連載小説
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添い寝〜ジャイアントアント〜
呼ばれてないし、飛び出しても無いけどじゃじゃじゃじゃ〜ん!!


・・・・・はい、いきなりのギャグすいません。


設定から・・・どぞ。


設定


季節  冬

場所 ジャイアントアントの一室

人数 主人公含め・・・二人。

特殊 主人公とジャイアントアントは、性欲を抑える薬『性欲圧』を服用している・・・




以上。

薬については・・・作中に理由がかかれてあります。


では・・・スタート!!










「たっだいまぁ〜〜〜!!ふ〜・・・今日もよく働いたなぁ・・・」


汗だくで部屋に戻ってくるジャイアントアント。


「あ、ちゃんと薬飲んどかないとねぇ・・・これでよし。」


薬を一気に飲み干すジャイアントアント。なぜなら・・・

(この物語は添い寝がメインだからね〜、襲うなんて作者に怒られる怒られる・・・)




と、ベッドに横になっているあなたを見たジャイアントアントは、



「ふ〜ん・・・よく寝てる。・・・と思ったら、起きてる?・・・ははぁ〜ん・・・そういうこと・・・」



狸寝入りを見抜いたジャイアントアントはベッドに近づき、あなたの耳元でこっそり呟いた。


「寝てるんですか〜?返事しないと、いたずらしちゃうよ〜〜?・・・どうやらホントに寝てるみたいだね〜〜・・・・それじゃあ・・・えいっ!!!」


カプッ!!(あなたの耳にジャイアントアントが噛み付いた音。)



「むふふ〜・・・いま、ピクンって動いた〜。やっぱり起きてたんだね〜〜。」


そのまま、耳にかぶりついたままベッドに横になるジャイアントアント。

「くすくす・・・寝たふりなんて無理しちゃって〜・・・別にいいんだよ?私が帰ってくるまで起きていてくれても・・・むしろ私もうれしいし・・・」


そのまま、腕をあなたの腰に回して引っ付くジャイアントアント。
汗はそのままなので、もし薬を飲んでいなければ一発で襲っていたでしょう。

しかし!!これは添い寝がメイン。そんなことはさせないのです。

「ふふ。私の汗があなたの背中にびっしょりだね〜。でも、あなたの背中は、暖かいね・・・」

背中に顔をうずめるジャイアントアント。

(私も、薬飲んでなかったら終わってたわねぇ・・・別に襲わなくてもこの人のぬくもりは、一生私のものなのにね?)


背中には飽きたのか、見た目とは思えない怪力であなたを回転させた。


「あ、やっぱり起きてた〜・・・ふふ。大丈夫、大丈夫。そんなに遠慮しなくてもいいの。ほら、私の胸に顔を当ててみて・・・そうなの。ずっとどきどきしてるの・・・私の胸・・・あなたの体温を感じて・・・ね。」


ぐいっと胸にあなたの顔をうずめさせるジャイアントアント。


(なんだか・・・ほわぁ〜って頭がぼんやりして・・・まだ寝たくないのに・・・もっとこの人のぬくもりを感じていたいのに・・・ダメ、まだ、眠るわけには・・・ひゃう!!彼の寝息が・・・胸に、あはぁ。やばい。癖になりそう・・・よ。・・・・ZZZ)


そのまま幸せに朝までぐっすり眠った二人。



朝・・・








「う〜ん・・・よく寝た〜・・・・あ、そうか。ずっと彼と寝てたんだっけ。」


体を起こして背伸びをするジャイアントアント。


「さ、寒い・・・暖房切れてるし・・・新しいの入れないと・・・おっとととと。」


体を起こした瞬間にずり落ちそうになったあなたをキャッチしたジャイアントアント。

「うわぁ・・・寝顔が、幸せそう・・・そうだ!暖房なんて要らないわ・・・だって・・・」


そういってまた横になるジャイアントアント。


あなたをしっかりと抱きしめて、こう呟いた。




(このぬくもりが、私の世界一暖かい暖房になってくれるし・・・ね。)
10/12/04 00:46更新 / 暗がりの青年
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■作者メッセージ
出来上がり。

今日は、純情?
働き蟻が帰ってきたら即セックスなんてこの物語ではさせません。


最初に出てきた薬はこれからも使うつもりです。
魔物娘たちはみんな、エロ過ぎるので添い寝にならなくなるという危険を除くためです。

こうでもしないと・・・話が壊れるのもありますが・・・


感想・意見お待ちしております。

次回は、ラミアです。

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