「にゃーーっはっはっは！主の家に不法侵入とは良い度胸じゃにゃーの？」
「げっ！スフィンクス！(……っつってもどの墓もわりと作る謎が単調化していやがるからどうせ良く知られたお題だろ……フヒヒ)」
「宜しい宜しいその度胸気に入ったにゃーの！このヴァタシが謎かけ三本勝負を申し込むにゃーの！」
「お……応！(しっかしテンション高いのな。しかもにゃーの、って何処のたるとだよ……さて、答えはどうせ人間だろ？)」
「では一問！

――アヌビスと掛けまして、オナニーとときます！」
「ぶふぉぅっ！」

「その心は、どちらも〇〇やってます……どうしたにゃーの？」
「い、いや……何でもない(いきなり大声でオナニー叫ぶ恥知らずな猫が居た！)」
「にゃら……答えは何にゃーの？あ、もう一回言って欲しいなら承るにゃーの」
「あ、ああ。確認するが……アヌビスと……お、オナニー。どちらも〇〇やってます……でいいんだな？」
「羞恥心は無くした方が身のためにゃーの♪サクランボーイにゃーの？」
「黙れこの淫売或いはド変態！何が哀しゅうてお前に童貞指摘されなならんのだ！」
「……」
「哀れんだ視線を投げかけるな！」
「プッ」
「笑うなぁぁっ！」
「じゃあ何の表情が良いにゃーの？」
「問題点はそこじゃにゃーのぉぉっ！」
「語尾デリバリーサービスにゃーの。落ち着けにゃーの」
「誰の所為だ誰の！」
「キミが童貞なのが悪いにゃーの。だからヴァタシが筆下ろしするにゃーの♪拒否権は謎掛けといた相手だけにゃーの♪」
「童貞言うなぁぁぁぁう！」
「よく泣く盗掘者にゃーの。で、答えは何にゃーの？」
「くっそ、今に覚えてろぉっ！……アヌビス……(これはアヌビスから考えた方がいいな……)」
「(お♪何か感づいたのにゃ？)」
「……(アヌビス……犬……厳格……規律……や、こっちは違うか……門番……番人……バンニン？)……ととのったぜ！

答えは、どちらもバンニン(番人・万人)やってます！だ！」

「――正解にゃーの！では早速第二問にゃーの！」
「第二問来いやぁ！」
「随分ハイになったにゃーの。

マミーと掛けまして、ベッド上での男と女とときます！

その心は何にゃーの!?」
「どちらもシタイ(死体・したい)だ！つか全てエロネタを掛けるな！」
「はぁ……はぁ……」
「って何で盛ってんだよ!?おい、こっちに近付くなって近い近い近い顔近い息が生暖かいかかるかかる！」
「はぁ……最後の謎かけにゃーのぉ……♪

スフィンクスと掛けましてぇ……マンととくぅ……♪

その心は、どちらも〇〇が必要にゃーのぉ……♪」
「ちょっ……(まずいぞ……まずいぞこの状態はぁ……っ！)」
「にゃふふー♪さぁ……答えるにゃーのぉ……♪待てないにゃーの待てないにゃーのぉ♪」
「おい！理性を失うなお前！(くっ……スフィンクスと何だ……マン……だと……！えぇいどうせエロネタだとすれば……あぁクソ下らねぇ！他の奴は答えられんのかこれ!?気分的に！)ととのったぜっ！」
「にゃーの……♪何にゃーのぉ……♪」

「答えはオトコ(男・オとコ)だ――わぷぁっ！」

「――もう我慢できないにゃーの♪頂きますにゃーの♪貴方が好き好き大好き超愛してるラビンユーにゃーのぉぉっ♪」
「ぅおぉいっ！のし掛かるなズボンを脱がすな腕を背中に回すな胸を押しつけるな迫るなぁぁぁぁぁぁぁっ！」

fin.

■作者メッセージ
謎かけが好きなのでついやってしまいました。
答えれば答えるほどにスフィンクスが迫ります(笑)


あらすじの答え

「どちらも、シハイシャ(支配者、She歯医者)」