連載小説
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魔女〜稲荷
 
 1.魔女

 「貧乳はステータスだ!希少価値だ!!!」

 「ロリコンではない!!只の小さい物好きなだけだ!!」

 「純粋な愛!!」

 「冷たい者を見る目で見るな!!!」

 「幼女でも恋を!!!愛を!!!!!」

 「うわ〜〜。魔女のデモとその彼氏達か・・・」

 「でも、あの人(大使)は黙ってなさそうだけど・・・」

 「だが、俺は応援するぜ!!!俺も、一緒にデモするぜ!!!」

 「や・・・やめろ。人として終わるぞ・・遅かった・・・サバトに引き入れられたか・・・」

 
 【デモをしながら勧誘活動を行う魔女】

  
 
 2.バフォメット

 「番組の途中ですがここで臨時ニュースです。現場のデュラハンさん!!デュラハンさん」

 「はい。こちら現場です!!ただいま、大手サバト運営の教祖が捕まりました!!!」

 「はなせ!!!!離すのじゃあああああ。儂は無実じゃあああああ」

 「大人しくしろ!!!お前の罪状は、《年齢詐称及び猥褻物陳列罪》だ」

 「いやなのじゃあああああああああ」

 「くっ・・・見た目は幼女なのにまさか2千才とは・・・」

 「儂が何をしたって言うのじゃ!?」

 「まずお前は、幼女と偽り映画館のチケットを子供用を買い、それならばまだしも同じ年齢の子と偽り少年に卑猥なことをしたことだ!!!」

 「まて、あれは違う!!あの方は儂のお兄ちゃんなのじゃああああ」

 「だまれ!!!貴様はムショ行きだ!!!」

 「嫌なのじゃあああああああああああああああああああああ」

 
 
 【童顔の彼氏と幼女と偽り色々値引きするバフォメット】

 
 
 3.河童

 「見ろよ!!今、か○ぱずしが半額だってよ!!」

 「マジで!!いこうぜ!!!」

 〜かっ○ずしにて〜

 「半額にしては、人少ないよな・・・」

 「まぁ、時間も深夜近いしな・・」

 「えっと・・・あ、かっぱ巻きしかないな」

 「まじか・・・仕方ないか。とりあえずかっぱ巻たのもうぜ」

 「そうだな・・・」

 〜3分後〜

 「お、来た来た・・・ん?」

 「そうか・・・って確かにかっぱ巻きだけど・・・なんで・・・」

 「「か〜っ○♪♪○っぱ○っぱのマー○か〜○ずし♪♪♪」」

 「なんで、河童が流れてくるの!?」

 「しかも歌ってるうううぅぅぅぅぅぅぅ!??」

 「とりあえず、スルーするか・・・」

 ウイーン・・・ウイーン・・・・ウイーン。通り過ぎる河童達。

 「あ・・・泣いた」

 
 【かっぱ巻きを頼んだら本当にでてくる河童】


 4.ジョロウグモ

 「さて、今日もお仕事頑張りますか・・・ん?」

 「・・・zzZ」

 「こんな所で寝てるよ・・・困るな。駅のホームに大きな蜘蛛の巣作って寝るのは・・・お客さん。起きてください」

 「・・・・zzZ」

 「だめだ、しかたがない。このままにするか」


 【駅のホームで大きな巣を作って寝るジョロウグモ】


 
 5.稲荷

 「ん。なにしてんだ?」

 「見ての通りいなり寿司を食べてるけど?」

 「違う。貴様が食べているいなり寿司の味付けは関西か?それとも関東かと言っているんだ!」

 「えっ〜と関東だけど・・・」

 「貴様ああぁぁああ!!!!それでも近畿地方の稲荷か!?いなり寿司と言ったら三角に五目飯で薄味に決まってるだろ!!」

 「ちょ・・・何勝手に言ってるの!いなり寿司は関東が起源でしょうが!!四角で酢飯で味付けは濃い味に決まってるでしょうが!!これが正当なのよ!!!」

 「やんのか!!」

 「やってやろうじゃないの!!!!」

 「いや〜見てて飽きませんな」

 「いやはや、まったく」お茶をすすりながら稲荷の喧嘩を見る二人の旦那様。

   
   シャーーーーー

     

   フーーーーーーー

 

 
 【いなり寿司の油揚げの形と味付けが違うだけで喧嘩する稲荷】

 
 
12/05/03 02:55更新 / pi-sann
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■作者メッセージ

 作者のいなり寿司は関西派です。どっちもうまいけど・・・

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