連載小説
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健太=馬鹿=騙される
俺、三崎健太は今シエラ達に連れられ学校の学園長室に居た。




「―――と、まぁそんな感じです。」
ふぅ。結構長くなっちまったが学園長、バフォメットのバフォ様(?)に事情を話し終わったぜ・・・・・
「ふむふむ、だいたいわかったぞ。・・・・・ただしわかったのは使われた魔法だけじゃがな」
おぉ!さすがだな!やっぱり姿はロリだけど学園長なんだな!!
「ロリだけど、は余計じゃ!!」
「心読めんの?!」
「ふん。それぐらい朝飯前じゃ」
すげーなバフォメット・・・・・
「で、魔法は一体何を使われたんですか?」
そうだ。一体何が使われたんだ?まさか王道に、異次元物質転送魔法とか?ははっそれはさすがに―――
「おぉ。健太君は優秀じゃな。その通り、『異次元物質転送魔法』じゃ」
―――あるんですよねー。
「でも学園長。あの魔法には膨大な数の霊装が必要じゃなかったですかにゃー?」
「うむ。そうじゃがこれ以外当てはまる魔法を知らなくてな・・・・」
「すんません、ぜんぜんわかんないんですけど・・・・・・」
そういった途端、シエラ達三人は信じられない物を見るような目でこっちを見てきた。
「はぁ・・・・・しょうがないわね、いい健太?この『異次元物質転送魔法』は文字どうり異次元、つまり健太達の世界の物をこちらの世界に転送する魔法よ。でも発動するには膨大な数の霊装を使わないといけないの。例えば・・・・・『黒炎竜の堅牙』なんか使用する霊装の中でも1、2を争うほど手に入りにくいわ」
「しかも『勝者の鍵』って言う霊装なんか使用したらどっかに飛んでいっちゃうから連続で使用も出来ないのにゃー」
だいたいわかったがいまいち納得がいかない。だってまた集めちまえば良いじゃねえか。
「バカモン。あの霊装は使うと最低50キロは飛ぶんじゃ、しかも『堅牙』なんか使った瞬間塵になる。しかもその『堅牙』が生えた竜は一年に一度しか姿を現れん」
な、なんだってーーー!!
「しかし、運の良いことにこの魔法で使う霊装の半分はこの学校に置いてある」
「ま、マジすか?」
「うむ。しかし条件が一つある」
「よっしゃーー!・・・・・・って、え?」
「条件は簡単じゃ。お主がここの生徒になってくれればいいのじゃ」
「・・・・・・はぁぁぁぁ?!」
やだよ、俺こんなうっかりしてたら襲われる(性的な意味で)学校なんて。
「何故イヤなのじゃ?日々の不満を発散できるではないか。」
うわ〜、また心読んできたよこのバフォメット。ちゃんと言ってやろうじゃねえか
「嫌なもんは嫌です!」
はっきりくっきり言ってみた。するとバフォ様は少し考え、結論を出した。
「ほ〜・・・、つまり君はこの学園にいると変な気持ちになってしまうから嫌なんじゃな?」
「なっ・・・・・・!そこまでは言ってないでしょうが!!」
「今の言葉を聞く限り本当なんじゃな?」
「五月蝿い!!俺は変な気持ちになんかなんねぇよ!!」
「ほぅ・・・・じゃあ証明してくれんかのう?」
「いいだろう!!入ってやるよこの学園に!!!」
・・・・・はめられた気がするが気にしないもん!!!
「じゃあこの書類にサインしてくれ」
「わかったよ・・・・」
手渡された書類にサインしてバフォ様に返す。
「で、俺はどこに行けばいいんだ?」
「それじゃあこっちについてきてくださいにゃ〜」
グラン先生が扉の前で手招きしている。なんか招き猫みたいだな・・・・・・
「ほら行こう健太!」
シエラが俺の手を引っ張ってグラン先生と共に学園長室から出て行く。


これから俺の新たな生活が始まる。そんな思いを胸に秘めながら俺はシエラの手を握り一緒に歩いていった・・・・・・











「―――で一体何者なんじゃあの少年は?」
バフォ様は健太たちが部屋から出て行った後一人で呟いた
「あの魔法は『人』は運べないはずなんじゃが・・・・・・」
真相はわからないまま時は過ぎていった・・・・・・
11/01/22 14:16更新 / 杉宮 薫
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■作者メッセージ
なーんか最後シリアスになってしまいましたねw

一体健太はこの先どうなってしまうのでしょうか?
まだ私も考えてません♪
ではまた見ていただきありがとうございました。そしてぜひまた見てくださるとありがたいです

では!!!

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