連載小説
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TAKE18 2nd dateはまさかの開幕
「はぁ〜い、ボクちゃ〜ん♥️ ママでちゅよ〜」
(……どうしてこうなった)

 とある一室。男優、志賀雄喜は変なスイッチの入ったらしい小田井真希奈と対面しつつ独白する。
 ノリノリの様子で些か気の狂ったような台詞を口走る彼女は下着にエプロンといった身なりで、乳牛柄のガラガラ――乳児をあやすのに用いるアレ――を手にしていた。対する雄喜は何故か成人サイズの涎掛けと紙オムツを着用しており、独白に反して身なりが狂気の沙汰であった。


 何故このような結果となったのか説明する為には、幾らか時を遡らねばならない。
 事の起こりは約十数分前。二人は通算四度目の――真希奈にとっては二度目となる――デートに出発し、目的地へ到着した。

 二人が今回のデート場所に選んだのは、関西某所にある『善会町(よきえちょう)』。
 嘗て雄喜と克己が訪れた『椰子ノ木町商店街』と同じくキラメキングダム株式会社と共生関係にある歓楽街であり、界隈ではしばしば『東に椰子ノ木。西に善会』としてセットで語られもするほどに有名な町であった。


「ポストのある通りの信号を三つ進んで右に……あ、ここですね。『れいん望』」
「年代モノ感アリアリの看板に内装……歴史を感じるというか、雰囲気あっていいですねぇ……。駄菓子なんてまともに食べたことないからなー……楽しみだ

 二人がまず訪れたのは、古坂から『最初に行っておくべきおススメスポット』として紹介された駄菓子屋『れいん望(ぼう)』。昭和から続くこの商店は、店内の飲食スペースで駄菓子や駄菓子を用いた創作料理を楽しむことのできる一種のカフェめいた側面も持ち合わせていた。

 店に足を踏み入れた二人を出迎えたのは、店主である人間女性、駒木根イクエの孫兼『れいん望』従業員のカイト青年。祖母譲りの明るさと社交性を持つ彼は善会町を心から愛し、町のほぼ全てを知り尽くしたと豪語する男であった。
 カイトに店内を案内されながら、役者たちは駄菓子を物色し購入。『味が気になるので折角だし店で食べて行こう』ということになり、飲食スペースにて開封・実食……と、ここまでは何の問題もなかったのだが、真希奈が十五袋目の知育菓子――所謂『水で粉を練るアレ』の類――を開封しようとした時、彼女の身に異変が起きた。不自然なほどに唐突な発情である。

 原因は一切不明乍ら、ともかく同行者の発情を察した雄喜は『自分が交わってやらねば』と地図アプリで近場のラブホテルを探そうとする。然してそこで同じく真希奈の発情を察知したらしい『れいん望』二人目の従業員であるセイレーンの鳥居セツコから『いい場所を知っている』と案内されたのが、町外れにある『無料特殊休憩所』……即ち、今二人がセンシティブに狂気じみた格好で向かい合う一室を擁する施設であった。

 『無料特殊休憩所』……その実態は自治体が運営する所謂"無料ラブホテル"のようなものである。無料なだけあり設備は町にある通常のラブホテルより劣り、利用には条件や回数制限があるなど幾らか制約はあるものの基礎は磐石で、例えば"軽めの性行為で少々"抜いて"おきたいがさりとてラブホに行く時間や予算はないカップル"等には打ってつけのスポットである。
 また、利用するごとに町内の様々な施設で使えるクーポン券が貰える等の特典も充実している。


 かくして無料特殊休憩所の空き部屋へ入った雄喜と真希奈。発情状態の真希奈は勿論、雄喜も既に"ヤる気"満々といった所で『どういったプレイでヤるか』の問題が浮上。二人で悩んだ末に真希奈が言い出したのが、よりにもよって"エイジプレイ"――片方が乳幼児を演じる所謂"赤ちゃんプレイ"――であった。

 この提案に雄喜が躊躇ったのは言うまでもない。一方の真希奈は『屋敷より設備面で劣るので諸々考慮したらこれが最適解』『妊娠前から母乳の出るホルスタウロスらしいプレイがしたい』『将来子供を持つつもりなので育児の予行演習になる』などとと主張。

 話し合いの結果雄喜は『どうせ死ぬなら生前の恥はかき捨て』『何時まで一緒に居られるかもわからないなら彼女の意思を尊重すべき』との考えからエイジプレイを承諾することとなった、のだが……

(それにしたってこの服装はどうなんだ……)

 雄喜はエイジプレイについて『あくまで私服のまま母子ごっこをするだけ』と思っていた。何せ無料特殊休憩所に備わる衣装や小道具の品揃えは志賀邸のそれに大きく劣る。ならばエイジプレイ用の衣装など当然ありはすまい……そう思っていたのだが、簡素なクロゼットの中には何故かエイジプレイ用の成人向け涎掛けと紙オムツがあった。
 『着るのやだなあ』
 心底思った雄喜は、藁にも縋る思いで真希奈に確認を取る。『これ本当に着るんですか? 僕が着たら絵面えげつないことになる気しかしませんし貴女も多分後悔しますよ?』と。真希奈は答える。『はい、着て下さい。寧ろ雄喜さんの赤ちゃん姿想像したからこそエイジプレイ提案したぐらいなんで全然問題ありません。仮に悔いたならそれは私の自己責任ですよ』……乳牛女優の態度は真剣そのものであった。

 更に『魔物、少なくともホルスタウロスは温厚過ぎる余り暢気かつ大雑把で思慮に欠ける所はありますが、だからこそ些細なことをさほど気に留めず、よって男性を外見だけで評するような真似もしません。仮に好ましくない姿であるなら好ましくなるよう全力を尽くします。もし赤ちゃん姿が似合っていなかったらその時は着替えて頂いて構いません。なので試しに一度、騙されたと思って赤ちゃんの格好をして頂けないでしょうか』とまで言われてしまう。

 ここまで真剣に頼まれたとあっては着替えないわけにもいかず、雄喜は意を決して涎掛けとオムツを着用する。一方の真希奈も下着姿にエプロンを着用。斯くしてここに卑猥な義母と狂った身なりの義子による正気を欠いた母子が誕生し今に至るのだが……

(そうは言ってもやっぱりこの格好は抵抗あるんだよなぁ)

 雄喜はやはり、どうあがいても乳児になりきれないのだった。

「あれれぇ〜? ボクちゃ〜ん? どーちたのかなー?」

 一方真希菜もそんな雄喜の内情を察してか、どうにか"ノらせる"べく甘ったるい声で誘惑を試みるも中々上手く行かない。そこで彼女は膝立ちになり、エプロンの裾を摘み……

「ほぉ〜らっ♥ ボクちゃん大好きな、ママのおぱんつでちゅよ〜♥」
(……!)

 そのままたくし上げ、乳を揺らしながら下着を見せつける。
 "義母"のストレートな誘惑は相対する"義子"の劣情を瞬く間にかき立てる。視線は下着へ釘付けとなり、巨根は紙オムツを突き破らんばかりにそそり立つ。

「あらあらぁ〜ボクちゃんてばママのおぱんつじぃーっと見ちゃって、しかもおちんちんまでおっきくなって……お・ま・せ・さんっ♥
 けどいいんだよぉ〜? ママの全てはボクちゃんのモノ……ボクちゃんはママになんでもしていいんだからね〜?」
「……っっ」

 『全てあなたのもの』『私に何でもしていい』……何れも魔物が愛する夫に囁く常套句であるが、甘ったるい誘惑に意識を蕩かされ、乳と下着に劣情をかき立てられた雄喜にとってそれらはまさに必殺級の殺し文句となっていた。これを気取った真希奈は、雄喜とのエイジプレイを完成形へ導くべく最後の仕上げにかかる。

「おいで、ボクちゃんっ。つらいこと、悲しいこと、たくさんあっただろうけど……今だけは忘れていいんだよ?
 ……今はただ、幸せな赤ちゃんになって……ママにい〜〜っぱい甘えて、"ばぶばぶ"しようね〜♥」
「……っ、ぉ……ぅ……」

 その声色と単語の配列は、青年の意識を的確に揉み解す。そして……

「……ば……ばぶぅ……」

 遂に自ら乳児になりきった"義子"は、誘惑する"義母"の元へにじり寄り……

「ん……ままぁ……」
「んー、よしよし。ママでちゅよー」

 そのままゆっくり抱き着いて、ホルスタウロス特有の豊満な乳房……その谷間に顔を埋める。
 仄かに甘い乳製品に似た芳香と、姉とも母とも妻ともつかない女体の温もり、そしてエプロンと下着越しにも伝わる乳房の柔らかさと弾力……それら刺激を一度に受けたとなれば"義子"の興奮は早くも限界点に達し……

「っぅ……ぁぅっ!」

 ……思いがけず"漏らして"しまうのも、乳児故無理からぬこと。

「ぅぅ……」

 されど漏らした事実に変わりはなく、雄喜は義母の胸に埋めた己の顔が羞恥に熱を帯びるのを感じていた。とは言え幸い、今自分の股間を包むは分厚い紙オムツ。漏らした事実はそうバレもすまいと安堵していたが……

「あっ、ボクちゃんてば"おもらし"しちゃって……いーけなぃんだっ♥️ おむつ履いてるからバレないと思った? ざ〜んねんでしたっ、ボクちゃんのお股のもっこりさんからおいしそーな濃っゆ〜いニオイがしてたからね? ママすぐわかっちゃったぁ♥️」

 おお、なんたる盲点。確かにこれだけ密着しているならば、例え見た目や音を誤魔化せても隙間や繊維の目から漏れ出す臭いまではそう誤魔化せまい。まして相手は魔物、並みの生物より遥かに精の気配へ敏感なのだから、バレずに誤魔化しきれる道理などあるはずもなし。

「でもいいんだよ〜? だってボクちゃんは赤ちゃんなんだから。赤ちゃんなら"おもらし"して当たり前だし、だからおむつ履いてるんだもんっ。
 寧ろ"おもらし"できるってことは、ボクちゃんのお股のおちんちんとタマタマがちゃあんと元気に動いてる証拠なんだから、とってもいいことなんだよ♥️ だからもっとも〜っとママに甘えてバブバブして、気持ちいい"おもらし"い〜っぱいしましょうねぇ〜♥️」
「……んん〜♥️」

 幸福感に気を良くした"義子"は"義母"をより強く、もっと愛してくれと懇願するように抱きしめる。抱擁とはホルスタウロスの愛情表現であり、今や己は彼女の子。なれば己もまたホルスタウロスの流儀に倣うのが筋であろうとの判断からであった。

「んっふ、ボクちゃんは甘えんぼさんだねー♥ よしよし、じゃあもーっと"ばぶばぶ"っ……の前にーっ、"おもらし"で汚れちゃったおむつ替えてあげるから、一旦ごろんしよーねー♥」
「ぁぅぅ〜♥」

 言われるまま、雄喜はゆっくり仰向けになり身を任せる。真希奈は雄喜の腰回りに手を這わせ紙おむつを外していく。熱帯びて露わになった股間はポリマーで吸いきれなかった精液に塗れており、男根は一先ずの射精を終え若干萎んで尚存在感を放っていた。

「わぁ、たっくさん出たねぇ〜。えらいえらいっ♥️ じゃあおちんちんとタマタマ、ウェットティッシュでフキフキしてあげまちゅねー♥️
 フキフキっ♥️ ……はぁーい、ボクちゃんのおちんちんとタマタマ、キレイになったよー」
「はひゅ〜♥️」
「次は新しいおむつ履かせてあげるから待っててねー」

 優しく語りかけながら、真希菜は新品の紙オムツを取り出しては雄喜に履かせていく。動きは多少ぎこちないものの態度は意外に真剣で、ともすれば『育児の訓練がしたい』との発言に嘘偽りなしと言えた。

「はいっ、できたよー。大丈夫、ボクちゃん? きつかったりしてない?」
「んぅぅ」
「その感じだと大丈夫な感じだね? よかったぁ。ママおむつ替えるの始めてだったから、もし失敗したらどうしよーって不安だったんだけど、うまく行ってホッとしたよ」

 乳児を演じる以上言葉を話せないので、雄喜は問題なしの意を態度で伝えた。対する真希菜はそれを気取り、上手く行ったことに安堵する。

「それじゃあ、おむつ交換も終わったことだし"ばぶばぶ"の続き、しよっか♥️」
「ぁぅ♥️」

 起き上がった雄喜はそのまま真希奈の元へ乳児らしく這っていき……

「……まんま、ぱいぱいっ」

 意を決して渾身の"おねだり"を敢行する。すり寄って囁きながら、片手で真希奈の胸をぽふぽふと軽く触る。谷間に顔を埋めて揉みしだきたい所だが、それならわざわざ"ねだる"必要もない。
 ともすれば狙いは一つ。雄喜にとっての懸念は真希菜が己の意図を察してくれるかどうかであったが……

「あらら、ボクちゃんてばママのおっぱいちゅっちゅしたくなっちゃったんだねぇ♥ ちょっと待っててね、今準備するから」

 雄喜の懸念は杞憂であった。真希奈はエプロンの首紐を解き、上半分を前方にぺろんと倒し膝掛けのように垂らす。露わになった1メートルを余裕で超える爆乳はブラジャーに包まれて尚重量感と迫力、そして色香に満ち溢れ雄喜の視線を釘付けにした。然しこれはあくまで授乳の準備に過ぎず、真希奈は己の乳房を包む下着を外しにかかる。そして……

「んっ、しょ……っふぅ♥️」
「……!」

 最後の遮蔽物さえ取り払われ乳頭まで完全に露わとなった真希奈の双丘は、雄喜の視線どころか眼球さえ奪いかねないほどに破壊力抜群であった。

「お待たせっ♥️ 準備できたよー。ほーらおいで、ボクちゃんっ。ママのお膝枕にごろんしようねー♥️」

 言われるまま雄喜は真希菜の膝を枕に仰向けで寝転がる。
 上に至高の爆乳、下に極上の太股。乳製品の如き淡く甘い芳香と、愛に溢れた癒しの囁き……更にこれより母乳まで吸えるのだから、まさに天にも昇る心地とはこの事か。『一連の行為が終わった後、或いは今この瞬間にさえ死んだとして何ら悔いはない』とさえ、乳児姿の青年は思った。

「はーい、ボクちゃん。あーんっ♥」
「んぁーっむ」
「ぁん♥ ボクちゃんてば、そんなに強く吸い付いて……ママのおっぱい心待ちにしてたんだねー♥」

 実際それは紛れもない事実であり、雄喜は一心不乱に真希奈の乳を吸い続けた。唇で包み、舌を這わせ、幽かに歯を当て……巧みに弄ばれる度、真希奈は喘ぎながら母乳を分泌し続ける。口腔内に広がる濃厚乍らも優しい甘味。母性的な女体の齎す快楽に味があればこんな感じだろうかなどと、雄喜は思いもした。
 そして……

「っふ、はぁぁ……♥️ ボクちゃん、すごいねー♥️ ママのおっぱいたくさん飲んで……ママ嬉しいなっ♥️」
「っぁぅぅ〜♥️」
「んん〜♥️ ボクちゃんもなんだか幸せそうだねぇ〜。喋れなくても顔見ればわかるよぉ。

 ……そ、れ、は、そ、れ、と、し、てっ」
「ぅ?」
「ボクちゃんの身体の下の方、おむつの前がこんもり膨らんでるよぉ?」
「っ……!」
「これってもしかしなくても〜ボクちゃんの、お・ち・ん・ち・ん♥️ だよねぇ〜?」
「ぅぅ♥️」
「ボクちゃんたら、ママのおっぱい飲めて嬉しくなっちゃったんだねー♥️
 けどこのままじゃおちんちんつらいだよねぇ……折角白いのぴゅーしたくて、かっちかちのびんびんにおっきくなったのに、狭い狭ぁ〜いおむつの中に閉じ込められてるんだもんねー。
 でも大丈夫だよーボクちゃん。おっきしたおちんちん、すぐにママがお外に出してあげますからねー」

 言うや否や真希奈は手際よく雄喜のオムツを脱がす。露になった巨根は雄々しくそそり勃ち、射精寸前の臨戦態勢といった雰囲気をありありと放っていた。

「はぁ〜い♥️ カチカチビンビン元気いっぱいのおっきなおちんちんさんがこんにちはーしてきたよ〜♥️ やっぱりおむつから出してあげて正解だったねー。
 それじゃこの元気いっぱいなおちんちん、ママのお手てで優しく"しこしこ"してあげる♥️ 気持ち良くなったら遠慮なく"おもらし"していいからねー♥️」

 これぞ所謂"授乳手コキ"というヤツである。

「しこしこ、しこしこ♥️
 しぃこしぃこ、しこしこっ♥️
 しこしこぴゅっぴゅ♥️
 しこしこ、ぴゅっぴゅぅ〜♥️」

 空いた片方の乳頭から染み出た母乳をローション代わりに、真希奈は逞しい巨根を愛撫していく。その手捌きたるや華麗そのもので、手の動きに合わせて発せられる優しくも淫靡な囁きも相俟って雄喜は瞬く間に猛烈な射精衝動に襲われる。
 内なる色情の昂りは無意識的に乳を吸う力を強め、性器全体にに熱を帯びさせその先端からは膨大な量のカウパー腺液が溢れ出て……結果、射精欲求の高まりは真希奈も察知するところとなり……

「あっ♥️ ボクちゃん、おっぱいちゅっちゅするの強くなってきたねぇ♥️ おちんちんも熱くてがまん汁でぬるぬるだし……そろそろおもらしぴゅーってできそうなんだねっ♥️
 でもその感じ……ボクちゃんまさか迷ってるの
かなー? 『おもらししたいけど、どのこタイミングでぴゅーしたらいいかわかんないよ〜』って、深く考えちゃってるんだよね?」

 真希奈の憶測は紛れもない真実であり、雄喜の心には実際射精のタイミングに関しての迷いがあった。

「ボクちゃんたら真面目さんだねぇ。赤ちゃんなんだからややこしいことなんてなにも考えなくていいのに……しょうがないなぁ、じゃあここはママが助けてあげよっか♥️
 今からママが数を数え下ろしていくから、合図したらお射精ぴゅーしましょうねー♥️
 じゃあ、行くよ〜?

 さんっ、に、いちっ……ぴゅぅぅぅ〜っ♥️」
「んっっ! っっっ♥️」

 真希奈の合図に合わせて、雄喜は勢い良く精を放つ。白濁したそれは粘り気が強く濃厚で、個室全体が強烈な精臭に包まれるほどであった。

「わぁ〜♥️ すごいねボクちゃん♥️ おちんちんから白いのいっぱい出てるよぉ♥️ ぴゅっぴゅぴゅー♥️ ぴゅるるー♥️」

 雄喜の出した精液の量は凄まじく、床面に水溜まりならぬ精液溜まりができかねない程に膨大であった。

「た〜っくさん出せたねぇ〜♥ 流石ママの子だぁ♥ よしよし〜♥」
「ぅ〜♥」

 その後、なんやかんやで興奮した乳牛と男優は"義母子"のまま互いを味わい尽くした。ともすればお互い疲弊していてもおかしくはない所だが、真希奈は雄喜から精を、雄喜は真希奈から母乳をそれぞれ摂取していた為揃って疲弊の気配は微塵もなく、かえって無料特殊休憩所へ入る前より活力に満ち溢れている程であった。



「……ど、どうでした?」
「……まあ、その……マキさんはどうだったんです? "良かった"ですか、アレは」
「そ、それは勿論っ、楽しかったっていうか、寧ろ私ばっかり楽しんでて、ただの自己満足になってないかなって、不安なくらいで……」
「それは杞憂ってもんです。僕の方も大変楽しませて頂きました……ああいう形の、甘く弄ばれる路線も悪くない……寧ろいいものだったなと」
「……また、やりたいですか?」
「ええ、機会があれば是非」


 無料特殊休憩所を後にした二人は、意気揚々と善会町観光を再開した。
21/07/29 21:24更新 / 蠱毒成長中
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