連載小説
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Aメドゥーサ編
オーガのカスミに散々弄ばれた翌日、ライナス少年は二人目の被害者である魔物娘の家を訪れていた。

「スケコマシ坊主のお出ましって訳ね……」

玄関に足を踏み入れて開口一番、厳しい口調と視線でこちらを睨み付けてきたのは、美しい人間の女性の上半身に大蛇の下半身、そして生きている蛇の髪の毛という姿の魔物娘、メドゥーサだ。

「そこに正座しなさい」

メドゥーサはそう言ってベッドの上を指差し、ライナスは言われた通りこそこそとベッドに登って正座した。

「ルリから全部聞いたわよ。貴方、色んな魔物娘に手を出してたみたいね」

「(うう……やっぱり怒ってるかぁ……)」

メドゥーサに限らず、ラミア族の魔物娘は嫉妬深い性質の者が非常に多いことで知られている。このメドゥーサも例に漏れず、ライナスに輪姦されたことよりも、彼が他の魔物娘とも交わっていたことに対して腹を立てているようだった。

「どうしてあたしだけを犯してくれなかっ……じゃなくて、どれだけの女の人たちに迷惑かけたと思ってるのよ! 大体ねぇ、分身薬みたいな高度な魔法薬を子供が一人で作ろう何て考えた時点で既に間違いを犯してーー」

こんな感じの説教がしばらくの間続いた後、ライナスはふとメドゥーサの髪の毛である蛇たちの目の色が変わったことに気がついた。

「全く……さぁ、ズボンを脱ぎなさい」

「えっ?」

「ズボンを脱いでちんちん出しなさいって言ってるの!」

「はっ、はい!」

ライナスは慌ててベッドの上でズボンと下着を脱いで、小さく縮んだぺニスを露にする。

「ふふん、覚悟しなさいよね。貴方が子種を抜き取られる時の表情、しっかりと見届けてあげるわ。」

そう言うとメドゥーサは自身の白くて細い指先を、少年の竿に絡み付かせた。

「あっ……」

敏感な部分に伝わる柔らかい感触に思わず声を出してしまい、萎えていたぺニスがむくむくと大きくなっていく。

「ほらほら……こういうのはどう?」

メドゥーサは左手の指で少年の竿をリズミカルにきゅっきゅっと締め上げると、右手の指で先端を焦らすようになぞり始めた。

「うう……」

痺れるような快楽に目をつむって耐えるライナスの顔を見て、メドゥーサは得意気な表情で微笑む。

「たまらないでしょ……? カスミと一緒に練習したのよ。……私は胸で挟むのは無理だったから、手でのテクニックを勉強したんだけど!」

自分で言っておきながら自分で少し不機嫌になったメドゥーサは、左手に力を加えて竿を上下にしごき始める。

「あぁ……メドゥーサさん……」

「んっ……ローズって呼んで……」

少年の悶える様子に興奮したのか、ローズの顔も少しずつ赤みを帯びていき、頭の蛇もうっとりとした表情で少年のピクピクと震えるぺニスを見つめている。

「男の子ってここが弱いんでしょう? ほらほら……」

「ふぁっ! ローズさぁん!」

ローズが右手の親指と人差し指で輪っかを作り、雁首をクニクニと捏ね回すと、少年はもはやあえぎ声を隠すことも出来ない程感じ始めた。

「うふふ……女の子にちんちん好きな様に弄ばれて、気持ちよくなっちゃってるんでしょ? この変態」

ローズの方も完全に発情した表情でぺニスをしごき続け、先走りのくちゅくちゅという水音が、少年から耐える力を奪っていく。

小さなふぐりがきゅっと縮まり、精子を発射する瞬間が刻一刻と迫っているのを察すると、ローズは顔面を更に深い紅に染めて、可愛らしいふぐりをさわさわとあやすように撫で始めた。

「そろそろ限界みたいね……どこに出したいのか、自分の口で言いなさい」

ローズは目を細め、Sっ気たっぷりの表情で竿を高速で扱き、ラストスパートの刺激を与えていく。

「む、胸に出し……あああぁぁっ!!」

「きゃあっ!?」

ライナスは喋っている途中で暴発射精してしまい、不意を突かれたローズの顔面に、ビュクンと飛び出したザーメンが直撃した。

「ご、ごめんなさい……」

「……」

憮然とした表情に白濁液を滴らせているメドゥーサに対して、 先端からピュッ、ピュッと残り汁を迸らせながら、 震え声で謝るライナス。尤もぺニスの方はというと、美しい少女の顔を精液で汚している状況に興奮しているのか、固さを保ったままだった。

「イく時はイくって先に言いなさいよ! ルリから聞いてはいたけど、貴方って本当に早漏なのね!」

「あひぃっ! ちょっ、やめて、今敏感だからぁ!」

ローズは射精直後のぺニスに容赦なく高速手コキを喰らわせて、少年を悶絶させる。暴力的な快感に暴れる少年を逃さすにベッドに突き倒すと、そのまま大蛇の下半身を巻き付けて両足を封じ、上半身は抱きついたまま腰の位置を調整して、お互いの性器を密着させた。

「このまま犯してやるわ……! 言っとくけど、貴方が無理に動く必要はないんだからね。黙って逆レイプされてなさい!」

少年の腫れ上がったぺニスが、大蛇に為す術無く呑み込まれていく獲物のように、ローズの膣内に包み込まれる。

「うぁぁ……!」

メドゥーサの膣は少年の敏感なぺニスを根元まで誘い込むと、ねっとりと吸い付くような動きで 精液を搾り取ろうと嬲り 始めた。ぬちゅぬちゅとまるで咀嚼するような動きで内側の襞が竿から先端に至るまで舐め回し、本当に下半身を消化されているような錯覚を覚えてしまう。

「私の締め付け、堪らないでしょう? 貴方をひぃひぃ言わすために、カスミと練習したんだから……!」

「れ、練習ってどうやって……」

「どうやってって、バナナをアソコに突っ込んで……って、何言わすのよ!」

「あひゃっ!」

ローズがお仕置きと言わんばかりに下半身に力を込めて敏感なぺニスを更に強く締め上げる。少年は快楽の海に溺れてしまいそうになり、彼女の背中にすがりついて、どうにか種汁を漏らしてしまうのをこらえた。

「男の癖に女みたいな声あげて……黙らせてあげる」

そう言うとローズは少年の唇を奪って、蛇の長い舌で彼の口内を犯し始めた。唾液をたっぷりと絡み付かせ、音を立てて少年の舌を吸い上げる。

「んむむ……! んぐぅ……!」

甘く、濃厚な雌の香りが口の中一杯に広がり、ライナスは顔が茹で上がっているかの如く熱くなっているのを感じながら、ローズの熱情的な接吻に応える。彼女の柔らかい唇を味わい、涎でぬるぬるの蛇の様な舌に、母乳を求める赤子見たいに必死に吸いついていく。

淫らに交わされるキスに興奮したのか、ローズはグリグリと腰を押し付けて、子宮の奥まで吸い上げる様な動きで中の筋肉を動かしていく。生暖かい柔らかさの中で未熟なぺニスを屈服させ、子種をたっぷり搾り取ろうとする膣に、少年は全く抵抗できずに犯されることしかできなかった。

「ローズさん……僕もう……我慢が……」

「ふんっ、貴方のちんちんってこんなに弱かったのね。こんなんだったらあの時無理してでも主導権奪って、私無しじゃ居られない体にしてあげれば良かったわ」

ローズは少年の舌を解放してから唇に軽くキスすると、瞳を情欲で潤ませながら、耳元で妖しく囁いた。

「良いわよ……このまま中にぶちまけてしまいなさい」


上半身はしっかりと抱き締めながら下半身をガチガチに固定して腰を密着させ、とどめの吸い上げを実行に移す。少年のぺニスは根本から雁首、亀頭に至るまで隙間無く内襞に絡み付かれ、揺さぶる様な腰の動きでぐちゃぐちゃに揉み上げられた。


「ひああ……あぁ……」

もはや悲鳴もまともに上げることも出来ず、少年はまるでお漏らししている様な錯覚を覚えながら、ローズの膣内に屈服の証を吹き出した。

その量は凄まじく、結合部からどろどろの白濁液が漏れ出し、少年のぺニスがメドゥーサの膣に完全敗北した事を如実に示している。射精している間も膣内の咀嚼は続き、尿道内の子種も残らず絞り出されていった。

「はぁ、はぁ……貴方のちんちん、滅茶苦茶にされた気分はどう?」

額に汗を流し、リンゴの様な真っ赤な顔色になりながらも得意気な笑みを浮かべて、精魂尽き果てた少年に話しかけるローズ。ライナスの方はというと、精液を一滴残らず絞り出された時の快楽で放心状態になってしまい、固さを失って白いベトベトにまみれた惨めなぺニスをピクンと動かすことでしか返事出来なかった。


ーーーーーーーーーーーー

事を終えたライナスはベッドの上で寝息を立てるローズの体に毛布をかけると、慎重な足取りで玄関の方へと向かっていく。

「……他の女の所に戻るのね」

ビクッと体を震わせて恐る恐る振り返るが、ローズはこちらに背中を向ける格好で横になっているため、その表情を伺い知ることは出来なかった。

「ご、ごめんなさい……ルリと全員の相手をするように約束したから……」

「別に構わないわよ。他の女に抱かれるのも気にくわないけど、貴方が魔物娘に無理矢理手を出しといて、ハイさようならってするみたいな男になる方がずっと気にくわないわ」

そう言うとローズはベッドから体を起こして、いきなり素早い動作でライナスの方を指差してから叫んだ。


「た……ただ、せめてあたしとHするとき位は、あたしがどの女よりも一番可愛いって言いながらシなさいよね!」

「は……はい」

ライナスはローズの真っ赤な表情と、髪の毛の媚びる様に瞳を潤ませた蛇の姿を見ながら了承した。


ーーBサハギン編に続く。


16/06/19 12:30更新 / SHAR!P
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■作者メッセージ
ライナスが他の女に抱かれるのも嫌だけど、無責任な真似もさせたくない……メドゥーサらしいんだか、らしくないんだかよく分からないローズさんでした。

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