連載小説
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出発点 洞窟の崩落
今日もこの朝も昼も夜も絶え間なく暗いままの洞窟の中には二人の、いや、一人と一匹の喘ぎ声が響き渡っていた。侵入者でもいたらすぐに気が付きそうだ。

「あぁっ・・・うぐっ・・・ミリア・・・ふっ・・」
「ミル・・・もっとよ!もっと強く・・あんっ!強く突い・・んくっ・・突いて・・はあぁっ。」
今日も飽きもせずにこの二人は体を交わらせていた。お互いに体の快楽には正直に答えており、お互いがお互いの大事な所をぶつけあっている。しかもミリアの秘部からは絶え間なく透明の液体がピチャピチャと音を立てながらミルの体に纏わり付いたり辺りに飛び散ったりしている。

「うぁっ・・・ミリア・・・あぅ・・もう・・で・・」
「させないわよぉ・・あんっ・・もっともっと・・んぐっ・・ミルの棒を愉しみたい・・んっ・・だからぁあぁぁっ!」
「ちょっ!ミリア!いきなりの締め付けは・・ああぁあぁあぁっ!」
「来たぁ!ミルの精液ビュルビュルってミリアの子宮に流れ込んできちゃうぅ!」
絶え間なく続いていたミリアの豪快なまでの腰振りに加え、自分でも勢いよく振っていた事によって射精感が込み上げたミルは一気に出そうとした。しかし、ミリアはそれを許さなかった。自分の膣を閉めて射精を止めようとしたのだ。しかしそれは逆効果だった。結果的に最良の締め付けを味わったミルはあっという間に果ててミリアの中に、音が響いて聞こえるほどに大量の精液をビュルビュルと直接子宮へと流し込んだ。そしてその間、ミリアは子宮に精子が濁流の様に押し寄せる快楽に浸ってミルに抱きついていた。そして体をブルッと震わせたミリアはそのままミルの腰に大量の愛液を吹きかけた。

「はぁ・・・はぁ・・・ミリア・・・きもち・・んっ・・よかった・・?」
「はぁ・・はぁ・・はぁ・・ミル・・気持ちよかった・・ふぁ・・・また出した・・」
全てを終えて互いに疲労し切って、お互いに地面に倒れ込んだ。そしてミリアはミルに、ミルはミリアに快楽の感想を聞こうとした。しかし、その途中でミルは直ぐに絶頂に達してミリアに射精した。流石に量は少なかったが、ミリアの欲求を満たす分には申し分なかった。ミリアもとても満足そうな顔をしている。しかし、そんな二人の幸せは一瞬で崩れ去る事になる。文字通りで。

「あぁ・・・ふぅっ・・・ミリア・・・・!地震?!」
「イタッ!岩・・?!地盤が!ミル!乗って!」
ミリアとミルの秘部の接合を解いたミルは、そのままミリアの顔を撫でていたが、いきなりの地震で少しの異変が頭をよぎった。それを見透かしているかのように、ミリアの住処である洞窟は崩れていく。ミリアも危険を感じたようで、ミルを背中に乗せると全速力で洞窟を最短ルートで抜け出た。その次の瞬間には入り口は瓦礫で埋まっている。

「ああ・・・私の家が・・・」
そうして落ち込んでいたミリアは暫くしてからミルに慰めてもらうと、そのままその場を去った。これ以上は此処に居たって何も得ることは出来ない。それどころかがけ崩れに巻き込まれる危険性さえもあった。そしてその場を離れた二人は、唐突に旅へ出る事を強制されてしまった。
10/10/28 20:38更新 / 兎と兎
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■作者メッセージ
今回はなんと急展開。次回からは二人はタイトル通りに旅を始めます!ではでは

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