとぉぉぉっ!?ラトラ爆弾魔ルート!?」

L「ちなみに天の声は『追加キャラ付けマジうめぇwww爆弾魔になるな?フリですね、分かりますwww』と付け加えている。やったなラトラ。攻撃力が跳ね上がるぞ」

M「やめてぇぇぇ!」

L「・・・さて、感想はこれくらいだな。時間もちょうどいいな」

M「え?あ、ホントですね」

L「では最後に、天の声が選択肢を出すそうだ」

M「この選択肢、次回に反映されるようなんで、できれば選んでくださいね。ちなみに、前回の選択肢は締め切ってます」

L「パーソナリティは、ファ先生、私、リーフと。」

M「賢者学科の、ミミルでした!」

L「それでは、また次回があると信じて・・・」


M・L
『バイバーーーイ!』
(ミミル先生は満面の笑み、リーフ先生はぎこちない笑顔)




F「・・・ということで魔力バイパスを通じて放った魔法器具からの射撃攻撃はその魔法器具に内臓された属性が付与され・・・あれもう終わりですか!?」



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「・・・また変な夢見た・・・」


ロックは、ソファの上で目を覚ました。ぐるりと首を回すと、ベルンのいない部屋だと思い出す。

「くぅ・・・くぅ・・・」

ハート型のツインベットの真ん中で、枕を抱いたバルフォスが、涎を垂らして寝ていた。
ロリコンでなくとも、自然と頬を緩ませてしまう寝方に、ロックはハァとため息を吐いた。

「・・・なんで俺がこんな目に・・・トホホ・・・」

ロックは、またソファに寝転んで、目を閉じた。
12/06/18 14:30更新 / ganota_Mk2
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■作者メッセージ

複数のルートが考えついたので、皆さんに選んでもらいます。多くの方が、次回の展開を予想できてると思うので、次回、登場するベルンを『裏ベルン』と呼びます。


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『裏ベルン』の気分は・・・

A、強気な女を無理やり
B、弱い女子を苛め抜く
C、ナンパして釣る
D、女であればいい

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