連載小説
[TOP][目次]
設定とか
西暦2030年、日本は魔物娘一色となった。
魔物娘率ほぼ100%、
ふつうの人間の女は某ソシャゲのウルトラレアくらいの割合である。(0.05%くらい)

2021年開催の一大魔物娘ゲームイベントから急激に魔物娘の存在が公開。

魔物娘による与党政権成立。魔物娘初の裁判長就任。

与党“快新党”支持率70%以上を突破。
構成員は1000人以上。

自衛隊の魔物娘との共同特殊部隊設立。
警察の(上に同じ)
等々
司法、行政、法、軍隊、全てを掌握。

その結果、

出生率10倍に増加、そもそも老人がいなくなり日本の景気はうなぎ登り。
ウイルス等もかからない強靭な国民。
将来有望な人材確保、
魔法導入による新しい産業の誕生によって
アメリカを越える大国と不死鳥のように変化した。

「ははっ」

…今年の、2030年の高校の“現代社会”の教科書である。
どうやら教育にもしっかりと力を入れているようだ。

「完璧すぎて言葉がでねえ…」

なぁにこれぇ、状態である。

ちなみに韓国の上の国はとっくに滅んでいる。
果たして本当に主席は“行方不明”になったのか…

「恐ろしいなー“⚫⚫⚫”」
うっかり魔王の真名を言ってしまった。
「呼んだ?」
「帰れ。」
「つれないにゃん❤️」
「人の家に勝手にテレポートしてくんな。訴えるぞ、」
「私の娘達裁判長だし、今首相やってるし、」
「クソ国家権力……!!」
とりあえずホントに人の家に勝手にテレポートすんのはやめてくれ、心臓に悪い。寿命が5年縮む。
「了解❤️」
「心を読むなあああああああ!!!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「ちょうど今那知ちゃん学校行ってて良かったよ。」

「いないから来たんじゃない❤️」

「……プライバシーって言葉知ってるか?
勝手に人んち千里眼で覗くのやめろ。」

いつも通りスコーピオンを整備しながら言う。
当の本人は作ったカレーをパクパク食べている。

「えー、だって暇なんだもん。」

「…お前さては勇者とまた喧嘩して夕飯抜きにされたな?」

「ギクリ」

「おかしいと思ったんだ。ちゃんと配慮ができるお前がなぜインターホンもならさずいきなり来たか…」

「う……」

「こんな真っ昼間に“本体”が来るってのも珍しいしなあ。」

「ううう…」

「ほら、俺もついてってやるから、謝りに行こう?
……どうせお前が悪いんだから。」

「ちーがーう!!
ゆーしゃとわたしで日本と魔界おさめてるから回数が減ったのを文句言っただけ!!!」

「…ちなみに無駄だが聞いてやる。
何回から何回に変わった?」

「90回から85回。」

「死んどけ惚気悪魔。」

付き合わされるアイツも大変だなー、と思うとますますインキュバスになりたくないと思えてくる。

…とりあえず週4で来るのやめろ。

「だって勇者と私、井口のこと大好きだもん。」
「夫婦に言われてもまるで嬉しくねえ。」

ただいまー ガチャ

「おっ那知ちゃん帰ってきたわね❗」
「マジで帰れ、彼女の教育上良くない。」
「あっ今日魔王さん来てるんですね❗」

スタッ

…ベランダから着地音が聞こえた。
恐る恐る後ろを振り返る。
「やあ井口!
…⚫⚫⚫は来ていないかい?」

なんで家には週4で国家滅ぼすくらいのバケモンが2人くるんだ…
そう思いながらそっと魔王(生け贄)を勇者に投げ飛ばした。
20/07/09 23:00更新 / ぐだぐだ
戻る 次へ

■作者メッセージ
気長に待てと言ったな。

あれは嘘だ。(コメントありがとうございます‼️ 励みになります‼️)

TOP | 感想 | RSS | メール登録

まろやか投稿小説ぐれーと Ver2.33