連載小説
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第15話 変態登場!!!
 
 朝子ども達が園庭で、遊んでいると、うごめく影があった。子ども達や先生達は気づいていない。

 「はじめまして、私はラノンゼ=シシン。幼女が大好きです。今回この保育園に侵入して、このカメラで子ども達を撮りたいと思います。ステルス機能があるので子ども達や先生達からは見えていません」この男の名前はラノンゼ=シシン通称「裸の紳士」賞金首100万の変態紳士パンツとネクタイ以外は全裸です

 「さて、手始めに、あそこにいる妖精ちゃんを撮りますか」涎をたらしながら近づいていくシシン

 (いいねぇ〜〜いいねぇ〜〜〜)写真を撮りまくるシシン。

 「スピカ・・それは何?」

 「これ?悪者迎撃システムだよ。この前フェアお姉ちゃんが殺されかけたし作ったの。このボタンを押すと死にはしないけど高圧電流が流れる仕組みになってるの」

 (けなげだな〜〜あんなおもちゃまで作って)

 「ふ〜〜ん。スピカそのボタン押させて」

 「いいけど、悪者がいないと起動しないよ?リーフェお姉ちゃん」

 「いいから、いいから」

  ポチッ!!!

 ういぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃん・・・・・・

 「ゲイゲキシステム起動・・・・・ターゲット捕捉・・・・・発射」

 (まずい・・・・・・)逃げようとしても遅かった。

        バリバリバリバリバリバリバリバリバリバリ

 「あばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばば」電流にのた打ち回るシシン所々骸骨が見えているが・・・・・・・・・

 「あれ、誰もいないところに・・・・」

 「やっぱり・・・試してよかった」

 何もなかったかのようにその場を離れる妖精さん。

    しゅう〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 「あ・・・あ・・・・・・あまくみていた・・・・・だが・・・こんなもので倒れる私ではない・・・・・・ぐふぅ・・・・」なんという変態根性、別の所に入れてほしいですね。

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               〜二回目〜

 「さて回復もしたし、次いくか」髪の毛がアフロになっているシシン。

 「お、めずらしいアカオニの幼女ちゃん・・・・これは、撮らなければ!!!」

 「寿美ちゃん。ヒーローごっこしよ」

 「シーナちゃん!!いいよ!!!!」ヒーローごっこを始める子ども達。その後ろで写真を取っているシシン

 (うん、うん子ども達はこうでなくっちゃ)納得しながら子ども達を見ている

 「いくよ〜〜〜寿美パンチ」

 「当たらないよ。そんな攻撃」

 「だったら、タックルだーーーーーー」

 「きゃ!!!!」

 (お、あぶない、あぶないもう少しで子犬ちゃんにあt・・・・・はふ〜〜〜ん!!?)すごい勢いでシシンの息子にタックルした寿美ちゃん。

 「何か変な感じ?」頭をなでる寿美ちゃん。その場を後にした。

 「ぬおぉぉぉぉぉぉぉぉおおおおおおお!!!!!!」激しい痛みと同時に泡を吹いて気絶するシシン

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               〜三回目〜

 「ここは・・・・そうか・・幼女ちゃんにタックルされて、そのまま気絶したののか・・・いてて、まだ股間が痛いだが、かわいい幼女ちゃんのため私はまだ戦える」そう言って立ち上がるシシン・・・・本当にどうしようもない変態だな。

 「さて、この時間は子ども達がお昼寝してる時間だ・・・可愛い寝顔を撮っていくか」そう言って保育室に向かおうとした時だった。

 「ん・・・・なんだあの壷は・・こっちに向かってくるぞ」

           ゴロゴロゴロゴロゴロゴロ!!!

 「ん・・・・・ちょ・・・・・・まw」

 物凄い勢いで突っ込んできて弾き飛ばされるシシン。Uターンして顔面直撃で歯が何本か折れた。

            「がぺっ!!!!!!!」

 「もう!!!ラジーナちゃんまたこんな所にいて」アラクネが言うと壷を持ち保育室に入っていった。

 「つぼまじんだったか。ふ・・・・ふ・・・か・・・・・く」二度あることは三度ある本日三回目の気絶。

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 起きてみたら、夜になっており子ども達の姿はどこにもなかった。

 「まあいい、いい写真も取れたからな」そう写真を見て驚いた・・・・

 「なんだこれは・・・・」そこに写っていたのはゴーストだけだった。

 「そりゃないわ〜〜〜〜〜」肩を落としてその場にヘたれこむシシン。その夜はとても寒い日であった。

       「は〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜くしょん!!」

10/09/18 00:08更新 / pi-sann
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■作者メッセージ
 〜ゴーストの正体〜
 
 「今日ね、カメラを持った人がいていっぱい写ったの」

 「そうか、そうか現像したらすぐに買わなくちゃな。椿」

 「うん!!!!!」

 「いいなぁ〜あたしは全然気づかなかったよ〜」

 「あらあら、楓はまだまだ修行が足りないわね」

 笑い声と共にご飯を食べる家族幸せの一日だった。





 シリアスが続いていたので、笑いを取り入れました。次からは子ども達が主役です。         感想お待ちしてま〜〜〜す

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