連載小説
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神よ俺に恨みでもあると
「う・・ん。」
「お、起きたようだな。」

声がする方を向くと彼女が目を覚ましたようだ。

「私は、確か・・そうだ勝負をしていてそれで・・・・負けたんだな。」

そう言いながら刺された腹の部分を見たが傷痕は無かった。

「え、なんで。 確かに剣が刺さったはずなのに。」
「女の肌に傷残したら男が廃るって師匠が言ってたしな、跡が残らないよう早めに手当てをしたからな。」
「治癒魔法を使えるのか?」
「いいや、特製の治療道具と秘孔を突いただけさ。」
「君は一体何者なんだ。」
「只の武道家さ。」

彼女はそう言われても納得しないような顔つきをしていた。

「そういえば、名を名乗っていなかったな。」
「そういえばそうね。」
「俺の名はザック・バレルゲイナーだ、よろしく。」
「私はエリナ・フェンナーク、武者修行者よ。」
「でもいきなり戦えは無いんじゃないかな。」
「ここしばらく戦うことが無かったか嬉しくてつい。」
「まあそういう性分なのかは知らないからいいけど、飯は食べるかい。」

そう言われると辺りに好い匂いする。

「これって、もしかしてプルコギ豚?」
「そうだよ。」
「どうやって捕まえたのこれ、狩るのが難しい豚でしょ。」
「こいつの警戒領域外から一撃で仕留めた。」
「弓かなんかで?」
「いいや、拳でだ。」
「(゜д゜)・・・・・・」

ありゃま、フリーズしてしまった。

「要は君に使った技を使っただけだ。」
「あのすごい衝撃波を。」
「その衝撃波を拡散せずに撃てば可能だ。」
「確かプルコギ豚て警戒範囲が350Mだから・・・・どんだけすごいんだあの技。」
「まあその話は置いといて、食べないと冷めてしまうよ。」
「なんか逃げられた気がするが、温かい料理は食べたいから後で聞こう。」

ーーーーー微細事項ーーーーーーーーー
プルコギ豚
自然の多い所にだけ生息している豚。容姿はモン○ンの○ーギーを普通の豚のサイズにした姿をしている。ただし臆病な性格とチーター並みの素早さがあるため狩るのが難しく市場に出回りにくい高価な豚である。
肉は濃厚で口に入れた瞬間津波のような味が押し寄せるといわれており、脂身は体内に溜まりにくく分解されやすいため胃もたれがしにくく何枚でも食べれてしまうほど。
燻製のすると脂が特殊なコーティングの役割をし過酷な環境でも腐りにくくなる。
そのため冒険者達が必ず持っていきたい食料でも有名。
なお、彼らの警戒領域が350Mと長い為ベテランでもそこそこにしか取れないらしい。








「一つ聞いてもいいかな?」
「なんだ。」
「私の分がちゃんと食べやすいサイズに切られているが、君の分がなんで丸々一匹丸焼きなんだい。」
「これがいつも食べる量だが、何か問題でも?」
「一匹丸々って何人前あると思っているんだい。」
「10人前位じゃなかったかな。」
「それを一人で食べるなんてすごいとしか言いようがないね。」

半ば呆れながらそんな事を言われたが、キーニしない。

「それじゃ、全ての食材に感謝の意をこめていただきます。」

そして、丸焼きの豚にかぶり付く。

「うんみゃーー、噛んだ瞬間に肉汁が口から溢れんばかりに出てきて肉と絡み合いうまみが増していく。噛めば噛むほど濃い肉汁がどんどん出てくる口の中が肉汁の海になっちまってる。」
「だけど食べても消化しやすい肉であるため胃もたれしないから手が止まらない。それに脂肪も付きにくい為女性でもついつい食べ過ぎてしまうな。」

さすがプルコギ豚、うまし。
僅か20分で完食してしまった。

「ふー食った食った。」
「やはりおいしいなプルコギ豚。」
「なあザックちょっといいかい。」

ゾク

なんだ、悪寒がしたな

「なんだ。」
「食後で悪いんだがな、我慢できなくてな。」
「な、なにおだ。」
「お前に惚れてしまったんだ。」
「え。」
「お前に負けて私の本能がザック、あなたを求めてしまっているんだ。」
「ま、待て落ち着け。」
「だからもうあそこが疼いて仕方ないんだ。だから。」

マズイ、リザードマンはかなり激しいて師匠が言っていたな。
相手にするなら、ホルスタウロス印の神ドリンクが必要だって。

「頼む、ちょっと待っ・・」
「あそこをザックので満たしたい、だから。」

と同時に馬乗りされ、顔が妖艶な笑みを浮かべていた。

「襲ってもいいよね?」

エリナにそう言われ背筋が凍りつくような感じがした。
だけど、そのエリナの姿は美しいと思えてしまった。
そう考えているうちにエリナが顔を近づけてた。

「ん・・ちゅ・・・はむ」

ファーストキスが大胆なディープキッスだった。
とても甘く、柔らかな舌が口の中で絡み合う。

「あむ・・・ん・・んむ・・・はふ」
「どう?私のキスの味は。」
「とても気持ちいいです。」
「なら、もっと気持ちよくなろ。」

再びキスをしながらエリナはゆっくりとズボンを下していく。
そこには我がMY息子が今にもフジヤマヴォルケイノしそうな位起っていた。

「すごく、大きいのね。」
「は、恥ずかしい。」

ザックは顔を真っ赤にして横に向いてしまった。
顔が女に似ているため可愛らしく見えてしまった。

「ここも濡らしておかないとね。」
「ちょ、待って今やられると。」

ぱく。

「あう。」
「ふふ、可愛い声出して。」

口に咥えただけでこんな声出してほんと可愛いな。
ちょっといじりたくなってしまうな。

「ん・・じゅぷ・・じゅぷ・・・んむ。」
「う、す、すごい。」
「じゅるるるるーーーーー」
「はう。」

ザックのを丹念に愛撫しながら時に吸ったりする。
ザックはされるがままになり息子はもう噴火寸前だった。

「はぁはぁ、エリナもう・・我慢できない。」
「そろそろいいわね、じゃあ入れるよ。」

エリナのあそこはすでに洪水状態だった。
準備の要らないほど濡れていた。

「じゃあいくよ。」

ゆっくりとエリナのあそこへと入っていく。
頭の先が中に入った後一気に腰を下ろす。



・・・・・ぶち!・・・・・・

「え・」

何かが切れた音がした。

「エ・エリナ、まさか。」

エリナと繋がった場所を見ると血が流れていた。

「初めてだったけど、ザックにあげれて嬉しい。」

目尻には薄っすらと涙が溢れていた。
初めてだったのにこんな言葉を言われて男として黙っているわけにはいかない。

「良かったのか俺みたいな男で。」
「私を倒すほどの強さもあるし、怪我の手当てもちゃんとしてくれたし、それに。」
「それに。」
「ザックは魔物である私を女として見てくれた、そんな優しさに惚れたんだよ。」
「エリナ。」
「ん。」
「俺の背中を支えてくれるかい?」
「もちろん。」
「なら君を君を必ず幸せにするだから、俺と一緒に旅についてきてくれ。」
「いいよ。」

そう言い終わるとお互い愛し合うため腰を動かす。

「激しくしてもいいかい?」
「もう痛みは無いからいいよ。」
「なら思いっきりいくよ。」

ザックは腰に手を当て思いっきり腰を動かし突きあげる。

「はぁん、激しい♪」
「俺もすごく気持ちいいよ。」

お互いを感じながら腰を振り絶頂がこみ上げてくる。

「エリナ、俺・・もう。」
「いいよ私の中に来て」
「い・・く」

一番奥に突き上げると同時に果てる。

「ふぁぁぁ、きたーーー」

大量の精がエリナの中に満ちていく。

「く、あ・・・はぁ・はぁ。」
「はぁぁぁ、すごい。」

ともに絶頂を迎え果てる二人。

「き、気持ちよかった。」

そう言いザックが抜こうとしたとき。



    ガシ




「え。」
「ザック、一回で終わりなんて言わないよね?」
「え、いや俺は。」
「夜はまだこれからだよ。」
「ちょっと、待って。」
「ダーーーメ」













あ、アアアァァアァァァァァアァーーーーーーーーー














11/06/12 22:47更新 / 時雨
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■作者メッセージ
なんとか我が脳内CPUをフル稼働して書き上げました。
いやーけっこう辛いもんですね、表現が簡単に出てこないので苦労しました。
主人公の相棒にしてヒロインをどう愛し合わせるかこれから先の難題です。
ちなみに、彼は女難の相があります。恋路に受難はつきもの。
彼もまた数多の英雄達と同じように修羅場に巻き込まれます。
彼がどんな目に会うかはわかりませんが、大切なことなので2回言います。
彼には女難の相が出ています。

それでは読んでいただきありがとうございました。

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