読切小説
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サイクロプスちゃんのおっぱい枕からガチイキセックスするSS
「お願いです。僕の枕になってください」

 彼はそう言って頭を床に擦り付けました。

「……え?」

 私の口からは困惑の声が漏れてしまいます。
 枕になるって……いったい何のことでしょう?

「布団もセットでなってくれると嬉しいです。幸せです」
「その……いったいどういうこと……かな……?」

 もしかして私をはく製に……なんて、ありえない想像に顔が青くなりかけたところで、彼が慌てて説明をしてくれました。
 私に枕になってほしいっていうのは……その、私のおっぱいを枕にしたい……ってことみたいです。
 確かに、普段から少し邪魔に感じるぐらいには大きいおっぱいだと思っていたけれど、でもまさか枕にしたいなんて言われるとは思いませんでした。
 何でも「膝枕から見上げるだけだともう我慢ができなくなった」そうです。

「だめぇ?」
「だめじゃないけど……おっぱいを枕だなんて……」
「おっぱい枕は男のロマンだから」

 妙に真剣な表情で私のことをジッと見つめてくる彼。
 男の人ってみんなおっぱいが好きなんだなぁって、ちょっぴり呆れちゃうところもあるけど。

「仕方ないなぁ……」
「ありがとう。心の底から頭のてっぺんまで愛してる」
「調子良いんだから、もう……」

 でも、私のおっぱいで彼が喜んでくれるなら、それはどれ程嬉しいことでしょう。
 こんな一つ目で、無駄に大きくて、肌だって青くて……魔物娘なのに気持ち悪い容姿の化け物。そんな私のことを、私だけを愛してくれる彼。
 そんな彼の頼みだったら、私はどんなことだってしてみせます。
 ……それは、やっぱり恥ずかしいけれども。でもそれ以上に、彼が求めてくれることは、私にとっては幸せだから。
 あ、ちなみに布団っていうのは私の身体のことだそうです。肉布団だそうです。
 ……たまに彼は変態さんになるんだから、もう。

「えっと……はい、ど、どうぞ……」

 そんなわけで、私は彼の要望の通りに、柔らかいベッドの上で仰向けになりました。
 パジャマは来ているけれど、下着は身に着けないで。これも彼のリクエスト。
 横になった時に、私のおっぱいがぷるんと揺れました。
 ……いけない。もうエッチな気分になってる。
 少し息が荒くなってしまって、浅く上下する私のおっぱいに彼も目が釘付け。ごくりと喉を鳴らす音が聞こえます。
 そして彼は、私の身体に重なるように体重を預けて、そしておっぱいに沈みこみます。

「ひゃうっ……♡」

 私のちっちゃな悲鳴なんてお構いなし。
 まったく遠慮の無い様子で、彼が私のおっぱいの谷間に顔を埋めました。
 それから、すー、はーって何度も何度も、私の匂いを嗅ぐみたいに深呼吸を繰り返していきます。
 おっぱいからじわぁって広がる、エッチで気持ち良い熱……私の顔はもう真っ赤です。

「……ヤバい。ホントに幸せ……死ぬ……」
「し、死んじゃったらダメだからね……?」
「分かってるって。例えだから、ものの例え」

 ゴロン、と身を反転させて、彼も私と同じように天井を見上げる体制になりました。
 頭の後ろで私のおっぱいを敷いて、まさしく枕にしています。
 彼を抱きしめる私の両手に、彼も両手を重ねて。
 ドクン、ドクンって高鳴る私の心臓の音。彼にも聞こえてるのかな。

「ねえ……私のおっぱい枕、気持ち良い……?」
「気持ち良い……あったかくて、柔らかくて、良い匂いもして、幸せ……」
「もぅ……に、匂いは関係無いんじゃ……」
「ある。大いに関係ある。もっかい幸せの匂いを嗅ぐ。むふぅ……」
「やぁん……♡ やっ、やめっ……♡ そんなに触っちゃ……♡」

 また彼がうつ伏せになって、おっぱいで思い切り息を吸い込みました。
 さらに私の腕を解くと、もにゅもにゅと思い切りおっぱいを揉みしだきます。
 私のことを高ぶらせる、とってもやらしくてエッチな手つき。
 こんなことをされては私も変な声が出てしまって。
 彼を止めようとしても、だけど甘く媚びたような声が出てしまって。
 彼のおっきな手はますます強く、そして厭らしくなって、私のおっぱいを弄びます。

「甘い匂い、直接嗅いじゃう……」
「きゃぁっ♡ だめぇっ、そんなぁ……♡」

 遂に彼は、私のパジャマのボタンを外して、おっぱいを丸出しにしてしまいました。
 彼の手で良いようにいじられたおっぱいの先、乳首はもう固くしこりたってしまっています。
 彼はそれを両手の指で挟んでコリコリと擦ってみたり、ぎゅうっと親指の腹で押しつぶしてみたり。
 指先でクリっとつまんで引っ張られると、ビクンビクンと私の身体は軽い絶頂で震えてしまいます。

「ゃ、ぁ、ゃぁ♡ ちくび、そんなにしたら私ぃ……♡」
「じゃあ、味の方も確かめちゃえ」
「ひぁあああんっ♡ ちくび、だめぇ♡ かんじゃ、吸っちゃだめっ♡ あぁ、あっ♡」

 おっぱいを揉むだけじゃ足りなくなったのか、彼は私の乳首を口に含んで噛り付きます。
 ガリっと強めに、だけど痛みは無い、絶妙な力加減で噛まれると、摘ままれていた時よりも強い電流が私の身体を痺れさせて。
 おっぱいを寄せられて、二つの乳首をいっぺんに吸われてしまうと、おっぱいの芯の方から快感が先っぽに向かって流れていきました。
 口からは喘ぎ声と涎が漏れてきてしまってるけれど、それを拭う余裕もありません。
 下半身の方はおもらしをしたように大洪水。お尻の方まで冷たい感触が伝わってきています。

「あっ♡ ふっ♡ んっ♡ やぁぁ♡ あっ、あっ、あっ♡ またイっ、イクっ♡ はぁぁんっ♡」

 おっぱい全体を食べちゃうみたいに、おっきな口で彼がおっぱいを含んでは、乳首を舌で何度も何度も嘗め回しては、時折噛んで、吸って。
 両手の指じゃ数えられないぐらい沢山イッてるのに、だけど私の子宮は全くそれじゃ足りないと、キュンキュンと疼いています。
 ダメ。我慢なんてできない。彼が欲しい。彼のおちんちんが欲しい。
 私は恥も外聞も無く、おっぱいをしゃぶる彼の頭かき抱きながら懇願してしまいました。

「お願いっ、おっぱいだけじゃ足りないのっ♡ おちんちん♡ あなたのおちんちん、私のオマンコに入れてっ♡ ずぼずぼって突いて、もっと気持ち良くしてっ♡」
「……シて良い?」
「イイからっ♡ 私のぐちゅぐちゅオマンコっ♡ あなただけのとろとろオマンコっ♡ いっぱいかき回してぇっ♡」

 あぁ……どうしようもないぐらい私も魔物娘なんだなぁ。こんなにエッチな言葉をまき散らしておねだりだなんて。
 最後に残った理性がそんなことを呟きながら、だけど私も彼も下半身の衣服を脱ぎ捨てて、お互いの性器をさらけ出しました。
 彼の方も準備万端。力強くそそり立ったおちんちんの先からはだらだらと、興奮の証の粘液が滴っています。
 もちろん私のオマンコだって彼のそれと比じゃないぐらい濡れていました。逸る気持ちを抑えるためにパジャマの袖を掴みながら、けれども両足をだらりと左右に広げて、男の人を受け入れる体勢になります。

「はぁんっ♡ はやく入れてっ♡ オマンコ布団、準備できてるからっ♡ 」

 くちゅり、と彼のおちんちんが入り口に触れるだけで、私のオマンコはだらだらとお汁を垂れ零していきます。
彼も焦らしている余裕がないみたい。そのまま勢いよく私のオマンコの中を割って入っていきます。

「——ぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああああああああっ♡ きたっ、ああああああぁぁぁぁぁぁっ♡」

 硬くておっきいおちんちんで一気にオマンコの最奥まで突きこまれ、私を深い絶頂におとがいを上げました。
 その衝撃で私のオマンコからお潮が噴き出して、彼のお腹を汚してしまいます。
 もちろん彼はそんなことを気にすることもありません。ぶしゃ、ぶしゃっと、彼の剛刀がオマンコを擦り上げるたびに、壊れた噴水のようにベッドを水浸しにしてしまいます。

「あっ♡ ぃぁっ♡ ふぁっ♡ ゃぁっ♡ あぁぁっ♡ んっ♡ ぃっ♡ あっ♡」

 どちゅっ、どちゅっ、どちゅっ、どちゅっ、どちゅっ、どちゅっ、どちゅっ、どちゅっ。
 部屋中に私の嬌声と粘っこい水音が響き渡っています。
 容赦のないピストンが私の膣の中を責め続けてきて、もう私は全身がオマンコになってしまって溶けてしまったような快楽が襲ってきます。
 だけどおっぱいだけは彼がしゃぶり続けてくるせいで、溶けてしまうこともありません。じわっ、じくじく、ぎゅっと、絶え間なくオマンコからとは別々の刺激を送り続けるのです。

「イクっ♡ またイクのっ♡ イクイクっ♡ イクっぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ♡」

 あぁ、またはしたなくイッテしまいました。
 オマンコはきゅうきゅうと蠕動と収縮を続けて、彼のおちんちんを食べちゃうみたいに貪欲に動きます。
 時々子宮口におちんちんがキスをすると、きゅうきゅうがぎゅうっとなって、おちんちんを一層強く締め付けて。
 ガクガクって暴れ回る私のことを彼は押さえつけて、おっぱいから顔を離さずにおちんちんをグリグリって押し付けて、そしてまたガチガチのおちんちんで私のオマンコを掘削しいくのです。

「はひゅっ♡ ひもちぃっ♡ オマンコっ♡ おっぱい♡ あっ、いぃ♡ いぃ♡ どっひもきもひいぃ♡ あぁん♡ イクぅぅっ♡ くぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ♡」

 おっぱいとオマンコからの二か所。暴力的なまでの快感の渦。
 私はもうイキっぱなしです。一つ目から見える景色は霞んで何が何だか分かりません。
 ただ、オマンコでおちんちんを扱きあげて、彼の赤ちゃんの素を子宮で飲みたい。私の頭の中はそんな欲望だけでいっぱい。
 ただただオマンコの襞で彼のおちんちんを扱いて、愛撫して、愛液を塗して、吸い上げて、締め付けて、精液をぴゅぴゅってしてって思いを込めます。

「あっ♡ そろそろイキそうなのっ?♡ あなたもイクのっ?♡ はっ♡ はっ♡ んぅっ♡」

 彼の動きが一層早くなって、ついついお尻から浮き上がってしまう私の腰を両手で抱きしめて逃がさないようにします。
 彼が射精間近にする動き——もう少しで、一番気持ち良い時間が待ってる。私の心臓がはち切れんばかりにときめきます。

「だひてっ♡ せーしいっぱいびゅくびゅくってだひてっ♡ わたしのオマンコっ♡ せーしでパンパンにひてっ♡」

 パンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンッ!!
 弾けるような音を立てて私たちはお互いの下半身をぶつけ合います。
 揺さぶられる身体で、必死に絶頂に押し流されないように耐えながら、彼の顔をおっぱいでむぎゅっと挟んであげて。
 ぶるんぶるんと波打つおっぱいを彼に押し付けて、両脚は腰に絡めるようにして……震えながら、私の中で彼のおちんちんが膨らんでいくのを感じて。
 オマンコの奥から、子宮の奥からクる、途轍もない最後の快感に身を備えて。
 そして遂に、その瞬間——私の膣内に熱い奔流がぶちまけられました。

「イッ——ああああああああああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ♡」

 びゅくびゅくっ!! びゅーびゅー!! びゅるびゅるっ!! びゅくっびゅくっ!!

「イッきゅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ♡ あちゅっ、あああああぁぁぁぁぁぁぁぁ♡」

 ビチャビチャと子宮口を叩きつける精子の勢いで、私は今日最高の絶頂に登り詰めました。
 目の前は真っ白なのに、バチバチって花火みたいなものが弾けて散って、身体は壊れた機械みたいに跳ね回ります。
 だけど二人の繋がった部分は決して離れずに、彼は一滴だって漏らさないってぐらい、力強く精液を吐き出し続けて子宮を打ち付けて。
 心も体も、魔物娘として——メスとして、愛する彼の伴侶に生まれて良かったと、歓喜と快楽で満ちていきます。

「ふっ、くぅ……も、もうダメ……」
「はぁ、はぁ……♡ あっ、んっ♡ はぁ、ぁぁ……♡」

 ようやく長い射精を終えて、脱力した彼が私に体重を預けてきました。
 私も絶頂の余韻でちょっと痙攣を繰り返しながらも、けれども快感のてっぺんから徐に降りてきます。
 あ……またおっぱい枕されちゃってる。もう、彼ってば。ホントにおっぱい大好きなんだから。

「きょ、今日は尋常じゃないぐらい興奮した……死ぬかと思った……」
「私も……♡ すっごく、気持ち良かった……♡」
「幸せ……ホントに幸せでヤバイ……」
「おっ、おっぱいに話しかけるのは止めてよ……」
「おっぱいピロートーク……」
「何を言ってるの、もう……♡」

 さっきまで獣みたいに相手の身体を求め合っていたのに、今は彼への愛おしさが心の中から溢れてきてしまって。
 私は彼の頭を優しく撫でながら、クスクスと漏れてしまう忍び笑いが、また愛おしく思えます。

「……また、おっぱい枕する?」
「うん、それも嬉しいけどさ……」
「……?」

 そう言うと彼は顔を上げて、私の方に近づいて、そして。
 ちゅっと、可愛らしい音を立ててキスをしました。

「それだと君とキス、できてないなぁって」
「あっ……そう言えばそうだね」

「……あの日、君を離さなくて本当に良かった」

 彼の微笑みに、どうしてでしょう。さっきまでのどんなエッチな行為よりも、私は恥ずかしくて……涙が出そうになってしまいます。
 
 あの日。私から頼み込んで、彼と初めて結ばれた日。

 これが最初で最後。もう彼とは二度と会えないんだって、ボロボロと泣き崩れたあの夜。

 セックスの後に眠る彼に、泣きながらお別れの口づけをしようとして。
 
 ……寝ぼけた彼の抱き枕にされてしまって、結局離してもらえずに朝を迎えてしまって。

 彼が言ってくれた『もう離さないから。結婚してずっと一緒にいてくれるまで離さないから』のあの言葉は。

 今でも私にとっての、最高の宝物だから。


「愛してるよマイハニー。むちゅー」
「おっぱいの方に言わないでよっ」
「冗談だってば。僕は……君のこと、愛してる」
「うん……私も、愛してるよ」

 顔を見合わせて笑いながら、二人でついばむような口づけを繰り返します。
 彼を抱きしめて、彼に求められて……そんな日常のたまらない幸せに包まれながら。
 またどちらともなく私たちは、相手の身体をまさぐり始めて、そしてまた獣染みた行為に没頭して。
 また幸せに口づけを交わして眠るのでした。














 ――彼は、私のおっぱいを枕にして、ね♡













 おしまい♡
19/01/06 20:44更新 / まわりちゃん

■作者メッセージ
おっぱい枕最高!

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