連載小説
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ハーピーちゃんにときめこう!
ハーピーちゃんにときめきたい。
いっつも宅配便届けてくれる彼女の明るい笑顔とか、可愛い声とか、綺麗な羽根に胸をキュンキュンさせたい。
荷物受け渡す時に時々触れる羽根や爪の感触にドキドキしてさぁ、飛び去る時に見える尾羽とお尻にムラムラしたいんだ……
その後、彼女と順調に仲を深めたい。
意を決して雑談を振ったら、めっちゃ嬉しそうな顔してくれてさぁ、仲良くお話出来るんだ。
彼女は宅配のお仕事があるから、時間的にはほんの1、2分話せただけなんだけどさ……
それでも彼女と話せた事が嬉しくて嬉しくて……ますます惚れ込んじゃうんだ、彼女に。

その翌日、にわか雨が降って来たタイミングでインターホンが鳴ってさ、玄関のドアを開けるとそこにはずぶ濡れのハーピーちゃん……!

「いやー、参ったよ!
急に降って来たからこんなに濡れちゃって……
あっ、いつも通りココにサインを……はい、お待たせしましたー」

って言いながら濡れない様にナイロンで包んだダンボール箱を差し出して来るハーピーちゃん。
そんな彼女に俺はこう言うんだ……

あっ、あの! 良かったらこのバスタオル、使って下さい!
その……ずぶ濡れだと風邪引いちゃうかもだし……

そう言ってバスタオル押し付けると、彼女はキョトンとした後、

「ありがとうございます! 今度来た時にお返ししますね♪」

そう言って晴れやかに微笑むんだ……
まだ雨は降ってるけど、彼女の笑顔はまるで太陽みたいでさ、俺の心まで明るく温かくしてくれるんだ……
ああ、ハーピーちゃん好き……もうメロメロだよ、俺。
こんな娘と恋人になりたいなぁ……
そしてイチャイチャラブラブしまくって、えっちもしたい……!

それから数日後の夜、いつもの様にハーピーちゃんを想いながらオナニーしてるとベランダからガタン、と物音が……!
何だ⁉︎ 空き巣か⁉︎ ってなってフルチンでベランダに飛び出す俺。
ところがそこには誰もいなくて……野良猫の仕業かな、って結論づけて部屋に戻ろうとすると、いきなり両肩を「何か」に掴まれて上空に引き上げられる……!
ひいっ⁉︎ 何これ! 高い、怖い! ってなって上を見上げるとそこには見慣れた尻と尾羽。そう、ハーピーちゃんのエロエロお尻!
訳が分からないウチに高層ビルの屋上にあるハーピー属専用の「ヤリ部屋」に連れ込まれちゃう俺。
俺の上に跨って来るハーピーちゃんの顔はいつも見ていた明るい顔とは全然違ってさ、爛々と目を光らせてだらしなく緩んだ表情で……発情期のメス鳥そのものなんだ……!

「ハァハァ……❤️ もう我慢出来ないよぉっ……!
アナタが悪いんですよ? あんなに必死な顔して話しかけてくれて……❤️
優しくしてくれて……❤️
もうお腹の奥が疼いて疼いて……たまらないんですぅぅぅっ❤️
欲しいっ……! アナタの全部がっ! 欲しいのぉぉぉぉっ❤️❤️❤️」

そう言って俺に覆いかぶさって来る彼女にベロチューされて、そのままちんちんをオマンコで食べられちゃうんですよね、逆レセックスで恋愛成就最高!!!

ぁぁぁぁっ!
ハーピーちゃん好き!
俺を騎乗位で犯しながら、この前貸したバスタオルをクンクンしながらそのニオイで更に発情しちゃう変態っぽいところも!
ベロチューする時に俺の顔を翼で覆って、お互いの視界を限定して「私だけを見て❤️」しちゃう、意外と独占欲強いところも!
背面騎乗位で腰を上下する度にお腹にペチペチ当たるキュートな尾羽も!
もう、全部全部っ!
大好きなんだぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!
愛してるっ……キミをっ!
俺と番になってくれぇぇぇぇぇぇぇっ!!!
23/02/15 08:03更新 / H.H
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■作者メッセージ
ウチのハーピーのお名前は「ココミ」ちゃんです。
友人のスイカくん様が命名してくれました。
素敵なお名前、ありがとうございました!

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