連載小説
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マーメイドさんを口説こう!
ウチのマーメイドのローラさんは俺の事を「王子様」と呼ぶんですが、こう呼ばれる度にこう、何というか……
恥ずかしいと言う思いと、自分はそんな立派なモノじゃないと言う忸怩たる思いに駆られるんですよね。
で、その事を彼女に伝えるとこう言われたんですよ。

「初めて逢った時、貴方は私の歌を聞いてこう言ってくれました……
『こんな綺麗な歌、聞いた事無い……良ければもっと聞かせて欲しい』と。
その言葉を聞いた時から私にとって貴方は“王子様”なのです❤️
これから先もずっと。永遠に……❤️」

って言ってくれるんだ……
たったそれだけの事で……?
って思うんだけどさ、それを口にしても彼女はきっと「それだけの事が私にとってはとても大事な事だったのです」って返して来るよな……
だったらさ、俺に出来る事は一つしか無いよね?
そう、“王子様”らしくキザな口説き文句で彼女をメロメロにしちゃおうぜ!
そしてあわよくばですね、そのままエロエロかつロマンチックな“お姫様と王子様えっち”をですね、存分にですね……!
えっ?王子様はそんなゲスな発想しない?
良いんだよ、俺はコレで!
自分の欲望に正直なのが俺の王子様道なのだ!
という訳でローラさん!
今からローラさんを口説くね!
ローラさんの気持ち、とっても嬉しいよ……
あの時の言葉はね? 本当にごく自然に俺の口から出てきたんだ。
ローラさんの歌声はこれまで聞いてきたどんな歌手の歌よりも、俺の心を震わせて……
もっと聞きたい……!
俺だけに聞かせて欲しいって、そんな事ばかり考えてしまって……
だからね、ローラさん。
これからもずっとその歌を聞かせて欲しいな……
俺のそばで、俺だけに、君の歌声を届けて欲しいんだ……
魅せてくれ、君の歌声で。
酔わせてくれ、君の美声で。
蕩けさせてくれ、その極上の声色で……!
で、その後……えっちしよう!!
ローラさんの歌を聞きながら、おっぱい吸いたい!
君の大きなおっぱいをチュパチュパ吸いながらちんちんおまんこに入れて、ぱちゅぱちゅ腰振りまくって、君の歌にエロい喘ぎを彩りたい!
I want おっぱい! I love ローラさん!
ああぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!
ダメだぁっ……!
やっぱりキザな王子様なんて、俺には似合わないっ……!
ローラさんを口説いてるともう金玉の中で精子が作られすぎて、今すぐにでも生ハメえっちしまくりたくて!
たまらないんだぁぁぁぁぁぁぁっ!!!
ローラさん、ローラさんっ、ローラさぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁんっ!!!!!
下半身の魚体! もう、最高にエロいっ!
ツルツルなのにヌメヌメしてるという矛盾!
鱗のザラザラ、触ってるだけで気持ちいい!
指でツンツンしたら、プニプニしてる独特の反発を感じられる極上の肉感!
尾びれにも神経が通ってて、お口でしゃぶったら「ひゃぁっ⁉︎ くすぐったいですよぉっ❤️」って言ってくれるんですよ、最高でしょう?
ああ、もう無理だぁっ!
今すぐに! ローラさんの魚体もおっぱいも!
ペロペロするし、ちんちんも擦り付ける!
愛してるよっ! ローラさんっ……!

この後どうなったって?
三日三晩えっちしたけど?
イマイチ締まらない?
いやいや、コレで良いんだって。
コレが俺とローラさんの恋人関係なんだ。
「王子様」なんて柄じゃないけども。
彼女が望むなら俺らしい「王子様」であり続けますとも!
あっ……ローラさん、そんなおっぱい押し付けないで、また出ちゃうから、精子また出ちゃうからぁっ!

あひぃぃぃぃぃっ……!!!
23/02/07 05:27更新 / H.H
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■作者メッセージ
ローラさんの名前はドイツのローレライ伝説をもじって名付けました。
ローレライという水の精は人魚というより、セイレーンに近い存在らしいですが、セイレーンも「人魚」として描かれる事もあるらしいので、まぁ良いかなって。

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