連載小説
[TOP][目次]
中出しとぶっかけを比較しながら、魔物娘図鑑内でも通ずるぶっかけの魅力を語る
インキュバスサキュバス・スライム・ラミア・ドラゴン・稲荷・フェアリー・ハーピー、etc・・・

これらの魔物たち(一部は除く)は人間とは違った身体、肌色を備えている。


彼女たちそれぞれの魅力を語るのは作者にとっても、読者にとっても、わかり易いだけでなく、「意外!そういうのもあるのか」と、知られざる魅力を見つけてくれる点においては見る価値があると言える。

そんな彼女たちにさらに愛でるようになり、思わず中出しさせれたらなぁと思うSSが増えていけば言うこと無しである。


だが自分はぶっかけにこだわる。とにかくぶっかけは中出しよりもそそるものだ。



何がどうそそるのか。文章でイメージが出来る諸兄ならきっととわかってくれるはずと思うが、まずは中出しと対比しながら語ってみる事にしよう。


まず初めに注目したいのは、「射精する場所」だ。
少々解りづらい論点ではあるが、中出しとぶっかけを比較した時の文章に注目して欲しい。

まず中出しの場合、精液が放たれ、着弾する終着点がアナルか膣内の2択、口内射精も含めると3択に決まられている。
これはどの魔物娘でも共通しており、何れの場合も魔物たちは精を吸収できる器官であるので、大概は悦ぶ展開に繋がり易い。

だが、ぶっかけの場合はどうだろう。
秘部、おしり、お腹、背中、おっぱい、脇、顔、舌、耳、額、髪・・・どの魔物にもある部位だけで実に11箇所と「ぶっかけ」る箇所があるのに、魔物娘となればさらに「ぶっかけ」る個所が増えるのだ。

サキュバスの尻尾や羽根や角、アカオニの角、ハーピーの鳥脚や羽根、マンティスの触角や虫の胴体、バフォ様の肉球、スキュラの触腕、マーメイドの魚体、サハギンの鱗、ワーシープの体毛、稲荷のもふもふ尻尾・・・

ここに挙げるのには枚挙が無いほどに、「ぶっかけ」スポットが存在するのだ。

この点においては「ぶっかけ」の方が圧倒的に多彩である。

そしてぶっかけた際によって生じる、肌色と精液の色の違い、かけられた部位の光沢感、ぬめり、彼女たちの反応なども含めれば、表現の仕方は限りなく多く存在するだろう。その分、そういった表現をどうやって伝えるかが腕の見せ所であり、難しい部分でもある。

そして中出しと違い、工夫を凝らさなければ、彼女たちは満足できず、ハッピーエンドの展開につなげるのが難しくなるのも欠点である。
が、そこから中出しという展開には繋がり易いのでさしずめ問題はないだろう。
そしてもう一つ。スライム種と水棲種にはぶっかけに制限がかかるのだ。

スライム種の場合、ボディ自体が液体状なため、ぶっかけてもすぐに吸収されてしまう…といったオチになり易いし、水棲種の場合、陸上では無く水中で事を及ぶ事になれば、必然的に中出しを選択せざるを得ないのである。

作者がスライム種と水棲種(※サハギンは除く)を敬遠するのはこれらの要因が原因である。

ぶっかけは中出しよりも完全にイイとは言わない。だからこそ、中出しとぶっかけのそれぞれの特徴を把握する事で、ぶっかけの良さをより生かせるのではないかと思うのだ。

最も作者はぶっかけの中でも特に「顔射」に並々ならぬ想いを抱いているのだが、後ほど顔射の魅力を語ろう。


次に注目したいのが、「射精時のタイミング・シチュエーション」である。

これも分かりづらいが、ぶっかけてぶっちゃけて言えばぶっかけの方が中出しよりも射精する機会が多く、『何時(when)・どこに(where)・どの様に(how)・どの位(how much)』「ぶっかけ」るのか、実質制限が無いのだ。

例として・・・。これから営みを行う際の会話を聞いてみよう。


魔物「ねぇ、こういうのが気持ちい?❤気持ちよくない訳がないよね❤」

旦那「そ、そんなっ・・・それ以上は・・・うぅっ!///」

魔物「きゃっ・・・!❤///んもぅ、顔にかけるなんてもったいない・・・出るなら出るって言ってよ・・・❤///」

旦那「その・・・すまん///」

魔物「今度は・・・こっちに出してね?❤」


旦那「――――くぁっ・・・そろそろ中に出すぞっ・・・俺の子を産んでくれぇぇぇ!!」

魔物「ふやっあぁぁぁッ❤にんっしんっしちゃうぅぅぅ❤❤」

旦那「・・・ふぅ、ふぅ。も、もっかい…出そうだ・・・///」

魔物「それじゃ、この中にもっといっぱいに・・・ひゃんっ!?///」

旦那「うぉぉ・・・すまんっ、そんな顔で見つめられたらぁっ・・・!!///」

魔物「ひゃぅぅぅ・・・❤///もぅ、どんだけ顔にかけたいのよ///そんなことするアナタにはお腹が膨れるまで離さないからね・・・?❤❤」



―――お分かりいただけるだろうか?

そう、中出しはぶっかけと比べて色々と制約が多いのである。

中出しをするにはある程度の過程を経ないと出来ないのだ。

簡潔な流れとしては、ラブラブなシチュならば、ハグ→キス→愛撫→本番→中出し。
ほのぼのレイプであれば、押し倒し→手首拘束→衣類びりびり→本番→中出し。

これでお分かり頂けただろうか?

要するにノンクッションで中出し、というわけにはいかないのだ。無駄という無駄を削っても、対象を捕捉→挿入→中出しと、ノーモーションで突然の『中出し』は絶対にあり得ないのである。

そしてもう一つ、中出しをするというのは即ち「起承転結」の「結」へ繋げる為のイベントでもあり、それ自体が「結」として扱う場合が多いのだが、「起」で中出しから始まる恋、等という話はまず聞かないだろう。
復讐物(性的な意味で)なら見かけなくもないが、どの様にして中出しの描写を初めに書くのか、難しいのではないだろうか?

それに比べて、ぶっかけは極めてフリーダムだ。
上記と同じ流れで、ラブラブなシチュの場合、ハグの時点で身体にぶっかけてしまう展開へ繋がるし、キスでもすればそれをオカズにおみ足にぶっけているかもしれないし、愛撫でもすれば、射精管理でもされない限りほぼぶっかけか、口内射精のどちらかに至るだろう。
これだけでも異様に早いペースでぶっかけに移行でき、その気になれば、しょうがないにゃぁと言う女の子を見抜いてぶっかけるといった、相手の身体を触れずにしてぶっかけに移せる事だって可能だ。

さらに、ぶっかけは出オチとしても、物語が始まるきっかけとしても、過程の一環としても、フラグの一環としても、フィニッシュとしても、連戦フラグとしても扱える万能な行為である。(しかも回数制限は作者にゆだねられるッ!)
極めつけは、ぶっかけの範囲である。

中出しは如何なる場合でも、マンツーマンで中に注ぎ込み、多くでも精液ボテか、精液漏れ出しか表現できないのに対し、ぶっかけは作者の裁量次第で、顔面、及び、全身を白濁まみれにする事も、ザーメンプールにして溺れさせる事も、複数の魔物嫁にぶっかけることだってできるのだ。
最近は分裂薬なる物で複数に中出しができるらしいが、 そのシチュ含む作品の名前を僕達は知らない。

だが、そんなぶっかけでも出来ないシチュはある。

そう、水中の場合だ。 彼女たちは水中ですむ場合が多いので、外出しした場合、水中に漂うだけにとどまってしまい、ぶっかけのエロさが激減してしまう。

こればかりは中出しに一歩後れを取ってしまうが、汎用性の高さと、エロさのコストパフォーマンスはぶっかけが一番だと思いたい。


顔射の魅力編に続く・・・!?
13/11/09 04:02更新 / 浮浪物
戻る 次へ

■作者メッセージ
最近はやっている「●●の魅力を語る」に便乗する形でありますが・・・

すまない、嫁さんを絞れねぇんだわ。

クーデレロリっこ万歳。ぶっかけたい。

そんな訳で、敢えて「ぶっかけ」に選んだあたり、かなりの卑怯物だと自分は思います(半ギレ)

次回の「顔射の魅力を語る」に関しては思いっきり作者の独りよがりな事が書かれてまうので参考にしないでください。

TOP | 感想 | RSS | メール登録

まろやか投稿小説ぐれーと Ver2.33