読切小説
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ダンピールさんにカプカプチューチューされたい
ーーある日の放課後
ボクに恋人が出来た。
何でもない一日が特別な一日になった。
コレはそんなお話ーー

隣を軽やかに歩く少女が話しかけて来る。

「最近、涼しくなったよねー。
虫の声も一気に増えてさ、秋到来って感じだ。
キミは好きかな? 秋」

「うん、そうだね。ボク暑いのが苦手でさ……
だから好きだよ、秋。
過ごしやすいし美味しい食べ物もいっぱい出て来る季節だしね」

だよねー、と言って微笑む彼女。
そんな彼女はボクのクラスメイトの留学生。
とっても仲良しだけど、さりとて彼女という訳でも無い。
中性的で美しい顔立ち。
青い瞳に綺麗な金髪。
まるでモデルみたいなプロポーション。
絶世の美少女、と呼んでも差し支えない。
そんな娘とボクは一緒に帰宅していた。
これまでにもこういう事はたまにあった。
廊下で声掛けられたり、校門前でたまたま会ったり……
ただ最近、そのたまたまが増えて来てる気がする。
……男としてはやっぱり期待してしまう。
ひょっとして彼女はボクに気があるんじゃないか、って。

……無いか、無いな!

彼女はとっても明るくて社交的だ。クラスの人気者だ。
そんな彼女がボクみたいな平凡な男子に惚れるなんてあるはず無い。
これだから思春期ってヤツは困る。隙あらば都合の良い妄想しちゃう。
ボクがそう自分に言い聞かせてると、彼女はこんな事を聞いて来た。

「あー、そう言えば聞きたかったんだけどさ、キミって好きな娘とかいるの?
彼女がいないのは知ってるけど。
私としてはさ、気になる訳ですよ。そう言うの♪」

ニヒッとした笑顔を浮かべてボクの顔を覗き込んで来る彼女。
彼女は恋バナが大好きでクラスの女子達とも良くそんな話題で盛り上がっていた。
聞いた話では彼女のアドバイスで成立したカップルは10や20ではきかないとか何とか……
きっとボクの恋の相談に乗りたい、とかそんな感じなんだろう。

「アハハッ……今の所いないよ、好きな娘なんて。
それどころか誰かと付き合った事もない非モテだよ、ボクは。
残念だけど君の期待に添える様な話なんて出てこないよ?
ボクとお話してもね」

「ホントに? 例えそうだとしてもさ、理想のタイプとかはあるでしょ?
キミはどんな娘と付き合いたいのかな?」

うーむ、と考えるボク。
そう言われても、何も思いつかない。
だから軽い気持ちで口にしてしまった。
ジョークのつもりで。取り返しのつかないコトバを。

「そうだね……付き合うなら君みたいな娘が良いなぁ」

その言葉を聞いた彼女は一瞬、全ての動きを止めた。
ピタリ、と。まるで時間が止まった様に静止した後、彼女はサッと目を伏せてしまう。
マズった……! 何言ってんだ、ボク!
こんな事言われたら困るだろ、普通……!
慌ててフォローしようとしたその時、彼女が凄い勢いでボクに迫ってくる!
ダンッ……!
背後のコンクリート塀に右手を叩きつけ、グイッと顔を寄せて来た彼女と至近距離で目が合う……!
近い……! 彼女の吐息が鼻にかかり、まつ毛の本数まで数えられる程間近で見つめられる。
その目はさっきまでの青い瞳じゃなくて……まるで血みたいに真っ赤に染まった瞳で……!
ギラギラとした輝きを宿したその目でボクを見据えながら彼女は口を開く。

「……言ったね? 私みたいな娘が好みだって……♥
私と付き合って、濃厚なベロチューして、そのまま激しく初エッチして、その後もずっとず〜っと子作りエッチしまくって、出来ちゃった結婚して、その後何人も何人も赤ちゃん孕ませて、幸せいっぱいの大家族作りたいって……♥
そう言ったんだよ、キミは……♥
ああ……もう無理! もう抑えられない♥
キミが悪いんだからね?
いつも私のアプローチをスルーしてさ、ヘラヘラ笑ってるキミに分からせてあげるよ♥
私がキミをどれだけ想ってるか……♥」

「何を言って……んむぅぅっ⁉︎」

ボクの唇に彼女がむしゃぶりつく!
驚きのあまり顔を離そうとするが、彼女の手がボクの後頭部をガシッと掴みしっかり固定されてしまう。

「んちゅっ、ちゅっ、むちゅうっ♥ れろ……れろれろぉっ♥」

彼女の舌がボクの口の中を這い回って……お互いのヨダレが混ざり合って……たちまち骨抜きにされてしまう。
キス気持ちいい……それだけで頭の中が満たされちゃう。

「……はぁぁぁっ♥ 今のキミの顔、とっても可愛い♥
目トロンとさせてさぁ、ヨダレ垂らしちゃって……♥
とっても美味しそうでたまらないよぉっ……♥」

唇を離した彼女は僕の首筋にムチュッとキスをする。
そのまま舌がツーッと肩甲骨のあたりまで這っていく。
何だかスゴくドキドキする……キスされた時とは全く違う不思議な高揚感。
まるでこれから食べるエモノを品定めするみたいな舌の動き……

かぷり、と。
ナニかがボクの肩に突き刺さる感触。
その時感じた快感をボクは一生忘れないだろう。
ーー噛みつかれてる。そう認識した瞬間、その箇所から何かが入り込んで来て……何かが吸い取られる感覚……!
噛まれた所が熱くて、キモチヨクて……!
ボクは叫び声を上げてしまった。

「ふあぁぁぁぁっ♡ 何コレぇぇぇぇっ……♡」

ガクガクと体が震えて、膝に力が入らなくて……そんなボクを彼女はしっかり抱きしめて、ますます深くナニかが肩に入って来る。

「あひぃぃぃっ……♡ 気持ちいい…… キモチイイよぉぉぉぉぉっ♡」

頭の中が真っ白になって……フワフワした心地良さに包まれていく僕の意識。
……そこから先の記憶は途切れ途切れだった。
気がつくとボクの上に彼女が跨ってて……オチンチンを彼女の下のお口で咥え込まれていた。
場所は……どこだか分からない。
多分どこかの路地裏だと思うけど、そんな事気にしている余裕は一瞬で吹き飛んだ。
彼女がまたボクの肩に噛みついて来たのだ!

かぶかぷ♥ ちゅーちゅー♥

どぴゅっ♥ どぴゅうっ……♥

彼女に噛まれてナニかを吸われる度に僕のオチンチンはお漏らししちゃう。
あまりの気持ち良さにボクは情け無い声を上げて悶える。

「ひゃぁぁぁぁぁっ♡ らめ、らめぇっ……♡
そんなに吸わないでぇっ♡
上の口からも下の口からも吸われてぇっ……おかしくなる!
おかしくなっちゃうよぉぉぉぉぉっ♡」

ボクの叫び声に興奮したのか、彼女の責めはますます激しくなる!

かぷかぷ♥ ちゅーちゅー♥ ぱんっ、ぱんっ♥

びゅるっ♥ びゅるるっ♥ びゅるるるぅっ♥

彼女の腰が激しく上下すると同時に、噛みつかれた場所から吸われて……その快感に耐えられずにお漏らししてしまう。

はむはむ♥ ちゅるちゅる♥ ぐちゅっ、ぐちゅっ♥

びゅくっ♥ びゅくぅっ♥ どびゅるるるぅっ♥

グリグリと腰を押し付けられて、彼女の一番奥にお漏らししてしまう。ハムハム甘噛みされながら、啜られる。
何度も何度も犯され、搾られ、吸われて……朦朧としていく意識。
ボクの肩から口を離して、唇の端から赤い液体を垂らしながらうっとりとした表情を浮かべる彼女。
その顔はとってもエッチで可愛くて……ボクの胸の高まりが止まらなくて。
ボクは彼女に想いを告げる。

「しゅき……だいしゅきいぃっ♡
ボクと付き合って……ボクの彼女になってくださいぃっ……♡」

その告白に彼女は頬を染めて、涙を浮かべ……答えてくれる。

「……私も好き♥ ずっと前から大好き♥
ずっと、ずっと一緒だよ……! 愛してる……♥」

ーーそうやってボク達は恋人になった。
夕暮れの中、泣き笑いを浮かべる彼女を抱きしめながら……
これからずっと続いていく幸せに思いを馳せて。
コレはそんなお話でしたーー




21/09/26 14:38更新 / H.H

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