アルテミア学園

01. 1.いきなり有名人

アルテミア学園

これは昔、昔の話でもなく遠い先の未来の話でもない。  
そう、これは異世界の物語である。                                                   
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こんにちは。俺の名前はアレス。
この物語の主人公なので、きっちり覚えておいてくれ!
「一人いやらしい妄想をしているところを邪魔して悪いのですが、例のアルテへの入学って本当ですか?」
「いやいや妄想していないから!ホントだよ?
まぁ、それはおいておいて入学の件は
本当だ。」
「なんで世界一の実力(魔人族において)をもつ変態アレスがわざわざ「一言余計だ!」
「でも事実ですよね
この前だって私が寝ていたら性交を
もとめてきたくせに」
「かってに話を作るな!
そんな事してきたのはエミリアのほうだろうが」
あぁ、エミリアというのは俺の幼馴染みなんだ。ドSだけど性格は
いいやつなんだ。で、いまは入学手続きをしている最中で、「アレスさま、エミリアさま、入学手続きが終わりましたので窓口までお越し下さいませ」
だってさ。
「ほらいきますよ」
「あ、あぁ」



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「こちらが生徒手帳になります。」
「あ、どうも」
なるほど、中々礼儀のある生徒だ。
「私はシリカ。では、早速アルテミア学園に相応しいかを確認するために3つ質問させてもらう。」
「では、質問1。
貴方のランクはなんだ?」
ランクとは様々な経験をすることで
手に入る経験値を数値化したものだが
コイツは13歳だからおそらく8程度だろう。ちなみに私は24である。
「42です」「同じく」
・・・は?嘘、だろ?
「本当か?
「「はい」」
まあいいさ。嘘ならクラスを下げられるだけだ
「では質問2。
種族名はなんだ?」
「魔人族。もうすぐ魔王ですけど」
「リリス族です」
は?私より上級だと?それに外見は普通の人じゃないか!なんなんだコイツらは!まぁ嘘だと思っておこう。
「ではこれで面接を終わりとする。
いってよし。」



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「あぁ楽しみだ!早くいきたいな〜」
「気が早いですね あしたからなんだからもうすぐですよ。」
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