連載小説
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後編!!
========[六日目]========



「ふぁ〜……おはようございます……」
「おはよう……」

やはり昨日の事があったせいか、いつもどおりにした挨拶もなんだかぎこちない。
それと…なんだか体調が悪いのか…私自身あまり頭が回って無いし…なんだか下腹部にむずかゆしさというか…昨日寝る時に感じていた疼きを感じる…

「ふぅ……朝ご飯、ありますね……」
「そうね……お粥…いや雑炊のようね……」

とりあえずどこか気だるさを感じながら、これまたいつもどおり置かれていた今日の朝ご飯の雑炊を食べる事にした。

「「いただきます……」」
「……」
「……」

やはり気まずくて会話が出来ない……
私も先生も終始無言のまま雑炊を食べ続けた。



「「……ごちそうさまでした」」

そのまま一言も会話する事無く食べ終えてしまった。



「……ねえ咲希ちゃん……」
「……はい……なんですか?」

食べ終わってしばらく経ってから、ようやく先生が口を開いた。

「やっぱり…幻滅してる?」
「だからそんな事無いですって……そりゃあ驚きはしましたけど……」
「そう……ありがとうね!」

やっぱり昨日見られた事を気にしているらしく、また私に確認してきた。
だから私はまたすぐに幻滅まではしていないと、先生に安心してもらえるよう言った。
その為か先生は少し元気になったようだ。

「今日こそ何か進展があるといいわね」
「そうですね…いい加減なんでこんな状況になっているのか知りたいですし、家に帰れたら最高なんですけどね」

昨日までと変わらない感じで、また私達はお話を始めた。



…………



………



……







「ん〜〜……この変な感じは何だろ?」
「そうそう……ねえ咲希ちゃん、咲希ちゃんはオナニーした事……」
「無いです」
「……そうよね……」

そのまま何も変わった事が起きる事無く時間が過ぎて行き、お昼ご飯を食べ終わってしばらく経ってからだ。
朝から…性格には昨日の夜から感じる下腹部の疼きに疑問を持っていたら崎本先生が唐突にとんでも無い事を聞いてきた。
いくらなんでもあるわけがない。だから私は即答した。
それは先生もわかっていたようで、やっぱりなって顔をしている。

「なんでそんな事いきなり聞いてきたのですか?」
「それは……」

それにしても唐突過ぎる質問である。
答えがわかっているのに何故聞いたのだろうかと思い、先生に尋ねたら……


「教えてあげようかと思って」
「…………は?」



なんかとんでもない事を言ってきた気がする。
気のせいだろうか?



「え…ちょっと崎本先生?今なんと……」
「だから…咲希ちゃんにオナニーの仕方を教えてあげようかなって」

聞き間違いかと思って聞きなおしたのだが、やっぱり聞き間違いではなかったようだ。
いきなり先生は何を言い出すのだろうか?

「えっと……何故?」
「だって咲希ちゃん…さっきから性欲が溢れかえりそうになってるんじゃない?」
「……………………は?」

先生の質問の意味を聞いたのだが…私の性欲が溢れかえりそうになっているからと答えられた。
よく意味がわからないのでもう一度聞き直そうとしたのだが、先生は私のほうに近付いてきて…

「えっと…どうしmって崎本先生!?な、何するんですか!?なんでスカートを、やめて下さい!!」
「いいから!えいっ!!」
「きゃっ!な、なんですかもぉ〜!!」

いきなり私の穿いている制服のスカートに手を掛けて捲り上げてきた。
突然の行動に必死に抵抗したが…やはり相手は魔物、あっという間に下着が丸見え状態になってしまった。
恥ずかしくて先生に文句を言いながら、どうにかして下半身を隠そうとしたのだが…

「ちょっとやめて…下さ………え?」
「ほら咲希ちゃん……これ見て……」

捲り上がった自分のスカート越しに見えた自分の下着……


何故か…丁度股間の辺りが筋に沿って広がる様に濡れていた。


「な、なんで……」
「私はサキュバスだからこういうのは気付くのよ」
「い、いや…それもですけどそうじゃなくて…」

何故私の下着は濡れているのだろうか……


あまり自覚したくは無いが、おそらく自分の陰唇から出ている液体で濡れているのだろう…
でも…なんでそんな状態になっているのだろうか?
別に私はやましい事を考えていたわけでもなければ、エッチな事をしていたわけでもないのに……

「さあ…それは私にもわからないわ…ただ咲希ちゃんがさっきからむず痒そうにしていたからね…」
「そんな……ひうっ!?さ、崎本先生?何やって……」
「だから…私がこの疼きを解消する方法を教えてあげるね」

疑問を抱いていた私に、先生が突然下着の上から綺麗な指で私の陰唇を触ってきた。
不意打ち気味に来た痺れに思わず変な声を出してしまったが…先生の動きはそれで止まる事無く…

「さあ咲希ちゃん…力を抜いて…より感じやすくする為に服を脱がすわよ……」
「やっ、やめて下さ……ひゃっ!」

私の服を脱がそうとしてきたので必死に抵抗しようとしたが…尻尾で脇腹を撫でられビクッとなっている隙に脱がされてしまった。
これで今私の上半身はブラジャーのみ、下半身もスカートは捲り上げられ下着を堂々と晒している…
下着姿を他人に見られている…そのあまりもの恥ずかしさに思わず赤面してしまう……

「こうやって…まずは優しくおっぱいを揉んで……」
「んんっ……や、いやぁ……」
「そうしながらおまんこへの愛撫も忘れずに……」
「ひぃっ……い、やめぇ……」

いや、赤面するのは下着姿の自分にだけでは無い。
先生が私の右手を右手で、左手を左手で持ち操り、右手は私の秘所を下着越しに擦る様に動かし、左手は胸の上を這い回ったりピンと勃っている場所に指で圧を加えたりしている。
それらの動きがもたらす不思議な熱もまた私の顔を赤くしていた。

「もうヌレヌレね…これなら結構いいかしらね…」
「あ、や、やぁ…やめて下さぃ……」

秘所を触っていた手が離れて右手が自由になったと思ったら、ブラジャーを外してしまった先生。
何とか取り返そうとしたら腰を少し持ち上げられ、スカートごとショーツまで脱がされてしまった。
あっという間に生まれたままの姿にされてしまった私の手をまたしても先生は掴んで……

「ほら……この膣口の上に小さく膨らんでるのがクリトリスよ……」
「あっ……ひゃぅ……」
「こうしておっぱいも…乳輪をなぞる様に優しく……たまに力を入れて……」
「んっ…いやぁ……んんっ……」

生徒に勉強を教えているかのように、私の手を誘導して自慰を私に教え始めた先生。
恥ずかしいのでやめてほしいと懇願しているのだが全く聞きいれてもらえず、それどころかより私を興奮させようと耳朶を唇で挟んだりしてくる。
抵抗しようにも魔物である先生の力に敵う事は無く、為すがままに私自身の胸や秘所、はたまた全身を弄らされていた。

「ほら、こうやってピンと張った乳首を摘まむと…」
「ひゃあっ!?な、なにこれぇ……」
「やっぱり咲希ちゃん敏感ね……気持ち良い?愛液止まらないわよ?」
「わかりましぇんんっ!!ひゃあんっ!!」
「ふふっ気持ちよさそうね……」

性器の上部にある核…先生曰くクリトリスを指で刺激し続けるからか、私に痺れるような感覚が全身を掛けていく。
気持ち良いかと言われたら…たしかに気持ち良いのかもしれない。

「じゃあこんなのはどうかしら…」
「えっ……や、やめてくだしゃ…ひうっ…」
「あら、指を締めてくるわね……咲希ちゃん純情そうに見えて結構エッチな身体してるわね」
「や…そんな事…ひゅんんーっ!!」

今度は私の右手を離したかと思えば、その綺麗な指を私の膣内に挿入してきた先生。
自由になった手で抵抗しようとすると胸を揉ませている手に力を入れて、そこから流れてくる快感で力が抜けてしまう。
その隙に間接辺りまで私の膣内を進む先生の指…先生が言うとおり、別に意識していないのだが私の膣はその指を離すまいとするようにきゅうっと締め付けている。
その中で愛液を掻き乱すようにくちゅくちゅと音を立てて指を動かす…私は恥ずかしさや興奮でおそらく顔が真っ赤になっているだろう。

「じゃあ…一回イってみようか♪」
「い、イく?」
「オーガズムって言えばわかるかしら?まあ実際に体験した方が早いわね」
「へっ…あ、あひぃ、や、やああああっ!?」

そして先生は私の左手を動かして乳首を軽く摘まみ、膣内を中指で激しく擦りながらクリトリスを親指で軽く潰すように刺激し……
その瞬間私の頭は真っ白になり、電流が流れたかのようにビクッとなって、軽い痙攣を起こし始めた……

「ぁ……ぁぁ……はぁ……はぁ……な、なんですこれ……?」
「これがイくという事なのよ…気持ち良かったでしょ?」
「は、はい……た、たしかに……」
「そう、それがイくということなの…」

少し長かった痙攣が治まり、完全ではないが思考が戻ってきた私が感じたのは大きな快感だった。
確かに気持ち良い……自慰…いや、オナニーがしたくなるのもわかった気がする……
でも、一回イったというのに…まだ疼いている……


もっとしたい……


「今度は自分でやってみてね!」
「あ、はい……んっ……」

そんな私の心境を察したのか、今度は自分でオナニーしてみてと言ってきた先生…
そう言われた私は、先程までの恥じらいが嘘だったかのように先生の目の前でオナニーを始めた。

「んん……んふぅ……はぅ……」
「そうそう…良い感じ…胸への愛撫も忘れないで…」
「はぃ……んひゅぅ……んっ」

普通にオナニーをし続ける自分に疑問を抱く事無く、快感を得ようと自分の指をもはやびしょ濡れなおまんこに、処女膜を傷付けないように気をつけて動かしていた。
先生に言われた通りもう一方の手でおっぱいを優しく、時には力を入れて揉むと、甘い痺れが私を包む…
それが気持ち良く、喘ぎ声が思わず漏れてしまう……

「胸以外でも意外と感じる事は出来るわ…それと、咲希ちゃんの大好きな幼馴染の子にやって貰ってるって想像してみて…」
「んっ、ふっ、ひっ、あっ、ああっ!レツヤっ!レツヤぁ!!」
「そうそう、そうやって乳首も転がすようにすると良いわ…」

レツヤにやって貰っている…そう考えただけでゾクッと強い快楽が走った。
それと、実際は快感のほうが強くよくわからなかったけど、さっき乳首を摘ままれた時少しだけ痛みも感じたような気がしたの

で指先で転がすように弄ってみたら…少し強い痺れが…快感が私を襲ってきた。
ほんの少しだけイキそうになったけど…まだ足りない……

「あと、胸だけじゃなくてクリトリスも…いきなり強くやっても痛いだけの場合もあるから、周りをなぞる様に…」
「こ、こうですか……ひあっ!ああっ!」

早くイキたいからと夢中で乳首を弄っていたら、先生にクリも弄ってと言われた。
言われた通り周りをなぞる様に触ってみると、腰がビクッと動いてしまう程の刺激が走った。

「ふあっ、あっ、れっ、レツッ、いっ、イク、あっ、あぁあああーーっ!!」

そのままクリを弄り続けていたら段々高まっていき…
軽くクリの中心をさっき先生にされたように触って、それと同時に膣内で一番敏感に感じた部分を擦ったら、私は絶頂に達した。
目をギュッと瞑って声を高く上げ、身体をびくびく震わせながら快感に身を任せていた。


「ふぁ……ぁ……はぁ……はぁ……しゅごぃぃ……」

先程よりも長く続いた絶頂が過ぎ、緩急状態になった…
口から涎が溢れているが、それを止める事も無く快感の余韻を感じていた。
初めてなのに先生にやって貰った時よりも気持ち良かったのは、レツヤにやって貰ってると思いながらしたからだろうか?



「そうだ…ねえ咲希ちゃん……」
「は、はい…なんですか?」

私がイった事の余韻に浸っていたら、先生も高まってきたのか顔を上気させながら…

「もっと気持ち良い事…しようか♪」
「ふぇ……え?」
「私が咲希ちゃんにエッチの凄さを教えてあげる」
「ん?……ひゃんっ!」

私のおっぱいを、今度は正面から揉み始めた。

「そうだ咲希ちゃん…レツヤ君とキスはした事ある?」
「ふぇ…な、ないです…レツヤどころか…ひっ…誰とも…」
「確認しておいて良かったわ…じゃあキスは無しでやるわね」
「はいっ〜ひゃん!」

おっぱいだけでなく、背筋に沿うように指を滑らしたりしてきて…どこを触られても感じてしまう。
そんな状態の中キスした事があるか聞いてきたが、私は一切無い。
そう伝えたらキスは無しでやると言われたが…もしかして……

「私と…崎本先生がエッチするんですかぁ?」
「ええ♪私も昂ってきたし、そのほうが教えやすいしね!」

やはり私とエッチな事を…正確に言えばエッチのテクニックを身体で教えてくれるらしい。

「そうですか…ひゃうっ!」
「でも崎本先生って硬い言い方はやめてね。優香でいいわ」
「ふぁ、ふぁい…でも……」

ただ、私とヤる時に先生と呼ばれたくないらしい…ちょっと強く乳首を刺激しながらそう注意された。
しかし目の前にいるのは先生という目上の、いや尊敬すらし始めている人物だ…気軽に名前を呼び捨てになんか出来ない。
だから私が蕩けた頭で考えついたのは…

「じゃ、じゃあ…優香お姉さまぁ……」
「ふふ……呼び方はそれでもいいわよ」

優香お姉さまという呼び方だった。


「じゃあ早速おっぱいからね…」
「あの…優香お姉さま?」
「ん?どうしたの咲希ちゃん?」
「おっぱいを攻めるのって…男の子とのエッチには必要ないんじゃ……」

ほんの少しだけ残っていた…消え去る直前の理性が私に疑問を投げかけた。
おっぱいを弄られるのは気持ち良いけど…それって女の子だからじゃないのかと思ったからだ。

「あら?男の子だって開発しちゃえば乳首は性感帯の一つよ?」
「えっそうなんですか!?」
「ええ…それに、折角教えるなら気持ち良くやりたいでしょ♪」

どうやら男子も胸は敏感になる事もあるらしい。
無事告白して付き合えたらレツヤにやってあげようかなぁ……

「それじゃあ改めて…」
「優香お姉さまぁ…あっ♪」
「ちゅぱ…どう?気持ち良いでしょ」
「はいぃ…もっとお願いしますぅ」
「いいわよ♪ちゅぷ…れろ……」
「あんっ、ああっ、あはあ♪」

お姉さまは私のおっぱいに顔を近づけて、そのままおっぱいに吸いついた。
自分の指でやっていた時とはまた違う快感が胸から走り、その心地良さにもっと遣って欲しいと懇願した。
そしたらお姉さまはまた私のおっぱいに吸いついてくれて、しかも今度は柔らかい舌で舐め始めたのだ。
それと同時に、お姉さまにしゃぶられていないほうのおっぱいはお姉さまの手で引き続き刺激され続けていた。
舌が這った所から流れる甘い痺れと揉まれている快感に反応し、私は身体をくねらせながら喘いでいた。

「じゅる…ちゅぅ……ん……咲希ちゃん、今度は今私がやった事を私にやってみて」
「あん……は、はい優香お姉さま!」

ある程度私のおっぱいを刺激し終えたところで、今度は私にお姉さまのおっぱいを舐めてと言ってきた。
刺激が無くなったもの寂しさを感じるが、お姉さまの期待に応えるべく私はお姉さまの大きなおっぱいにむしゃぶりついた。

「はむ…ペロッ……ちゅっ、ほ、ほうへふは?」
「そ、そうそう…そうやって…あっ、乳首も攻めて…手でもう一方への愛撫も…」
「はい……んる……れる……」
「んっ、そ、そう、上手よ咲希ちゃん…あんっ…そんな感じで続けて頂戴…」

良い香りがし、仄かに甘く感じるお姉さまのおっぱいにむしゃぶりつき、空いている方のおっぱいを自分がやって貰ったように優しく揉む私。
お姉さまに感じてもらおうと舌先で乳首を突いていたら硬さがでてきた…私の舌での愛撫で気持ち良くなってくれているのだろう。
それが嬉しくて私は赤ちゃんみたいに乳首を咥え吸ってみるなどよりお姉さまへの攻めを強くした。

「ちゅぅ…ちゅぷ……むあ?」
「ふふっとても良かったわよ咲希ちゃん!」
「あ、ありがとうございます優香お姉さま!!」

だが、私がおっぱいを吸っていたら突然顔を掴まれておっぱいから引き剥がされてしまった。
どうしたのだろうとお姉さまのほうを見てみると…妖艶な笑みで良かったと言ってくれた。
良かったと言われた私は嬉しくなり、おそらく満面の笑みでお姉さまにお礼を言った。

「じゃあ次ね…咲希ちゃん、ちょっと手を出して…」
「はい……」

どうやらおっぱいは合格だったらしく、次の事を教えてくれるよう……あれ?

「はむ…れる、じゅぷ……」
「えっと…優香お姉さま?なんで私の指を舐めて…」
「ちゅぽん…まあまずは指に集中してね……」
「はい……ん……」

私が言われた通りにお姉さまに手を差し出すと、お姉さまはそのまま自分の口元へ運び人差し指を口の中に入れ舐め始めた。
不快感は無く気持ち良いと言えば気持ち良いのだが、流石にお姉さまはグールでは無いのでそこまでの気持ちよさは無い。
いったい何をしたいのかよくわからないが、私はお姉さまの舌使いを指で感じ取っていた。

「じゅる、じゅぷっ、れる……」
「ん……っ……」

人差し指に巻きつくように舐められ、口内を窄め圧迫したり、軽くではあるが顔を前後させたりしてくるお姉さま。
どこかで見た事あるような…
いや、実際は見た事無いけれど、どこかで想像した事があるような動きだ…
それはたしか……数日前に読んだ官能小説の中の…

「フェラ……」
「ん!?咲希ちゃん良くわかったわね!そう、こんな感じでレツヤ君のオチンポにやってあげると悦ぶわよ」

なんとなく思い出した単語を呟いたら当たっていたようだ。
今お姉さまが私にしていたのは、私の人差し指を男性器に見立ててフェラをしていたという事か。

「そうですか…でも……」
「ん?どうしたの?」
「その…指サイズなのかなぁ…と思って……」
「ああ、そこは大丈夫!」

たしかにお姉さまの舌使いは素晴らしく、指であるのにもかかわらず気持ちよさは感じられた。
これを私がレツヤにやってあげる事が出来るのならばきっとレツヤは悦んでくれるだろう…
ただ、今から練習しようにも自分の細い指じゃあ…実物は見た事無いけれど保健の教科書に載っていたのは指よりもっと大きかったと思い少し不安になったのだが…お姉さまは大丈夫だと自信気に言って…

「咲希ちゃんにはこれでフェラをしてもらうわ♪」
「え…いいのですか優香お姉さま?」
「いいわよ。形は少し違うけどオチンポに似た太さはあるし、私も感じる事で出来ているか知れるしね」
「はい、では……」

私の目の前に出されたのは…お姉さまの黒く美しい尻尾だった。
確かに指よりは太いし、先端が膨らんでいるところは似ていると言ってもいいのかもしれない。
その尻尾を私は、少し躊躇しながらも口に咥えた。

「はむ…じゅずっ、しゅぷっ、んる…」
「んっ、いいわよ、その調子」

さっき自分の指にされたように尻尾を咥えたまま口を窄め顔を動かしてみた。
舌が思うように動かせないし、少し息苦しくやり辛いのもあるが…お姉さまは拙い私の擬似フェラで感じてくれている。

「んじゅっ、れりゅ、ぢゅぷ…」
「んっ!そうそう、そうやって筋に合わせて舌を動かしたり、先を刺激したり…あぁんっ」

段々と慣れてきたおかげで思うようにフェラ出来るようになってきた。
お姉さまも気持ち良くなってくれている…その証拠に顔はピンク色に染まってきたし…おまんこからは愛液が溢れだしているのが見えた。
そういう私ももう下半身は大洪水だが…太股を自分の愛液がとめどなく垂れ落ちているのを感じる。

「じゅうぅぅぅ…ほうへふは?」
「んんっ!そ、そうよ、じゃあ次は尻尾を口から出して手コキの練習ね…」
「はひ、わふぁりまひた…」

次は手コキなるものをやってみてと言われた。
単語からして手で尻尾を擦ればいいのだろうか…そう思って私はお姉さまの尻尾を痛くないよう優しく握って、上下に激しく手を動かし始めた。

「手コキってこれであってます?」
「ぅあっ、ひゃぅ、あんっ、あ、あってるわ、お、教えて無かったかしら?」
「はい…なんとなくこうかなってやってみただけです」
「す、凄いわ咲希ちゃん!こ、こんなに、尻尾で、感じさせるなんて…ひゃあんっ!!」

どうやら正解だったらしい…力が入らなくなって態勢が崩れてきたお姉さまに褒めてもらえた。

「あんっ、んああっ、ひゃふっ、ああっ!」
「気持ち良いですかお姉さまぁ…」
「う、うんっ!尻尾の先をさっきみたいに!」
「はい!はむ……じゅるるる……」

お姉さまが立っていられない程の快感を私が与えてる…そう思うだけでとても嬉しくなる。
私はお姉さまに言われた通り尻尾の先端を咥えて、舐めたり思いっきり吸いながら手コキを続けていると…

「も、もうっ、いっ、イッちゃううううっ!!」
「ふぇ?んんっ!?」

お姉さまがイクのと同時に、口の中に何か液体…とは微妙に違う何かが尻尾から流し込まれた。
突然出てきたそれを、私は驚いて思わず飲んでしまった。

「ああっ!!尻尾からででるうううっ!!咲希ちゃんに飲まれてるううっ!!」
「んくっ、んくっ……」

飲んでしまったものが何かわからない…けど、私は夢中で飲んでいた。
どことなく甘美なもので、お姉さまの尻尾に夢中でしゃぶりついていた。

「ふぅ…ふぅ……ああ……」
「んく……あの…優香お姉さま?今のって……!?」

イッた事によって少し落ち着いたお姉さまに、今私の中に出したのが何か聞こうとしたのだけど…

「あっ!あああぁああっ!!」
「はぁ……はぁ……ゴメンね咲希ちゃん……」

突然私の身体に…というか子宮辺りに大きな熱が発生した。
あまりにも大きな熱で私は居ても立っても居られなくなり、自分の指をおまんこの中に入れて激しくオナニーを始めた。
それでも全然治まってくれない…いくらオナニーしても余計に性欲が高まっていく……

いったい私の身体に何が起きたというのだろうか?


「はあっ、なんで、はあっ、なんでこんなにムズムズするの!?」
「はぁ…咲希ちゃん…ごめんね……」
「お、お姉さま、むず痒いのが止まらないです!」
「咲希ちゃん…さっき私の尻尾から出たもの、飲んじゃったよね…」

やはりあのよくわからない美味しかった液体みたいなものが原因だったようだ…
イッた事で少しだけ冷静さを取り戻したお姉さまの言葉を、オナニーしながら何とか聞いていた。

「実はさっきのはね…私の魔力で出来たものなの」
「お、お姉さまの、魔力ですか?」
「ええ…しかも強力な媚薬効果付き…だから今咲希ちゃんの子宮は疼き続けてるのよ…」
「そ、そんな、あっ、ああぁああっ!」

あれはお姉さまの魔力であり媚薬…
そんなものをいっぱい体内に含んだから、私はこうなってしまったようだ。

「それで…治めるには男の子とセックスすればいいんだけど…今はそんなこと出来ない」
「ああっ!ふああっ!!」
「だから私とセックスしないと駄目なんだけど…聞いてる咲希ちゃん?」
「あっ、くうぅぅ、ひあああっき、きいてまああっ!」

激しく、我を忘れるような勢いでオナニーしながらもなんとかわかったのは、今からお姉さまとセックスするという事……

「ならいいわ…でもね、私とセックスするという事は…咲希ちゃんはそのまま魔物になっちゃうって事なの」
「ま、魔物にっ、ですか?」
「ええ…もうすでにさっきので魔力が巡ってるから…一応数日間何もしなければ魔力は減っていって何とかなるけど…今私としたら咲希ちゃんは魔物化してしまうわ…」

そして、セックスしたら私が魔物になる事だった。
お姉さまは私が魔物になりたくないと言った事を覚えてくれていたのだろう…申し訳なさそうに言ってきた。

「んああっ、ま、魔物になってもいいです!!だからお姉さまぁ…疼きを止めて下さい!!」
「え……本当にいいの?」
「はいぃ…魔物になったらおっぱい大きくなってレツヤも私だけを見てくれるんですよねぇ…」
「え、ええ……そうよ。ついでに今以上に敏感に、エッチになれるわ」
「ならなります!!魔物にして下さいお姉さまあああ!!」
「わっ!わ、わかったから少し落ち着いて!!」

だが、もはや一刻も早くこの疼きを止めたかった私に人間的な正常な判断は出来ず、更には今までのでエッチな事ばかり考えるようになっており、それと魔物化の良い所だけが頭に浮かんだ事もあって、お姉さまに魔物にしてもらう為にお姉さまのおっぱいに跳び付いた。

「優香お姉さまぁ…ひゃんっ♪」
「もう大洪水ね…これなら前座は必要無さそうね…」

そんな私をお姉さまは少し引き離して、私のおまんこを触ってきた。

「じゃあ行くわよ…んっ♪」
「あっ♪ひゃあ〜♪しゅごいぃぃ……」

そして…お姉さまの陰唇が、私の陰唇と……まるでキスするかのように重ね合った。
その状態でお姉さまが身体を上下させる……



くちゅっ、くちゅ、くちゃっ……



「はひゅっ♪ひゅうぅぅうぅ……」
「あっ、んっ、咲希ちゃん、気持ち良い?」
「はひっ!ふぁああぁあああ♪」

部屋中に響く股間から発せられる卑猥な音が、自分達から発せられる喘ぎ声が、より同性での淫らな行為に火を付ける。
いつの間にか私も自ら腰を上下させ、お姉さまの恥丘を貪っていた。

「ふぁっ♪あっ♪イクッ!イッちゃいますうううっ!!」
「良いわよ!イッちゃって!わ、私もイクううぅぁあああんっ♪」

お互いがお互いに腰を振り、恥部同士でディープキスさせ合い……そして……


「ふあっああああああああっ♪」
「ひうっふああああああんっ♪」



プシャーーーーーーー



二人ともにおまんこから大きく潮を吹き出し、腰を弓なりに反らせながら盛大にイッた……


「はあっ♪はあっ♪」
「ふう…はぁっ……」


そして、イッた事による身体の脱力感に身を任せていたら……



ドクンッ!!



「はあっ♪はっ!?くぅぅぅうううっ!?」


突然一回大きく鼓動して、身体中に大き過ぎる快感と熱が走った。

「はぁ……大丈夫よ咲希ちゃん…力は抜いて…」
「はうぅぅ♪んあああぁあああんっ♪」

その熱は身体を覆うように広がり、特に腰と尾てい骨、そして頭に集まって……


「ふぁぁあああああっ♪」


ぐぐぐ……ぷしゅるっ♪


「ひゃうんっ♪」

身体を覆うように何かが生えてきて、さらに熱が集まっているところから何かが飛び出してきた。


「はあっ……はあっ……わ、私……」
「ええ、咲希ちゃんは立派なレッサーサキュバスになったわ…ほら……」
「はあっ……はぁっ……え、えへへ…♪」

あまりもの快楽で脱力していたところ、お姉さまが私の身体を支えて部屋にあった鏡の前に立たせてくれた。
その鏡に映った私の姿は……

「どう咲希ちゃん……」
「凄くステキ……これが私だなんて信じられない……」

黒髪の間から小さく飛び出している角、腰からは薄く透けるお姉さまと比べて小さな翼と尻尾、そして身体の所々を覆う桃色の体毛を生やした快楽に蕩けた恍惚の笑みを浮かべた少女の姿だった。
つまり、私はお姉さまが言ったとおりレッサーサキュバスになっていた。

「あはぁ♪なんて素敵な身体なんだろう!」

人間だった頃と比べて明らかに艶やかになっている肌や髪質、妖しく光る紅色の瞳、不気味さは一切無いどころか無いと逆に違和感を感じる美しい角や尻尾に翼、そして……


……何よりもレツヤのオチンポが挟めるんじゃないかって思える程大きくなったおっぱいがあった……


「ありがとうございます優香お姉さまぁ……ひゃっ!?」
「ふふ…やっぱりまだ敏感かしら?」
「はいぃ…お姉さまぁ……」

魔物になって綺麗になった自分の身体に見惚れていたら、お姉さまが尻尾を軽く握ってきた。
そこは生えたばかりだからかとてつもなく敏感であり、少し治まっていた性欲がまた高まってきた。

「お姉さまぁ……もっとぉ……ちゅうぅ……」
「んっ……あらあら、甘えん坊さんになっちゃったのかしら?」

本当はレツヤとセックスしたいが、残念ながらこの部屋から出る事が出来ない。
私はお姉さまのおっぱいにむしゃぶりついて、赤ん坊のように吸い始めた。

それがきっかけで、私とお姉さまは一晩中、再び快楽に浸かって行った……



====================



「こうして私は魔物にしてもらったんだよ……ふふっ……」
「あ、うぁ……」

サキが魔物化するまでの経緯を話してくれたのだが…ほとんど俺の頭には入っていなかった。

「優香お姉さまに魔物にしてもらったから、こんな事も出来るんだよ……気持ち良い?」
「ああ…あぅ……」
「気持ち良すぎて声もまともに出せないんだね…嬉しいな♪」

なぜならば、サキは話をしながら……

「ほら…この大きくなったおっぱいはレツヤ専用なんだから、いっぱい精子出していいからね♪」
「うあぁ……くぅ……」

言った通り人間だった時より随分と大きくなった自分の乳房で俺の陰茎を挟み、左右から圧迫したり上下に動かしたりしているから…そう、パイズリをしているからだ。
その気持ち良さで俺のペニスから溢れ出てくるガマン汁を潤滑油として滑りを良くし、射精させようと複雑に刺激してくる。
俺は射精すまいと抵抗しているが…もう限界が近かった。

「それにこんなおまけが付くの今だけだよ♪だから早くザーメンぴゅーぴゅー出して♪」
「ふあっ……ぐぅ……」

しかもレッサーサキュバス特有の体毛がチクチクと…決して痛くは無く、亀頭に当たる毛が俺にもたらすのは気持ちよさだけだった。
たしかにサキが今後俺の精を吸収し、完全なサキュバスになったら味わえない感覚だ…
この感覚をもっと受けていたいからこそ俺は射精を我慢しているのかもしれない…そう思わせる程の快感がその胸から与えられているのである。

「むぅ…まだ出さないか……じゃあこうしてやる!」
「ん?うおっ!?うわあああっ!!」

だが、いつまでもガマン汁ばかり吐き出してお目当ての精液を出さない俺に痺れを切らしたのか、攻め方を変えてきたサキ。
今まで以上におっぱいで強く締め付けてきて、胸の上部からはみ出していた俺の亀頭を口に含み……

「じゅううぅぅぅっ!!」
「うああああっ!!」

まるでストローで飲み物を飲むかのように、俺のペニスを思いっきり吸ってきた。
突然今まで感じた事の無い刺激に俺のペニスは耐える事が出来ず、サキの口内に吸われた勢いのまま射精してしまった。


「ちゅううぅぅ…………ぷはあっ♪」
「はぁ……はぁ……あぅ……」


おそらく今までで一番長く続いた射精が止まり、尿道に残っている一滴まで吸いだしながら口を離したサキ。

「もごもご……ごくっ……おいひいよぉ……」

目尻を下げ、頬を紅くしながら、口に溜め込んでいた俺の精子を咀嚼して十分味わっているようだ。

「こくっ……レツヤの精液、今まで食べた事あるどんなものよりおいしいよ」
「そ、そうかい……」

精液は苦いものだとどこかで聞いた事あったのだが……サキは御馳走でも食べているかのように幸せな表情で俺の精液を飲みほした。

「だからレツヤ…今度はこっちにぃ……レツヤの精液をぉ……注いd」




♪〜〜




「……」
「あっ……」

と、身体を起こし俺の股間の上に跨ったサキが自身の秘所を指で広げながら俺のペニスを触ろうとしたところで、ケータイから着メロが鳴り響いた。
おそらく天野会長からだと思いケータイに手を伸ばしたが、俺が取る前に邪魔されて不機嫌になったサキに取られ、メールを見られてしまった。

「……ふーん……さっきからやけにケータイ触ってると思ってたけど……他の女にいろいろ聞いてたんだね……」
「あ、ああ…うん……」
「これ例の会長さんでしょ?『幼馴染みが魔物化してHを求めてくるがやめさせる方法?なぜ止める必要がある?お前の幼馴染みがお前に快楽を与えようと奉仕してくれるのだぞ?学校じゃあないし…屋外なら流石に止めろと言いたいが、自宅ならば問題あるまい』だってさ…」
「ええ〜……」

メールの画面を俺に見せながら内容を読み上げたサキ。
ちなみに『追伸:天使として祝福させてもらうよ、おめでとう。受験勉強は疎かにしないようにな』なんて事も書かれていた。

そういえば会長、エンジェルでも魔物だって言ってたな……八木とは幼馴染みだとも言ってたし……
今更ながら相談する相手を間違えた気がする……

「しかしレツヤ……そんなに私とセックスしたくなかったの?」
「い、いや…そうじゃなくて……」
「何?そうじゃなかったらどうしたの?」
「え〜っと、その……怖かったって言うか…その……」

しかし、今更相談相手がどうこう言ってられない。
俺に馬乗りになりながらサキが目が笑って無い笑顔で俺に詰め寄ってきたからだ。
その迫力のせいで射精後でも少し勃っていたものが完全に萎えている程だ。

「ふーん……まあいいや……」
「えっ……いぎっ!?」

どう答えようか悩んでいたらサキが俺の逸物を唐突に触ってきた。

「私とのセックスが怖かったんなら…怖くない事を身体で教えてあげる……」
「うあっあっあっああっ!!」

そして棒全体をゆっくりと、本能でわかるのか俺がより感じる部分を指で刺激しながら手コキをしてきた。
レッサーと言えども立派な魔物…俺のペニスはあっという間に硬く反り勃っていった。

「もう大きくなったね…私の手、そんなに気持ち良かった?」
「あう……おう……」
「このまま手でしても良いんだけど…やっぱりぃ……」

そしてサキは膝立ちで俺のペニスを握ったまま股の上に来て…

「レツヤのオチンポをぉ、私のおまんこでぐちゅぐちゅしてぇ…いっぱい子宮に射精してもらうね♪」

俺のペニスに、もはや体毛から愛液の雫が垂れている程濡れている自分の秘所の入口をあてがい始めた。


「そして…私だけの専用オチンポでぇ…レツヤだけの専用おまんこにしてもらうねぇ……ひゃあっ♪」


そして、ゆっくりと腰を下ろして…俺の逸物はサキの膣内に沈んでいった。

「うああっ…うぅ……」
「んっ♪レツヤが入ってきたあ♪熱いよお♪」

じゅぷっじゅぷと卑猥な音を立てながらサキのナカに入っていく俺のペニス…
途中で軽い抵抗を感じ、それを破った感覚があったが…サキは全く気にしていないようだ。

「はあっ♪根元まで全部入っちゃった♪」
「ん……あ……」

結合部から流れる血を一切気にする事無く全部自身の膣に納めてしまったサキ。
膣内をきつく締め付け、さらに無数の襞が俺の陰茎に絡みついてくる……
さっき一度サキの口に射精してなかったら入れただけで果てていただろう…それほどサキのナカは気持ち良かった。


だが、それだけだった。


「へへ…気持ち良いレツヤ?」
「あ……う……ん……」
「でもまだ動いてあげないよ…避けようとした罰で、じわじわと追い詰めてあげる…」
「えっ……うっ……」

どうやらメールでいろいろ聞いていた事が癪に触ったらしい…目がマジな笑顔でそう俺に告げてきた。

「そうだね…今から魔物化した後ここに来るまでの話をしてあげよう……なんでこんな状況になってるのか気になってたもんね…」
「い、いやそんな別に…ひぐっ!?」

サキ自身は全く動いていないのに、膣内だけが俺の逸物から精液を搾り出そうと少し蠢いた。
だが射精しそうになるとピクリとも動かなくなる……生殺し状態だ……

「そんなに心配しないで…私もレツヤの精子いっぱい欲しいんだもん…話している間一回も自分から動かなかったらいっぱい射精させてあげるからね……」
「いや…それはそれでちょっと……はうっ!?」
「い・い・ね・?」
「はい……」

八木が言ったとおり、拒み続けずにすぐしてやれば良かった……
そう後悔しながらも、俺は自分の上で馬乗りになっているサキの話に耳を傾けた……



=======[七日目]=======



「ひゃっ、あっ、あんっ♪お姉さまあっ♪」
「はあっ♪咲希ちゃん♪咲希ちゃあん♪」

私が魔物になってからどれぐらいが経ったのだろうか…
私とお姉さまは、一回も休む事無く互いの身体を夢中で貪っていた。

「しっぽ!しっぽがぎゅううっって!しぼられちゃううう♪」
「ひゃあぁああ♪こしがとまらないのおぉおお♪」

今は互いの尻尾を互いのおまんこに膜を破らないように注意しながら挿入し、激しく腰を動かしていた。

「でちゃう!なんかでちゃああああああっ♪」
「イクうっ!!イッちゃあああああん♪」



ビュクッ、ビュウウウウッ!



「あつっ♪あちゅいのがきたぁ♪」
「ふぁあああああん♪」

そして、まるで射精のように尻尾から淫液を噴き出し、互いの膣内を満たしていた。
もはや私もお姉さまも身体中涎や愛液などで濡れていない場所なんか無い程お互いを貪り尽くしていた。
それでもまだまだ性欲は治まらない…

レツヤのオチンポが欲しい……レツヤのおちんちんで膣内を満たしたい……レツヤの精液で子宮を染めたい……

そんな想いがずっと脳内でグルグルと回り続けていた。

「はぁ……はぁ……」
「ふぅ……ふぅ……」

そんな中、絶頂した事によって一時的に落ち着いていた、その時であった……




ガガガガガガガガ……




「はぁ……ふぇ?」
「はぁ……ん?」

何かが開く音が突然部屋の中に響いた。
音がするほうを見てみると……

「あら?扉が……」

今まで硬く閉ざされていた扉が、大きな音を立てながら開いていた。

「だ、誰かがいますよお姉さま!!」
「あら…本当ね……」

しかもだ……だれか…おそらく犯人…しかも男の人が扉の後ろに立っていた。


「いやぁ…実に良い物が撮れましたよ…感謝します」
「はぁ……あなたは誰?」
「ボクですか?私はあなた達をこの部屋に監禁していた張本人ですよ?」

現れた男……眼鏡を掛けた低身長童顔の日本人……は、いきなり良い物が撮れたと言ってきた。
どうやら私達を誘拐して監禁した犯人らしいけど……どういう事だ?

「撮れた……って事は、隠しカメラで撮影を……?」
「ええ、そうですよ。もう終わったのでズバリ言いますが、ライトの所にありましてね」
「なるほど…眩しくてそこまでは確認してなかったわ……」

やっぱり隠し撮りをしていたらしい……
こんなにオープンな部屋ならそうかもって思ったのが当たってたのか……

「じゃあ一つ聞かせてもらえるかしら……何故こんな事を?目的は?」
「ああ…実はな、裏ビデオを撮っていたんだ」
「裏ビデオ…?」
「そうだ…今この時勢、魔物化のジャンルは大人気なのさ。だがそんなもの普通のAVでは出来ないだろ?だからこうして監禁生活の中で自然と魔物化が起こるよう色々と仕組んで、魔物化の過程を録画し、高値を付けて裏ルートで出回そうとしたんだよ」

なんと、犯人曰く私の魔物化を録画し、それを売り付ける事が目的だったようだ。
つまり、私がもっと魔物になる事を望めばもっと早く帰してもらえたという事か……

「色々と仕組んで…?」
「ああそうだ。部屋に性を刺激するようなものを置いたりしてな…特にボクお手製の料理は『崎本優香用』に無味無臭の薄い媚薬を、『百瀬咲希用』には同じく無味無臭の体内の精を減らし魔物化を促す薬品をそれぞれ混ぜておいたのさ…」
「なるほど…どおりで数日前からずっと性欲が溢れて止まらなかったのね……」

だから私もある時からやたらと下腹部が落ち着かなかったのか…



「で、もういいのかしら?」
「ああ、もう用は済んだ。帰ってもいいぞ。ああ、警察に言っても無駄だ…ボクはもうその時にはこの国から居なくなってるからな」

私一人の人生をこの男の勝手によって犠牲にされてしまった…と考えれば非常に腹立たしいが、魔物になれた事は結果的に良かったので私はそれほど気にしない事にした。

そう、『私は』だ……

「いや…だからもう良いのかしら?」
「……何がだ?」

しかし…優香お姉さまは……

「だから……まだ若い子の人生を無茶苦茶にした事への懺悔はしなくていいのかしらって聞いてるのよ?」
「な、何を……ひいっ!?」

笑顔を向けてこそいるが、怒りのオーラを纏いながら犯人のほうへじっくりと追い詰めるように歩き始めた。

「人生を無茶苦茶にって……実際に魔物にしたのはお前だろう!?」
「あら…まあたしかにそうかもね……でもね、あなたがこんな事仕組まなければ起こらない事だったのよ?」
「ま、まあそうだが……だが!!」
「あら、まだ自分は悪くないと?これはお仕置きしないと駄目ね……」
「ひいいっ!?」

その動きに合わせてゆっくりと後ろに足を動かしていた犯人だったが、お姉さまの目が光ったと思ったらぴたりと動きを止めてしまった。
そしてお姉さまは犯人の目も前まで迫って……

「だから……私がその腐った性格、叩き直してあげる。これからずーっとこんなバカな事を思いつかないように、私があなたの脳を蕩けさせてあげるわ……」
「お、お助けを……ひうっ!!」
「ダーメ♪」

犯人の下着を素早く降ろし、犯人を床に叩きつけ、犯人のおちんちんを鷲掴みしたお姉さま。
そしてサディスティックな笑みを浮かべながら暴力的に手コキを始めた……のにも関わらず犯人はあっという間に勃起していた。
お姉さまが凄いのか犯人がマゾなのかは知らないが、とにかくもう射精しそうだった。

「うあっ、はあっ」
「何?もう出そうなの?でもダメー♪」
「はうあっ!?や、やめ…!!」

だが、射精しそうなのはお姉さまも感じ取ったのか、いつの間にか手に持っていた紐で……いや、あれは抜けたお姉さまの髪の毛の束だ……で、犯人の硬く勃起している陰茎の根元を射精出来ないように硬く結んでしまった。

「大丈夫、壊れる寸前には外してあげるから♪」
「そ、そんなああああっ!!があああっ!!」

そしてお姉さまはその状態のまま手コキを再開し、すぐさま犯人を絶頂に導いた。
だが結ばれた髪の効果で射精出来ず、本来気持ち良いはずの絶頂で苦痛に満ちた表情をしている……


いい気味だ……


「さて…このまま挿入れてあげるわね…何回まで持つかしら♪」
「やめてくださいぃ…ボクが悪うございましたぁ…」
「あら?謝って済むのならこんな事やって無いわよ?」
「そ、そんなぁ……ひああっ!!」

まるでダークエルフなんじゃないかと思う程の相手を屈服させる事に楽しさを感じているお姉さまは、そのまま犯人のオチンポをお姉さまのナカに挿入した。
私も尻尾で先だけではあるが挿入れたからわかるけど、お姉さまの膣内は暴力的なまでに気持ち良い。
おそらく童貞である犯人には一瞬たりとも耐えられずに射精してしまう……普通ならば。
だが今の犯人には射精する事が出来ない……快楽の中でキツイ拷問状態である。


あれ?そういえば……


「お姉さま……よかったのですか?始めてをそんな奴にあげちゃって……」
「あんっ♪オチンポがナカにぃ……えっ?ええ……顔も私好みだし、性格も私が何とかしなくちゃって思うぐらいだしね…奴れ…夫には丁度良いかなって♪」
「……優香お姉さまってサキュバスですよね?」
「友達のダークエルフにも『優香って同じ種族だっけ?』ってよく言われるわ」


まあお姉さまがそういうのだったらいいや……


「それではお姉さま……私はレツヤの元へ行きます!」
「ええ…魔物になったんですもの、レツヤ君も居場所はわかるわね?」
「はいっ!もうハッキリと…までは言いませんが大体はわかります!!」
「なら安心ね。それじゃあ咲希ちゃんまた会いましょ。私はこの人を調教してるから」
「はい!それでは優香お姉さま、またお会いしましょう!!」


そう思い私は、犯人を言葉通り調教しているお姉さまと別れて、レツヤの家に向かったのだった……

レツヤに告白して、めいっぱい私で感じてもらう為に……



====================



「そんな事があって今こうしてレツヤと繋がってるんだよ♪」
「あぅ……」

サキが話してくれた事は、話の間ずっと焦らされ続けていた俺の耳にはほとんど入ってこなかった。
覚えている事と言えば…くだらない理由でサキを誘拐し魔物になるきっかけを与えた犯人に怒りがどこかに飛んで行って可哀想だと思った事ぐらいだ…
あの犯人が受けている罰は俺よりキツいんだろうな……

「でもレツヤ…話してる間一回も動かなかったね…」
「ぅぅ……」
「それとも動けなかったのかな?まあいいや……約束通りいっぱい射精させてあげる♪」
「うぅ……うっ!?うああああああっ!!」


そうこうしているうちに、サキもやっとその気になってくれたようで、俺を射精させようと騎乗位のまま腰を揺らし始めた。
その動きはただ上下に動いているだけ…とはいえ、蕩ける様な膣襞の感覚もあって非常に気持ち良い。
そしてさっきまで弱い快感を絶えず受けていた童貞の俺が突然の強い攻めに耐えられるはずが無く……


「うわああっ!!あっ、あああっ!!」
「ひうぅっ!きたあっ♪レツヤのザーメンが私の子宮を叩いてるうううっ♪」


サキが腰を深くまで落とし、亀頭が膣奥に…子宮口に触れた瞬間、壊れた蛇口のように今まで一度も感じた事無い勢いで射精が始まった。


「うあっ、ぐあああっ!!」
「ひゃあああぁあっ♪イッちゃううう♪レツヤの精子に子宮レイプされてイッちゃうううううっ♪」

弓なりに身体を反らせオーガズムに達したサキの身体は、更に俺の精液を搾り取ろう膣壁を動かし俺の肉棒を強く締め付ける。
そのせいで射精は勢いが衰えるどころか更に強くなった気がする…

「うあっ、ああっ、がああっ!!」
「ひゃうっ♪イッてるのにそんなに激しく動かれたらあっ、こ、こわれちゃううううっ♪」

自分の意志とは関係なくどこまでも貪欲に快感を求めている俺の身体は、射精中なのにも拘わらず下から腰を激しく突き動かしていた。
その為コツコツと子宮口を俺のペニスが叩いている事になる…サキもイクのが止まらなくなったらしく口を大きく開けながら涎を撒き散らしていた。
結合部に至っては愛液と共に白濁液も漏れ出している……それだけの量を射精しているということか……




「はあっ……はあっ……ぐ……ふぁ……」
「ぁ……ぁぁ……ふゅうぅ…♪」

何分続いたかわからない射精がようやく止まり、俺の腰も勝手に動く事が無くなった。
サキも意識がしっかり保ててないのか、瞳に光が無く繋がりっぱなしのまま俺の胸の上でぐったりしていた。
大きくなったサキのおっぱいが俺の胸の上でぐにゃりと変形している……硬くなった乳首の感触にまた俺のペニスは硬さを取り戻していく…

「あはぁ…♪レツヤのがまた大きくなった♪」
「ま、まあな……でももう少し休もうぜ?」
「ダーメ♪もっとレツヤの精液いっぱい欲しいもん♪」

そう言いながらまた腰を、今度はおっぱいを押し付けたまま器用に腰だけを動かし始めたサキ…
あっという間に硬くなった逸物はサキの膣内でカウパー腺液を溢れだしていた。

「ほらほら、いっぱい私に中出しして早く私をサキュバスにしてよ。そうしたらレツヤもすぐにインキュバスになれるよ♪」
「別になりたいんじゃはあうっ!?」
「そういう事言っちゃうならこうだ!」

少しだけサキに刃向ったら、サキの尻尾がお尻の穴を突いてきた……まさか!?

「サ、サキ……何をする気だ?」
「男には前立腺ってのがあるんでしょ?それを刺激するだけだよ」
「や、やめっ!それだけはやめてくれ!!」
「え〜…だったらレツヤから頑張ってよ♪」

たとえサキと言えどもお尻を掘られたくはない…
その想いで必死に頼んだらなんとか了解してくれたが…代わりに頑張ってと言われてしまった。

「わ、わかった……くっ……」
「あんっ♪急に動かないでよぉ♪」

それに応えるのが魔物娘の相手というものだ…俺は疲れた身体に鞭打ってサキを突き上げた……




行方不明になってた幼馴染みが帰ってきたと思ったら…人間を止めていた。
そして俺の身体を…いや、俺を求めてきて、交わってしまった。
だからと言って何も悪い事は無い……
それが魔物娘の…サキの俺に対する愛情なのだから……



「あっ、んあっ、レツっ、レツヤァ♪」
「も、もう射精る!!」
「んああっ!またナカにあついせーえきがあ♪」



俺達の甘い夜はまだまだ続く……
きっと…どちらかが倒れるまで…ずっと……

12/09/06 23:26更新 / マイクロミー
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■作者メッセージ
という事で魔物化&エロでした。魔物化っていいよね!
しかしこの後半だけなら僕にしてはエロ比率が高い……相変わらず薄いかもしれませんが。

後は後日談です。サキ視点のエロありです。

以下入れようとしたけどやめた台詞(その3)

「へぇ……レツヤって私以外の女のアドレス結構持ってるんだね……」
「ま、まあ同じクラスに女子ってか魔物も多いしな……でもほとんどがクラスメート止まりで、友達なのが一部いるぐらいだぜ?」
「ふーん……女全部消していい?」
「……アドレスでも駄目だぞ……」
「……アドレス以外に何があるっていうのよ……」

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