連載小説
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美濃さん家の場合
「夏は嫌いです、だるいですし蚊は出ますしセミはうるさいですから。
 おまけにこんなに小さくなってしまいましたし……。
 夏のいいところなんて、小さくなってしまったおかげであなたを座椅子にできる事と、
 アイスやカキ氷がおいしい事だけじゃないですか。
 ……え? 俺の分のアイスも食べていいよ?
 ありがとうございます、いただきます…………つれないですね、
 あなたに食べさせていただきたいのですが。
 ええ、手ずから食べさせてください、あまりに暑過ぎて動く気にもなれないんです。
 何なら口移しでも構いませんよ?」

「……残念ですね、私としては後者がよかったのですが……あーん、もにゅもにゅ……
 はい、おいしいです。 ほんの少し、物足りなくはありますが……って、
 まるであなたのアレのような評価になってしまいましたね……いえ、何でもありませんよ?
 ところで、水風呂に入りたいのですが……背中を流してくださいな」

「ふぅ……極楽極楽。身体が小さいと、
 あなたと一緒に風呂桶で寛ぐのも容易くなるのですね、これは僥倖……。
 ところで……さっきからもの欲しそうにしているこの子ですが、
 どうにかなりませんか? お尻がこそばゆいです」

「……仕方ありませんね、この変態さんは。
 はい、あなたもお風呂から出て、そこに仰向けになってください……えい。
 えいえい。 ほれほれ。 ぐりぐり……こんなちっちゃい子に欲情しちゃう変態さんは、
 足で踏むだけで十分ですよね。 ……あ、もうびくびくしてきましたよ?
 ぬるぬるをこんなに垂れ流して、まるでよだれか涙のよう……? きゃ!
 …………うう、足やおなかがべとべと……変態の上に早漏で、
 おまけに躾もなっていないんですか。 救いようが無いですね、この粗チンは」

「え? 先日ネットとやらで調べてみたのですが、
 あなたのこれは、大きさも太さも平均以下だそうですよ? ……ぐりぐり。
 おまけに母様云う所のすぼけ魔羅……包茎ですし。 ……うりうり。
 誇れる事といったら、すぐに硬くなる事と一度に垂れ流せる量だけじゃないですか。
 言い返せませんよね、また踏んでるだけでふんぞり返ってきましたし」

「…………ちゅ……ああ、ついでに味と濃さもですね、マシなのは。
 さてと、いくらあなたが早くても、一回出してしまえば少しは保つでしょう。
 私が気持ちよくイけるまではつきあってもらいますから……っ、ああっ…………。
 はあ、やっぱりお粗末ですね、十歳児の膣でも根元まで入りましたよ……っ?
 ん、くっ、や、ああ、ん……って、調子に乗らないでください、
 たかだか一番奥まで届いてるくら、いい、でぇ、ああ……」

「はぁ、はっ、はっ、んんっ…………んん、うむぅ…………。
 ん、ちゅ、む、んんん……ぷは、ん…………。
 ……はぁ、男ならぁ、腰のもの、ん、ひとっつ、で、勝負ぅ、して、くださいぃ、
 キスされながら、突かれるの、よわいんですからぁ…………!?
 やん、ちょ、あ……ち……んん……や、やぁああ、ああああ…………!!」




「や、や、やぁあ! 変態さんの、寸足らずの、早漏、ちん◯で……っ! 
 一番奥、ゴリゴリされてぇ、イく、イっちゃう、イく、イくの、イっ、あ、ああああああああああ―――!!!!」








「あ……でてる、あなたの、こくて、おいしいの、いっぱい…………あはぁあ…………」







「……あは……はっ! ……う、うううう…………っ!!
 やっとの思いで一回イかせた位で満足しないでくださいっ!
 まだまだつきあってもらいますからね!?

 …………できるのなら、今のうちに、たくさん、欲しいんですから…………」








「おめでた、だそうです。 できれば、夏の間に妊娠しておきたかったのですが。
 それは致し方ありませんし、気にしないでおきましょう。
 さて、今夜から最低三回は抱いてくださいね。
 ……え? 妊娠初期からセックスしても大丈夫なのかって?
 ええ、やわな人間と一緒にしないでください。
 端くれとはいえ、ゆきおんなは精霊種、男性の精を至上の糧としているのですから。
 あなたはただ、私とお腹にいるこの子を、
 優しく激しくたっぷりと、愛してくださるだけでいいんです、性的な意味で。
 ……もっとも、生まれた後以降も、手を出すなんて事は考えないでくださいよ?
 手ずから不能にした夫と、添い遂げる生涯なんて、まっぴら御免ですから」

「はあ、まったく……何が悲しくて、実の娘まで恋敵として見なくてはならないんでしょうかね?
 魔物のそういう奔放さだけは嫌いです……え?
 ……『俺はお前以外の女なんかに惹かれたりしないよ!』?
 と、当然じゃないですか!
 私だって、あなた以外の殿方を男として見た事は無いですし、
 これからもありませんから……。
 ……まあ、当たり前の事でも、言われたら嬉しいものなんですね、ん……」

「……ふぅ、ふふふ……ふぇ?  夏のうちに妊娠しておきたかった理由ですか?
 ほら、私の困った体質のせいですよ。 暑いと子供の体格に戻ってしまうじゃないですか。
 …………なんで心底悔しげな顔になるんですか、ロリ妊婦とヤりたかった、なんて言ったら、
 赤玉が出るまで犯しますよ? ……じゃなくて、話を戻しますね」

「さて、先程夏は子供の体格に戻ってしまうから厄介だとお話しましたが、
 実はそれを防ぐ手立てもあるんですよ。
 単に私の全身から洩れてる冷気を、強くすればいいんです。
 冷気を垂れ流しにすれば、いやでも大人の体格のままでいられますから。
 ただ、それを行うにあたっては、
 あなたには常に寒い思いをさせてしまう事になってしまいますが……。
 え、夏場にそれなら冷房代が掛からなくてお得?
 その通りではありますが、何だかむっときますね……謝罪と賠償を求めます。
 ええ、今後家にいる間、食事とトイレと洗顔以外はず〜っと抱いていただくだけで結構です。
 それでは、お腹にいる子供のために、互いに支えあっていきましょうね、お父様♪」




「……いきなり抱きしめないでください、濡れてしまいます。
 と、言いますか、今のでスイッチが入りました……抱いてくださいね?」

「……ダメと言われても犯すつもりでしたが、準備万端ですね、っと……え?
 はい、いきなり女性器(こちら)です。今は精の一滴も胤の一粒も惜しいですから。
 ああそれと、念のためお願いしておきます。
 向こう十月十日はずうっとこちらで愛してくださいね? ん…♪」








「ん……ふふ、あと二十日もすれば生まれますね……。
 ふぅ、こんなにお腹も大きくなってしまって、この子を生んでしまったら、さぞ緩くなってしまうんでしょうね……え? そんな事あるわけないだろ?」

「ふふ、ガバガバなどと口にしたら、この子達が出てくるまで犯しますよ?」

「……私の手、そんなに気持ちいいですか? ……そうですか。
 ふふふ……この子達は冷やした方が具合がいいと聞いた事はありますが。
 さて、与太話はこの位にして、そろそろ動いてくださいな……あ、あん……♪」
10/09/09 23:06更新 / ふたばや
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