連載小説
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彼らの年末年始 準備編
クリスマスも終わり、本格的に年明けが近づいてきた

和也「そろそろ大掃除やるか?時期も時期だし」

楓『そうですね』

雫『ロボットに各部屋はさせているし風呂場とか台所とかですね』

和也「なら、割り振りはどうする?」

瑠璃『そもそもどこを掃除するの?』

和也「玄関、風呂場、台所、天井ぐらいかな。中庭は彼らにしてもらえばいいし」

楓『なら、どうします?』

和也「なら、風呂場はやっておく」

雫『お願いします』

そのまま風呂場に向かい、大浴場にある洗面器や椅子を掃除していく

和也「ここら辺はロボットがやってくれないからな」

カビは生えていないが水垢はあるので落としていく

和也「…」

そのまま次は鏡や窓をきれいにしていく

和也「こりゃそとも必要か」

そのまま外に出て窓をきれいにしていく…

和也「よし、終わった、っ!」

脚立からバランスを崩して落ちる…

楓『大丈夫ですか!?』

雫『危ない!』

瑠璃『大丈夫!?』

彼女たちが下にいたお陰で怪我はないが、なんと言うか乳にうまるかたちになった

和也「あ、ああ、ありがとう…」

そのまま次はごみ捨ての準備をする

和也「分別終わり、次はごみ袋に入れよう」

楓『はい』

そのまま袋に入れては先を結んでいく

和也「よし、あとはごみ処理用のところに持っていっておわりだな」

ごみ袋を持って処理用のところまで持っていく

和也「ふうー、終わった終わった」

雫『もうお昼過ぎてますね…』

瑠璃『お腹減った…』

和也「たしか前つくって冷凍しておいたパンがあったよな、それにしよう」

冷凍庫から食材を出して焼いていく…

和也「では、いただきます」

今日の昼はトーストのサンドイッチだ

楓『いただきます』

雫『いただきます』

瑠璃『いただきます』

食べてみると…

和也「冷凍してたわりには美味しいな」

楓『本当ですね』

食後に買い出しへと向かう

和也「なら、行ってくる」

雫『行ってらっしゃい』

彼女たちは洗濯があるのだ

和也「これとこれと、これにするか…」


そのまま食材を買っていく…おでん食べたくなってきたな…

和也「あ、やっちまった…」

買おうと思ってなかったおでんの素材まで買ってしまった…

和也「まあ、いいか」

そのまま帰宅する

瑠璃『おかえりなさい』

和也「おでん作るわ、これから」

楓『急ですね』

和也「食べたくなってきて、ぼんやりしてたら素材買ってたからな…なら作ろうかと」

雫『なるほど…』

そのまま土鍋に水と昆布を入れて火をつける

瑠璃『卵ゆでたよ♪』

和也「なら、殻を剥いて大根と同じところにまとめておいてくれるか?」

瑠璃『うん♪』

その間に俺は出汁をとる

和也「こんなものか」

そのまま具材を入れて煮込む、沸騰しそうになったら止めるようにロボットに指示を出して雫が沸かしてくれた風呂にはいる

和也「寒いところから帰ってきたからなおいいな…」

楓『…♪』

雫『…♪』

瑠璃『…♪』

風呂から上がり、寝室に向かう

和也「何か眠くなってきた」

楓『ですね…』

雫『はい…』

瑠璃『うん…』

そのまま彼女たちに包まれて眠る…









和也「さて、夜はまだおでん煮たってないからこれだ」

今日のメニューはパエリアだ

楓『いただきます』

雫『いただきます』

瑠璃『いただきます』

そのまま俺も食べる

楓『ん、美味しい…』

雫『こんなのも作れたんですね』

和也「レシピ見ただけだよ」

瑠璃『それでもそれを忠実にやるのはね、料理下手にはレシピ見ない人とか居るし』

和也「まあ、確かにな…」

夕食の洗い物を終えて、また風呂にする…

和也「きれいにしたからいい気分だな…」

楓『はい…♪』

雫『窓とかよく見えます♪』

瑠璃『今晩も…❤️』

どうやらこれかららしい、楽しまなければ

楓『…💕』

雫『…♥️』

年末でも夜は変わらないらしい、だがそれがいいのかもしれない

彼らの年末年始 準備編 おわり
19/12/25 23:45更新 / サボテン
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■作者メッセージ
どうも、サボテンです

今回の話はいかがだったでしょうか?

ご意見、ご感想、リクエストありましたらお待ちしております

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