連載小説
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イチゴゼリー(下)
 「人間というものは『慣れる』生き物である」と何処かで聞いた。
まあ、今はもう人間じゃない私だけど、二週間もすれば、変わってしまった生活にもだんだん慣れてくる。
色々な変化があったけど、これまでの生活に支障が出ないのはありがたかった。
例えば魔物になってから、寝ても覚めても頭の中が眠る直前みたいにトローンとして、いつもエッチな気持ちになりっぱなしになってしまったけど、シャキッとしようと意識すると、ちゃんとシャキッとなってくれるのだ。
スライム収納器具(ローターとは言わない)も今のところ異常は無いし、大学もバイトも、これまでと変わらず続けられている。
魔物になったせいで大学に通えなくなった…なんて事になったら、学費を出してくれている両親に顔向けできないもんね。
…ただ、解決できない問題も、あるにはある。

『マスター』
(…何?)
『おとこのひと、ほしい…』
(…私だって欲しい。)

 これだ。
魔物になったところで、出会いが無いのは相変わらずなのだ。
まず、大学内に出会いを求めるのは無理。…そもそもウチ、女子大だし。出会いが無いとか言っといて、なぜここに進学してしまったんだ。私。
バイト先で会う男の人も、彼女持ちや既婚者だったり、おじいちゃんだったりで、なかなかいい人が見つからない。まあ、手芸店だしね…。
そんなわけで私達は、この二週間、いつも空腹(子宮)に悩まされていた。

『おなかすいた…』
(我慢して。)
『…わかった。』
(よしよし…って、ちょッ!?ダメ…!)
『きょうも、マスターでガマンする。』
(駄目、今は駄目だって!帰ってから…んんんんんッ!!)

 おかげでお腹を空かせたトロに、ところ構わず少ないエネルギーを搾られる始末。
お腹空いたと言って、家だろうと外だろうと、突然スライム収納器具の中で震えだすのだ。
エッチな漫画やなんかで、リモコン式のローターをつけたまま出歩いて、いつ相手にスイッチを入れられるのかわからないスリルを味わわされる、なんてシーンがあったけど、それをされてる女の子の気持ちが分かった。分かりたくなかったけど。
時には細い触手を伸ばして敏感な所をこすってきたりもして、正直、何度死の恐怖(社会的な意味で)を味わったか分からない。
普通の女子大生だったはずの私が、なんでSFみたいに寄生生物に命を握られなきゃならないのか…。しかもこんな、変態みたいな方法で…。
…けど、落ち込んでばかりもいられない。いつまでもブルーなままじゃ、見つかる相手も見つからない。
ということで、今度の給料日を待って、今までできなかった事をやる事にした。

「さぁトロ!食べ物だけど、お腹一杯食べに行くわよッ!」
『…おとこのひとは?』
「…店で探す!今日はとにかく、おいしい物を目一杯食べるの!」

 あこがれの、街中食べ歩き…♪
人間だった頃は、食べるとすぐ体に出ちゃう性質だったから我慢してたけど、今はもう、そんなの気にしなくていい!
それに沢山食べとけば、食べ物とはいえ、しばらくトロも大人しくしてくれるでしょ。まさに一石二鳥!
てなわけで、事前にネットで集めた情報を元にスケジュールを組み、最初の店の開店時間ピッタリに着けるように、家を飛び出した。





「…はぁ〜…♪食べた食べた。」

まず朝に、小さな喫茶店のハニーフレンチトースト(バニラアイス乗せ)とカフェオレ。
昼に、夫婦でやってるラーメン屋さんのとんこつ醤油チャーシューメンに餃子。
3時のおやつに、駅前のジェラート屋さんでオレンジとブルーベリーのダブル。
夜に、安くておいしいと評判のイタリア料理店でマルゲリータピザとミネストローネ。
いやぁ…食べた。「オンナを捨ててる」と思われそうなほど食べた。
子宮のうずきは収まったわけじゃないけど、大満足。
不服そうだったトロも、エネルギーを摂ったおかげか、今は静かにしている。
…まあ、今月はこれ以上の贅沢は望めないけど、それでも気分は最高だった。
そして最後に、この一日を締めくくるデザートを堪能するべく、前々から気になってたケーキ屋さんにやってきた。
……が。

「う、うり…きれ…。」
「本当に申し訳ありません、また後日に…」

 レジの店員さん(♀)曰く、今日はたまたま店側の予想以上の客入りがあったらしく、ちょうどさっき最後の一切れまでも売り切ってしまい、店じまいする直前…という所に、私が入ったらしい。
ケーキ自体はまた後日買いに来ればいいんだろうけど、直前まで最高の気分だった分、割とショックだった。

「あー、閉めるギリギリで来ちゃったのか…。悪いですねー、お客さん…」

 すると店の奥から、私よりちょっと年上っぽい、ガタイのいい男の人が出てきた。
パティシエが着てるような白衣を身に着けている事から、厨房の方の従業員さんらしい。

「折角来てくれたのに、手ぶらで帰すわけにはなぁ……あ、そうだ。
普通のイチゴショートですけど、自分用にひとつ買い置きしてたのがあるんで、
それでいいならお客さんに差し上げますよ。いかがです?」
「!…え、い、いいんですかッ!?」

 ああ、渡りに船、地獄に仏とはこの事!

「ええ、いいですよね?店長ー。」
(お前とお客さんがええならええぞー。)

 店の奥から、店長らしきお爺さんの声が聞こえてきた。

「そんじゃ、OKも出たんで、どうぞ。お代も結構ですから。」
「ええ!?いや、流石にお代は…」
「いいですって。
お客さんみたいな綺麗な方が満足してくれれば、お代以上の価値があるってもんです!」

 そう言って、店員さんはニカッと男らしく笑った。

「…!!」

 ズキュゥゥゥンと来た。
心臓がいきなり、破裂しそうなほど急激に、大きく動き始めた。

『…このひとだ。』

 お腹の中のトロが、聞いたことが無いほど冷静につぶやく。

(……ええ、この人ね。)

 私達の考えは、今、綺麗にシンクロしていた。
いまや私には、お目当てのケーキの事も、付き合うなら年下がいいなーとか思っていた事も、ごくごく些細な事柄でしかなかった。頭の中にあるのは、
『目の前にいる、今日食べたどんな物よりも美味しいであろうそれを喰らい尽くしたい』
その想いだけだった。

『さっそくいこう!』
(待って、まだダメ。夜中に…)

 本当は私もそうしたいけど、逸るスライムとしての本能を、ヒトとしての知性で制する。
もう彼の匂いはしっかりと記憶した。どこまでだって追っていける。
コトを確実に済ませるには、騒ぎを起こさないようにしなければならないのだ。
…いまさらながら、私ってもう、身も心も魔物になってるんだなぁ…と、一旦家に帰ってケーキを食べながら思った。おいしかった。





 深夜0時過ぎ。町の中心からちょっと離れた小さめなマンションの3階。彼の住んでいるらしい部屋のベランダに、私は立っていた。
ここに来るまでに、本気を出したトロの身体能力を目の当たりにして、わりとビックリ。
家を出て鍵をかけるや否やトロが出してほしいと言うので、収納器具を外して出してみたら、私を乗せたまま、まるでゴムボールのように素早くぴょんぴょんと跳ねて、自転車以上の速度で彼の匂いを辿りだしたのだ。
家からこのマンションまで軽く3kmはあったと思うけど、腕時計を見たら、10分くらいで到着していた。普段、私を乗せてゆったりずるずると家の中を這っていたトロが、である。
壁に張り付き、そのまま登ってこのベランダまで連れてきてくれたのもトロだ。
それほど男に飢えてたんだろうか…?まあ、それは私も同じだ。
その上、ここまでの移動の振動で、股間にズンズンものすっごい振動を食らったもんで(3回はイかされた)、私のアソコはもうぐちょぐちょ、頭の中もカンペキに発情状態だ。
早くあの人のおちんちんが欲しい。あんな体格なんだもん、ここまでの移動に負けないくらい激しくしてくれるに違いない。どうしよう、また体がとろけちゃうよ。いや、それよりもすごい事になるのかな。そしてその後、あまぁぁーい生クリームを溢れるくらいにお腹の奥に出してもらって…ああああ!!

「トロォ〜、私も待ちきれないよぉ。はやく開けて♪」
『うん♪』

 トロにかかれば、窓のカギなんて何の意味もない。窓の隙間に入り込んで内側からロックを開けてもらい、それから私も堂々と窓を開けて居間に入る。
居間の中は、甘いお菓子の匂いと、男らしい彼の匂いでいっぱい…♪
何時間だって嗅げそうだけど、その大元をほっておくなんてありえない。
耳を澄ますと、となりの部屋からいびきが聞こえてきた。…やっぱり寝てるよね。
ちょっと良心がとがめるけど、ドアを開いて、彼の眠る簡素なベッドに忍び寄る。

「こ・ん・ば・ん・わぁ〜♪」

 耳元で、あまーく囁いてあげると、彼の目がうっすらと開いた。

「んが……?…??」

 けどやっぱり、まだ寝ぼけてるみたい。これはお目覚めのキスが必要だ。
ムードも何もないファーストキスだけど…まあ、仕方ないよね♪

「んん〜…ちゅぅぅ…♪」
「……!?」

 あぁ、甘い。お菓子よりもトロリとして、病み付きになりそうな甘さ♪
ちょっと長めに口を塞いであげると、だんだん彼の目が開いてきた。
その間に、トロが素早く彼の服を剥いでいく。

「んちゅぱっ……ふぅ♪…目は覚めました?」
「な、あの、ええっと…きょ、今日の駆け込みのお客さん?な、なんで一体…」
「いのり、って呼んでください♪三古寺いのり。…それで、あなたのお名前は?」
「あ…う、い、いのり、さん?どうしてこんな…」
「い・の・り、です。余計なものなんてつけちゃ駄目ですよぉ。で、お名前は?」
「…木池 笑人(きいけ しょうと)…です。」
「笑人さん…んん、素敵な名前♪
 突然押しかけちゃってごめんなさい。でも、我慢できなくなっちゃったんですよぉ。
 お腹が空いて空いて仕方なかった所に、あんな優しくてかっこいい所見せられたせいで、
 私もう、あなた以外考えられなくなっちゃったんです…♪」
「え…え?何のことか、いや、何を言ってるのか、サッパリ…」
「私、じつは人間じゃなくて、魔物娘っていう生き物なんです。
 ついこの前までは人間だったんですけど、この子…あ、トロって言うんですけどね。
 この子に寄生されちゃって、今はこの子と一緒に、お婿さんを探してたんですよ♪」
「お婿…?」
「そうです。この子と一緒に、とろんとろんに溶けて、溶かして、ひとつになって、
ずっと愛して愛させてくれる、素敵な旦那様…ずっと探してて、それでつい数時間前、
それは、あなたしかいない!…って、思っちゃったんです♪」
「いや、その…何て言うか…」
「…もしかして、私のこと、気に入りませんか?それか、もう好きな人が…」
「いやいや、そう言うことじゃなくて、あなt…いのりみたいな綺麗な人に迫られるのは正直嬉しいんですが…ほとんど初対面みたいな人に、あの…」
「嬉しいと思ってくれてるなら、いいじゃないですかぁ♪もう我慢できないんです…
 ほら、ここまで来るまでに、私のココ、もうこんなにとろけちゃってるんだからぁ…」

 恥ずかしいけど今一度、太腿をがばっと開いて、履いてない、むき出しのソコを笑人さんに見せてあげる。
白く、熱く、とろっとした欲情と性感の雫が、へその緒みたいに膣に繋がるトロと陰唇の隙間から、とめどなく流れ落ちてゆくのが見えたはずだ。
それを目の当たりにした笑人さんのトランクスが、一気に盛り上がってくるのが見えた。

「ね?まずはなんにも考えないで、一緒にとろとろになりましょうよぉ〜♪
 迷惑なんか、絶対かけませんから…♪」

そしてトロが、トランクスに手をかけて、一気にずり下ろす。
…すごい。はじめて見たけど、なんか、すごいとしか言いようのない。そそり立ってる。
これが入ったら…今度こそ、全身とろけて、戻れなくなっちゃうんじゃないだろうか。
…でも、そうなる事が、とてつもなく魅力的に感じてしまう私がいる。

「や、ちょ、ホントに…!」

 ここにきて、ちょっと笑人さんが抵抗しようとしてきたので、トロにベッドの上に押し倒して、手足や腰を包みこんで押さえつけ、身動きできなくしてもらう。
私が「こうしたい」と思った時にはすでに行動しているから、トロってちょっとすごい。

『マスター、じゅんびできた』
「ありがと、トロ。後は、こう、またがって…」

 笑人さんの腰の上にまたがり、私の手で先端を微調整して、大陰唇と触れ合わせる。
入ってもいないのに、触れ合ってる部分から感じる熱だけで、もうイってしまいそうだ。
ちょっと怖いかも……どうしよ…よし、3,2,1で腰を落とそう。

「3,2,い…」

 ズンッ!!

「えっ……あ……?」

 一瞬、事態が飲み込めなかった。
あまりに不意だったので、笑人さんの腰がいきなり跳ね上がり、私を突き刺したのだと気付くまでに、数秒かかってしまった。

「あっ…あ、ぁ、ぁ、んひぃいいいいいんッ♪

 事態が飲み込めた瞬間、爆発的な快感の電気信号が私の脳を突き抜けて、脳裏にまぶしい絶頂の光がひらめき、その衝撃で、とんでもなく下品な叫び声を口から漏らしてしまった。

「あ、あの!スンマセン、なんか、腰が持ち上がって…!」
「と…トロォォォッ!!なにしてんのバカー!!」

 ちょっと怖かったから、少しずつ入れようと思ってたのに…。
おかげで、笑人さんにもあられもない所を見られちゃったじゃない、もう…!

「あ、あの…!重ねてスンマセン。
もう、我慢できなくて…う、動かせてもらいます!」
「えっ、ちょ、今…はひぃぃぃ♪

 さらに不意打ちで、今度は笑人さん自身に突き上げられる。
こっちはすんごく敏感になってるのに、2回も不意打ちってヒドくない!?

「ハァーッ、ハァ…!!」
「あっ、はっ、あぁー!?しょ、さん、とめっ、ああぁぁ♪」

 そこからはもう、文字通り息をもつかせぬ激しさで、笑人さんが腰を遣い出した。

「フーッ、ぐ、いのりぃ…!」
「おっ、ぁふ、かはっ、あっ、あ・あ…♪」

トロのような技巧はない、ひたすら荒々しい突き上げ。
私の『オトコ』を知らない膣内を、大小の陰唇を巻き込みながら引き裂くように広げ、子宮を突き刺さんばかりにぶつかり、亀頭の傘で肉襞をこそげ落とすかのように引き抜かれる。
きっと本来なら、心が壊れかねない痛みを伴うだろう激しさ。
けれど、私の最奥に叩き込まれるそれは、たまらなく熱く、愛しく、気持ちいい。
愛する人のモノだから気持ちいいのか、トロに開発し尽くされているせいか、それとも、自分が魔物の体だからなのか…。いや、きっと全部だ。

「あぁーっ、やうぅ…」

 あまりの気持ちよさに、体が勝手にぐったりと倒れていってしまう。
上体が倒れこんだせいで、魔物になって急激に成長し、某RPGのスライムみたいに大きく、丸く、柔らかくなった私の胸を、笑人さんにさらに間近で見せ付ける状態になる。

「んふうぅ、うっ…あぅうう!?」
「くっ…さっきから、ゆらして、このっ…!」

そのままなら、笑人さんの逞しい胸板に受け止められるはずだった上半身は、この立派なおっぱいを揉もうとする笑人さんの両手に支えられ、そしてそのまま握りつぶさんばかりに柔肉を揉みしだかれた。
自分で触った時にはこうはならなかったのに、いまは、カラダ全てが膣内みたいに敏感だ。

「はぐぅっ、うーっ、やだ…わたし、ばっかり、なんて…!」

 さっきから私ばっかり、一方的に気持ちよくされてる。
これじゃ申し訳ない。私のほうからも、笑人さんを気持ちよくさせてあげなきゃ…!

「あぁむ…っ!」
「むうっ!?」

 荒く息をつく笑人さんの開いた唇に、噛み付くように私の唇を重ね、
そのまま一気に舌を差し込んで、笑人さんの舌を中心に、縦横無尽に舐め回す。
いつの間にかトロの触手みたいに柔軟になっていた私の舌を、笑人さんの舌に巻きつけて、おちんちんを扱くようなかんじで前後にこすってみる。

(ああ、甘い。笑人さんの口、甘いぃぃぃ♪)
「ん、んぢゅるっ、ふー、れる、ちゅぅぅ…!」
「ふっ、ぉ、うっ、ぢゅ…」

 すると、私の膣中で、おちんちんがビクビクと震え始めた。
ダメ押しとばかりに開いてる両手で笑人さんの乳首を摘んで転がすと、おちんちんの震えも、鼻や上の口の隙間から漏れる息も、より激しさを増してきた。
気持ち善がってくれてる…嬉しい♪

「ふ、ぁ、う…ンぱあぁッ!?」
「ぷはっ…!?な、なんだ、中が、急に…!」

 夢中になっていたところに、いきなり膣内で妙な刺激が起こったものだから、びっくりして思わず口を離してしまう。
そういえば、笑人さん欲しさに猛スピードで跳ねて行ったほどのトロが、この状況で大人しくしているわけがなかったのだ。
トロは私の膣内を通ってる分のスライムをうごめかせて、ただの粘膜のこすれ合いでは刺激しきれない、笑人さんの細かい『弱点』を探りはじめたのだ。何となく分かる。
私が上の口で笑人さんの口を責めたように、私の下の口の中で、トロはさながらフェラチオをするように、『舌』となって肉棒を舐めしゃぶっていた。
けれど同時にその行為は、反対側にある私の膣壁をも万遍なく舐めまわす事につながり。
笑人さんと共に私も、膣内での舌とおちんちんの同時責めという、人間では到底ありえない、奇妙で強烈な感覚を受けるハメになった。

「ああぁぁああ……あぶっ!んー、んーっ…!!」
「うあぐっ、はあ…ぷふっ、る、は、ちゅるっ…!」

 笑人さんの突き上げ、おっぱいを揉む手、トロの舌…様々な箇所から同時に与えられる気持ちよさに思考をかき乱されながらも、ただひたすら笑人さんを求めるために、キスを再開する。
笑人さんの口が、おちんちんが、甘い。とろけそうに甘い。
愛する人と上で下で繋がってる興奮と、色んなところから押し寄せ続ける快楽が混ざり合い、熱となって全身に回り、ゆっくりと、私のあたまが、こころが、とけて、ゆく…。

「ん…?うっ…んー♪ふぅぅ、んーふぅ、ぺちゅ…♪」

あ、笑人さんも、私のした、いっしょうけんめいなめてくれてる。うれしい。
トロがいつのまにか、私のおしりの穴にもはいってきた。
とおもったら、笑人さんのこしも、おっきくビクッてなった。笑人さんのおしりのあなにもトロがはいったみたい。
これで、ふたりのきもちいいおくち、ぜんぶつながっちゃった。
あつくて、しあわせで、わたしのからだ、もう、とけかけてるみたい。
こんなにきもちいいなら、とうぜんだよね。むしろ、いままでなんどもなんどもイってるのに、なんでまだとけてなかったんだろう。
しょうとさんのおちんちんが、びくびくしながらおまんこのなかでさらにふくらんできた。しょうとさん、もうすぐ、だしちゃうみたい。
せいがでたとき、わたしとトロとしょうとさんは、かんぜんにとけて、まざりあっちゃうんだろう。
きもちいいんだろうなぁ。はやくだしてほしいなぁ。
しょうとさんのおくちをおかしながら、わたしのドロドロにとけちゃったおまんこを、じぶんからもはげしくうごかす。
きもちよくて、なんにもかんがえられなくなるけど、こしが とまらない。
あぁ もう だめ だめ だめ すごいの くる…!

「んっっ…んっふんんんんんん〜〜────ッ♪♪


 でた… と け ちゃ  た……♪





 こんなかんじで、私&トロと笑人さんの初めては終わったのである。
もう、気を失う直前まで、全身が完全に溶けちゃったと思うほど気持ちよかったけど、朝になって気が付いた時には、やっぱり溶けてはいなかった。
笑人さんは、当然といえば当然ながら戸惑いまくりだったけど、冷静になった私の説明や弁解やラブコールやその他諸々の末、ちゃんと恋人になることができた。
今では、うちにはほとんど帰らず、もっぱら笑人さんのマンションに入り浸っている。
大学や仕事に行っているときは離れ離れだけど、帰ってきたらもう、もっぱら気絶するまでシまくりだ。相手のこと以外、なーんにも考えない。考える必要がない。
なにせ、掃除洗濯食器洗いなどなど、シてる間に全部トロがやってくれるのだ。気絶したらトロがベッドになってくれるし、トロが垢とかを食べてくれるから、お風呂もいらない。
しかも、なんと食べ物すらいらない。私は笑人さんの美味しい精を食べまくってるわけだけど、不思議なことに、エッチしてると笑人さんもお腹がふくれるらしい。おかげでここ数ヶ月、二人とも、家では笑人さんの作るケーキくらいしか口にしていない。
…なんかもう、人間としてどんどんダメになっていってる気がする。人間じゃないけど。
『人をダメにするソファ』なんてのがあったけど、その発展形がトロなんじゃないかな。イスやベッドとしても極上の感触だし。
…でも最近、トロにばっかり働かせて自分はエッチしてばかりなのが、ちょっと申し訳なく思ってきた。
トロもよく参加するし、私が受けた精はそのままトロのものにもなるわけだけど、トロにだって意思はある。感情もある。こんなに素敵な身体や生活をくれたんだから、お礼くらいしてあげたい。
というわけで、トロに何か欲しいものはないか訊いてみる事にした。頭の中でそう思った時点で、トロには伝わっているのだけれど。

「トロ、何かしてほしい事ってある?」
『うーん…うーん……』
「思いつかない?」
『……ひとつ、ある。』
「ふんふん…………え!?そんな事できるの!?」
「トロ、何て言ってるんだ?」
「うん。…『私の身体を貸してほしい』って言ってた。」

 トロが言うには、私とトロは肉体や意識が繋がってるから、私の身体を一時的に乗っ取って操る、なんて芸当ができるらしい。それを使って、ヒトの身体で笑人さんとエッチしてみたいというのだ。

「…それって、危なくないか?」
「まあ、危ない事なら、提案もしてこないだろうし…大丈夫だと思う。
 『一時的に』って言ってたし、ちゃんと戻れるでしょ。」

 …それに、ちょっと叶えてあげたい事情もある。

「いいよ、トロ。乗っ取っても。」
『ありがと、マスター!それじゃあ、ちょっとかして…』

 トロがそう言った直後、何もしてないのに、急に首ががくんと落ちた。
身体が動かせない…というか、視界や感覚はそのままに、身体が自分の意思とは関係なく動いている。
何も意識してないのに、視界が笑人さんのほうを向き、口から声が出た。

「…ショウトさん、はじめまして。トロ、です。」
「トロ…本当に、トロなのか?」
「はい。トロ、いちど、ショウトさんと、ちょくせつ、おはなし、してみたかった、の。」

 トロに寄生されてから、私とトロの間には意識の繋がりができた。
それによって、トロが私の頭の中を読み取ったように、私もトロの感情や記憶をある程度読み取れるようになっていたのだ。

トロは、様々な種類のスライムがいる地下洞窟の中で生まれたらしい。
そして、生まれたときから『自分は他のスライムとは何か違う』と感じていたらしい。
知能のせいか、それが何かは分からなかったけれど、ある日トロの元を訪れた『白い魔物さん』によって、違和感の正体を教えられた。
『白い魔物さん』曰く、トロのような『寄生スライム』は、本来自我が薄くあいまいで、本能的に宿主となる人間の女性を探すだけの生き物であるらしい。そして宿主が見つかれば、その薄い自我も、宿主の精神と溶け合って、ほとんどひとつになってしまう。
だけどどういうわけか、トロは生まれた時からはっきりとした自我を持っていた。
しかし、他のスライムは女性の姿になれるのに対し、寄生スライムはそれができない。それどころか、言葉も喋れず、白い魔物さんのように心を読む手段でもなければ、自分の意思を他人に伝える事すらできない。たとえ心があっても、宿主がいなければほとんど何もできないのが寄生スライムなのだ。
誰とも意思の疎通ができなければ、仲間に囲まれていても、一人ぼっちであるのと同じ。
今は良くても、そのうち『寂しさ』というものを覚えてしまえば、宿主が現れるまで辛い思いをするに違いない。と考えた白い魔物さんは、確実に宿主となる人間に巡り合えるようにと、白い魔物さんの『計画』にトロを加える事にしたらしい。
そして私に出会って寄生し、笑人さんという夫も手に入れたわけだけど、もともと確かな自我を持っているせいか、私たちの心は繋がっただけで、ひとつにはならなかった。
トロは自分の心を持ったまま、私を通して沢山の精を吸収しながら、私たちの交わりをすぐ傍で見続ける内に、ある願望を持つに至ったらしい。
それがさっきの「自分も『女』として、夫である笑人さんと愛し合いたい」という願望。
トロも一応『魔物娘』であるなら、こういう願望を持つのは当然だろう。けれど、ヒトの姿になることは出来ない。ならば、私の肉体を借りて…というわけだ。

「あの…トロと、えっち、して。…してください。」
「あ…ああ。いいよ、おいで。」
「…♪」

 ちょっと戸惑いながらも、笑人さんも受け入れてくれた。やっぱり笑人さんは優しい。
私の身体を得たトロは、両手を広げて、笑人さんの胸に飛び込んでいく。
顔は見えないけど、きっと笑っているのだろう。嬉しさが私にも伝わってくる。

「まずは、ちゅー、させて。」
「おう。」
「んっ…ちゅぅ♪」

 舌を入れない、可愛らしいキス。
温かな唇の感触と、私がいつも味わっている精の甘味。
自由に動けないのに、感覚だけは与えられる。自分が操り人形にでもなったようで、なんだか新鮮だ。

「ちゅ、ちゅぷ、ちゅぅぅ…」

 そのままトロは、首筋、胸板、両腕、乳首、お腹と、くまなくキスをしながら、徐々に笑人さんの下半身へと向かっていく。トロはキスするのが好きみたいだ。
そして最後には当然、反り立つ大きなおちんちんに行き着く。まずは両方のタマタマに口づけし、裏筋を少しずつ上って…最後にてっぺんを、熱烈に吸い上げた。

「んぢゅぅぅぅ…!」
「おうッ…!!」

 てっぺんも軽いキスだけかなと思っていただろう笑人さんが、突然の強い快感と驚きで大きな声を上げる。
トロはそれを尻目に、吸い付く勢いで、そのまま全体を吸い込むようにくわえ込んだ。
そういえばこの動きは、スライムの状態のトロが、笑人さんのモノに吸い付くときのそれだ。
いつものトロの視点だと、こんなかんじだったのかな。

「んー、じゅろ…んふっ♪」

舌で転がすようにしゃぶりながら、ときおり上目遣いで笑人さんの顔を見るトロ。
ふだんとは違う責め方に、笑人さんの頬もちょっと赤らんでいる。まるで、初々しいカップルの行為みたい。
これまで見たことのない笑人さんの様子は見ていて楽しいけど…やっぱりちょっと、ジェラシーを感じてしまう。
感覚は共有しているけど、笑人さんを喜ばせているのはトロだけで、私は何も出来ないのだから。…元々トロへのご褒美のつもりだから、仕方ないけどさ。

「…で、こうして…ん。こえ、ろう?」
「…う…か、かなり、いい…。」

 肉棒を咥えつつ、トロは両手と両胸を巧みに駆使し、笑人さんの脚を抱きこんで、全身を使ってこすり上げる。ついでに、笑人さんの固めの毛が生えた脛に股間をこすりつけて、自分のクリトリスも刺激する。ちょっとチクチクするけど、その分気持ちいい。
私がする事とは発想も違うし、責めもねちっこく濃厚で、そして包み込むようなやり方だ。こういう所も、ヒトとスライムの違いなんだろうか。
…私も、スライムのほうを自在に動かせればいいのになぁ。

「…トロ、も、もう出そうだ…!」
「ん。んーん。
……んぷッ!…ふ、ん〜♪」

 そして出されたものを口の中で、ちょっと柔らかくなった棒に一旦絡めて、アメみたいに少しずつ舐め取っていく。相変わらず、舌に溶け込むような素敵な甘さだ。
それが全部無くなる頃には、笑人さんも、完全に硬さを取り戻していた。
この後は、もちろん…本番。

「あの…うしろから、してほしい、な。」
「おう。それじゃ、そのお尻向けて…。」

 トロはまず、ベッドの上にうつ伏せになり、スライム部分をお腹の下に移動させた。
すると盛り上がったスライムが胴体を持ち上げ、バランスボールに上から覆いかぶさるような体勢になる。というか、そのまんまか。
私が後ろからしてもらう時、しょっちゅう使うお気に入りの体勢だ。こうすると、ゼリーを揺らすと左右に震えるのと同じ要領で、腰を突きこまれた時に前後に勝手に揺さぶられるので、より激しく気持ちいい行為になるのだ。

「じゅんび、できた。」
「よし。行くぞ、トロ…」

 いつものように蕩けて熱い粘液をたらし、トロのスライム体が通って半分開きっぱなしのソコ。トロと溶け合い、ひとつになった魔物のおまんこ。
すっかり慣れた様子で、笑人さんが私の…いや、トロの腰に手を添え、片手でおちんちんを動かして、狙いたがわず膣口にあてがうと、しょっぱなから力いっぱい、私たちを貫いた。

「「あぎゅぅぅぅぅ…ッ!!」」

 内臓に雷が落ちたかのような衝撃と快感で、トロと私はまったく同じ絶叫をあげてしまった。私は心の中でだけど。
いきなり強力な絶頂を叩き込まれ、頭の中は真っ白、しばらく放心状態になる…はずだったけど、それは状況が許さなかった。
さっき言ったスライムの揺れによって私の体が揺さぶられ、間髪いれず、愛する笑人さんの熱いモノで一番奥を小突かれる事になったのだから。

「ぐっ…腰が、とまらねえ…!」
「おっ♪んくっ♪あはっっ♪ショウトさん、すごい…よぉ…♪」

 たまらず笑人さんも腰を動かし始め、振動はさらに激しく、快楽は音の反響のように、大きさを増しながら何度も何度もお互いの性器を巡ってゆく。私となったトロはもちろん、笑人さんも今、興奮と恍惚にあふれた、とろけきった表情をしている事だろう。
けれど私は、その姿を見ることが出来ない。できないのだ。
バックでされるのは大好きだけど、気持ちよくても、愛する相手の姿が見えなければ、目隠しされた状態で抱かれているのも同然だ。
体を自由に動かせず、愛する人の姿もない。なのに、暴力的な快感だけが、ただひたすら襲ってくる…
まるでSMみたいだ、そう思った。
夫である笑人さんと、私の一部であるはずのトロ。その二人の支配者に、体の自由を奪われ、一方的に快楽だけを与えられている。…みじめだ。
にもかかわらず、私の心は、その状況を拒否していない。むしろ、今の状況を認識した途端、心の奥底から、奇妙で妖しげな快感と嬉しさが湧き上がって来てしまった。

(…もしかして…私って、Mだったのかな。)

自分では攻め側のつもりだったけど、実際に攻めるのはトロの方が多かったし、私はなんだかんだで、笑人さんとトロに攻められる方が多かったし。
…認めちゃおうか。
その方が、もっと気持ちよくなれる気がする。
さっきまで不満ばかりだったけど、どうせなら、楽しまなきゃ損だよね。
心を性感に集中させて、ただ与えられる快楽に身を委ねる。

「はあっ、あああッ!う、あ、あ、あぁ…♪」

 突き上げられるたびに漏れるトロの声は、私の声でもある。
二人一緒に、同じ声で愛と悦びを叫ぶ。
そうしていると、笑人さんの腰がだんだん早くなってきた。もうすぐイくんだ。

「…ショウトさん。もうすぐ、せいだすの?」
「ああ…もうすぐ、出ちまう。
トロ、いのり…!」

(!!)

 笑人さん、ちゃんと私の事も見ててくれてたんだ。
トロだけじゃなく私も、二人一緒に愛してくれてたんだ。
こみあげる嬉しさが、気持ちよさと結びついて、なんともいえない気持ちになる。
…もうだめだ。きもちよくて、しあわせで、とけていっちゃう…。

「「だいすき、だよぉ…!しょうとさん…だんなさま…!!」」
「俺も…二人とも、大好き、だ…!!」

 だいすきだって。わたしたちのこと、だいすきだって!トロ♪
そういってくれたせいで、もういってるのに、もっと、もっといっぱいいっちゃう♪
からだが、こころが、ぜんぶあつい。
あっ、もう、とける、とける、とける…!

「「ぁ……〜〜〜〜〜〜〜〜ッッ!!!」」

 でた…あつい とける おいしい きもちいい…

しあ  わせぇ…♪





「はぁぁ…。マスターと、ショウトさん、きもち、よかった…♪」

 私達は意識を取り戻すと、スライムベッドの上で、ただ寄り添った。
笑人さんに甘えるトロの表情は見られないけど、幸せそうなのは何となく分かる。
だって私も、笑人さんも、とろけそうなほど幸せなんだもん。
三人の心が、溶け合って混ざるのを確かに感じた、そんな交わりだった。

「マスター、かしてくれて、ありがと。」
(どういたしまして。…こういうのも、たまにはいいね。)

 たまには、また体を貸してあげよう。
逆に私がトロを操れる手段を探して、完全立場逆転プレイっていうのも面白そうだ。

「だいすきなだんなさまと、おはなしして、えっちして、とってもうれしかった。」
「…俺も、嬉しかったよ。トロ。いのり。大好きだよ。」
「ありがと♪
…あとね。トロ、もどるまえに、だんなさまに、つたえたいことがあるの。」
「?伝えたい事って…?」

そういえば、トロが身体を貸してほしがった理由は、もうひとつあったんだった。
私より先に出来たのはちょっと悔しかったけど…
大好きな笑人さんに、直接言いたかったんだよね。トロ。

「トロね…もうすぐ、こどもがうまれるの。」





 聞き慣れたドアベルを鳴らしながら、家の玄関を開けるように入店する。

「…あ、いのりさん。いらっしゃいませ。」
「こんにちは。笑人さんの新作、二つ…いや、三つくださいな♪」
「はーい、かしこまりました。」

 レジの店員さんとも、もうすっかり顔なじみだ。
仕事にひと段落ついていた所なのか、笑人さんも店の奥から出てきてくれた。

「…おお、いのり!早速来たな?」
「もっちろん!これまで試食はしてきたけど、完成品も味わわないとだからね♪
 恋人として、売り上げにも貢献してあげたいし♪」
「ハハ、いつもありがとな。愛してるぞ!」
「キャッ♪」
「…相変わらずのラブラブっぷりですね。…羨ましいなぁ。私なんか…。
「あれ、なんか悩み事?」
「あ、いや…そんな、お客さんに話すような事じゃないですよ。ほんと個人的な話ですし…」
「そんな事言っても、ほっとけないよ。もう友達だし、可愛い後輩でしょ?」

 お互いに知らなかったけど、実はこの店員さん、私の大学の後輩だったのだ。
お店や大学で会ううちに意気投合し、よく一緒に食堂でごはん食べたり、街やお互いの家で遊ぶほどの親友になっている。

「…そうだ。今日あがったらウチに来る?相談に乗ってあげるよ。
 新作と、あとイチゴゼリーでもいっしょに食べながらさ。」
「イチゴゼリー?」
「そう、イチゴゼリー。実はそれも、笑人さんと私達の手作りなんだ。」
「…ああ。あの子の事か。うん、あの子も俺たちの自信作なんだ。
あの子を食べれば、悩みもすぐに解決するかもな。ハハハ!」
「うーん…イチゴゼリーはともかく、新作は私も気になりますから…
 わかりました。予定もないし、あがったらお邪魔させてもらいますね。」
「オッケー!ふふふ、楽しみ…♪」


                  アイノケッショウ
 こうしてまた一人、私達のイチゴゼリーがもたらす、
とろけるような幸せと堕落に包まれた、新しい人生に堕ちていくことが決定したのだった。

15/08/01 20:14更新 / K助
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■作者メッセージ
…お久しぶりです。また半年も待たせてしまいました。K助です。
性懲りもない書く書く詐欺のバチがついに当たったのか、先々月にうっかり大怪我をしてしまい、ついこの間まで入院しておりました。
おかげで楽しみにしてた『モンスター娘のいる日常』のアニメも、四週分泣く泣く見逃すハメに…。インガオホー。
幸いネットは使えないものの、入院中にPCを持ち込むことができたため、入院期間を利用して、色々な魔物娘SSの書き溜めをしておりました。なので今後しばらくは、あまりお待たせせずに色々なものをお見せできるんじゃないかなと思って…
…いや、お見せできます。確定です。連続は他の作者様の迷惑にもなるので、ある程度間は空けますが。
怠けてばかりのクソみたいな私だけど、魔物娘とクロビネガワールドへの愛だけはあるんじゃよ…と、今後の投稿でも証明していこうと思いますので、皆様、どうか愛想を尽かさずにお付き合いくださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

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